SGLカーボン―生産拠点統廃合へ―
炭素製品大手の独SGLカーボンは25日の決算発表で生産拠点の統廃合方針を打ち出した。コスト削減策の一環で、トルステン・デル社長は年商10億ユーロの企業が世界に21もの工場を持つのは分不相応だと明言した。 同社は昨年10月 […]
炭素製品大手の独SGLカーボンは25日の決算発表で生産拠点の統廃合方針を打ち出した。コスト削減策の一環で、トルステン・デル社長は年商10億ユーロの企業が世界に21もの工場を持つのは分不相応だと明言した。 同社は昨年10月 […]
繊維織物と工業用製品事業の業績悪化を受けたもので、純損益の予想赤字額を従来の「百万ユーロのケタ台の後半」から「約1億ユーロ」へと大幅に下方修正した。
繊維織物と工業用製品事業の不振を受けて両事業を統括する「炭素繊維・複合材料(CFM)」部門の営業損益(EBIT、特別項目を除く)を従来予測の「百万ユーロのケタ台半ばの黒字」から「百万ユーロのケタ台半ば~後半の赤字」へと引き下げた。
SGLはまた、CFM部門の損益悪化を受けて減損テストを実施した結果、現金以外の減損費用7,000万~8,000万ユーロの計上が避けられなくなったことから、同費用を第3四半期(7~9月)に計上する。
炭素製品大手の独SGL(ヴィ―スバーデン)が3月27日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前期比61.1%増の6,460万ユーロと大幅に拡大した。過去数年間の事業再編で景気変動への耐性を
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は11日、リチウムイオン電池向け人造黒鉛負極材の生産能力を大幅に引き上げていることを明らかにした。電動車向けリチウムイオン電池の需要が急速に拡大していることに対応する狙い。生産能
独炭素製品大手のSGLは2017年決算で黒字に転換した。長年にわたり不振だった陰極、溶鉱炉ライニング、炭素電極事業(CFL/CE事業)や黒鉛電極事業の売却が大きく寄与した。加えて電気自動車(EV)用リチウムイオン電池材料
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)が14日発表した2017年12月期の純損益は1億3,890万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,170万ユーロ)から大幅に改善した。黒鉛電極事業の売却益が黒字転換に大きく寄与
化学大手の独SGL(ヴィースバーデン)は24日、炭素繊維製造合弁SGL AFCの資本49%を自動車大手BMWから段階的に譲り受け完全子会社化すると発表した。炭素繊維の素材から加工品までを一手に供給するメーカーになる戦略に
独化学大手のSGLは24日、炭素繊維製造の合弁会社SGL AFCの株式49%を自動車大手BMWから段階的に譲り受け、完全子会社化すると発表した。炭素繊維の素材から加工品までを一手に供給するメーカーになる戦略に基づく措置。
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は8日、陰極、溶解炉ライニング、炭素電極事業(CFL/CE事業)を投資会社トリトンに売却することで合意した。事業整理の一環で、売却益は債務の圧縮に充てる。 SGLは2015年7月
炭素製品大手の独SGLは8日、陰極、溶解炉ライニング、炭素電極事業(CFL/CE事業)を投資会社トリトンに売却することで合意した。事業整理の一環で、売却益は債務の圧縮に充てる。 SGLは2015年7月に組織再編計画を発表
独炭素製品大手のSGLグループは1月10日、炭素繊維の生産を米ワシントン州のモーゼスレイク工場(独高級車大手BMWグループとの合弁工場)とスコットランドのミュアー・オブ・オード工場の2工場に集約すると発表した。これに伴い
炭素製品大手の独SGLは10日、米ワイオミング州エバンストンにある炭素繊維工場を三菱レイヨンに売却することで合意したと発表した。同社は黒鉛電極価格の下落を受けて業績が悪化したことから、事業整理に取り組んでおり、昨年10月
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は10日、米ワイオミング州エバンストンにある炭素繊維工場を三菱レイヨンに売却することで合意したと発表した。同社は黒鉛電極価格の下落を受けて業績が悪化したことから、事業整理に取り組
炭素製品大手の独SGLカーボンは14日、株主割当増資で市場資金およそ1億8,000万ユーロを調達したと発表した。同社は黒鉛電極価格の下落を受けて業績が悪化したことから、今回の増資で得た資金を債務の圧縮に充てる。黒鉛電極事
炭素製品大手の独SGLカーボン(ヴィースバーデン)は20日、黒鉛電極事業を手がける子会社SGL GEホールディングを昭和電工に完全売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、
炭素製品大手の独SGLカーボンは20日、黒鉛電極部門のSGL GEホールディングを昭和電工に売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、売却や合弁化、新規株式公開(IPO)を
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は2日、黒鉛電極などを手がける「パフォーマンス製品(PP)」部門の法的な分離が完了したと発表した。同部門は業績不振に陥っており、経営陣は昨年7月、法的に分離し戦略的なオプションを
独炭素製品大手SGL(ヴィースバーデン)の買収に中国化工集団が関心を示しているとの観測が浮上している。経済誌『マネージャー・マガチン』が社内情報として5月27日に報じたもので、中国化工の任建新社長はすでにSGLのユルゲン
炭素製品大手の独SGLグループ(ヴィースバーデン)が3月23日発表した2015年12月期決算の純損失は2億9,500万ユーロの赤字となり、赤字幅は前期の2億4,700万ユーロから19.4%拡大した。黒鉛電極部門で減損損失
炭素製品大手の独SGLは2月25日、2015年12月期の純損失が前期の2億4,700万ユーロから2億7,500万~2億9,500万ユーロに膨らむ見通しだと発表した。黒鉛電極価格の低迷を受けて当該事業の設備と無形資産で約7
独炭素製品大手のSGLグループは2月3日、ドイツのグリースハイム工場を今年末に閉鎖すると発表した。同工場では、電炉鋼の生産に使用される黒鉛電極を生産している。今回の措置により全従業員150人が影響を受ける。 工場閉鎖の背
炭素製品大手の独SGLグループは9日、ポーランド銅大手のKGHMポルスカミエズ(KGHM Polska Miedz)から9月に大型受注を獲得していた事実を発表した。具体的な受注額は公表していないが「百万ユーロ台の比較的小
炭素製品大手の独SGLは20日、赤字が続く米子会社HITCOをカナダの航空機部品メーカー、アブコープ・インダストリーズに売却することで合意したと発表した。SGLは4,700万米ドルを支払う形で取引を実施。評価損5,000
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は7日、組織再編計画を発表した。2013年に着手したコスト削減プログラムの一環で、今後の成長が見込める「黒鉛材料&システムズ(GMS)」「炭素繊維・複合材料(CFM)」
炭素製品大手の独SGLは7日、組織再編を発表した。2013年に着手したコスト削減計画の一環で、今後の成長が見込める「黒鉛材料&システムズ(GMS)」「炭素繊維・複合材料(CFM)」の2部門を強化。製鋼用黒鉛電極
独炭素製品大手のSGLグループは4月24日、独高級車大手のBMWがこのほど概要を発表した新型「7シリーズ」に炭素繊維材料を供給していると明らかにした。ルーフフレームに使用する炭素繊維材料のほか、炭素繊維織物と炭素繊維のリ
炭素製品大手の独SGLグループ(ヴィースバーデン)が18日発表した2014年12月期決算の最終損益は2億4,700万ユーロの赤字だったものの、赤字幅は前期の3億1,700万ユーロから縮小した。コスト削減が奏功した格好で、
炭素製品大手の独SGLカーボン(ヴィースバーデン)は4日、これまでの5事業部門体制を来年1月1日付で3部門体制に改めると発表した。コスト削減プログラムの一環で、組織のスリム化、事業効率の引き上げ、シナジー効果の拡大が狙い
炭素製品大手の独SGLグループ(ヴィースバーデン)は9月29日、増資計画を発表した。債務を圧縮して事業再編計画を実行できるようにすることが狙い。同社はコスト削減目標を引き上げることもあわせて明らかにした。 SGLは株主割