バイオテクノロジー

3Dバイオプリント技術開発 ロシア

ロシアの民間医療機関大手インビトロ(INVITRO)のスピンオフ企業で、3Dバイオプリンティング※用のバイオプリンターと材料の開発製造を手掛ける。バイオプリントの基礎となるバイオファブリケーション(生体組織を人工的に作る […]

ビオンテック―コロナワクチン6億本を米政府から受注―

独バイオ大手ビオンテックと米製薬大手ファイザーは22日、両社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンを米国政府に納入する契約を締結したと発表した。最大6億本を供給する。両社は英政府から3,000万本の受注を獲得したことを2

エボテック

独バイオ企業エボテックは22日、米子会社ジャスト・エボテック・バイオロジクスが米国防省から受注を獲得したと発表した。新型コロナウイルスの治療と予防に用いる抗体を開発・製造する。受注額は最大1,820万ドル。

ロンザ

医薬品の受託製造を手がけるスイスのロンザは24日、特殊化学事業の売却方針を発表した。医薬品・バイオテクノロジー分野の事業を強化する戦略に基づく措置。下半期中に売却手続きを開始する。

3~5月の医薬品輸出14%増加

ドイツ連邦統計局が21日発表した3~5月の医薬品輸出高は221億ユーロとなり、前年同期を14.3%上回った。新型コロナ危機を受けて同国の輸出高が22.6%落ち込むなかで大幅に増加した。3月は前年同月比27.8%増の82億

独ビオンテック、コロナワクチン6億本を米政府から受注

独バイオ大手ビオンテックと米製薬大手ファイザーは22日、両社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンを米国政府に納入する契約を締結したと発表した。最大6億本を供給する。両社は英政府から3,000万本の受注を獲得したことを2

ランクセス―浄水事業を再編、逆浸透膜事業は売却へ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は16日、浄水事業を再編すると発表した。将来性の高いイオン交換樹脂事業を強化する考えで、逆浸透膜事業は環境サービス大手の仏スエズに売却する。 逆浸透膜は水以外の不純物を透過させない膜で、海

キュアヴァク―カタールが出資―

バイオ医薬品開発の独キュアヴァク(テュービンゲン)は21日、カタール投資庁(QIA)と新旧の投資家グループが同社に合わせて約1億2,600万ドルを出資すると発表した。キュアヴァクにはドイツの政策金融機関KfWが6月に3億

ビオンテック

独バイオ企業ビオンテックは20日、米製薬大手ファイザーと共同開発している新型コロナウイルス用ワクチンを英国政府から受注したと発表した。当局の認可が得られた場合、ワクチン「BNT162」3,000万本を供給する。供給時期は

カザフスタン、人工授精事業でドイツ企業と提携

カザフスタンの投資誘致機関であるカザフインベストが17日明らかにしたところによると、独畜産会社コッセン・ライブストックが現地のカザフスタン・ブル・ジェネティクスと、牛の人工授精事業で提携する計画だ。すでに基本合意書を交わ

ランクセスが浄水事業再編、逆浸透膜事業は売却へ

独化学大手のランクセスは16日、浄水事業を再編すると発表した。将来性の高いイオン交換樹脂事業を強化する考えで、逆浸透膜事業は環境サービス大手の仏スエズに売却する。 逆浸透膜は水以外の不純物を透過させない膜で、海水や排水の

スタートアップの資金調達に新型コロナの影響

ドイツのスタートアップ企業が上半期に投資家から調達した資金の総額は22億200万ユーロとなり、前年同期比で22%減少したことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査で分かった。新型コロナウイルス感

ゲレスハイマー―コロナワクチン容器をすでに受注―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は14日の決算発表で、新型コロナウイルス用ワクチン容器の受注をすでに獲得していることを明らかにした。同ワクチンを開発しているすべてのメーカーから注文が入っているという。ディ

ビオンテック―コロナワクチンの治験で好結果―

独バイオ企業ビオンテック(マインツ)は1日、米製薬大手ファイザーと共同で進めている新型コロナウイルス用ワクチンの治験中間報告を発表した。副作用が少ないうえ、高い水準の抗体産出も確認されたことから、両社は今後、約3万人を対

テスラ―ワクチン開発の独キュアヴァクと協業―

電気自動車(EV)製造の米テスラがワクチン開発の独キュアヴァクと協業している。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイッターで「テスラはサブプロジェクトとしてキュアヴァク、およびもしかしたら他の企業向けにも

独ビオンテック、コロナワクチンの治験で好結果

独バイオ企業のビオンテックは1日、米製薬大手ファイザーと共同で進めている新型コロナウイルス用ワクチンの治験中間報告を発表した。副作用が少ないうえ、高い水準の抗体産出も確認されたことから、両社は今後、約3万人を対象とする大

米アッティス、セルビアにバイオ燃料工場建設

米代替燃料メーカーのアッティス・インダストリーズが、セルビア北部のクラにバイオ燃料の欧州生産拠点を開設する。同市当局が6月19日明らかにしたもので、このほど両者は工場建設プロジェクトの基本合意を交わした。約18カ月の建設

トルコ初の産業用酵素工場が稼働

トルコ初の産業用酵素メーカーであるLIVZYMバイオテクノロジー が6月26日、イスタンブールで工場の稼働を開始した。穀粉・異性化糖の生産に用いられる酵素を生産する。食品の安全確保に向けた第1歩として位置付けられており、

フランクフルト空港でコロナ検査スタート、最短2時間

新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査サービスがフランクフルト国際空港で6月29日、始まった。ドイツ初の予約不要のコロナ検査サービスで、バイオ企業セントジーンが空港運営会社フラポートと、同空港をハブとして利

米アッティス、セルビアにバイオ燃料工場建設

米代替燃料メーカーのアッティス・インダストリーズが、セルビア北部のクラにバイオ燃料の欧州生産拠点を開設する。同市当局が19日明らかにしたもので、このほど両者は工場建設プロジェクトの基本合意を交わした。約18カ月の建設期間

ベラルーシ、ウズベクに家畜育種センター設立へ

ベラルーシのマリニッチ在ウズベキスタン特命全権大使はこのほど、ウズベキスタンがベラルーシの協力を得て、遺伝子工学を用いた家畜の育種センターの設立を準備していることを明らかにした。ベラルーシとしては育種センターで同国との提

キュアヴァク―コロナワクチンの治験を開始、独2件目―

独バイオ企業キュアヴァク(テュービンゲン)は17日、新型コロナウイルス用ワクチンの治験を連邦保健省傘下のパウル・エールリッヒ研究所から承認されたと発表した。新型コロナワクチンの治験がドイツで行われるのは競合ビオンテックに

キュアヴァク―政府が23%出資、ワクチン開発支援へ―

バイオ医薬品開発の独キュアヴァク(テュービンゲン)は15日、ドイツ政府から出資を受けることを明らかにした。同社は新型コロナウイルス用ワクチンを開発しており、政府はこれを支援するとともに、外資による買収を阻止する意向だ。

ビオンテック

独バイオ企業ビオンテックは11日、欧州投資銀行(EIB)から最大1億ユーロの融資を受けることで合意したと発表した。新型コロナウイルス用ワクチンの開発と同ワクチンの量産に向けた生産能力の確保に充てる。同社は新型コロナワクチ

ショット

特殊ガラス大手の独ショットは新型コロナウイルス用ワクチンの認可を見据え、ワクチン容器の特需に対応できる体制を整える意向だ。フランク・ハインリヒト社長がロイター通信に明らかにしたもので、すでに最大10億本の問い合わせがある

化学業界が生産・売上予測を撤回

独化学工業会(VCI)は5月27日、独業界(製薬を含む)の今年の生産・売上予測を取り下げた。新型コロナ危機を受けて深刻な経済恐慌に陥る見通しが高まっているためだ。第1四半期(1~3月)の業界の業績は良好だったものの、クリ

政府が貿易政令を改正、コロナ危機を受け医療分野の企業保護強化へ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて医薬品や医療用品の重要性が痛感されていることから、医療分野の独企業に対する欧州連合(EU)域外の企業の出資計画をこれまでよりも厳しく審査できるようにする。

「米国第一」を掲げる米トランプ政権は、ワクチン開発の有力企業である独キュアヴァクを買収したうえで本社を米国に移管し、同社が専ら米国市場向けに新型コロナワクチンを開発・製造するようにすることを画策したとされる。

国内の医療用品、ワクチン、治療薬メーカーにEU外の企業が10%以上の出資を計画する場合は審査できるようにする。

独政府が貿易政令を改正、医療分野の企業保護強化へ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて医薬品や医療用品の重要性が痛感されていることから、医療分野の独企業に対するEU域外の企業の出資計画をこれまでよりも厳しく審査できるようにする。

インド製の原薬に投入される原料の約70%は中国から輸入されている。

国内の医療用品、ワクチン、治療薬メーカーにEU外の企業が10%以上の出資を計画する場合は審査できるようにする。

新型コロナのワクチン、9月にも供給開始へ=アストラゼネカ

英製薬大手アストラゼネカは21日、英オックスフォード大学と開発している新型コロナウイルスのワクチンの供給を早ければ9月に開始すると発表した。

4億回分を供給する契約を締結したという。

開発に成功すれば、4億回分のうち1億回分を第1弾として9月にも英国に供給する。

独政府、ワクチン開発支援に7.5億ユーロ追加支出

ドイツ政府は11日、国内の新型コロナウイルス・ワクチン開発・生産に最大7億5,000万ユーロの助成を行うと発表した。

同国EU主導の新型コロナ治療薬・ワクチン開発に5億2,500万ユーロの拠出を確約していることから、同分野の支援総額は約13億ユーロに拡大することになる。

それには国内のワクチン生産能力を拡充する必要があることから、政府はこの分野でも支援を実施する。

新型コロナワクチンは「米に優先権」、サノフィCEO発言めぐり仏政府が猛反発

新型コロナウイルスのワクチン開発をめぐり、仏製薬大手サノフィのポール・ハドソン最高経営責任者(CEO)が13日、ワクチンの供給先として米国を優先する意向を表明したことが波紋を広げている。

ハドソン氏は米ブルームバーグ通信とのインタビューで、サノフィが新型コロナのワクチン開発に成功した場合、「米国政府には最も多くのワクチンを事前発注する権利がある」と発言。

ワクチンが完成すれば各国に平等に供給すると強調した。

3月鉱工業生産9%減少

製造業は11.6%後退した。

建設業は1.8%増加している。

製造が2.4%減少。

ワクチン開発支援に独が7.5億ユーロを追加支出

同国は欧州連合(EU)主導の新型コロナ治療薬・ワクチン開発に5億2,500万ユーロの拠出を確約していることから、同分野の支援総額は約13億ユーロに拡大することになる。

アンヤ・カリツェク研究相は、通常の生活に復帰するためのカギを握るのはワクチンの開発だと述べ、意義を強調した。

それには国内のワクチン生産能力を拡充する必要があることから、政府はこの分野でも支援を実施する。

新型コロナワクチン開発、独は7件

世界のプロジェクト件数を時系列でみると、2月1日時点では6件、3月9日時点でも16件にとどまっていた。

このうち(1)は4月に治験が始まった。

(2)も6月に治験が始まる見通しだ。

コロナワクチン・治療薬開発、欧州委が10億ユーロ拠出

新型コロナウイルスの治療薬やワクチンなどの開発を促進することを目的とする国際会議が4日、EUの欧州委員会の主導で開催された。

会議に参加した約40の国・地域の首脳や国連、慈善団体などが開発支援への拠出を約束し、総額74億ユーロの資金が集まった。

欧州委は10億ユーロを拠出する。

ビオンテック―新型コロナワクチンの治験を開始―

バイオ医薬品開発の独ビオンテック(マインツ)は22日、新型コロナウイルス用ワクチンの治験を連邦保健省傘下のパウル・エールリッヒ研究所から承認されたと発表した。

ビオンテックはDNA(遺伝情報を保持する物質)の情報を写し取るメッセンジャーRNA(リボ核酸)をベースに、ワクチンを作製する技術に特化した企業。

同社とファイザーはインフルエンザワクチンの開発で2018年に提携している。

バイエル―第1四半期増益に―

業績を部門別でみると、最大の農業化学は売上高が実質5.7%増の68億3,400万ユーロ、営業利益(特別要因を除く)が13.5%増の26億1,100万ユーロへとともに拡大。

特許薬部門も売上高が3.9%増の45億4,600万ユーロ、営業利益が7.3%増の15億9,400万ユーロと好調で、売上高営業利益率は34.1%から35.1%へと高まった。

一般医薬品部門は売上高が13.5%増の13億9,800万ユーロ、営業利益が3.8%増の3億100万ユーロで、売上高営業利益率が20.8%から21.5%へと上昇した。

第2四半期GDP12%縮小=Ifo予測

Ifo経済研究所は28日、新型コロナ危機の影響でドイツの国内総生産(GDP)が第2四半期(4~6月)に前期比で実質12.2%減少するとの予測を発表した。

第3四半期(7~9月)から景気の回復が始まるものの、GDPが危機前の水準に戻るのは2021年末になると予想している。

今回の予測は◇コロナウイルスの感染拡大が今後数カ月で抑止され、感染の「第二波」が回避される◇ドイツとその販売市場、調達市場で企業倒産の嵐が発生せず、金融システムの不安定化が回避される――を前提にしている。

外資規制強化へ、貿易法改正案を閣議決定

ドイツ政府は8日の閣議で、貿易法改正案を了承した。

昨年4月に発効した「欧州連合(EU)への外国直接投資の審査枠組み創出規則(スクリーニング規則)」に国内法を適合させるもので、重要インフラ分野の企業への出資を外資が計画する場合、政府はこれまでよりも包括的かつ予見的に審査を行えるようになる。

同法案が議会の承認を経て施行されると、政府はドイツ企業への外資の出資が自国だけでなく他のEU加盟国およびEUのプログラム・プロジェクトにもたらす影響も視野に入れて審査を行えるようになる。

新型コロナ感染が35分で判明、新検査方法を独スタートアップが開発

独スタートアップ企業スピンダイアグ(Spindiag)は7日、新型コロナウイルスの感染を迅速かつ低コストで調べる検査法を開発していると発表した。

同社が開発しているのは、新型コロナの感染を調べるために幅広く利用されているPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を進化させた検査法だ。

これをさらに染色して検査機にかけ、感染の有無を調べる。

労働時間規制が一時緩和、システム上重要な業種で

システムを維持するうえで重要な業種の労働時間規制を緩和するドイツ連邦労働省の時限省令が10日、発効した。

労働時間法は新型コロナ危機対策の一環で3月下旬に改正された。

緊急事態が発生した場合、省令を通して労働時間規制を緩和する権限を労働省に認めている。

シーメンス・ヘルシニアーズ―新型コロナの検査キット開発―

シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は2日、分子診断技術を用いた新型コロナウイルスの検査キットを開発したと発表した。

シーメンス・ヘルシニアーズのルクセンブルク子会社ファスト・トラック・ダイアグノスティクスが「FTD SARS-CoV-2アッセイ」という名の検査キットを開発した。

同社は病院の検査室などを想定して同キットを開発した。

ラトビア企業、コロナ対応の医療関係者向けにAI支援プラットフォーム開発

新型コロナウイルスの流行に対応する医療関係者や専門家向けに、人工知能(AI)を活用した意思決定支援用のプラットフォームを開発する。

同プラットフォームは(1)対話形式の質問項目を含む、国の定めるプロトコルに沿って機能する意思決定サポートシステム(2)医療管理者がリアルタイムで利用できる、健康医療システムの枠内で医療サービスに関するコンプライアンスと質を監視するシステム(3)コロナウイルスにより引き起こされる肺炎などの治療に関する知見をAIが総合・分析するシステムーーの3つで構成される。

メットアドバイスはAIを医療に生かす健康医療技術の開発企業で、過去に実施された治療の分析から得られた知見を活かして最新の医療ガイドラインを提供している。

ノバルティス―新型コロナ治療薬の治験へ―

スイス製薬大手ノバルティス(バーゼル)は2日、新型コロナウイルス治療薬の治験を実施すると発表した。

同社の医薬品「ジャカビ」が新型コロナに有効と目されることから、米同業インサイトと共同で治験の最終段階に当たる「第3相臨床試験」を行う。

新型コロナ患者の免疫システムの過剰反応を抑制する効果が見込まれることから、患者を対象とする治験に踏み切る。

ノバルティス、新型コロナ治療薬の治験へ

スイス製薬大手ノバルティスは2日、新型コロナウイルス治療薬の治験を実施すると発表した。

同社の医薬品「ジャカビ」が新型コロナに有効と目されることから、米同業インサイトと共同で治験の最終段階に当たる「第3相臨床試験」を行う。

新型コロナ患者の免疫システムの過剰反応を抑制する効果が見込まれることから、患者を対象とする治験に踏み切る。

シーメンス子会社、新型コロナ検査キットを開発

独シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズは2日、分子診断技術を用いた新型コロナウイルスの検査キットを開発したと発表した。

シーメンス・ヘルシニアーズのルクセンブルク子会社ファスト・トラック・ダイアグノスティクスが開発した検査キットは「FTD SARS-CoV-2アッセイ」。

同社は病院の検査室などを想定して同キットを開発した。

EUが域外企業による買収を警戒、加盟国に監視強化要請

欧州委員会は3月25日、欧州連合(EU)企業への海外からの投資に対する監視を強化するよう加盟国に要請した。

欧州で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、経済不安が広がっていることに乗じて、医療など重要分野の企業が域外企業に買収されるのを警戒したもので、各国にガイドラインを示し、動きを厳しくチェックするよう求めている。

欧州委はガイドラインで、こうした手段をフル活用し、域外企業による買収を厳しく審査するよう加盟国に要請。

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