外交

日本とスロベニア、租税条約に調印

財務省は9月30日、スロベニア政府と租税条約に調印したと発表した。両国が租税条約を結ぶのはこれが初めて。二重課税を廃し、脱税・租税回避を防止する狙いだ。両国が批准手続き完了の通告を行ってから30日後に発効する。 財務省に […]

来年3月までにEU離脱を通告、英首相が明言

英国のメイ首相は2日、与党・保守党の党大会で、EUに対して来年3月までに離脱を正式に通告する意向を表明した。首相が離脱通告の時期を具体的に明示したのは初めて。これによってEUとの離脱交渉は来春に始まり、2019年初めに離

シーメンス―インフラ整備でアルゼンチン政府と基本合意―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のケーザー社長は14日アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、同国のインフラ整備に向けた趣意書に署名した。エネルギー、輸送、スマートシティの分野で協力する予定で、今後詳細を詰めていく。署名

スモレンスクの神話~ポーランド

昨年11月にポーランドの政権に就いた「法と正義(PiS)」が神話の定着を図っている。「2010年4月の大統領機墜落事故がロシア、引いてはロシアとの関係改善を図ったトゥスク首相(当時)らの陰謀だった」というものだ。この事故

EU27カ国が課題克服の「行程表」策定、英離脱後の結束維持で

EUの英国を除く27カ国が16日、スロバキアの首都ブラチスラバで開いた非公式首脳会議は、EUが英国の離脱という危機を克服し、結束を維持するために必要な課題に取り組む決意を示す「ブラチスラバ宣言」を採択して閉幕した。加盟国

フォルクスワーゲン―ケニアで小型車生産へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、ケニアで小型車「ポロ・ビボ」を生産すると発表した。ケニアは東アフリカ最大の経済規模を持ち市場の将来性が高いことから、現地生産に踏み切る。VWがアフリカで自

産業連盟が北京に事務所開設、独企業の言えない苦情を代弁へ

独産業連盟(BDI)は12日、北京で駐在員事務所の開所式を行った。中国の政財界とのパイプを強化するとともに、同国の経済政策に対するドイツ企業の苦情を代弁する考え。こうした事情を反映し、中国側の代表は招待状を送付したにもか

トルコとの関係に改善の兆し、加盟交渉の加速などで一致

欧州連合(EU)のモゲリーニ外相(外交安全保障上級代表)と欧州委員会のハーン委員(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は9日、トルコの首都アンカラで同国のチャブシオール外相およびチェリクEU担当相と会談し、トルコのEU加盟交渉を

トルコとの関係に改善の兆し、加盟交渉の加速などで一致

EUのモゲリーニ外相(外交安全保障上級代表)と欧州委員会のハーン委員(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は9日、トルコの首都アンカラで同国のチャブシオール外相およびチェリクEU担当相と会談し、トルコのEU加盟交渉を加速させるこ

EU・米のTTIP交渉に暗雲、「事実上の決裂」発言も

欧州連合(EU)と米国が年内の合意を目指す大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の交渉の先行きに暗雲が漂っている。交渉権限を持つ欧州委員会と米通商代表部(USTR)は引き続き年内の合意を目指す考えを強調しているが、英国のEU

「トルコ・ストリーム」加速へ、ガスプロムとトルコが合意

ロシア国営ガス会社ガスプロムのアレクセイ・ミレル最高経営責任者(CEO)は8月31日、訪問先のトルコで同国のアルバイラク・エネルギー天然資源相と会談し、トルコ向け新パイプライン敷設計画「トルコ・ストリーム」を加速させるこ

トルコ・中国首脳会談、原子力分野などで提携

トルコのエルドアン大統領は3日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するために訪れた杭州で中国の習近平国家主席と会談し、テロ対策およびエネルギー・インフラ分野における協力深化で合意した。両首脳の立会いのもと、原子力

ロスアトム、サウジアラビアに原子炉16基の建設を提案

ロシア原子力公社(ロスアトム)は5日、サウジアラビアに原子力発電所の建設で協力を申し出たと発表した。サウジアラビアが進めるインフラ整備計画に沿うもので、原子炉16基を設置する内容だ。また、両国エネルギー相は主要20カ国・

EU・米のTTIP交渉に暗雲、「事実上の決裂」発言も

EUと米国が年内の合意を目指す大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の交渉の先行きに暗雲が漂っている。交渉権限を持つ欧州委員会と米通商代表部(USTR)は引き続き年内の合意を目指す考えを強調しているが、英国のEU離脱決定や1

英EU離脱で企業景況感が大幅悪化、消費者景況感には影響なし

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定がドイツの景気に影を落とし始めた。ただ、経済界と消費者とでは受け止め方の温度差が大きく、消費者景況感が堅調を保っているのに対し、企業景況感は大幅に悪化した。英国通貨ポンドの急

ロシア、トルコへのチャーター便運航を解禁

ロシア政府は28日、同国の航空会社によるトルコへのチャーター便運航を禁止する措置を解除した。両国の関係正常化の動きに沿うもので、トルコ観光業界では主要客であるロシア人の足が戻ることを期待している。 両国の関係は昨年11月

カザフスタン、ポーランドと経済関係強化

カザフスタンのナザルバエフ大統領は22日、訪問先のポーランドで同国のドゥダ大統領と会談し、両国の経済関係を強化することで合意した。インフラ、農業、エネルギー、運輸などの分野で提携する方針だ。 会談に合わせて両国政府は、◇

カザフスタンとイスラエル、UAVの合弁生産で合意

カザフスタン防衛省は22日、イスラエルと共同で無人航空機(UAV)を生産することで合意したと発表した。イスラエルのUAVをカザフスタンで製造する。生産モデルや日程など詳細は明らかにされていない。 生産はアスタナにある航空

独仏伊が首脳会議、EUの結束維持確認

EU主要国のドイツ、フランス、イタリアは22日、イタリアで首脳会談を行い、英国の離脱決定で揺れるEUを取り巻く状況に関して意見を交換し、英の離脱後も加盟国の結束を維持することを確認した。 EUでは英国の離脱が国民投票で決

オペル―ブレグジット決定が直撃、独工場で操短へ―

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは19日、独リュッセルスハイム、アイゼナハ工場の操業を年末まで短縮することを明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受けて同国販売が落ち込ん

ロシア、イランとの関係深化狙う

プーチン大統領は8日、アゼルバイジャンの首都バクーでアリエフ同国大統領およびイランのロウハニ大統領と会談した。欧米諸国との関係悪化を受けて他の地域との外交を深める方針の一環で、イラン核合意に基づく制裁解除を受け、同国と経

トルコとロシア、関係改善へ

トルコのエルドアン大統領は9日、訪問先のロシア・サンクトペテルブルクで同国のプーチン大統領と会談し、トルコによるロシア軍機撃墜を受けて悪化した両国関係を改善することで合意した。両首脳の顔合わせは撃墜事件後で初めて。会談で

英キング氏、セキュリティー担当の欧州委員に

欧州委員会のユンケル委員長は2日、辞任したジョナサン・ヒル委員の後任候補として英政府が指名したジュリアン・キング駐仏大使を新設ポストのセキュリティー担当委員に起用する意向を表明した。キング氏はEU加盟国と欧州議会の承認を

ロシアとイランが提携強化、インフラ整備などで

ロシアがイランとの提携強化を図っている。ノヴァク・エネルギー相は7月29日、イランのインフラ整備計画2件に関し、総額24億米ドルを融資する方向で準備を進めていることを明らかにした。同件を含め、近い将来、13協定に調印し、

欧州委、英離脱交渉の責任者にバルニエ氏

欧州委員会のユンケル委員長は7月27日、英国とのEU離脱交渉の責任者にフランスのベテラン政治家で元欧州委員のミシェル・バルニエ氏(65)を任命したと発表した。10月1日付で就任する。英政府は年内に離脱を正式に通告しないた

独仏首脳が英首相と会談、EU離脱通告先送りを容認

英国のメイ新首相は20日から21日にかけて独メルケル首相、仏オランド大統領と相次いで会談し、EU離脱を年内に通告しない方針を伝えた。これに対して独仏首脳は、早期の離脱交渉が望ましいとしながらも、準備期間が必要とする英国側

独仏首脳が英首相と会談、EU離脱通告先送りを容認

英国のメイ新首相は20日から21日にかけて独メルケル首相、仏オランド大統領と相次いで会談し、EU離脱を年内に通告しない方針を伝えた。これに対して独仏首脳は、早期の離脱交渉が望ましいとしながらも、準備期間が必要とする英国側

英ジョンソン外相がデビュー、EUとの関係維持強調

英国のジョンソン新外相が18日、ブリュッセルで開かれたEU外相理事会に出席し、外交舞台に初登場した。国民投票でEU離脱派の中心人物だった同外相だが、今後もEUとの緊密な関係を維持する意向を表明するなど穏当な発言に終始し、

米政府とトルコの関係が悪化、米国領空の航行禁止は解除に

トルコにおけるクーデター未遂以来、同国と米国の関係が緊張を増している。米国連邦航空局(FAA)は16日、安全性への懸念を理由にトルコ発着便の米国領空航行を8月末まで禁止すると発表。18日に解除したものの、トルコのフラッグ

英メイ新首相が就任、主要閣僚に離脱派起用

EU離脱を決めた英国で、キャメロン首相が13日に辞任し、与党・保守党のテリーザ・メイ新党首(59)が首相に就任した。同国でサッチャー氏以来の女性首相となるメイ新首相は、EU離脱を円滑に進めるという重責を担うことになる。外

シーメンス―サウジでガスタービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がサウジアラビアでガスタービンを受注した。同国のアワード・アル・アワード駐独大使が経済紙『ハンデルスブラット(HB)』に明らかにしたもので、競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)に競

独取引所が合併承認のハードル引き下げ

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定がドイツ取引所とロンドン証券取引所の合併計画に大きな影を落としている。同計画はブレグジットが起きないことを前提にしていたためで、ドイツ取引所は11日、株主による合併承認のハー

ウクライナ、カナダと自由貿易協定を締結

ウクライナのフロイスマン首相とカナダのトルドー首相は11日、キエフで自由貿易協定(FTA)に調印した。両国間の取引・経済関係の拡大を目指すもので、両国議会の批准を経て発効する。調印式にはウクライナのポロシェンコ大統領も出

トルコ、イスタンブール運河計画でパナマと提携

トルコ政府がイスタンブール運河(カナル・イスタンブール)建設でパナマと提携する。運河建設・運営の経験豊富な同国のノウハウを活用し、プロジェクトの成功を目指す。 イスタンブール運河計画は、2011年の総選挙前にエルドアン首

ヴィロ(ポンプ)―ロシアに工場開設―

ポンプ大手の独ヴィロ(ドルトムント)は6月28日、モスクワ近郊のノギンスクで工場の竣工式を行った。同工場の投資額はドイツ企業の対ロシア投資で今年最大。ロシア側の関心は高く、式典にはメドベージェフ首相が出席した。 同社は2

対韓FTAが奏功、EU輸出が発効後55%増加

欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、韓国との間で締結した自由貿易協定(FTA)の効果で欧州企業の対韓輸出が大きく増えたことを明らかにした。同委のセシリア・マルムストロム委員(通商担当)は現在カナダ、米国との間でそれぞれ進

ヴィロ―ロシアに工場開設―

ポンプ大手の独ヴィロ(ドルトムント)は6月28日、モスクワ近郊のノギンスクで工場の竣工式を行った。同工場の投資額はドイツ企業の対ロシア投資で今年最大。ロシア側の関心は高く、式典にはメドベージェフ首相が出席した。 同社は2

ロシア、トルコ旅行禁止を解除

ロシアのプーチン大統領は6月30日、トルコによるロシア軍機撃墜を受けて実施した制裁措置のうち、トルコへの観光旅行禁止を解除する大統領令を出した。前日に行われたトルコのエルドアン大統領との電話会談を受けたもので、同国へのチ

英のEU離脱、ロシアへの影響

国民投票により英国が欧州連合(EU)から離脱することが決まって以来、ロシアでも自国の経済や国際関係に対する影響が議論されている。欧州市場の混乱がロシア市場にもたらす影響は限定的との見方があることに加え、欧米諸国の課す経済

英のEU離脱交渉開始、先送りで合意=EU首脳会議

EUは6月28日に開いた首脳会議で、英国のEU離脱に向けた交渉開始を先送りすることで合意した。交渉開始の前提となる離脱通告を次期首相が決まるまで延期する方針の英国に対して、他の27カ国では即座の通告を求める動きが強まって

スコットランド首相がEU要人と会談、残留の決意を表明

スコットランド自治政府のスタージョン首相は6月29日、欧州委員会のユンケル委員長、欧州議会のシュルツ議長などEUの要人と会談し、英国のEU離脱後もスコットランドがEUにとどまる決意を示した。これに対してEU側は、ユンケル

ロシア、トルコ旅行禁止を解除

ロシアのプーチン大統領は6月30日、トルコによるロシア軍機撃墜を受けて実施した制裁措置のうち、トルコへの観光旅行禁止を解除する大統領令を出した。前日に行われたトルコのエルドアン大統領との電話会談を受けたもので、同国へのチ

「英にいいとこ取りは認めない」=独首相

欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票が英国で23日実施され、開票の結果、離脱支持が僅差で過半数を制した。EU残留を訴えてきたキャメロン首相は投票結果が判明した24日朝、辞意を表明しており、同国のEU脱

ZFフリードリヒスハーフェン―イランに現法設立―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンはこのほど、イランの首都テヘランに現地法人ZF Pars SSKを設立したと発表した。欧米の経済制裁解除を受けて自動車需要の拡大が見込まれるためで、今後は同国事業をZF Pa

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