2013/7/3

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

日立や東芝連合が応札、ボスニア火力発電プロジェクト

この記事の要約

ボスニア電力最大手のEPBiHは6月26日、北東部のトゥズラ発電所における褐炭火力発電機新設プロジェクトの入札で3社・グループから正式な提案を受理したと発表した。日本からは日立のほか、スペイン企業などと提携して東芝が応札 […]

ボスニア電力最大手のEPBiHは6月26日、北東部のトゥズラ発電所における褐炭火力発電機新設プロジェクトの入札で3社・グループから正式な提案を受理したと発表した。日本からは日立のほか、スペイン企業などと提携して東芝が応札した。

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BPBiHの発表によると、応札したのは◇日立◇スペイン総合建設ACSのエンジニアリング部門コブラ、ハンガリーMVM、東芝、ポーランドのラファコから成る企業連合◇中国葛洲堰集団と広東省電力設計研究院~なる中国企業連合――の3社・グループだ。

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新たに設置されるのは褐炭を電源とする出力450メガワットの発電機。費用は16億5,000万ボスニア・マルカ(約8億3,100万ユーロ)前後に上ると推定されている。

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EPBiHは国内2カ所で石炭火力発電所を、3カ所で水力発電所を運営し、その合計出力は1,682メガワットに上る。今年はほかにも、既存の水力発電所と褐炭鉱山の近代化に3億9,000万マルカを投じる予定だ。

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