環境

ステランティスがEV化加速、25年までに300億ユーロ投資

欧州自動車のステランティスは8日、脱ガソリン車計画を発表した。2025年までに300億ユーロ以上を投じて電気自動車(EV)の開発を進める。販売台数に占めるEVとプラグインハイブリッド車(PHV)の割合を30年までに欧州で

スカニア、AWSと協力しIT業務のCO2削減を目指す

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は1日、IT業務から発生する二酸化炭素(CO2)排出を削減するため、米アマゾンのインターネットサービス部門であるアマゾン・ウェブサービス(AWS)と提携

日産、英にEV用電池工場新設

日産自動車は1日、中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループと共同で、英北東部サンダーランドに電気自動車(EV)向けの超大型バッテリー工場を新設すると発表した。欧州では英国で2030年までにガソリン車とディーゼル車

「欧州気候法案」が発効、温効ガス「30年までに55%減」

欧州連合(EU)加盟国は6月28日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法案」を正式承認した。これによって同法が7月1日付で発効した。 欧州気候法はEUの包括的

石油大手オルレン、自社用SMRの導入で化学企業と提携

●日立GEのSMR「BWRX-300」の設置を目指す ●SMRは水素生産のための電力源としても利用 ポーランド石油大手のオルレンは6月29日、グループのプラントが自社用発電設備として小型原子炉(SMR)を導入するプロジェ

鉄鋼の伊ベルトラーメ、ルーマニア新工場に3億ユーロ投資

●「欧州グリーンディール」に沿い環境対応を強化 ●『ゼロエミッション鋼』の製造技術確立を目指す 棒鋼・特殊鋼大手の伊AFVベルトラーメは5日、ルーマニアに3億ユーロを投じて鉄筋・線材工場を新設すると発表した。欧州連合(

欧州気候法が発効、温効ガス「30年までに55%減」

欧州連合(EU)加盟国は6月28日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法案」を正式承認した。これにより同法は7月1日付で発効した。 欧州気候法はEUの包括的な

緑の党首相候補が反撃

独緑の党のアンナレーナ・ベアボック首相候補(共同党首)は独仏メディアの共同インタビューで、9月の連邦議会選挙で第一党の座を争う与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)を激しく批判した。同首相候補は副収入報告の提出

「欧州気候法案」が発効、温効ガス「30年までに55%減」

欧州連合(EU)加盟国は6月28日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法案」を正式承認した。これによって同法が7月1日付で発効した。 欧州気候法はEUの包括的

7月1日付の法令改正

・新型コロナウイルスの感染拡大に伴い導入されていた在宅勤務義務が廃止。出社する被用者に感染の有無を調べるための検査を週に2度、提供する義務や衛生措置の実施義務は継続 ・新型コロナウイルス用ワクチンの接種者とPCR検査で陰

EUのコロナ復興基金、加盟国への資金配分開始

欧州委員会は6月28日、新型コロナウイルス感染拡大で大きな打撃を受けた欧州連合(EU)経済の再生に向けた「復興基金」が加盟国への資金配分を開始したと発表した。16カ国が対象で、総額は8億ユーロに上る。 EU加盟国が12月

ポルシェ―サプライヤーに再生エネ100%投入を要求―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェは1日、サプライヤーおよそ1,300社に対し今後は部品生産に100%再生可能エネルギーを投入することを義務付けると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロ

コウノトリの村~ポーランド

ロシアの飛地領土カリーニングラード州と国境を接しているポーランド北東部のジフコヴォは、「コウノトリの村」として知られている。住民数19人に対して、晩夏に旅立つコウノトリの数は毎年200羽近く。村人たちはコウノトリに居心地

BASF―触媒リサイクルの米社を買収―

化学大手の独BASFは2日、触媒リサイクルを手がける米ゾディアック・エンタープライジズを買収したと発表した。使用済み触媒のリサイクル需要が拡大していることに対応する。買収金額など取引の詳細は明らかにしていない。 ゾディア

コベストロ―組織再編、2部門7事業体体制に―

化学大手の独コベストロは1日、同日付で組織を再編したと発表した。「ポリウレタン」「ポリカーボネート」「コーティング・接着剤・特殊品」の3部門からなるこれまでの体制を、2部門7事業体体制へと改めた。市場と顧客のニーズにきめ

商用車用充電インフラ構築へ、欧州3社が合弁

欧州商用車大手のトレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボ・グループの3社は5日、大型トラック・バス用の高速充電網を共同構築することで基本合意したと発表した。電気トラックなどを顧客企業が安心して使用できる環境を整え需要を掘

独の充電インフラ密度は欧州平均以下

ドイツの充電インフラ密度は欧州平均を下回ることが、独自動車工業会(VDA)が6月28日に発表した調査レポートで分かった。欧州全体をみても充電インフラ密度は低く、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を幅広

30キロの速度規制、7都市が試験導入を計画

都市自治体の全国連合組織であるドイツ都市会議(DST)は6日、自動車の市内走行速度を原則的に時速30キロに制限する試験プロジェクトを計7カ所の大都市が計画していることを明らかにした。歩行者や自転車など交通弱者が安心して道

電力消費に占める再生エネの割合、上期は43%に大幅低下

ドイツ国内の電力消費量に占める再生可能エネルギーの割合が上半期は43%(暫定値)となり、前年同期の51%から8ポイントも低下したことが、独エネルギー水道産業連合会(BDEW)の最新データで分かった。第1四半期に風力が極端

IT大手のヤンデックス、データセンターの電源を再可エネに

●フィンランドの再可エネ事業者と5年契約 ●同社のCO2排出量の48%弱がデータセンターの運営によるもの ロシアIT大手のヤンデックスは6月30日、フィンランドの再生可能エネルギー事業者イルマタル・エナジーと電力供給契約

森林投資プラットフォーム開発 リトアニア

森林投資※プラットフォームの開発運営を手掛ける。森林所有者はオークション形式で森林を「出品」し、投資家は希望する森林に直接投資する仕組み。プラットフォームが提供する森林管理サービスを通じて樹木の伐採や植林などを行い、森林

日産、英にEV用電池工場新設

日産自動車は1日、中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループと共同で、英北東部サンダーランドに電気自動車(EV)向けの超大型バッテリー工場を新設すると発表した。欧州では英国で2030年までにガソリン車とディーゼル車

英が24年9月末までに石炭火力廃止へ、目標を1年前倒し

英政府は6月30日、従来型の石炭火力発電を2024年9月末までに廃止すると発表した。二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)技術など温室効果ガス排出削減措置が取られていない発電所について、これまで廃止時期を25年10月と

BASF、触媒リサイクルの米社を買収

化学大手の独BASFは2日、触媒リサイクルを手がける米ゾディアック・エンタープライジズを買収したと発表した。使用済み触媒のリサイクル需要が拡大していることを受けたもの。買収額など詳細は明らかにしていない。 ゾディアックは

「欧州気候法案」が発効、温効ガス「30年までに55%減」

EU加盟国は6月28日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法案」を正式承認した。これによって同法が7月1日付で発効した。 欧州気候法はEUの包括的な環境政策「

EUのコロナ復興基金、加盟国への資金配分開始

欧州委員会は6月28日、新型コロナウイルス感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の再生に向けた「復興基金」が加盟国への資金配分を開始したと発表した。16カ国が対象で、総額は8億ユーロに上る。 EU加盟国が12月に合意し、創

ステランティス、トタルとの提携を5年間延長

欧米自動車大手のステランティスは6月22日、仏石油大手トタルとの提携関係を5年間延長すると発表した。5つの中核分野を定め、eモビリティや脱炭素の実現で協力していく。延長に伴い、提携の対象ブランドをこれまでのプジョー、シト

独仏の対ロ対話提案、EU首脳会議で理解得られず

欧州連合(EU)は24~25日に開いた首脳会議で、人権問題などをめぐり関係が悪化しているロシアへの対応について協議した。ドイツとフランスがEUとロシアの首脳会議開催を提案したのに対し、バルト3国やポーランドなどが反対し、

BASF―再生エネ事業参入、洋上風力パークに資本参加―

化学大手の独BASFは24日、スウェーデンのエネルギー大手バッテンフォールがオランダに建設する洋上風力発電パークに資本参加すると発表した。同社が再生エネ事業に参画するのは初めて。炭素中立目標の実現に必要な再生エネを確保す

ハパックロイド―大型コンテナ船6隻を新たに発注―

海運大手の独ハパックロイドは22日、大型コンテナ船6隻を韓国の大宇造船海洋(DSME)に発注したと発表した。同社は12月に大型コンテナ船6隻を発注したばかり。貨物需要の世界的な拡大に対応するとともに、運輸単位当たりコスト

アウディ

独フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社アウディは22日、内燃機関車の生産を、中国を除いて2033年までに打ち切る方針を発表した。独メディアの18日の報道を追認した格好で、26年以降に投入する新モデルはすべて電気自

シュコダ自、新長期戦略を発表

●完全EV3モデルを投入し、欧州販売数で5位以内を狙う ●電動化・デジタル化への対応と、管理職への女性登用も進める 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が24日、2030年に向けた新長期戦略「ネ

ステランティス、EVなど新モデルをスロバキアで生産

●生産予定の新モデル3種はいずれもBセグメント ●予算は1億8,000万ユーロ相当、出荷開始は23年を予定 欧州自動車大手のステランティスは28日、電動車を中心とする新モデル3種をスロバキアのトルナバ工場で生産する計画を

トルコがイスタンブール運河着工

●全長45キロメートルの新運河、総工費は推定650億米ドル ●建設理由の「ボスポラス海峡の交通過密化」には疑問符 トルコのエルドアン大統領は26日、巨大プロジェクト「イスタンブール運河」の着工を宣言した。ボスポラス海峡と

欧州議会と加盟国、共通農業政策改革案で基本合意

欧州議会とEU加盟国は25日、2023~27年を対象とする次期共通農業政策(CAP)の改革案で基本合意した。現行CAPの基本的な枠組みを維持しつつ、農家への所得補助となる直接支払いのより公平な配分、気候変動や環境保全への

アウディ、26年以降の新モデルはEVのみに

独フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車部門アウディは22日、内燃エンジン車の生産を2033年までに打ち切ると発表した。26年以降に投入する新モデルはすべて電気自動車(EV)とする。中国は内燃エンジン車の需要が33年以降

BASFが再生エネ事業参入、洋上風力パークに資本参加

独化学大手のBASFは24日、スウェーデンのエネルギー大手バッテンフォールがオランダに洋上風力発電パークを建設する事業に資本参加すると発表した。同社が再生可能エネルギー関連事業に参加するのは初めて。炭素中立目標の実現に必

ボルボカーとSSABが提携、水素燃料利用の製鉄計画で

スウェーデンの乗用車大手ボルボカーと鉄鋼大手SSABは16日、化石燃料を使わない高品質の鋼板開発で協力すると発表した。同国の鉄鋼業界が進める化石燃料フリーの水素還元製鉄計画「ハイブリット(HYBRIT)」の一環で、自動車

英JLR、「ディフェンダー」ベースにFCVを開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は15日、ランドローバーの新型「ディフェンダー」をベースに燃料電池車(FCV)モデルのプロトタイプを開発していると発表した。年内にテストを開始し、オフロード性能などを検証

生産者物価の上げ幅、12年7カ月来の高水準に

ドイツ連邦統計局が18日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比7.2%増となり、2008年10月以来12年7カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は6カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

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