航空宇宙産業

露航空貨物大手、ボーイングから大型機調達へ

ロシアの航空貨物大手ヴォルガ・ドニエプル・グループと米ボーイングとの間で行われている総額40億ドルに上る大型貨物機の購入に関する交渉が大詰めを迎えている。ブルームバーグが20日、関係筋の情報として伝えたもので、ボーイング […]

BASF―表面加工のケメタルを32億ドルで買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、表面加工技術の有力メーカーである独ケメタル(Chemetall)を米特殊化学大手アルベマールから買収することで合意したと発表した。取引金額は32億ドルで、BASF

中国・万豊汽車、チェコで航空部品製造へ

中国の複合企業の万豊汽車(Wanfeng Auto)がチェコで航空機製造プロジェクトを立ち上げる方針だ。ソボトカ首相の訪中を機に、チェコ投資庁(チェコインベスト)との間で基本合意書に調印した。中国に組み立て工場を設立し、

製造業売上3カ月ぶり増加、4月+0.8%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した4月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%増となり、3カ月ぶりに好転した。ユーロ圏外が2.1%増加して全体をけん引。ユーロ圏(ドイツを除く)と国内も

エアバス・グループ

欧州航空宇宙大手のエアバス・グループは13日、中国航空器材集団公司(CAS)など中国企業3社のコンソーシアムからヘリコプター「H135s」100機を受注する契約に調印したと発表した。これに伴い青島に最終組み立てライン(F

GEアビエーションの新チェコ工場、最終候補2カ所に

米ゼネラル・エレクトリック(GE)の航空機エンジン事業、GEアビエーションの新工場設置計画で、最終立地候補としてプラハに近いクベリとクレカニが残ったもようだ。同計画の投資総額は100億コルナ(約3億7,000万ユーロ)と

露イルクート、新型旅客機「MS-21」を公開

ロシア国有UAC(統一航空機製造会社)の傘下企業イルクート(Irkut)は8日、新型の双発旅客機「MS-21」を公開した。中距離旅客機のグローバル市場開拓を狙うロシア政府の切り札で、すでにアエロフロート航空やマレーシアの

エアバス防衛電子機器部門の売却、欧州委が認可

欧州委員会は6日、欧州航空宇宙・防衛大手エアバス・グループが防衛電子機器部門エアバス・ディフェンス・エレクトロニクスを米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却する計画を承認したと発表した。 エアバスは3

エアバス、ダッソーから資本引き揚げ

欧州航空宇宙大手のエアバス・グループは10日、保有する仏軍用機大手ダッソー・アビエーションの株式23.6%を売却し、資本を全面的に引き上げたと発表した。売却額は23億7,900万ユーロで、エアバスは同氏金を事業強化に充て

OHB―ベンチャー投資子会社設立―

航空宇宙分野の有力メーカーである独OHB(ブレーメン)は23日、ベンチャー投資子会社OHBベンチャー・キャピタルを設立したと発表した。将来性の高い技術を持つ企業を支援。衛星などを低コストで生産できるようにする。新会社は基

ボーイング―ミュンヘンに研究拠点―

航空機大手の米ボーイングはこのほど、ドイツ南部のミュンヘンに研究・技術オフィスを開設すると発表した。次世代航空機素材と生産オートメーションの分野に焦点を合わせており、製造プロセスの改善やコスト削減につなげる考えだ。競合の

積込・積降を完全自動化、無人ヘリ配達試験でDHLが成功

物流大手のドイツポストDHLは9日、自動飛行する小型無人ヘリコプターの新たな試験プロジェクトに成功したと発表した。無人ヘリへの荷物の積み込みと積み降ろしを世界で初めて完全自動化。配達人を介さずに受け手に荷物を引き渡せるよ

バルチック航空、ボンバルディアに最新鋭機7機を追加発注

ラトビア国営航空会社のバルチック航空(AirBaltic)はこのほど、カナダの航空機製造大手ボンバルディア・コマーシャルエアクラフトに最新鋭小型旅客機「CS300」7機を追加発注した。これにより同機種の発注数は累計20機

エアバス―民間無人機市場に参入へ―

欧州航空機大手のエアバスが民間無人機市場に参入する計画だ。無人機事業はこれまで軍用分野にとどめていたが、業務用分野で需要が急速に拡大していることから新規参入の準備を進めている。民間無人機事業を統括するヤナ・ローゼンマン氏

製造業売上3カ月ぶりに減少、2月は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.5%減となり、3カ月ぶりに下落した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がそれぞれ0.8%、0.6%低下。ユーロ圏外

エアバス、シーメンスと提携

欧州航空宇宙大手のエアバス・グループと電機大手の独シーメンスは7日、航空機用のハイブリッド、電気駆動システム開発で提携すると発表した。環境に優しく騒音も少ない航空機の開発に取り組む。 両社はミュンヘン南東のオットブルンに

チェコ航空機メーカー、中国から大型受注

チェコの航空機メーカーが中国との関係を強化する。クノヴィツェに拠点を構えるエベクター(Evektor)は小型機「Ev-55」300機などを供給するほか、エアクラフト・インダストリーズ(Aircraft Industrie

チェコ、中国と戦略的パートナーシップを締結

チェコのゼマン大統領は3月29日、同国を訪問した中国の習近平国家主席と会談し、戦略的パートナーシップ協定を締結した。ビジネスおよび投資分野での提携を強化する。 同主席の訪問に合わせてプラハで開催された経済フォーラムでは、

エアバス・グループ―防衛電子機器部門を売却―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループ(蘭ライデン)は18日、防衛電子機器部門を米投資会社KKRに11億ユーロで売却することで合意したと発表した。推進する事業再編の一環で、2017年1-3月期の売却手続き完了を見込む。 エア

エアバス、防衛電子機器部門を売却

欧州の航空宇宙・防衛大手エアバス・グループは18日、防衛電子機器部門を米投資会社KKRに11億ユーロで売却することで合意したと発表した。推進する事業再編の一環で、2017年1~3月期の売却手続き完了を見込む。 エアバスは

露チタン大手VSMPO、生産能力増強へ大型投資

チタン製造世界最大手であるロシアのVSMPOが生産能力増強のため大規模な設備投資を計画している。ドイツ貿易・投資振興機関(gtai)が先ごろ明らかにしたもので、同社の本拠地であるウラル連邦管区スヴェルドロフスク州のヴェル

欧州特許出願、サムスンが4年ぶり首位転落

欧州特許庁(EPO)は3日、2015年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスンは出願件数が前年比6.9%減の2,366件に後退し、蘭フィリップス(3.7%増の2,402件)に抜かれて2位に転落した。首位の

エイティレオ―宇宙インターネットを計画―

衛星を利用した通信網の構築をドイツのスタートアップ企業エイティレオ(Eightyleo、ミュンヘン)が計画している。日刊紙『ヴェルト』が7日付で報じたもので、同社のマティアス・シュポット社長(創業者)は「欧州のワンウェブ

ウクライナ国立宇宙機関、新ロケット技術の開発に重点

ウクライナ国立宇宙機関(SSAU)のサバドシュ長官は先ごろ、現地通信社インターファックス・ウクライナのインタビューで、新ロケット技術の開発がウクライナの航空宇宙産業の課題だとの認識を示した。特にエンジン、衛星、新型ロケッ

アリアンスペース買収、欧州委が本格調査

欧州委員会は26日、欧州航空宇宙大手エアバスと同業の仏サフランの合弁会社でロケット開発・製造を手がけるエアバス・サフラン・ランチャーズ(ASL)が、商業衛星打ち上げ会社アリアンスペースの経営権を取得する計画について、EU

エアバス、15年の純利益15%増

欧州航空防衛大手のエアバス・グループが24日発表した2015年12月通期決算の純利益は27億ユーロで、前期から15%増加した。旅客機「A330」などの需要が好調で、1,590億ユーロの新規受注を獲得。売上高は6%増の64

エアバス・グループ―国境管理システム事業の売却中止―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループは防衛エレクトロニクス事業の売却計画を変更する。これまでは同事業を全面放出する考えだったが、売却対象事業をレーダーと目標認識システムに制限。国境管理システムは手元に残すことにした。防衛・

ボンバルディア

カナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルディアは17日、今後2年で世界の従業員の約10%に当たる7,000人を削減すると発表した。鉄道車両部門の統括拠点があるドイツでは従業員9,000人強のうち1,400人強が対象となる。同

製造業売上、12月は1.8%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2015年12月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.8%増となり、2カ月ぶりに好転した。ユーロ圏外での売上高が2.7%増加、国内も1.7%増えた。ユー

ハンガリー、航空会社新設でロシア・スホイと交渉

ハンガリー国家開発省(NFM)がフラッグキャリアの設立に向け、ロシア航空機メーカーのスホイ(Sukhoi)と交渉を進めている。国営マジャールテレビが9日、ウェブサイトで明らかにした。新会社は4年前に運行を停止したマレーヴ

エアバス―イランから118機を受注―

欧州航空機大手のエアバス(仏トゥールーズ)は1月28日、イラン航空から大型受注を獲得した。イランのロウハニ大統領の訪仏に合わせて同日パリで契約に調印。旅客機118機を納入する。受注額は約250億ドル。エアバスはパイロット

ルフトハンザ―中国DJIと提携、ドローンサービス開発へ―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は1月26日、中国の民生用ドローン(無人機)大手DJIと提携すると発表した。DJIのドローンを用いて大口顧客向けのサービスを開発していく。DJIはルフトハンザの同サービスで得られ

ポーランド、航空機のガスタービンエンジン試験所が開所

ポーランド航空研究所は先ごろ、航空機のガスタービンエンジン試験センターをワルシャワに開設した。新センターは航空技術の研究開発の高度化が目的で、ガスタービンエンジン用のシミュレーターを持つほか、組立及び修理施設、工学デザイ

ターキッシュエア、米ボーイングと提携契約締結

トルコ航空大手のターキッシュ・エアラインズ(旧トルコ航空)と米ボーイングは1月29日、長期提携契約を結んだ。ターキッシュエアの事業拡大と、同国の航空宇宙産業の振興が目的。ボーイングの対トルコ投資に関連して提携を深める。

GE、チェコの航空機エンジン生産を増強

米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の航空機エンジン製造会社、GEアビエーションがチェコの生産能力を増強する。同社が政府と交わした基本合意書(MOU)によると、投資額は約100億コルナ(約3億7,000万ユーロ)で、生

エアバス―3Dプリンター製自動車メーカーに出資―

欧州航空宇宙大手のエアバス(蘭ライデン)は17日、6カ月前に設立した同社のベンチャーキャピタルファンド「エアバス・ベンチャーズ)」が3Dプリンター製自動車メーカーの米ローカル・モーターズに資本参加したと発表した。エアバス

独ルフトハンザ・テクニック、整備工場開設

航空大手の独ルフトハンザ子会社で機体の保守整備を行うルフトハンザ・テクニックが、ハンガリー東部のデブレツェン国際空港に整備工場を設置する。同社幹部が先ごろ、ハンガリー国営MTI通信に明らかにした。ルフトハンザと協力関係に

ソルベイのサイテック買収、条件付きで承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は2日、ベルギーの化学大手ソルベイが米同業サイテック・インダストリーズを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。ソルベイは溶媒抽出剤部門の一部を手放すことを求められる。 ソルベイは7月、サ

ソルベイのサイテック買収、条件付きで承認

欧州委員会は2日、ベルギーの化学大手ソルベイが米同業サイテック・インダストリーズを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。ソルベイは溶媒抽出剤部門の一部を手放すことを求められる。 ソルベイは7月、サイテックを55億ド

エアバスヘリコプターズ、ルーマニアで新機種生産へ

仏エアバス・ヘリコプターズは先ごろ、ルーマニア中部ブラショフの生産拠点で新工場の建設を開始した。2017年から新型ヘリ「H215」の組立てを行い、年間15機を生産する予定だ。投資額は非公表。 新工場の面積は1万平方メート

スロベニア国営航空整備会社、ポーランド同業に売却

スロベニア国営投資会社のスロベニア・ソブリン・ホールディング(SSH)は24日、国営航空機整備会社のアドリアエアウェイズ・テヒニカ(AAテヒニカ)をポーランド同業ラインテック・ホールディングに売却することで合意したと発表

仏工業ガス大手エア・リキード、米エアガスを買収

工業ガス大手の仏エア・リキードは11月17日、米同業エアガスを103億ドルで買収することで合意したと発表した。これによって世界最大の市場である米国での事業基盤を大きく強化し、売上高で世界最大の工業ガスメーカーとなる。 エ

ボンバルディア―鉄道部門のIPOが見送りに―

カナダの航空機大手ボンバルディアは19日、ドイツに本社を置く鉄道車両・設備部門ボンバルディア・トランスポーテーション(以下:鉄道部門)にカナダの年金ファンドであるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)が資本参加すると発表した

エア・リキード―米エアガス買収で世界最大手奪還―

工業ガス大手の仏エア・リキードは17日、米同業エアガスを103億ドルで買収することで合意したと発表した。これにより世界最大の市場である米国での事業基盤を大きく強化。業界世界最大手の地位を独リンデから奪還する。 エア・リキ

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