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EUが対ロシア制裁第5弾を正式発表、8月から石炭輸入禁止

●ロシアからの石炭輸出でEU向けは約4分の1を占める ●100億ユーロ規模に上るEUハイテク製品などの輸出も禁止 欧州委員会は8日、ロシアからの石炭の輸入禁止などを柱とする対ロ追加制裁の詳細を正式発表した。木材やセメント […]

EUが対ロシア制裁第5弾を正式発表、8月から石炭輸入禁止

欧州委員会は8日、ロシアからの石炭の輸入禁止などを柱とする対ロ追加制裁の詳細を正式発表した。木材やセメントなどの輸入も禁止するほか、ロシア船舶のEU域内への入港禁止、主要4銀行との全面的な取引禁止などを盛り込んだ。ロシア

製造業の原料・部品不足、戦争で一段と悪化

原料や部品不足に苦慮する独メーカーの割合が3月は80.2%に達し、2月の74.6%から一段と増えたことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。ロシアのウクライナ侵攻で調達難に拍車がかかった格好だ。調査担当者は

操短減少も製造業では増加

操業時間短縮の対象となる被用者の数が3月は推定61万9,500人となり、前月の68万5,100人から9.6%減ったことが、Ifo経済研究所の調べで分かった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための規制が緩和されたことが大

2月の輸入物価26.3%上昇

ドイツ連邦統計局が29日発表した2月の輸入物価指数は前年同月を26.3%上回った。上げ幅は前月の同26.9%をやや下回ったものの、依然として極めて大きい。これまでに引き続きエネルギーが全体を最も強く押し上げた。調査データ

化学業界が22年予測を撤回、ロシアのウクライナ侵攻受け

独化学工業会(VCI)は17日、2022年の業界予測をすべて撤回した。ロシアのウクライナ侵攻で先行きを全く予想できなくなったためだ。現時点で新たな予測を提示することは不可能だとしている。 VCIはこれまで、生産成長率で2

伊ピレリ、ミラノ近郊の自転車タイヤ工場の近代化が完了

伊タイヤ大手のピレリは11日、ミラノ近郊のボッラーテにある自転車タイヤ工場の近代化工事を完了し、タイヤ生産を再開したと発表した。3月中にロードレース用タイヤのフラッグシップモデル「P ZERO」の最新製品の出荷を開始する

コンチネンタル、トラックタイヤ「エコ・リージョナル」を刷新

独自動車部品大手のコンチネンタルは8日、トラック用タイヤ「エコ・リージョナル」シリーズを刷新したと発表した。新開発したコンパウンドにより優れたウェットブレーキ性能と耐摩耗性、低い転がり抵抗を実現している。製品はオールシー

仏ミシュラン、サマータイヤの新製品2種類を発売

仏タイヤ大手のミシュランは1月28日、夏用タイヤの新製品としてスポーツタイヤ「パイロットスポーツ5」とコンフォートタイヤ「プライマシー4+」を発売したと発表した。どちらも旧製品よりグリップ力が高められているほか、競合製品

ノキアンタイヤズ、持続可能なコンセプトタイヤを発表

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1月26日、材料の93%をリサイクル素材または再生可能資源とするコンセプトタイヤ「グリーン・ステップ(Green Step)」を発表した。タイヤ製品の持続可能性を高める方針に沿っ

原材料不足が化学業界を直撃、来年は生産成長率2%に

原材料不足が独化学業界(製薬を含む)に大きな影響をもたらしていることが、独化学工業会(VCI)の会員企業アンケート調査で分かった。それによると、原材料の供給不足を受けて生産を縮小した企業は35%に達した。「一時的に生産を

チェコとハンガリー、半導体不足で工業生産がマイナスに

●両国とも自動車産業への依存度高く ●チェコのシュコダ自は稼働率が75~80%に低下 自動車産業が経済をけん引するチェコとハンガリーで、半導体不足が経済全体に影を落としている。10月のチェコ工業生産高は4.9%減となり、

リンロンタイヤの人権問題、政府は解明に及び腰~セルビア

セルビア北部の山東玲瓏(リンロンタイヤ)工場建設現場から、ベトナム人出稼ぎ労働者がSOSを送っている。今年5月に母国の職業あっせん業者を通してセルビアにやってきたが、1カ月分の賃金しか支給されていない。そして、暖房のない

ヘキスト工業団地の売却を出資3社が検討

フランクフルト西部のヘキスト工業団地を仏サノフィなど出資3社が売却することを検討している。複数のメディアが報じたもので、売却の可能性をすでに投資銀行と協議したもようだ。関係者は『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』

ノキアンタイヤ、需要増加で本社工場の生産増強

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは17日、本社工場を3交代制の連続操業とし、生産を強化していると発表した。乗用車用タイヤの需要増加を受けた措置。併せて80人を新たに雇用し、2022年年初からは週7日・5交代制に移行

ハンコックタイヤ、ハンガリー工場に追加投資

●倉庫2棟を新築し、生産の効率と安定性を高める ●1棟は原料保管用、もう1棟はタイヤ150万本の保管能力 韓国のハンコックタイヤが、ブダペスト近郊にあるラーツァルマーシュ工場を拡張する。倉庫2棟を新築し、生産の効率と安定

化学業界がコロナ禍前を凌駕、売上記録更新へ

独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで

メーカーの7割以上で原材料不足

原材料不足に苦慮する独メーカーの割合が10月は70.4%に上ったことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。過去最高となった前月(77.4%)からはやや低下したものの、水準は依然として極めて高い。調査担当者は

独コンチネンタル、ルーマニアCESの守備範囲を拡大

●同CESは今後、地域の自動車・非自動車分野の全てを手がける ●コンチネンタルは全5事業がルーマニアで活動中 自動車部品大手の独コンチネンタルは3日、ルーマニア子会社コンチネンタル・エンジアリング・サービシーズ(CES)

仏ミシュラン、官民共同研究機関SIMATLABで水素研究を加速

仏タイヤ大手のミシュランは10月27日、クレルモン・フェラン化学研究所(ICCF)との共同研究機関SIMATLABにおける新素材の開発プロジェクトを4年間延長すると発表した。また、同機関の研究パートナーにクレルモン・フェ

企業の現状判断がコロナ禍前の水準回復

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は10月28日に発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2021年の国内総生産(GDP)を夏期に発表した従来の実質3.0%から2.3%へと下方修正した。エネルギー価格の高騰や原材

上期の乗用車タイヤ生産、コロナ禍前比25%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した上半期の国内乗用車タイヤ生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べると

コンチネンタル―業界の構造転換受け組織再編―

自動車部品大手の独コンチネンタルは9月30日、組織再編計画を発表した。自動車業界の構造転換をチャンスととらえ競争力を一段と強化する狙い。組織を簡素化し、経営のスピードと透明性を高める考えだ。ソフトウエア分野のコンピテンス

タイヤ大手ミシュラン、本社に新レセプションビルが完成

仏タイヤ大手のミシュランは13日、クレルモン・フェランの本社施設に新しいレセプションビルが完成したと発表した。投資額は2,000万ユーロ。木材とガラスを多用した独創的な建築デザインで、町の「顔」と呼ぶにふさわしい外観とな

ノキアンタイヤ、中期成長戦略を発表

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは8日、中期成長戦略を改定し、財務目標と非財務目標を更新したと発表した。売上高で20億ユーロを達成するとともに、持続可能性や職場の安全性の一層の向上に取り組み、すべての主要市場でシェ

仏ミシュラン、タイヤのネット通販大手を完全子会社化

仏タイヤ大手のミシュランは8月25日、タイヤのネット通販大手アロプヌ(Allopneus)への出資比率を40%から100%へ引き上げると発表した。国内の電子商取引(EC)市場における地位を強化するのが狙い。競争当局の承認

ノキアンタイヤズ、電動車向けプレミアムタイヤの特性に言及

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは8月27日、成長著しい電動車市場の需要に対応するため、電動車用プレミアムタイヤの開発と供給を継続すると発表した。電動車用タイヤに必要な要件である安全性、低い転がり抵抗、静音性を満

輸入物価の上げ幅が石油危機来の水準に、6月は12.9%

ドイツ連邦統計局が7月28日発表した6月の輸入物価指数は前年同月を12.9%上回り、上げ幅は第2次石油危機の渦中にあった1981年10月以来およそ40年ぶりの水準に達した。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた格好。エ

製造業の原料・部品不足が過去最悪を更新

原料や部品不足に苦慮する独メーカーの割合が7月は63.8%に達し、4月の前回調査(45.0%)から大幅に増えたことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。記録更新は2回連続。4月前の時点では2018年7月の2

コンチネンタル―ペットボトル廃材を再生、タイヤに投入へ―

自動車部品大手の独コンチネンタルは3日、ペットボトル廃材から再生したポリエステル糸をタイヤ生産に投入する計画を発表した。2050年までにタイヤをすべて持続可能な材料で生産できるようにする取り組みの一歩と位置付けている。9

コンチネンタル、フリート向けの再生タイヤ事業を強化

独自動車部品大手のコンチネンタルは22日、フリート向け総合サービス「Conti360°」を物流大手のHaGeロジスティックが導入したと発表した。同サービスを通じてリトレッドタイヤ(再生タイヤ)などを提供し、フリート業務全

化学業界が生産・売上予測引き上げ

独化学工業会(VCI)は9日、2021年の生産高を従来予想の前年比3.0%増から同4.5%増へと大幅に引き上げた。1-3月期(第1四半期)の業績が好調だったためで、出荷価格の上昇率も2.0%から3.5%へと上方修正。売上

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