仏セルヴィエのハンガリー子会社、エージスが9日発表した2010年10-12月期（第1四半期）の連結決算（国際会計基準、監査済）は、最終利益が前年同期比13.4％増の46億7,000万フォリント（1,720万ユーロ）に拡大した。売上高は16.5％増の319億2,000万フォリント、営業利益は22.7％増の43億8,000万フォリントだった。
\国内売上高は10％増の88億4,000万フォリント。国外売上高は18％増の8,388万ユーロで、全体の72％を占めた。最大の仕向先であるロシアは10％増の2,470万ユーロとなった。ポーランドは7％増の1,660万ユーロで、東欧売上（8％増の3,270万ユーロ）の半分を占めた。有効成分などの輸出は107％増の1,080万ユーロに急増した。
\売上原価は23.3％増の145億1,000万フォリントに増加。粗利益は11.3％増の147億1,000万フォリントで、粗利率は2.6ポイント減の54.5％に縮小した。一般管理費・販売経費は10.6％増の122億9,000万フォリント、研究開発費は10.9％増の27億6,000万フォリントだった。
\金融利益が22.5％減の5億7,600万フォリントに縮小したため、税引き前利益は48億6,000万フォリントと11.7％の増加にとどまった。一株利益（EPS）は601フォリントで、前年同期を71フォリント上回った。
\期末時点の資産総額は1,752億2,000万フォリントと、1年前の2.27倍に拡大。うち、株式資産は1,529億3,000万フォリントで12.4％増加した。（1HUF＝0.42JPY）
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