2023年2月8日

トルコの水素生産計画、35年までに1kg当たり2.4ドルを目標

●輸入に依存する電解技術は10年以内の内製化を目指す ●太陽光発電は35年までに設備容量5万2,900MWに達する見込み トルコ政府はこのほど発表した水素計画のロードマップで、2035年までにクリーン水素を1キログラム当

フィンランドとエストニアに水素産業クラスタを形成

●同計画はEUが進める脱炭素化の一環で、期間は5年 ●バルト海沿岸9カ国から44企業が参加し、今夏の始動を目指す フィンランドとエストニアに水素産業の集積地を構築する「バルティックシーH2」プロジェクトの準備が進められて

創薬支援AIプラットフォーム開発 Molecule.One(ポーランド)

創薬支援の人工知能(AI)プラットフォームを開発している。創薬標的(化合物・化合物質)を合成するための最も効率的なプロセス(経路)の決定をサポートするとともに、数ある化合物の有用性をAIが見積もることで医薬品の迅速な開発

ポーランドが合成ゴム輸入禁止を提案、対ロシア制裁強化で

●輸入禁止は欧州タイヤ業界に吹く逆風を強めることに ●合成ゴムのロシア依存が下がるに従い仕入れ価格は大幅に上昇 ポーランドが欧州連合(EU)の対ロシア制裁に合成ゴムの輸入禁止を盛り込むことを働きかけている。ロシアの対ウク

独ボイゼンがハンガリー工場を建設、EV部品をBMWの工場に供給

●EV用のバッテリーハウジングなどを生産する予定 ●同社にとりEV部品のみを生産する初の拠点に 自動車用排ガスシステムを手掛ける独ボイゼンがハンガリー東北部のニーレジハーザに工場を建設している。近在のデブレツェンに建設中

日本製紙がハンガリー子会社設立、車載電池材料を供給

●負極材料となるCMC製品「サンローズMAC」の供給体制を強化 ●ハンガリーと日本の2拠点体制で増大する需要に対応 日本製紙は6日、ハンガリーのブダペストに電気自動車(EV)用リチウムイオン電池(LiB)材料の製造・販売

チェコのシュコダ自が生産調整、半導体部品不足で

●国内3工場でシフトを削減、生産中止は行わない ●今年下期に生産状況は改善と予想 独フォルクスワーゲンのチェコ子会社、シュコダ自動車が生産調整を行う。同社労働組合が2日明らかにしたもので、半導体部品の不足が理由。生産中止

アナドルいすゞ、国内部品メーカーからフレーム事業を買収

●バス、ミニバスでFZKの生産技術が力になるとみる ●今後は新モデル導入と併せ代替燃料モデルも投入していく トルコ商用車大手のアナドルいすゞが、国内自動車部品メーカーFZKからフレーム事業を買収する。成長戦略に基づき、生

日立エナジー、ロシアから撤退

●同国事業を現地経営陣に売却し、全ての活動から手を引く ●新事業会社と同社との間に資本関係はない 日立エナジーは1月31日、ロシア市場からの撤退を発表した。ウクライナへの軍事侵攻を受けたもので、ロシア事業を現地経営陣に売

侵攻後初のEU・ウクライナ首脳会談、EU加盟時期は示さず

●ウクライナは2年以内の加盟実現を目標に掲げる ●「ウクライナには達成すべきゴールがある」=欧州委員長 欧州連合(EU)のミシェル大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は3日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大

中東欧経済、今年は0.1%増=WIIW予測

●ロシアとハンガリーのみ景気後退の予想 ●ESEEのEU加盟国成長率は平均1%と、ユーロ圏の0.2%を上回る ウィーン国際比較経済研究所(WIIW)がこのほど発表した最新の経済予測は、高インフレやエネルギー危機といった事

チェコ中銀が5会合連続で金利据え置き、高金利を当面維持

●インフレ率は1月に20%まで上昇する見込み ●インフレ目標2%の達成に向け、当面は7%の高金利を維持 チェコ中央銀行(CNB)は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置きは5会合連続

セルビアとのガス接続菅、ブルガリア領の敷設工事が開始

●全長170キロのパイプライン、輸送能力は18億立方メートル ●欧州委は総工費8,550万ユーロの大半を拠出 ブルガリアで1日、セルビアと自国の天然ガス輸送網を結ぶ接続管(インターコネクタ、IBS)の敷設工事が始まった。

トルコの1月インフレ率57.7%、3カ月連続で低下

●縮小は前年同月が高水準だったことによるベース効果が大きい ●同国中銀は金利を一桁台まで引き下げ トルコ統計局(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で57.68%となり、前月の64.

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