欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2020/5/4

東欧・ロシア・その他

ロシア中銀が追加利下げ、政策金利5.5%に

この記事の要約

その後については、コロナウイルスに関連した状況が正常化するにつれて回復していき、2021年には2.8%~4.8%、22年には1.5%~3.5%の成長率を達成できるとしている。

インフレ率は3月に2.5%となり、上げ幅は前月から0.2ポイント拡大したものの、6カ月連続で中銀が目標とする4%を下回った。

中銀は今後の見通しについて、コロナ危機を受けて著しく減退している内需が重大なディスインフレ要因になるとしたうえで、今年3.8%~4.8%まで上昇し、その後は4%近くで推移するとみる。

ロシア中央銀行は4月24日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を6%から0.5ポイント引き下げ、5.5%とすることを決めた。利下げは2カ月ぶりで、利下げに転じた昨年6月以降では...