鉱工業生産2カ月ぶり減少、9月は-0.6%に
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した9月は月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。
エネルギー業と建設業は各2.0%、1.8%の幅で増加し、ともに2カ月ぶりに拡大した。
経済省は「製造業の景気低迷は終わっていない」としながらも、9月に新規受注が拡大に転じたほか、メーカーの先行き見通しがやや好転したことを指摘。
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した9月は月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。
エネルギー業と建設業は各2.0%、1.8%の幅で増加し、ともに2カ月ぶりに拡大した。
経済省は「製造業の景気低迷は終わっていない」としながらも、9月に新規受注が拡大に転じたほか、メーカーの先行き見通しがやや好転したことを指摘。
欧州委員会は7日に発表した秋季経済予測で、ユーロ圏の2019年の域内総生産(GDP)実質伸び率を1.1%とし、前回予測(7月)の1.2%から0.1ポイント引き下げた。米中貿易摩擦や英国のEU離脱をめぐる混迷などがユーロ圏
EU統計局ユーロスタットが6日発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で3.1%増となり、伸び率は前月の2.7%から拡大した。食品・飲料・たばこが1.3%増、非食品が4.6%増だった。(表参
EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の9月の生産者物価(建設業を除く)は、前年同月比で1.2%の下落となった。マイナスとなるのは2カ月連続。下げ幅は前月の0.8%から膨らんだ。(表参照) 分野別の伸び率は中間財
英自動車工業会(SMMT)が5日発表した同国の2019年10月の乗用車新車登録は14万3,251台となり、前年同月に比べ6.7%減少した。1~10月の累計は、前年同期比2.9%減の200万5,522だった。ディーゼル車や
ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、2019年10月の同国の乗用車新車登録が28万4,593台となり、前年同月に比べ12.7%増加したと発表した。大幅な増加の背景には、昨年9月から欧州連合(EU)で新しい燃費・排ガス試験方
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は10月30日発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2019年の国内総生産(GDP)予測を従来予測(初夏)の実質0.6%から同0.4へと引き下げた。昨年秋の時点では1.7%を予
ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した10月の乗用車新車登録台数は前年同月比12.7%増の28万4,593台となり、2カ月連続で大きく拡大した。
シェアは前年同月1.3%から1.7%へと上昇した。
一方、独自動車工業会(VDA)が同日発表した10月の国内乗用車生産台数は40万5,400台で、前年同月を5%下回った。
ハンガリー中央統計局が10月31日発表した9月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で2.2%増加し、伸び率は前月の0.9%から1.3ポイント拡大した。
9月の生産者物価指数は国内向けで2.3%増加した。
PPIの上げ幅は2018年7月の8.4%をピークに縮小へと転じ、今年6月は0.1%まで低下していた。
分野別にみると、構成比重の大きい「食品・非アルコール飲料」の上昇率が前月から1.6ポイント減の7.9%へと縮小したほか、「住居費・公益料金」(9.7%)も0.6ポイント低下して全体を押し下げた。
同国のインフレ率は昨年、通貨リラが対米ドルで約30%下落したのを受けて10月に25.2%まで上昇したものの、その後は低下傾向にある。
同国中銀は7月31日に発表したレポートで、今年末のインフレ率を13.9%と予測している。
トルコ自動車販売協会(ODD)が4日発表した10月の新車販売台数(乗用車+小型商用車)は4万9,075台となり、前年同月から127.5%の大幅増を記録した。
乗用車の販売台数は137.9%増の3万9,996台、小型商用車は90.7%増の9,079台だった。
1-10月期の販売台数は31.9%減の33万384台。
ドイツ連邦統計局が30日発表した10月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.1%増となり、上げ幅(インフレ率)は2018年2月以来1年7カ月ぶりの低水準へと落ち込んだ。
物価に占める比重が約53%に上るサービスは1.8%上昇したものの、上げ幅は前月の1.7%からやや縮小した。
前月比のインフレ率は0.1%。
ドイツ連邦雇用庁(BA)が10月30日発表した同月の失業者数は前月を3万人下回る220万4,000人へと縮小し。
10月は例年、失業者が減少するという事情はある。
10月の求人件数は76万4,000件で、前年同月を6万件下回り、季節要因を加味した前月比でも1万2,000件減少した。
ロシアの2019年1~9月期のポリプロピレン(PP)生産量は105万9,000トンとなり、前年同期を1.3%下回った。国内最大手のシブール・トボリスクの減産が主因だ。 業界調査会社のマーケットレポートによると、シブール・
EU統計局ユーロスタットが10月31日に発表した2019年7~9月期の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.2%増となり、前期から横ばいだった。米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題で減速が予想されていたが、同水
欧州委員会が10月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は100.8となり、前月の101.7から0.9ポイント低下した。景況感の悪化は2カ月連続で、2015年1月以来の低水準に後退した。 分野
英自動車工業会(SMMT)は10月31日、2019年9月の同国の乗用車生産が12万2,256台となり、前年同月に比べ3.8%減少したと発表した。
8月は15カ月ぶりに生産台数が増加していたが、9月は再び減少した。
9月のエンジン生産は22万770基となり、前年同月に比べ1.9%減少した。
スペイン自動車工業会(Anfac)によると、同国の乗用車の保有車両の平均使用年数(車齢)は2018年に12.4年に伸びた。
2018年における平均使用年数が20年以上の車両の販売台数は16万6,000台を超えた。
Anfacでは、保有車両の平均使用年数が高まると、大気汚染や交通の安全性が悪化する恐れがあると指摘する。
地域別では欧州(0.8%減の100億ユーロ)とアジア(2.2%減の39億ユーロ)が減少。
先進国向けが3.1%増の916億ユーロ、新興国向けが4.0%増の508億ユーロに拡大。
地域別でも欧州が2.3%増の904億ユーロ、アジアが2.7%増の309億ユーロ、アメリカ大陸が10.4%増の174億ユーロへと伸びた。
政府によるR&D支出は28.3%増の2,110億フォリント(約6億4,500万ユーロ)で、R&D支出全体に占める割合は32.3%と、前年から0.5ポイント増加した。
一方で民間支出は25.7%増の3,420億フォリント(約10億4,600万ユーロ)で、全体の52.3%を占めた。
外資によるR&D支出は25.9%増の970億フォリント(約2億9,700万ユーロ)で、全体に占める割合は横ばいの14.8%だった。
市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は10月の確定値(9.8)を0.2ポイント下回る9.6となり、2016年11月以来3年ぶりの低水準を記録した。
景気の見通しに関する10月の指数(11月向け予測値の算出基準の1つ)は4.8ポイント減のマイナス13.8となり、12年12月以来およそ7年ぶりの低水準へと落ち込んだ。
所得の見通しに関する10月の指数(同)も7.8ポイント減の39.0へと落ち込み、13年12月以来およそ6年ぶりの低水準となった。
ドイツ連邦統計局が29日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比2.5%減となり、下げ幅は前月の同2.7%からやや縮小した。
エネルギーは19.1%減と大きく落ち込んだものの、下げ幅は前月の19.6%からやや縮小した。
9月の輸入物価指数は前月比でも0.6%低下し、4カ月連続で落ち込んだ。
ドイツ連邦保健省は28日、公的健康保険の追加保険料率が来年は平均0.2ポイント上昇し1.1%になるとの見通しを発表した。
公的健保の保険料はすべての健保組合に共通する一般保険料14.6%と、各健保組合が必要に応じて徴収する追加保険料で構成される。
各健保組合は今後、同見通しとそれぞれの財務状況を踏まえて来年の追加保険料率を決定する。
輸出は前年同月比2.2%減の1,774億ユーロ、輸入が4.1%減の1,626億ユーロだった。
赤字幅は前年同月の79億ユーロから膨らんだ。
EUと主要貿易相手国の1~8月の収支をみると、対日は輸出が前年同期比7.3%増の454億ユーロ、輸入が6.6%増の498億ユーロで、44億ユーロの赤字。
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の8月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比1.2%増となったが、上げ幅は前月の1.8%から縮小した。
上げ幅は前月から0.9ポイント縮小した。
主要国はドイツが1.4%、英国が1.2%、スペインが2.7%の幅で伸びたが、フランスは0.9%減と前月に続いて低迷した。
主要5カ国では、フランス(2.5%増)とイタリア(8.8%増)が前年同月を上回ったが、英国(22.0%減)とドイツ(11.5%減)は2ケタの減少、スペイン(4.2%減)も前年同月に比べ減少した。
3.5トン超の中・大型トラックは、前年同月比13.4%減の2万7,657台と、2ケタの減少だった。
フランス(11.1%増)とイタリア(5.6%増)が前年同月を上回った一方、ドイツ(19.0%減)、スペイン(28.8%減)は大幅な2ケタの減少、英国(4.7%減)も前同月に比べ減少した。
スペイン自動車工業会(Anfac)によると、2018年の同国の自動車輸出台数は230万4,418台となり、前年に比べ0.6%減少した。
スペインの自動車生産(2018年:281万9,565台)のうち全体の81.7%を輸出している。
金額ベースでは、2018年の自動車輸出は357億4,100万ユーロで、スペインの輸出額全体の12.5%を占めた。
ドイツ連邦統計局が17日発表した製造業の8月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.3%下回り、1年4カ月来の低水準を記録した。
受注残(受注残高の対売上比を月に換算)は前月と同じ5.7カ月だった。
部門別では投資財が8.0カ月(前月8.0カ月)、中間財が2.8カ月(2.9カ月)、消費財が2.2カ月(2.1カ月)に上った。
北米は1.5%減の70万2,900台に後退したものの、米国は1.3%増の48万5,000台へと拡大した。
セアトは9.5%増の45万4,900台と好調で、ポルシェも2.9%増の20万2,300台へと拡大した。
中国は0.2%増の38万4,100台とわずかながら拡大した。
1990年代半ばは約10万台に達しており、6分の1以下に縮小したことになる。
1件当たりの被害額は7%増えて1万9,800ユーロとなった。
上位は高級車が多いなかで、マツダとトヨタのモデルは「盗難の標的」になりやすいことがうかがわれる。
チェコ統計局(CSU)が16日発表した同国の2018年の研究開発(R&D)支出は前年比で123億コルナ(4億4,750万ユーロ)増加し、過去最高の1,028億コルナ(39億ユーロ)を記録した。
政府のR&D支出は前年から38億コルナ(1億4,700万ユーロ)拡大し、過去最高の350億コルナ(13億6,000万ユーロ)を記録した。
R&D支出のうち、欧州連合(EU)からの助成分は63億コルナ(2億4,400万ユーロ)だった。
前年同月比では3.1ポイント上昇した。
労働参加率(LFPR)は53.8%で、前年同月比で0.2ポイント低下した。
失業率は今年2月の14.7%から5月に12.8%まで改善した後、再び上昇している。
エネルギーの下げ幅は前月の0.3%から1.9%へと拡大した。
非耐久消費財は1.8%増となり、上げ幅は前月の1.7%からやや拡大した。
生産者物価指数は前月比では0.1%増となり、2カ月ぶりに拡大した。
エコノミストの間では第3四半期(7~9月)も縮小し、ドイツが景気後退局面(2四半期以上続くマイナス成長)に入るとの見方が強い。
ただ、景気テコ入れ策で財政赤字を計上することについては、ドイツ経済はそこまで危機的な状況に陥らないとして、否定的な立場を強調した。
今回の予測は中期税収予測の前提として利用される。
トルコ統計局(TUIK)が14日発表した8月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で3.6%減少し、下げ幅は前月から2.5ポイント拡大した。
財別でみると、耐久消費財の減少幅が最も大きく9%に達したほか、中間財は6.5%、資本財は5%減少した。
同国の鉱工業生産高は2018年9月に2.5%減少し、16年9月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。
チェコ自動車工業会(SAP)が17日発表した同国の1-9月の自動車・オートバイ生産台数は109万3,361台となり、前年同期から0.8%拡大した。
乗用車の生産台数をメーカー別にみると、最も多かったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、2.5%増の67万156台に上った。
トレーラー・セミトレーラーは7.2%増となる2万1,439台を生産した。
「社会」と「エネルギーと環境」の2分野では1位を獲得した。
ハンブルクは総合評価で79.5点を獲得した。
5位のミュンヘンは公衆無線LANなどデジタルインフラの充実が高く評価された。
国際通貨基金(IMF)は15日に発表した最新の世界経済見通しで、世界全体の2019年の予想成長率を3%とし、前回(7月)から0.2ポイント下方修正した。
ユーロ圏は前回から0.1ポイント引き下げ、1.2%とした。
ドイツは0.2ポイント、その他は0.1ポイント下方修正された。
欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタを除く27カ国)の9月の新車販売(登録)台数は124万9,403台となり、前年同月から14.5%増加した。
ただ、復調は前年同月にEUで乗用車の新たな排ガス試験が全面的に導入され、大幅に減少した反動によるもので、EU新車市場は欧州の景気減速で厳しい状況が続きそうだ。
EU27カ国にアイスランド、ノルウェー、スイスを加えた欧州30カ国ベースの販売台数は14.4%増の128万5,494台だった。
EU統計局ユーロスタットが16日に発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は前年同月比0.8%となり、前月の1%から0.2ポイント縮小した。
速報値では0.9%となっていたが、0.1ポイント下方修正され、16年11月以来、約3年ぶりの低水準に後退した。
欧州中央銀行(ECB)は9月の定例政策理事会で、ユーロ圏の景気が減速し、インフレ率が目標とする2%を大きく下回っていることから、追加の金融緩和を決定していた。
EU統計局ユーロスタットが14日に発表したユーロ圏の8月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.4%上昇し、3カ月ぶりに伸びを記録した。
分野別では資本財が1.2%、中間材が0.3%の幅で上昇した。
前年同月比の鉱工業生産指数は2.8%低下と、10カ月連続で低迷しており、ユーロ圏の鉱工業が完全に復調したとはいえない状況だ。
スペインの2018年の自動車生産は281万9,565台となり、前年に比べ1%減少した。
9月以降の減少には、◇欧州連合(EU)で昨年9月からすべての新車に新しい燃費・排ガス試験方法(WLTP)が適用されたため、夏までに自動車の駆け込み需要があった◇自動車工場でWLTPの基準を満たしたエンジンの調達が困難であった◇ディーゼル車の販売低迷◇スペインおよび欧州市場における需要低迷――などが影響した。
結果として、スペインは世界における国別の自動車生産台数で9位に転落し、8位の座をブラジル(287万9,809台)に明け渡した。
1~9月の累計は1,176万9,175台となり、前年同期に比べ1.6%減少している。
EU加盟国の中では、ブルガリア(8.6%)が唯一、前年同月に比べ減少した。
1~9月の主要国の登録台数は、スペイン(7.4%減)の減少幅が最も大きく、英国(2.5%減)、イタリア(1.6%減)、フランス(1.3%減)も前年同期に比べ減少した。
ドイツ連邦統計局が10日発表した8月の輸出高(暫定値)は前年同月比3.9%減の1,012億ユーロとなり、2カ月ぶりに落ち込んだ。
輸入高は3.1%減の850億ユーロで、貿易収支の黒字幅は前年同月比8.0%減の162億ユーロへと縮小した。
1~8月の輸入高は1.8%増の7,351億ユーロで、貿易黒字は前年同期比5.7%減の1,475億ユーロへと縮小した。
メルセデスベンツの販売台数は前年同期比0.6%増の172万5,243台へと拡大した。
「BMW」ブランドの販売台数は160万1,397台で、前年同期を2.2%上回った。
グループが販売した電動車は9万6,570台で、前年同期を1.0%下回った。
エネルギーでは地域熱と天然ガスがともに4.7%、電力が3.9%上昇したものの、自動車燃料は6.7%、暖房用灯油は10.5%低下した石油製品全体では下落幅が7.4%に上った。
食料品の上げ幅は1.3%で、前月の同2.7%から大幅に低下した。
1.0%減となり、下げ幅が前月の同0.2%から拡大した。
ドイツ連邦統計局が10日発表した8月の住宅建築価格は前年同月比を4.1%上回った。
8月の上げ幅を部門別でみると、建築本体(内装を除く)は前年同月比4.2%に上った。
内装の上げ幅は4.0%と、建築本体を下回った。
ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.8%増となり、上げ幅は前月から0.3ポイント縮小した。
価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は3.9%で、前月から0.2ポイント上昇した。
同国のインフレ率は昨年10月の3.8%から12月には2.7%まで低下した後、今年4月に3.9%まで上昇していた。
ドイツ連邦統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月を1.9%下回り、3年3カ月来(2016年6月以来)の大きな下落となった。
低下は3カ月連続。
下落は4カ月連続。