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2013/7/3

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

三菱重工、トルコから地熱発電用タービンを受注

この記事の要約

三菱重工は6月27日、三菱商事と共同で、トルコの独立系発電事業者(IPP)であるゲルマットから地熱発電向け蒸気タービンを受注したと発表した。受注規模は明らかにしていない。\ 同タービンは西部アイドゥン県のゲルメンチック地 […]

三菱重工は6月27日、三菱商事と共同で、トルコの独立系発電事業者(IPP)であるゲルマットから地熱発電向け蒸気タービンを受注したと発表した。受注規模は明らかにしていない。

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同タービンは西部アイドゥン県のゲルメンチック地熱発電所の2号機として設置される。出力4万7,000キロワットで、2015年に稼動する予定だ。三菱重工はすでに1号機用タービンを納入しており、今回の受注が自社製品の性能が評価された結果と自信を深めている。

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三菱重工によると、同社は世界13カ国から100基を超える地熱発電プラントを受注した。これまでに納入した設備の合計容量(約311万キロワット)は世界の地熱発電設備容量の約3割に達しているという。

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