医療品

富士フイルム、米社から英向けコロナワクチンの原薬生産受託

富士フイルムは17日、米バイオ医薬品企業ノババックスが英国政府に供給する予定の新型コロナウイルス用ワクチンの原薬の製造を受託したと発表した。バイオ医薬品子会社のフジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ(FDB)が […]

サノフィ、バイオ医薬品の米プリンシピアを買収

仏製薬大手サノフィは17日、米バイオ医薬品企業のプリンシピア・バイオファーマを買収することで合意したと発表した。買収額は36億8,000万ドル。プリンシピアは自己免疫疾患系の治療薬に強みを持つ企業で、サノフィは買収によっ

バイエルが米避妊具訴訟で和解、16億ドル支払いへ

独製薬大手バイエルの避妊器具「エシュア」の使用によって健康被害を受けたとして、米国の女性が起こしている集団訴訟で、同社は20日、原告の約90%と和解合意したと発表した。バイエルは6月、除草剤「グリホサート」をめぐる米国で

ポーランド製薬大手、新型コロナ治療薬の製造を開始

ポーランドの製薬大手バイオメッド・ルブリンは18日、新型コロナウイルス感染症の治療薬の製造に着手したと発表した。2カ月以内に臨床試験を開始する。 新薬は感染症から回復した人の血漿(しょう)から取り出した免疫グロブリン(I

キアゲン―米サーモフィッシャーのTOBが失敗―

米計測機器・試薬大手サーモフィッシャー・サイエンティフィックは13日、オランダに本社を置くドイツ系のバイオインフォマティクス大手キアゲンに対する株式公開買い付け(TOB)が失敗したと発表した。キアゲンの大株主の多くがTO

ニプロ―独透析液メーカーを買収―

ニプロは13日、人工透析液の製造・販売を手がける独MTNノイブランデンブルクを買収したと発表した。医療機器事業のグローバル化に向けた取り組みの一環。ベルギー子会社ニプロメディカルヨーロッパを通してMTNの全発行株式を7月

バイエル―更年期障害治療薬の英社を買収―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は11日、更年期障害の治療薬を開発する英バイオ企業キャンディ・セラピューティクスを買収すると発表した。婦人薬分野の開発ポートフォリオを拡充する狙い。独禁当局の承認を経て買収手続きが9

バイエル、更年期障害治療薬の英社を買収

製薬大手の独バイエルは11日、更年期障害の治療薬を開発する英バイオ企業キャンディ・セラピューティクスを買収すると発表した。婦人薬分野の開発ポートフォリオ拡充が目的。独禁当局の承認を経て、買収手続きが9月までに完了すると見

ニプロ、独透析液メーカーを買収

ニプロは13日、人工透析液の製造・販売を手がける独MTNノイブランデンブルクを買収したと発表した。医療機器事業のグローバル化に向けた取り組みの一環。ベルギー子会社ニプロメディカルヨーロッパを通じてMTNの全株式を7月24

ベーリンガー―上期増収を確保―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは3日、2020年1-6月期(上半期)の売上高が97億ユーロとなり、為替変動を除いた実質ベースで4.4%増加したと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて医療機関が在庫を増

ロシア、新型コロナワクチンの臨床試験完了=保健相

ロシアのムラシュコ保健相は1日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験が完了したと発表した。開発しているガメレヤ国立研究所が承認申請を準備しており、承認が下り次第、まずは医療・学校関係者を対象に予防接種を開始する。一般市民

3Dバイオプリント技術開発 ロシア

ロシアの民間医療機関大手インビトロ(INVITRO)のスピンオフ企業で、3Dバイオプリンティング※用のバイオプリンターと材料の開発製造を手掛ける。バイオプリントの基礎となるバイオファブリケーション(生体組織を人工的に作る

輸入物価の下げ幅縮小、6月は-5.1%に

ドイツ連邦統計局が7月29日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比5.1%減と大幅に低下したものの、下げ幅は前月の7.0%から縮小した。エネルギーの低下率が前月の50.6%から37.2%に縮小したことが大きい。エネルギー

バイエル―4-6月期赤字が過去最大の95億ユーロに―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は4日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算で過去最大の純損失95億4,800万ユーロ(前年同期は4億400万ユーロの黒字)を計上した。除草剤「グリホサート」と卵

第一三共とアストラゼネカ、抗がん剤で提携

第一三共は7月27日、開発中の抗がん剤について、英製薬大手アストラゼネカと提携すると発表した。開発、商業化を共同で進める。第一三共は対価として最大60億ドルを受け取る。 対象となるのは、第一三共が開発を進めている「DS―

AGC、伊バイオ医薬品会社の買収が決定

AGCは7月28日、イタリアのバイオ医薬品会社モレキュラー・メディスンの買収が決まったと発表した。イタリアのバイオ医薬品子会社AGCバイオロジクスを通じて実施していた株式公開買い付け(TOB)で、これまでに株式の約93%

ビオンテック―コロナワクチン6億本を米政府から受注―

独バイオ大手ビオンテックと米製薬大手ファイザーは22日、両社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンを米国政府に納入する契約を締結したと発表した。最大6億本を供給する。両社は英政府から3,000万本の受注を獲得したことを2

エボテック

独バイオ企業エボテックは22日、米子会社ジャスト・エボテック・バイオロジクスが米国防省から受注を獲得したと発表した。新型コロナウイルスの治療と予防に用いる抗体を開発・製造する。受注額は最大1,820万ドル。

ロンザ

医薬品の受託製造を手がけるスイスのロンザは24日、特殊化学事業の売却方針を発表した。医薬品・バイオテクノロジー分野の事業を強化する戦略に基づく措置。下半期中に売却手続きを開始する。

3~5月の医薬品輸出14%増加

ドイツ連邦統計局が21日発表した3~5月の医薬品輸出高は221億ユーロとなり、前年同期を14.3%上回った。新型コロナ危機を受けて同国の輸出高が22.6%落ち込むなかで大幅に増加した。3月は前年同月比27.8%増の82億

アストラゼネカのコロナワクチン、初期治験で免疫反応

英製薬大手アストラゼネカは20日、英オックスフォード大学と開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、初期段階の臨床試験(治験)で強い免疫反応が確認されたと発表した。同社は9月にも供給を開始する方針を示しており

独ビオンテック、コロナワクチン6億本を米政府から受注

独バイオ大手ビオンテックと米製薬大手ファイザーは22日、両社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンを米国政府に納入する契約を締結したと発表した。最大6億本を供給する。両社は英政府から3,000万本の受注を獲得したことを2

新型コロナ治療薬「アビガン」、トルコが国産化

トルコが新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の治療薬候補として注目される「アビガン」の国産化に成功した。14日付の現地紙『デイリー・サバ』が報じたもので、今月に入って同国の保健省が国内で生産されたアビガンを承認し

キュアヴァク―カタールが出資―

バイオ医薬品開発の独キュアヴァク(テュービンゲン)は21日、カタール投資庁(QIA)と新旧の投資家グループが同社に合わせて約1億2,600万ドルを出資すると発表した。キュアヴァクにはドイツの政策金融機関KfWが6月に3億

ビオンテック

独バイオ企業ビオンテックは20日、米製薬大手ファイザーと共同開発している新型コロナウイルス用ワクチンを英国政府から受注したと発表した。当局の認可が得られた場合、ワクチン「BNT162」3,000万本を供給する。供給時期は

スマート畜産の中国・睿畜科技、独化学大手2社が出資

化学大手の独BASFとエボニックは20日、情報技術を活用したスマート畜産のスタートアップ企業である中国の睿畜科技(SmartAHC)に出資するとそれぞれ発表した。出資額と出資比率は明らかにしていない。 睿畜はシンガポール

新型コロナ治療薬「アビガン」、トルコが国産化

トルコが新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の治療薬候補として注目される「アビガン」の国産化に成功した。14日付の現地紙『デイリー・サバ』が報じたもので、今月に入って同国の保健省が国内で生産されたアビガンを承認し

ゲレスハイマー―コロナワクチン容器をすでに受注―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は14日の決算発表で、新型コロナウイルス用ワクチン容器の受注をすでに獲得していることを明らかにした。同ワクチンを開発しているすべてのメーカーから注文が入っているという。ディ

スタートアップの資金調達に新型コロナの影響

ドイツのスタートアップ企業が上半期に投資家から調達した資金の総額は22億200万ユーロとなり、前年同期比で22%減少したことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査で分かった。新型コロナウイルス感

ビオンテック―コロナワクチンの治験で好結果―

独バイオ企業ビオンテック(マインツ)は1日、米製薬大手ファイザーと共同で進めている新型コロナウイルス用ワクチンの治験中間報告を発表した。副作用が少ないうえ、高い水準の抗体産出も確認されたことから、両社は今後、約3万人を対

テスラ―ワクチン開発の独キュアヴァクと協業―

電気自動車(EV)製造の米テスラがワクチン開発の独キュアヴァクと協業している。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイッターで「テスラはサブプロジェクトとしてキュアヴァク、およびもしかしたら他の企業向けにも

独ビオンテック、コロナワクチンの治験で好結果

独バイオ企業のビオンテックは1日、米製薬大手ファイザーと共同で進めている新型コロナウイルス用ワクチンの治験中間報告を発表した。副作用が少ないうえ、高い水準の抗体産出も確認されたことから、両社は今後、約3万人を対象とする大

チェコ企業、自動車部品の加工設備を人口呼吸器向けに転換

新型コロナ危機でチェコの自動車製造業界も大きな打撃を受けている。そんな中で、自動車部品用工作機械を人工呼吸器向けに調整することで、新たな需要をつかんだ企業がある。 この企業は金属・木材加工機械を製造するロイェク・ワイドベ

フランクフルト空港でコロナ検査スタート、最短2時間

新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査サービスがフランクフルト国際空港で6月29日、始まった。ドイツ初の予約不要のコロナ検査サービスで、バイオ企業セントジーンが空港運営会社フラポートと、同空港をハブとして利

アストラゼネカ、コロナワクチン供給で日本政府と協議

英製薬大手アストラゼネカは26日、英オックスフォード大学と共同で開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、日本への供給に向けて日本政府と協議することで合意したと発表した。第一三共などと協力し、ワクチンの日本へ

仏サノフィ、ワクチンでの米社との提携拡大

仏製薬大手サノフィは23日、ワクチン開発での米トランスレート・バイオとの提携を拡大すると発表した。トランスレート・バイオが開発を進めている新型コロナウイルス向けワクチンの重要性を評価したもので、最大19億ドルの資金を提供

キャノンメディカル、露社と画像診断装置の販社設立

キャノンメディカルシステムズは22日、ロシア製薬大手Rファームと医療機器販売の合弁会社をモスクワに設立することで合意したと発表した。ロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国において、キャノン製の医療用画像診断装置の販売と

キュアヴァク―コロナワクチンの治験を開始、独2件目―

独バイオ企業キュアヴァク(テュービンゲン)は17日、新型コロナウイルス用ワクチンの治験を連邦保健省傘下のパウル・エールリッヒ研究所から承認されたと発表した。新型コロナワクチンの治験がドイツで行われるのは競合ビオンテックに

キャノンメディカル、露Rファームと画像診断装置の販社設立

キャノンメディカルシステムズは22日、ロシア製薬大手Rファームと医療機器販売の合弁会社をモスクワに設立することで合意したと発表した。ロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国において、キャノン製の医療用画像診断装置の販売と

仏サノフィ、国内でのワクチン開発・生産を拡充

仏製薬大手サノフィは16日、6億1,000万ユーロを投じて国内に新たなワクチン工場と研究開発施設を開設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、国内でのワクチン開発、生産を拡充する。 サノフィは世界3位のワクチ

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