ドイツ自動車工業界の動き

BMW―北京に開発センター開設―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は16日、北京に開発センターを開設したと発表した。車両の電動化や自動運転化に向けた経営戦略「ナンバーワン・ネクスト」の一環として中国での開発能力を強化する。 床面積1万7,000平方メー […]

フォルクスワーゲン―4月販売は今年最高の10.2%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が18日発表した4月のグループ販売台数は前年同月比10.2%増の92万7,200台となり、今年最大の伸びを記録した。主要市場すべてで増加。南米とアジア太平洋では増

VW

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は22日、イスラエルのテルアビブで開発拠点「コネクト」の開所式を行った。同拠点では現地企業やスタートアップと協力しながら自動運手やモビリティサービス、ソフトウエア分野で開発を行って

独ダイムラー、ハンガリー拠点を増強

独自動車大手ダイムラーが、ハンガリーの生産拠点を増強する。中部ケチケメートにあるメルセデスベンツ工場で10億ユーロを投じて生産能力を拡大するほか、シャーシ工場建設に5億8,000万ユーロを投資する。 拡張事業では第2工場

シュコダ自の4月販売10.1%増、過去最高を記録

チェコのシュコダ自動車は15日、4月の販売台数が前年同月比10.1%増の10万7,100台となり、4月単月として過去最高を記録したと発表した。中国や東欧、ロシアで二桁台の伸びを記録したほか、2つのSUV新モデルがけん引し

墺OMVと独EnBW、急速充電インフラの整備で協力

オーストリア石油大手のOMVと独エネルギー大手のEnBWは14日、急速充電インフラの整備で協力すると発表した。2019年末までに、南ドイツにあるOMWのガソリンスタンドのうち100カ所に急速充電スタンドを整備する。 両社

BMW

独自動車大手のBMWグループ は、カーシェアリングサービス「ドライブナウ」のドイツ市場におけるシェアを大幅に拡大できると見込んでいる。ドライブナウを統括するセバスティアン・ホフェリッヒ氏が独業界紙『オートモビルボッヘ』に

ヘラー、アウディ「A8」のテールライトにOLEDテクノロジー

独自動車部品大手のヘラーが開発した8個の有機発光ダイオード(OLED)で構成するテールライトが新型アウディ「A8」に採用されている。OLEDは有機半導体層で構成され、厚さは1ミリ以下。特殊な接着技術で確実に被物を固定。均

VW、「ゴルフ GTI TCR」コンセプトカーを披露

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はこのほど、オーストリアのヴェルター湖で開催したGTIイベントで「ゴルフ GTI TCR」のコンセプトカーを披露した。このスペシャルモデルはTCRレースに参戦しているゴルフの公道バ

BMW、上海で自動運転の試験ライセンス取得

独自動車大手のBMWグループは14日、中国の上海で自動運転の試験走行ライセンスを取得した。当初は、BMW「7シリーズ」2台で試験走行を開始し、年内に7台に増やす予定。 BMWグループは、中国では2016年に成都の高速道路

独アウディ、デトロイトモーターショーへの出展見送り

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車ブランド、アウディは10日、業界紙『オートモーティブ・ニューズ』に対し、2019年1月のデトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)への出展を見送ると明らかにした。ド

独ダイムラー、ハンガリー工場で新型「Aクラス」の生産開始

独自動車大手のダイムラーは14日、ハンガリーのケチケメート工場で新型「Aクラス」の生産を開始したと発表した。ケチケメート工場で「Aクラス」を生産するのは初めて。これまで同工場で生産していた現行「Bクラス」に置き換わる。

独ダイムラー、ハンガリー工場で新型Aクラスの生産開始

独自動車大手のダイムラーは14日、ハンガリー中部ケチケメートにあるメルセデスベンツ工場で、新型「Aクラス」の製造を開始したと発表した。先月の独ラシュタット工場に次ぐもので、Aクラスは今後、フィンランドの提携先ヴァルメト・

シュコダ自、多目的コンピテンシーセンターを開所

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は11日、北部のクヴァシニ工場内に多目的コンピテンシーセンターを開設した。試験・品質センターと物流訓練センター、イベント会場、試作車保管所をひとつにまとめたも

BMW

BMWグループ のデザインワークス はこのほど、米新興企業ヴァージン・ハイパーループ・ワン(以下、ヴァージン)、ドバイ道路交通局(RTA)と共同で製作した、超高速輸送システム「ハイパーループ」向け旅客カプセルのプロトタイ

独アウディ、電気駆動車の販売を25年に約80万台に

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディは9日の年次総会で、純粋な電気自動車およびプラグインハイブリッド車のラインナップを拡大し、2025年の電気駆動車の販売台数で約80万台を目指す計画を発表した。 アウディ

アウディ、中国販売が好調

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車ブランド、アウディが発表した4月の販売台数は、前年同月比3.1%増の16万900台に拡大した。特に好調だったのは13.5%増加した中国。北米も3.9%増加、うち米国は2.

Daimler

独自動車大手のダイムラー は3日、ハンブルクの近距離交通運営会社ホッホバーンから電気バスの最初の大型受注を獲得したと発表した。メルセデスベンツの都市バス「シタロ」の電気バスを20台供給する。「シタロ」の電気バスはまだ公開

Daimler

独自動車大手のダイムラー は8日、ベルリン交通公社(BVG)からメルセデスベンツの都市バス「シタロ」の大型受注を獲得したと発表した。最大で950台を供給する契約で、内訳は、連結バスが最大600台、通常(ソロ)タイプが最大

VW元社長を米当局が起訴、排ガス不正の不公表を決めた容疑

米司法省は3日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのマルティン・ヴィンターコルン元社長をディーゼル車排ガス不正問題に絡んで起訴したと発表した。共謀して当局を欺いたためと説明している。ジェフ・セッションズ司法長

ダイムラー―家庭用電池生産から撤退―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が家庭用蓄電池の生産事業から撤退する。車載電池と家庭用電池では技術的な違いが大きいうえ、家庭用電池の価格競争が激化しているためだ。再生可能エネルギー専門のニュースサイト『グリー

フォルクスワーゲン―周辺事業の分離を視野に―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)グループのヘルベルト・ディース新社長は3日の株主総会で、「ドゥカティ、レンク、MANディーゼル・アンド・ターボのような非中核事業の将来について明確な見通しをつける」と

BMW―ユーロ高が直撃、1-3月期営業減益に―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比3.1%減の27億3,300万ユーロへと落ち込んだ。電動車や自動運転車への開発投資が膨らんだほか、ユ

アウディ―排ガス不正で6万台を追加リコール―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は8日、現在販売中の「A6」と「A7」の一部モデルをリコール(無料の回収・修理)するとともに顧客への引き渡しを停止すると発表した。排ガスを違法に操作す

サプライチェーンを透明化、ダイムラーが原料採掘問題に対応

自動車大手の独ダイムラーは2日、同社製車両の部品に使われる原料の採掘などに際にて人権侵害が行われていないかのチェック体制を強化すると発表した。車載電池の重要な原料であるコバルトの採掘で児童労働などの深刻な人権侵害が横行し

シュコダ自、1-3月は過去最高益

チェコのシュコダ自動車が4月27日発表した2018年1~3月期決算の営業利益は前年同期比5.3%増の4億3,700万ユーロとなり、同期の実績としては過去最高を記録した。新型SUVの投入などモデルラインナップの拡充とコスト

VW、電池セルの生産を検討=独誌

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、電気駆動車(エレクトロモビリティ)用の電池セルを内製化する戦略を検討しているもようだ。同社の広報担当者が独経済誌『ヴィルツシャフツボッヘ』に対し、「自社生産から、合弁会社の設立

シュコダ、独VW工場で「カロック」生産も

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は、SUV「カロック」の需要増加に対応するため、VWのドイツ工場でも当該モデルを生産するもようだ。VWのオスナブリュック工場で年内に2,500台を生

VW、次期「ゴルフ」にマイルドハイブリッド搭載

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、第39回ウィーン・エンジンシンポジウム(4月26~27日)で、48ボルトのマイルドハイブリッド技術を披露した。同技術は、次世代「ゴルフ」で最初に採用する。 シンポジウムではこの

BMW、中国の合弁事業を堅持

独自動車大手BMWのハラルド・クリューガー社長は、北京モーターショー(一般公開:4月29日~5月4日)で、中国での合弁事業を継続する方針を示した。同発言は、中国政府が先ごろ、2022年までに自動車生産の外資規制を撤廃する

BMW、中国でアリババのスマートスピーカー導入

独自動車大手のBMWは北京モーターショー(一般公開:4月29日~5月4日)で、中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)傘下の研究機関アリババAIラブスが開発したスマートスピーカー「天猫精霊(TMALL GENIE)」と

ポルシェ、上海にエクスペリエンスセンター開設

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級スポーツカーメーカーであるポルシェは4月26日、中国の上海でポルシェ・エクスペリエンスセンターの開所式を行った。世界では6カ所目、アジアでは初のエクスペリエンスセンターとなる。 上海

マグナとイノヴィズ、BMWにライダー供給

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは4月26日、イスラエルの新興企業イノヴィズ・テクノロジーズと共同で、独自動車大手のBMWグループに自動運転車用ソリッドステート型ライダー(LIDAR)を供給すると発表した

シクスト、利益予想を上方修正

ドイツのレンタカー大手シクストは国内外での事業好調を受け、3月に発表した今年の業績予想を上方修正した。税引き前利益は前年の2億8,700万ユーロを大幅に上回る見通し。また営業収益(中古車販売除く)も前年の23億ユーロから

ダイムラー―1-3月期減益に、前年の反動で―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4月27日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比12%減の33億3,500万ユーロへと落ち込んだ。比較対象の17年第1四半期は特殊要因で水準が押

シュコダ自、ドイツのVW工場で「カロック」を生産

チェコ自動車大手のシュコダ自動車が、親会社フォルクスワーゲン(VW)のドイツ工場で小型SUV(スポーツタイプ多目的車)「カロック」を生産する。国内工場の生産能力が限界に達しているためで、グループ内の余力を活用する。チェコ

BMW、チェコ走行試験場建設に政府助成金を申請

独高級自動車メーカーのBMWがチェコ政府に対し、同国西部に走行試験場をする建設プロジェクトへの助成を申請した。現地日刊紙『ホスポダルスケ・ノヴィニー』が4月24日報じたもので、1,875万ユーロの助成を求める。 BMWは

VWグループ、中国事業を強化

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは北京モーターショー(一般公開:4月29日~5月4日)の開幕を控えた24日、中国事業を強化する計画を発表した。2022年までに電気駆動車(エレクトロモビリティ)、自動運転

独ダイムラー、中国仕様車「Aクラス L セダン」を初披露

独自動車大手のダイムラーは、北京モーターショー(一般公開:4月29日~5月4日)でコンパクトカー「Aクラス」の中国仕様モデル「Aクラス L セダン」を世界初披露する。メルセデスベンツの新しいマルチメディアシステムMBUX

独ボッシュ、ドレスデンに半導体の大型工場建設

独自動車部品大手のボッシュは24日、ドイツ東部のドレスデンに半導体工場を建設すると発表した。空港に近い建設地でこのほど、鍬入れ式を行った。新工場では、今後の需要拡大が予想される、つながる車(コネクテッドカー)やさまざまな

オペル―コスト削減で労使対立が先鋭化―

仏自動車大手PSAの独子会社オペル(リュッセルスハイム)で労使の対立が激化している。コスト削減と工場への新規投資をめぐる交渉で両者の立場が大きく隔たっているためだ。従業員代表の事業所委員会と金属労組IGメタルはメディアを

川崎重工業―ダイムラーの燃料電池車に部品供給―

川崎重工業は23日、独自動車大手ダイムラー向けに開発した「高圧水素減圧弁」がメルセデスブランドの新型燃料電池車「GLC F-CELL」に採用されたと発表した。川重は水素関連事業を成長分野の一つと位置づけており、同社製品が

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