神戸製鋼所 は10日、ドイツの伸銅品大手のウィーラントに端子コネクタ用銅板条に施す錫めっき技術をライセンス供与すると発表した。同社の発表によると、自動車などに使用する電装品と電線をつなぐ接続部品である端子コネクタには端子の表面にメッキ処理がほどこされている。神戸製鋼所は自動車の電装品に端子コネクタを接続する手作業の負荷を軽減するため、端子コネクタの挿入力を低減するめっき技術「新リフローめっき」を2007年に開発した。今回はこの「新リフローめっき」の技術をウィーラントにライセンス供与する。神戸製鋼所は主にアジアで端子コネクタ用銅板条を供給していることから、ウィーラントとの協力により欧米市場への製品供給を強化する。ウィーラントへは2009年と2012年にそれぞれ銅合金の分野でライセンスを供与した実績を持つ。
2014/9/19
欧州自動車短信
Kobe Steel
この記事の要約
神戸製鋼所 は10日、ドイツの伸銅品大手のウィーラントに端子コネクタ用銅板条に施す錫めっき技術をライセンス供与すると発表した。同社の発表によると、自動車などに使用する電装品と電線をつなぐ接続部品である端子コネクタには端子 […]
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