医療品

偽造医薬品の規制案、欧州議会が可決

欧州議会は16日の本会議で、偽造医薬品の流通防止を目的とする規制案を賛成多数で可決した。インターネットでの医薬品販売を認可制にすることなどを柱とする内容。加盟国の承認を経て正式に成立する。 \ EU市場で販売される医薬品 […]

仏サノフィ、米ジェンザイム買収で合意

仏製薬大手サノフィ・アベンティスは16日、米バイオ製薬大手ジェンザイムを買収することで合意したと発表した。ジェンザイムは買収を拒否していたが、サノフィが1株当たりの買い取り価格を従来の69ドルから74ドルに引き上げ、同意

Evotec

バイオ医薬品開発の独Evotecは9日、独同業のKinaxo Biotechnologies GmbHを完全買収すると発表した。がん治療薬の開発能力を強化する狙い。取引金額は約1,200万ユーロで、医薬品開発の進捗に応じ

製薬大手のエージス、第1四半期は13.4%増益

仏セルヴィエのハンガリー子会社、エージスが9日発表した2010年10-12月期(第1四半期)の連結決算(国際会計基準、監査済)は、最終利益が前年同期比13.4%増の46億7,000万フォリント(1,720万ユーロ)に拡大

国際大手メーカーが露政府に対話を要求、製薬業界の振興政策で

ロシア政府が先ごろ発表した国内製薬業界の振興政策に関連し、同国で事業を展開する外国の製薬大手企業は7日、関連省庁の代表者と定期会合を希望する立場を表明した。対話を通じて、市場動向の予測をより確かなものとしたい意向だ。また

サノフィ・アベンティス(2010年10-12月期・通期決算)

2010年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は4億3,700万ユーロで、前年同期から64%減少。売上高は0.5%増の74億ユーロで、小幅ながら増収となったが、多額の合理化費用が収益を圧迫した。12月通期の純利益は5

―同業買収を検討―

欧州最大の産業用酵素メーカーNovozymes(デンマーク・バウスベア)が買収を模索している。製品の幅を広げ、競合の米DuPontなどに対抗する狙い。欧州事業を統括するラールス・ハンゼン氏への取材をもとに4日付『ファイナ

―2010年は減収に―

スイスの製薬大手Roche(バーゼル)が2日発表した2010年12月期決算の売上高は474億7,300万スイスフランとなり、前期から3%減少した。スイスフラン高のほか、インフルエンザ治療薬「Tamiflu」の販売激減と同

4人に1人はがんで死亡

ドイツ連邦統計局によると、2009年にがんで死亡した人は21万6,128人となり、死因の4分の1を占めた。がんの死因で最も多いのは肺がん・気管支がんで、4万2,221件に上る。男性のがん死亡患者は11万6,711人、女性

製薬大手エージス、9/10年度は増収増益

ハンガリーの製薬大手エージスが1日発表した2009/10年度(09年10月~10年9月)通期決算は、純利益が前期比22%増の168億フォリントとなった。ロシア・独立国家共同体(CIS)諸国への輸出が好調だったことやコスト

ルーマニア医薬品市場、10年は19%拡大

ルーマニアの2010年の医薬品販売額は96億レウ(22億8,000万ユーロ)となり、前年から18.7%拡大したことが、ヘルスケア業界専門の市場調査会社セジデム・ルーマニアの調べで分かった。 \ 保健省が昨年4月に実施した

ロシュ(2010年12月通期決算)

2010年12月通期決算の純利益は88億9,000万スイスフラン(95億2,000万ドル)で、前年同期から4%増加。インフルエンザ治療薬「タミフル」の販売減少、財政再建を進める欧州各国の医療補助削減、スイスフラン高が響き

2010年小売売上が実質1.2%増に、12月は減少

ドイツ連邦統計局が1月31日発表した2010年の国内小売売上高(暫定値)は前年を名目で2.3%上回り、物価変動を加味した実質でも1.2%増加した。景気回復が反映された格好。特に非食料品店部門で改善幅が大きかった。 \ 一

Merck KGaA―市販薬事業の売却検討―

製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)が市販薬(OTC)事業の売却を検討している。競争力を維持するには事業規模が小さすぎるうえ、事業拡大に向けて他社を買収するにしても現時点では手ごろな価格の案件が見当たらないた

―2010年は14%増収に―

スイスの製薬大手Novartis(バーゼル)が1月27日発表した2010年12月期の売上高は506億2,400万米ドルとなり、前期から14%増加した。眼科医療関連製品大手の米Alconを完全子会社したことで増収幅が拡大。

知財権侵害はインドでも深刻

国際的に保護されている特許技術が、インド国内で特許保護の対象とみなされず現地メーカーにコピーされるケースが相次いでいる。背景にはインドの経済発展を最優先する当局の姿勢があり、「中国と異なりインドでは知財権侵害の心配はない

製薬大手エージス、9月期期末配当は前期並み

ハンガリー製薬大手エージスは2010年9月期の期末配当を前期並みの120フォリントとする。このほど開かれた株主総会が承認した。配当総額は9億3,400万フォリント。配当額は額面の12%に当たる。利益から配当を差し引いた1

ソファーマ、ベラルーシの薬局チェーンを買収

ブルガリアの製薬大手ソファーマは1月27日、ラトビア子会社の医薬品・医療品販売会社ブリズ(Briz)を通して、ベラルーシの薬局チェーンInterfarmを買収すると発表した。買収の第1段階として、ブリズは同日にInter

セルビア医薬品業界で投資加速

セルビアの医薬品業界では、国内外から投資が相次いでいる。後発医薬品(ジェネリック)の製造販売を手がけるクロアチアのファーマSは昨年11月、製薬会社Ni Medicと医薬品販売会社In Medを買収すると発表。Ni Med

アストラゼネカ(2010年通期決算)

2010年12月通期決算の純利益は80億5,300万ドルで、前年から7%増加。コレステロール低下剤「クレストール」の販売が好調だった。売上高は1.4%増の332億6,900万ドル。10-12月期の純利益は16億2,100

ノバルティス(2010年10-12月期決算)

2010年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は21億7,000万ドルで、前年同期から6%減少。インフルエンザワクチンの需要減退と抗がん剤の評価切り下げ、リストラ費用が響き、減益となった。売上高は10%増の142億ド

スロベニア製薬大手クルカ、10年は6%増収

スロベニアの後発医薬品メーカー、クルカが20日発表した2010年の連結売上高は前年比6%増の10億1,000万ユーロとなった。中東欧市場での販売が好調で西欧での価格下落を補い、初めて10億ユーロの大台を超えた。増収幅が最

Bayer AG―インドで製薬会社買収を検討―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)がインドで製薬会社の買収を検討している。農業化学事業などに比べ現地での存在感が薄いためだ。アジア事業を統括するヴォルフガング・プリシュケ取締役が『フランクフルター・アルゲマイ

―臨床検査会社を買収へ―

スイスの製薬大手Novartis(バーゼル)は24日、米国の臨床検査会社Genoptixに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。がん診断事業を強化することが狙い。TOB計画はGenoptix経営陣から支持されて

Boehringer Ingelheim

医薬品大手の独Boehringer Ingelheimは18日、米バイオ大手Amgenからカリフォルニア州フリモントにある開発・生産拠点を買収すると発表した。同拠点では大腸がん治療薬「Vectibix」を生産しており、B

インフルエンザの核内移行メカニズム解明

チュービンゲン大学のカーリン・クリンゲル教授を中心とする国際研究チームが、インフルエンザウイルスを宿主の細胞核に運び込むアダプター分子の特定に成功した。チームは今回の発見が新たな抗インフルエンザ薬の開発につながることに期

Boehringer Ingelheim GmbH―糖尿病分野でEli Lillyと提携―

製薬大手の独Boehringer Ingelheim(インゲルハイム・アム・ライン)は11日、糖尿病分野で同業の米Eli Lillyと提携したと発表した。両社が開発中の医薬品をそれぞれ2つ持ち寄り、共同開発・販売する計画

Evonik

化学大手のEvonikは14日、製薬大手Boehringer Ingelheimの医療用生分解性ポリマー(Rosmer)事業を買収すると発表した。自社の当該事業を強化する狙い。買収価格は公表しないことで合意した。取引は3

サノフィのジェンザイム買収計画を承認

欧州委員会は12日、仏製薬大手サノフィ・アベンティスが米バイオ製薬大手ジェンザイムを買収する計画を承認したと発表した。同買収が欧州製薬市場の健全な競争を阻害する恐れはないと判断したため。 \ サノフィは2010年8月、ジ

ルーマニア医薬品市場、1-11月期は16.9%増

2010年1-11月期のルーマニア医薬品市場は、前年同期比16.9%増の93億レイ(22億ユーロ)に拡大した。現地経済紙「ズィアルル・フィナンシアル」が米医薬市場調査会社IMSヘルスの情報を基に10日付で報じた。 \ I

製造業売上2カ月連続で増加、11月はプラス0.7%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2010年11月の製造業売上高(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.7%増となり、2カ月連続で拡大した。国内が0.6%増加、国外も0.8%の伸びを記録した。ただ、ユー

Bayer AG―Rivaroxabanの投与対象拡大へ、欧州で販売申請―

製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)は5日、これまで関節手術後の静脈性血栓塞栓予防薬として販売してきた医薬品「Rivaroxaban(商品名Xarelto)」を新たに心房性細動治療薬などとして投与することの認可を欧州

Merck KGaA―中国の細胞用培地メーカー買収―

製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は5日、中国の細胞用培地メーカーBeijing Skywing Technology Co., Ltd.を完全買収すると発表した。現地のワクチンメーカーやバイオ企業との関係

フレゼニウス、蘭社の透析事業買収

人工透析世界最大手の独フレゼニウスは4日、蘭ユーロメディック・グループの透析事業(IDC)を買収することで合意したと発表した。IDCは成長市場の東欧に強く、FMCは買収により東欧事業を強化する意向だ。買収金額は4億8,5

ロシア政府、医療関連支出を倍増

ロシア政府が医療関連支出を大幅に拡大する。プーチン首相はこのほど、医療機関の近代化に向け、今年と来年で総額2兆6,000億ルーブル(641億ユーロ弱)の予算を組んでいる事実を明らかにした。これは、従来の2倍に当たる。同時

ノバルティス、ロシア市場に5億ドル投資

スイス製薬大手のノバルティスは12月20日、ロシア市場に向こう5年で5億米ドルを投資すると発表した。医薬品の現地生産、ロシアの企業や研究機関との提携による研究開発と医療インフラの改善に投資し、ロシア政府が計画する医療産業

独市場での新薬発売、2010年は24件に

独特許薬業界団体VFAは12月21日、ドイツ市場で発売された特許薬が昨年24件だったと発表した。1997年以来の高水準となった前年(37件)に比べ大幅に減少。2006年以来の低水準へと落ち込んだ。 \ 新薬を疾患分野別で

独メルク、農業化学事業を売却

独製薬・化学大手のメルクは12月20日、農業化学事業をデンマークのバイオ企業ノボザイムに売却すると発表した。他の事業との関連性が薄いため、放出を決定した。売却金額は2億7,500万ドル。取引は独禁当局の審査を経て2011

Merck KGaA―農業化学事業を売却―

製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は20日、農業化学事業をデンマークのバイオ企業Novozymesに売却すると発表した。他の事業との関連性が薄いため、放出を決定した。売却金額は2億7,500万米ドル(約2億

Merck KGaA―ガン治療薬開発でSanofiと提携―

製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)は17日、ガン治療薬の開発で仏同業Sanofi-Aventisと提携すると発表した。両社が開発中のガン治療薬を相互に組み合わせて投与した場合の効果を調べる。Merckはガン治療薬

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