独ITセキュリティ会社のセキュネット(Secunet)はこのほど、大手自動車メーカーや電力会社などが設立したジョイントベンチャーHubject(本社:ベルリン)向けに、国際規格ISO 15118に基づいた充電インフラ用の認証システムを開発したと発表した。
Hubjectはセキュネットのシステムを使用した認証システム(Root CA)を運営する。自動車メーカーや充電インフラの運営会社、電力会社などがRoot CAの認証を受けたサービスを提供することにより、電気自動車のドライバーは運営会社や決済システムの違いなどを気にせずに様々な充電スタンドを利用できるようになる。
Hubjectは、自動車大手のBMW、ダイムラー、自動車部品大手のボッシュ、電力大手のEnBWとRWE、電機大手のシーメンスの6社が電気自動車向けの充電インフラの利便性向上に向けて設立したジョイントベンチャー。