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2013/1/9

バルト三国

エストニアで電力市場が完全自由化

この記事の要約

エストニアで1日から電力市場が完全自由化された。これにより一般消費者は電力の購入先を自由に選ぶことができるようになる一方で、電気料金の上昇が懸念されていると、ラトビア国営通信LETAが2日付けで伝えている。\ エストニア […]

エストニアで1日から電力市場が完全自由化された。これにより一般消費者は電力の購入先を自由に選ぶことができるようになる一方で、電気料金の上昇が懸念されていると、ラトビア国営通信LETAが2日付けで伝えている。

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エストニアには現在、Eesti Energia、Elektrum、220 Energia、Imatra、VKG、Elektrimuugi AS、Eesti Gaasの7社の電力供給会社があるが、LETAによると消費者の大半が国営の電力最大手Eesti Energiaを購入先として選択しているという。Eesti Energiaは2012年12月30日時点で38万6,000件の電力供給契約を結んでいる。

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電力市場が完全に自由化されたことにより、家庭向け電気料金は平均で約20%上昇すると予想されている。リギ財務相は先ごろ、電気料金の上昇は消費者物価を0.8%押し上げるとの見方を明らかにした。

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