3月輸出が過去最高に、貿易黒字は縮小
ドイツ連邦統計局が10日発表した3月の輸出高(暫定値)は前年同月比1.9%増の1,183億ユーロとなり、単月としては過去最高を記録した。増加は3カ月連続。欧州連合(EU)のユーロ非加盟国向けが6.0%増えて全体をけん引し […]
ドイツ連邦統計局が10日発表した3月の輸出高(暫定値)は前年同月比1.9%増の1,183億ユーロとなり、単月としては過去最高を記録した。増加は3カ月連続。欧州連合(EU)のユーロ非加盟国向けが6.0%増えて全体をけん引し […]
エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は7日、同国の電気通信サービス事業者プラスネットを独ITサービス会社QSCから完全買収することで合意したと発表した。エネルギー以外のインフラサービス事業を強化する戦略に基づく措
独ミュンヘン再保険が8日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の株主帰属の純利益は前年同期比23.5%減の6億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。昨年8月に日本を襲った台風21号に伴う保険金支払いが響いた格好。
トルコ中央銀行は9日、1週間物レポ金利(主要政策金利=24%)での貸し出しを停止した。市中銀行への貸出金利を実質的に引き上げて通貨流通量を抑え、イスタンブール市長選挙のやり直しが決まった7日以降の通貨リラ急落を食い止める
チェコ中央銀行は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、2%とした。利上げは昨年11月以来6カ月ぶりで、金融引き締めに転じた17年8月以降では8回目となる。同月からの利上げ幅は計1.95ポイン
米投資銀行モルガン・スタンレーが来年第1四半期にロシア銀行事業から撤退する。2014年以来の欧米による対ロシア制裁で採算を確保するのが難しくなっているためだ。コンサルティング事業は継続する。 7日のロイター通信によると、
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が7日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比78.2%減の5億8,900万ユーロと大幅に縮小した。主力の乗用車部門で10年(40四半期)ぶりに赤
モバイルバンキングの独N26(ベルリン) は今後8~12週間をめどに米国市場へと参入する計画だ。ファレンティン・シュタルフ社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ(FAS)』紙に明らかにした。 N26は2013年設立
総合医療大手の独フレゼニウスが2日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は11億1,500万ユーロとなり、前年同期比で8%増加した。人工透析と点滴部門が好調だったほか、米ドル高で水準が押上ら
欧州委員会は4月29日、クレジットカード大手の米マスターカードとビザがEU域外で発行されたクレジットカード、デビットカードを使った域内での買い物にかかる手数料を引き下げることで合意したと発表した。引き下げ幅は平均で40%
チェコ中央銀行は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、2%とした。利上げは昨年11月以来6カ月ぶりで、金融引き締めに転じた17年8月以降では8回目となる。同月からの利上げ幅は計1.95ポイン
英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は4月29日、仮想通貨財団「IOTA(アイオタ)」と提携し、コネクテッドカーの運転を通じて仮想通貨を獲得できる技術を開発していると発表した。同技術は自動車を「電子財布」
仏信用保険会社コファスは4月15日、スロベニア同業SID-プルヴァ・クレディトナ・ザヴァロヴァルニツァ(PKZ)を同国国営の輸出入銀行SIDバンカから買収したと発表した。採算を確保しながら中東欧地域で成長を図るグループ戦
クレジットカード世界最大手の米ビザは先ごろ、ロシアで同国農業銀行及び小売大手パルメザンと協力して小売店舗などにおける現金引き出しの実証試験を開始したと発表した。今後ロシア全土でのサービス開始を目指す予定。 ビザは今年2月
チェコの通貨・コルナが誕生から100周年を迎えた。オーストリア・ハンガリー帝国で使われていた通貨(クローネ)が第1次大戦後、ハイパーインフレに見舞われたのを受けて導入されたもので、新国家チェコスロバキアの経済発展の基盤を
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4月26日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比16%減の28億200万ユーロと大きく落ち込んだ。販売不振のほか、ディーゼル車の排ガ
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4月30日、イラクの電力インフラ再建に向けた契約を同国政府との間で締結した。エネルギーの安定供給実現を通してイラクの復興を支援する。ベルリンで開催された調印式にはドイツのアンゲラ・メ
日立製製作所は4月26日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを設立すると発表した。スタートアップ企業が生み出す破壊的な技術やビジネスモデルと日立の技術・知見や顧客基盤を融合することで、イノベーションを支援
決済サービス大手の独ワイヤーカード(アッシュハイム)は4月24日、ソフトバンクグループ(SBG)と戦略協業すると発表した。デジタル分野で協力するほか、日本・韓国市場への進出で支援を受ける。SBGはワイヤーカードの転換社債
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は4月26日、売上高に相当する経常収益が2019年12月期は前期比横ばいになるとの見通しを示し、従来予測の「やや増加」から引き下げた。1-3月期(第1四半期)実績が前年同期比9%減
独金融大手のドイツ銀行とコメルツ銀行は4月25日、合併協議を打ち切ったと発表した。株主とその他の利害関係者の利益にならないと判断したため。コメ銀に対しては同業の伊ウニクレディトと蘭INGが合併の打診を行っているもようで、
消費者・企業向け金融機関の独業界団体BFACHは4月25日、加盟52行が昨年、消費者に融資した資金総額は586億ユーロとなり、前年比で7.5%増加したことを明らかにした。個人消費の伸び率が1%にとどまったなかで大きく伸び
独金融大手のドイツ銀行とコメルツ銀行は25日、合併協議を打ち切ったと発表した。株主とその他の利害関係者の利益にならないと判断したため。コメ銀に対しては伊ウニクレディトとオランダのINGが合併を打診しているもようで、同行は
オンライン決済サービス大手の独ワイヤーカードは24日、ソフトバンクグループ(SBG)と戦略提携すると発表した。デジタル分野で協力するほか、日本・韓国市場への進出で支援を受ける。SBGは約9億ユーロに上るワイヤーカードの転
仏信用保険会社コファスは15日、スロベニア同業SID-プルヴァ・クレディトナ・ザヴァロヴァルニツァ(PKZ)を同国国営の輸出入銀行SIDバンカから買収したと発表した。採算を確保しながら中東欧地域で成長を図るグループ戦略の
フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は9日、投資管理ソリューション事業を展開する米アクシオマを投資会社ゼネラル・アトランティックと共同買収したうえで、自社のインデックス事業と統合すると発表した。アクシオマが持つ
ドイツの世帯が保有する純資産(名目資産から債務を除いた金額)が2017年は平均23万2,800ユーロとなり、前回調査の14年に比べ9%増加したことが、連邦銀行(中銀)の調査で分かった。賃金の上昇を背景とする収入増のほか、
ドイツのバイオテクノロジー企業がベンチャーキャピタルから昨年調達した資金の総額は前年比98%増の12億4,400万ユーロとなり、過去最高を更新した。一部の企業が巨額資金を獲得したことで、水準が押し上げられた。監査法人大手
欧州中央銀行(ECB)は10日の定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。ただ、ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ圏の景気減速が続けば、対応するための「多くの措置がある」と発言。圏内の銀行を圧迫しているマイナス金利政策に
ルクセンブルクに本社を置くドイツ系風力発電設備大手センヴィオンは9日、独事業会社が民事再生手続きの適用を裁判所に申請したと発表した。経営再建に向けた銀行との融資交渉がまとまらないことから、同手続きにより現経営陣の主導権を
スペインの銀行最大手サンタンデールは12日、有望市場の中南米での事業拡大に向け、メキシコの現地法人サンタンデール・メヒコの未保有の株式25%を取得する方針を発表した。最大5億7,200万株の新株(約26億ユーロ相当)を発
仏大手銀行のソシエテ・ジェネラルは9日、業績不振を受けて1,600人を削減すると発表した。2月に打ち出したコスト圧縮計画に沿ったもので、全従業員の約8%が削減されることになる。 削減は投資銀行、法人向け業務部門が中心。フ
欧州中央銀行(ECB)は10日に開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。一方、ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ圏の景気減速が続けば、対応するための「多くの措置がある」と発言。圏内の銀行を圧迫しているマイナス金利
英国の老舗百貨店デベナムズが経営破綻し、9日に管財人の管理下に入った。管財人は同日、債権者にデベナムズを売却することを決定。同社は債権者主導で再建を目指すことになった。 デベナムズは1778年創業の百貨店。英国で166店
ドイツ連邦統計局が8日発表した2月の輸出高(暫定値)は前年同月比3.9%増の1,088億ユーロへと拡大した。すべての仕向け先地域で増加。増加幅は欧州連合(EU)のユーロ非加盟国で4.8%、EU域外で4.1%、ユーロ加盟国
製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は2日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)をベースとするがんワクチンの開発で米国のスタートアップ企業クロリス(Khloris)と協業すると発表した。医療・農業分野で画期的な新技術の実現を
イタリアの大手銀行ウニクレディト(ミラノ)が独同業コメルツ銀行の買収に関心を示しているとの観測が浮上している。英『フィナンシャル・タイムズ』紙などが消息筋の情報として報じた。3行は報道内容へのコメントを控えている。 コメ
みずほフィナンシャルグループは1日、中核子会社みずほ証券がドイツ法人「みずほセキュリティーズヨーロッパ」を立ち上げたと発表した。英国のEU離脱に伴う措置で、英子会社みずほインターナショナル傘下の企業として設立。3月から営
欧州委員会は2日、英国が一部の多国籍企業に適用していた税優遇措置は違法な国家補助に当たるとの見解をまとめ、英政府に対し該当する企業への追徴課税を命じたと発表した。対象となる企業の具体名は公表していない。英当局は速やかに本
欧州証券市場監督機構(ESMA)は3日、3回目となるEU域内の中央清算機関(CCP)に対するストレステスト(健全性審査)の実施概要を発表した。好ましくない市場環境に直面した際のCCPの耐性を見極め、潜在的な欠陥をあぶりだ
イタリアの大手銀行のウニクレディトが独コメルツ銀行の買収を検討している。英フィナンシャル・タイムズ紙などがこのほど、消息筋の情報として報じた。両行はコメントを控えている。 コメ銀は現在、独銀最大手のドイツ銀行と合併協議を
製薬大手の独バイエルは2日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)をベースとするがんワクチンの開発で米国の新興企業クロリスと提携すると発表した。医療・農業関連の画期的な新技術の実現を支援する子会社リープス・バイ・バイエルを通じて
みずほフィナンシャルグループは1日、中核子会社みずほ証券がドイツ法人を立ち上げたと発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、在英子会社みずほインターナショナルの傘下企業としてみずほセキュリティ
ドイツの民間大手金融機関であるドイツ銀行とコメルツ銀行の合併を支持する人は専門家の間でも一般消費者の間でも少ないことが、各種の調査で分かった。 欧州経済研究センター(ZEW)が金融専門家174人を対象に実施した3月中旬の