シュターダ―美容事業を強化へ―
独製薬大手シュターダ(バート・フィルベル)のハルトムート・レッツラフ社長は3月23日の決算記者会見で、美容事業の強化方針を明らかにした。主力の後発医薬品事業が頭打ちとなっていることから、一般医薬品(OTC)とならぶ成長事 […]
独製薬大手シュターダ(バート・フィルベル)のハルトムート・レッツラフ社長は3月23日の決算記者会見で、美容事業の強化方針を明らかにした。主力の後発医薬品事業が頭打ちとなっていることから、一般医薬品(OTC)とならぶ成長事 […]
ドイツ連邦統計局によると、糖尿病で2014年に入院治療を受けた人は21万3,000人で、そのうちの79%を生活習慣病である2型糖尿病が占めた。2型を性別でみると男性が57%、女性が43%。2000年時点では女性が57%を
イスラエル製薬大手のテバは5日、ハンガリー北東部のシャヨーバーボニ工場の新生産ラインがこの夏に稼動すると発表した。増産に向け、昨年9月から23億フォリント(約734万ユーロ)をかけて拡張計画を進めていた。 テバは1993
仏製薬大手セルヴィエ(Servier)は4月1日、生産の一部をフランスとアイルランドからトルコへ移管すると発表した。トルコ向け医薬品の現地生産化が目的となる。 トルコ最大手のアブディ・イブラヒム(Abdi İbrahim
独バイオ企業エボテックは22日、自己免疫疾患治療薬事業を新設会社トパス・セラピューティクスに移管すると発表した。第一段階としてエピダレックス・キャピタルなど投資会社3社とともに計1,400万ユーロを拠出。まずはナノ粒子を
西アフリカのギニア共和国で、ロシアが開発したエボラ出血熱ワクチン2種の試験接種が実施される。感染地域での試験が行われたのはこれまでにカナダの1種のみで、効果が確認されればロシアは開発競争で先頭と並ぶことになる。 ロシア保
ドイツ連邦統計局が9日発表した2016年1月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%増となり、2カ月連続で上昇した。国内が2.2%増えて全体をけん引。ユーロ圏外も0.5%伸びた。ユ
ハンガリーの製薬最大手リヒター・ゲデオンは10日、東部デブレツェンで操業するバイオ医薬品工場を拡張すると発表した。150億フォリント(4,640万ユーロ)を投じ、生産能力をほぼ2倍に引き上げる。政府は50億フォリント(1
欧州委員会は10日、後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)が米製薬大手アラガンの後発薬事業を買収する計画を承認したと発表した。両社が事業、資産の一部を手放すことが条件となる。 シワ取り薬「ボト
独製薬・化学大手のメルクが8日発表した2015年12月通期決算の営業利益(特別要因を除く)は前期比7.1%増の36億2,980万ユーロとなり、過去最高を記録した。米試薬大手シグマ・アルドリッチの買収による収益基盤拡大が反
ベラルーシ政府が多種にわたる新薬の生産を計画している。同国保健省が先ごろ国営BelTA通信に対し明らかにしたもので、対象となる新薬は抗生物質、抗炎症薬、鎮痛剤、麻酔薬、向精神剤など。インド企業などの協力をもとに今年中の生
欧州特許庁(EPO)は3日、2015年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスンは出願件数が前年比6.9%減の2,366件に後退し、蘭フィリップス(3.7%増の2,402件)に抜かれて2位に転落した。首位の
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4日、同社製の洗剤・ボディケア用品・医薬品向け原料がイスラム教の戒律に則っていることを証明する「ハラル認証」を取得したと発表した。ハラル認証を受けた原料の需要が中東、北ア
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が8日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比7.1%増の36億2,980万ユーロとなり、過去最高を記録した。米試薬大手シグマ・アルドリ
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは7日、免疫治療薬の開発・販売で米同業アッヴィと提携すると発表した。ベーリンガーは免疫治療を重点開発分野と位置づけているものの、同分野の製品を市場投入した経験がないため、免疫治療薬
独製薬大手バイエル(レバークーゼン)が製造する抗うつ剤の処方薬「ライフ900(Laif 900)」で供給不足が発生している。植物由来の原料を十分に確保できないためで、広報担当者は「その種の原料の質には波がある」と原因を説
オーストリアポストは7日、経営不振の独物流子会社トランス・オー・フレックスを独アンベルガー・ファミリエンとシェラー・ホールディングに売却すると発表した。取引金額は非公開。同売却により2015年12月期の利益が圧迫される。
独化学工業会(VCI)は2日、独業界売上高(製薬を含む)が今年は1,910億ユーロとなり、前年比で0.5%増加するとの予測を発表した。これまでは1.5%の増加を見込んでいたが、昨年第4四半期の景気の冷え込みを受けて、下方
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月25日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別項目を除く)は前期比18.2%増の102億6,600万ユーロと大幅に拡大した。ユーロ安ドル高が追い風とな
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)が2月24日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前期比25%増の39億5,800万ユーロへと拡大した。点滴子会社カービと病院子会社ヘリオ
製薬・化学大手の独バイエルが25日発表した2015年12月期通期決算の純利益は41億1,000万ユーロとなり、前期から20%増加した。ユーロ安ドル高が追い風となったほか、最大の事業部門である製薬が好調で、収益を押し上げた
欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス、ヴェヴェイ)が18日発表した2015年12月通期決算の純利益は90億6,600万スイスフラン(約82億ユーロ)となり、前期から37%減少した。自国通貨高で売上高が目減りしたほか、前期の
ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が
人工透析大手の独フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)は17日、同社製透析液をめぐる米国の集団訴訟で原告側と和解合意したと発表した。原告の97%以上が7月までに同意すれば、同社は8月に総額2億5,000万ドルを支払う。
ロシアでは景気後退を受け、医薬品メーカーが重要な医薬品の生産を大幅に削減している。このため、重要な医薬品を適正な価格で入手することが困難になる恐れがあるという。ロシア連邦独占禁止局(FAS)の話を基に、全国紙『コメルサン
独フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホンブルク)が日本の大手人工透析病院を買収したもようだ。ライス・パウエル社長の発言として『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が報じた
後発医薬品大手の米マイランは10日、スウェーデン製薬大手のメダを買収することで合意したと発表した。72億ドルで全株式を取得する。負債を含めた買収額は99億ドルとなる。今年9月末までの買収手続き完了を目指す。 メダは後発薬
仏製薬大手サノフィが9日発表した2015年12月通期決算の純利益は73億7,100万ユーロとなり、前期から7.7%増加した。米ドル高・ユーロ安による為替差益が収益を押し上げた。為替変動の影響を除く定率為替ベースでは0.9
ドイツ連邦統計局が9日発表した2015年12月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.8%増となり、2カ月ぶりに好転した。ユーロ圏外での売上高が2.7%増加、国内も1.7%増えた。ユー
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が3日発表した2015年12月通期決算の純利益は84億ポンド(約111億ユーロ)となり、前期の27億6,000万ポンドから急増した。スイス同業ノバルティスとの事業交換に伴う特別
欧州企業に対する中国企業の関心はこれまで同様、高いもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の独法人が1日発表したレポートによると、中国資本(香港を含む)による欧州企業への新規出資(買収と少数出資)
スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は1月27日の決算発表で、業績不振の眼科部門アルコンを再編することを明らかにした。眼科薬事業を特許薬、後発医薬品部門へと移管し、アルコンの経営資源を眼内レンズとコンタクトレンズに集
スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)が1月28日発表した2015年12月期の純利益は前期比5%減の90億5,600万スイスフランへと後退した。フラン高が響いた格好で、為替の影響を除いたベースでは4%増加した。営業利益も1%
製薬大手の仏サノフィは2日、ジカ熱の予防ワクチン開発を開始したと発表した。感染による被害が中南米で急速に広がっているためで、同社はワクチン分野で培ったノウハウを生かして早急に投入できるようにする考えだ。英グラクソ・スミス
結核菌感染の診断に用いるツベルクリン反応検査薬がドイツをはじめとする欧州諸国で不足している。生産が計画通りに進まないためで、需要をカバーできない状況だ。難民の急増で同検査薬の需要はさらに増えていることから、現場の医師は頭
ハンガリーの製薬メーカー、ネリヴァファルマ(Neriva Pharma)が、北東部のアバウヤシャントにモルヒネ工場を建設する。シャルカ社長によると投資額は約50億フォリント(1,600万ユーロ)で、年産能力は1万5,00
スイス製薬大手ノバルティスのジェネリック薬(後発医薬品)事業子会社サンド(Sandoz)は先ごろ、スロベニアのバイオシミラー(バイオ医薬品の後発薬)開発センターを拡張したと発表した。約100人が従事する研究施設を新設し、
スイスの製薬大手ノバルティスは1月27日、業績不振の眼科部門アルコンを再編することを明らかにした。眼科薬事業を特許薬、後発医薬品部門に移管し、アルコンの経営資源を眼内レンズとコンタクトレンズに集約。また、同部門の投資額を
スイスの製薬大手ロシュが1月28日発表した2015年12月通期決算の純利益は90億6,000万スイスフラン(約81億ユーロ)となり、前期から5%減少した。抗がん剤などの医薬品、診断の両部門で販売が伸びたが、スイスフラン高
ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒター(Richter)は22日、中国の合弁会社ゲデオン・リヒター・瑞密斯の株式50%を現地企業の瑞密斯医薬科技有限公司から取得し、完全子会社化したと発表した。成長著しい同国医薬品市場で
ベラルーシ国立科学アカデミー(NASB)が川崎重工業との提携を模索している。国営ベルタ通信が20日、NASBの広報から入手した情報として伝えたもので、川崎重工業の代表団と水素技術や電子ビーム溶接、細胞の特性解析などでの協
ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒターは22日、中国の合弁会社ゲデオン・リヒター・瑞密斯の株式50%を現地企業の瑞密斯医薬科技有限公司から取得し、完全子会社化したと発表した。成長著しい同国医薬品市場での競争力の強化が狙
アイルランド製薬大手のシャイアーは11日、米同業バクスアルタを買収することで合意したと発表した。買収額は320億ドル。シャイアーは同買収によって希少病治療薬で世界最大手の地位を強固にする。 バクスアルタは米製薬大手バクス
欧州製薬大手2社が11日、がん免疫治療分野での事業提携を相次いで発表した。スイスのノバルティスは米サーフェス・オンコロジー、仏サノフィは同イネイト・ファーマと協力。同分野の開発力を強化する。 ノバルティスはサーフェス・オ
欧州食品大手のネスレ(スイス)は11日、製薬子会社ネスレ・ヘルス・サイエンスが米バイオ企業セレス・セラピューティックスと提携したと発表した。セレスが開発中の腸内感染症治療薬「エコビオティクス」の開発を支援。市場投入につな
スイスの食品大手ネスレ(ヴェヴェイ)は11日、製薬子会社ネスレ・ヘルス・サイエンスが米バイオ企業セレス・セラピューティックスと提携したと発表した。セレスが開発中の腸内感染症治療薬「エコビオティクス」の開発を支援。市場投入
欧州製薬大手2社が11日、がん免疫治療分野でそれぞれ事業提携を発表した。スイスのノバルティスは米サーフェス・オンコロジー、仏サノフィは同イネイト・ファーマと協力。同分野の開発力を強化する。 ノバルティスはサーフェス・オン
ドイツ連邦統計局が7日発表した2015年1~11月の小売売上指数は名目値と物価調整後の実質がともに前年同期を2.8%上回り、1994年以来の高い伸びを記録した。統計局はこれを受けて、15年通期の増加幅が名目も実質もそれぞ