自動車

フォルクスワーゲン―評価損で大幅減益に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が4日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は57億4,700万ユーロとなり、前年同期を31.0%下回った。比較対象の22年1-3月期は原料調達のリスクヘッジ取引 […]

乗用車新車登録3カ月連続増加、4月は+13%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比12.6%増の20万2,947台となり、3カ月連続で拡大した。サプライチェーンのひっ迫緩和で受注残の消化が加速したことが大きい。比較対象の202

原料・部品不足が一段と緩和

独製造業でサプライチェーンのひっ迫緩和がこれまでに引き続き進んでいる。Ifo経済研究所が4月の企業アンケート調査をもとに3日発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の41.6%から39.2%へと低

シュコダ自、1—3月期営業利益が60.8%増加

●利益は5.4億ユーロ、総出荷台数は12.6%増の20万9,600台 ●部品不足が緩和し、生産が計画通り進んだことが追い風に 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8日、2023年1-3月期の営

シュコダ自、車載電池生産を拡大

●年内に生産ラインを増設、電池の日産量は2,300台に ●内訳はBEV向けが1,500台、PHV向けが800台 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、ムラダー・ボレスラフの本社工場での車載電池

電動ハイパーカーのリマックグループ、ESS市場に参入

●新ブランド「リマック・エナジー」を通じ展開する ●製品は25年から量産開始、年産量は10GWh以上 クロアチアの高級電気自動車(EV)メーカー、リマック・アウトモビリ傘下のリマック・テクノロジーは4日、新ブランド「リマ

リモート運転車のエストニア・エルモ、26億ユーロを調達

●カーシェアの課題解決に遠隔運転技術を活用 ●資格を持つ従業員が社内からゲームの様にリモート車を運転 カーシェアリング事業にリモート運転車を導入したエストニアのエルモ(Elmo)がこのほど、国内外の投資会社から26億ユー

仏HDFエナジー、ラトビアのDIGASと戦略提携

●DIGASは鉄道車両向けの改造キットを製造している ●両社はディーゼル車両を水素仕様に改造する事業で協力 高出力燃料電池を製造する仏HDFエナジーは4月25日、鉄道車両向けのレトロフィットキット(改造キット)を製造する

鉱工業生産が1年ぶりの下げ幅に、3月は-3.4%

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比3.4%減の97.8(暫定値)となり、22年3月以来1年ぶりの大きな下げ幅を記

独の相乗りサービス会社が経営破綻、親会社の融資停止で

クレバーシャトルのブランドでオンデマンドのライドシェア(相乗り)サービスを提供するドイツのGHTモビリティは3日、会社更生手続きの適用を裁判所に申請したと発表した。親会社のドイツ鉄道(DB)が融資を突然、停止したことから

シュコダ自、車載電池生産を拡大

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、ムラダー・ボレスラフの本社工場での車載電池生産を拡大する。年内に生産ラインを1つ増やし、1日当たりの生産台数を2,300台に引き上げる。投資額は明らかにし

電動ハイパーカーのリマック、ESS市場に参入

クロアチアの高級電気自動車(EV)メーカー、リマック・アウトモビリ傘下のリマック・テクノロジーは4日、新ブランド「リマック・エナジー」を立ち上げ、定置型エネルギー貯蔵システム(ESS)市場に参入すると発表した。リマックが

ボルボ・カーズ、国内従業員の6%を削減

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは4日、国内の従業員1,300人を削減すると発表した。景気悪化などを受けたもので、削減は国内従業員の6%に相当する規模となる。 削減はオフィス勤務の要員が対象。生産現場では雇用を維持

独車部品大手ZF、合弁の半導体R&D拠点はニュルンベルクに

自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3日、戦略提携先の米半導体大手ウルフスピードと共同で独南東部のニュルンベルク圏にSiC(炭化ケイ素)半導体の研究・開発(R&D)拠点を設置する計画を明らかにした。西

独SFCエナジー、北米事業を強化

水素燃料電池や直接メタノール形燃料電池(DMFC)のメーカーである独SFCエナジーは4月27日、カナダのカルガリーとトロントに水素燃料電池のコンピテンスセンターを開設したと発表した。現地における製品のデモンストレーション

ドイツ乗用車新車登録、4月は12.6%増加 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5月4日、同国の2023年4月の乗用車新車登録が20万2,947台となり、前年同月に比べ12.6%増加したと発表した。1~4月の累計は、前年同期比7.9%増の86万9,765台だった。 4月の

ドイツ国内生産、4月は24%増加

独自動車工業会(VDA)は5月4日、同国の2023年4月の乗用車生産が32万1,000台となり、前年同月に比べ24%増加したと発表した。大幅に増加したものの、前年同月の生産が極めて低水準だった背景がある。 1~4月の累計

仏HDFエナジー、ラトビアのDIGASと戦略提携

高出力燃料電池を製造する仏HDFエナジーは4月25日、鉄道車両向けのレトロフィットキット(改造キット)を製造するラトビアのDIGASとの戦略提携を発表した。両社は、ディーゼル車両を水素を動力源とする車両に改造するレトロフ

独自工会、23年の乗用車新車市場の予想を上方修正

独自動車工業会(VDA)は5月2日、ドイツと欧州の乗用車新車市場に関する2023年通期予想を上方修正した。第一四半期(1~3月)の販売が当初予想よりも好調に推移していることを受けた措置。 ドイツについては、通期予想を前年

独H2FLY、地上での液体水素タンクとの接続試験に成功

航空機向けの水素燃料電池システムを開発する独H2FLYは4月28日、デモンストレーション用航空機を地上に停止した状態で、仏工業ガス大手エア・リキードが開発した液体水素タンクとH2FLYの燃料電池システムを接続することに成

ゼロアビア、液体水素分野で仏Absolut Hydrogenと協力

燃料電池航空機を開発する米英新興企業ゼロアビア(ZeroAvia)は4月17日、モビリティ向けの液体水素システムを開発する仏Absolut Hydrogenと航空機用液体水素の分野で協力すると発表した。空港における液体水

独BMW、スマート充電サービスで独E.ONと提携

独自動車大手のBMWグループは5月2日、独電力大手のE.ONと提携し、電気自動車とスマートホームを連携したインテリジェントな充電サービス「コネクテッド・ホーム・チャージング」を欧州市場で提供する計画を発表した。 当該サー

Volkswagen

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は、中国で電気自動車に特化したサブブランドを新たに立ち上げるもようだ。独業界紙『オートモビルボッヘ』がVW筋から得た情報として報じた。これによると、VWの電気自動車「ID.シリー

ステランティス、ニッケル・コバルトの調達で豪社と契約

欧州自動車大手のステランティスは4月28日、車載電池材料のニッケルとコバルトの調達に向け、豪アライアンス・ニッケル(旧GMEリソーセズ)と長期供給を前提とするオフテイク契約を結んだと発表した。完全電気自動車(BEV)の販

TECO 2030

船舶向けの燃料電池システムなどを開発するノルウェーのTECO 2030 は4月27日、同国のナルビクにあるイノベーションセンターで、手作業による燃料電池スタックの組み立て生産を開始したと発表した。当初は、手作業で小規模生

シトロエン、SUV「C3エアクロス」の新興市場仕様車を発表

欧州自動車大手ステランティス傘下のシトロエンは4月27日、インド、東南アジア、南米市場向けにSUV「C3エアクロス」の特別仕様車を投入すると発表した。競合の多いBセグメント(B-SUV)に属する新モデルは全長4.32メー

H2 Ports

港湾における燃料電池と水素技術の導入に関する欧州共同プロジェクト。港湾ターミナルにおける燃料電池・水素技術を活用した低炭素/ゼロエミッション化、安全な運用モデルへの移行を支援するため、燃料電池および水素技術の実証試験を実

ノキアンタイヤ、売上高で20億ユーロを目指す

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤは4月25日、今後5年間の長期財務目標、および非財務目標を発表した。売上高20億ユーロの達成や、セグメント営業利益率で15%、純利益の50%以上を配当に回すほか、持続可能性や職場の安

輸入物価が下落に転換、3月は前年同月比-3.8%に

ドイツ連邦統計局が4月28日発表した3月の輸入物価指数(2015年=100)は130.8となり、前年同月を3.8%下回った。同物価の低下は21年1月以来で2年2カ月ぶり。比較対象の22年3月はロシアのウクライナ進攻開始直

メルセデス―増益確保、上位モデルの販売増で―

高級車大手の独メルセデスベンツが4月28日発表した2023年1-3月期決算の営業利益(EBIT)は55億400万ユーロとなり、前年同期を5%上回った。物価高騰で調達コストは膨らんだものの、利幅の大きい上位モデルの販売が好

独乗用車販売予測4%増に引き上げ

独自動車工業会(VDA)は2日、同国の2023年の乗用車新車販売予測を引き上げた。コロナ禍からの需要回復と、半導体などの供給不足の緩和を踏まえたもので、従来予測の前年比「3%増の270万台」から「4%増の280万台」へと

シュコダ自、26年にまでBEV6モデルを展開

●人気SUVのモデルチェンジ車や後継モデルなどを投入 ●同社は電動モビリティー部門に今後5年で56億ユーロを投資する チェコ自動車大手のシュコダ自動車が2026年までにフル電動モデル(BEV)6種を展開する計画だ。「エン

現代自のロシア工場、カザフ企業との間で売却交渉

●現代自は昨年3月からサンクトペテルブルク工場の操業を停止 ●同社と起亜を合わせたロシア販売数はルノーグループに次ぐ2位 韓国の現代自動車がロシアのサンクトペテルブルク工場の売却を交渉しているもようだ。韓国のテレビ放送局

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