電子、電機

日立製作所―生産現場向けAIを独研究所と共同開発―

日立製作所は8日、ウェアラブルデバイス着用者の作業内容を認識する人工知能(AI)をドイツ人工知能研究センター(DFKI)と共同開発したと発表した。生産現場で使用される道具・部品や想定される動作をAI技術の1つであるディー […]

輸入物価が5年8カ月来の上げ幅に、1月は6%

ドイツ連邦統計局が2日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比6.0%増となり、5年8カ月来(2011年5月以来)の大きな上げ幅を記録した。エネルギーが42.3%上昇して全体を強く押し上げた格好。エネルギーを除いたベースで

パナソニック―欧州市場にCO2冷媒冷凍機を投入―

パナソニックは1日、小型店舗やプレハブ冷凍・冷蔵庫に対応した二酸化炭素(CO2)冷媒採用の冷凍機を欧州市場に投入すると発表した。環境に優しい小型CO2冷凍機の需要拡大が見込めるためで、5月から販売を開始する。 呼称出力1

ダイムラー―充電ソリューションの有力企業に出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は2日、充電ソリューションの有力メーカーである米チャージポイントにリードインベスターとして出資すると発表した。チャージポイントは欧州市場進出を計画していることから、ダイムラーな

ザルトリウス―米社買収で生体分析製品事業強化へ―

ラボ・医薬品製造用製品の有力メーカーである独ザルトリウス(ゲッティンゲン)は3日、医薬品研究開発用の細胞分析システムを製造する米エッセン・バイオサイエンスを投資会社SFWキャピタル・パートナーズから買収することで合意した

ZFフリードリヒスハーフェン

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは2日、インド中南部のハイデラバードで研究開発拠点「インド・テクノロジー・センター(ITC)」の開所式を行った。自動車・産業向けに電子機器とソフトウエアを開発する計画で、自動

青果にレーザーマーキング、包装材削減に向けプロジェクト

商品情報やロゴをプラスティック製などの包装材に明記する代わりにレーザーで青果の皮に直接焼き付けるパイロットプロジェクトを、小売大手のレーベグループが実施する。包装材の使用量を削減することが狙い。同社は昨年、プラスティック

独シーメンス、ダイムラーのポーランド新工場の設備受注を狙う

電機大手の独シーメンスが、自動車大手ダイムラーのポーランド新工場の生産ライン設計・設置業務受注を目指している。同生産ラインは南西部ヤヴォルに建設する新工場に導入されるもので、現地経済紙によると、数カ月以内に発注先の選定作

中国・万向集団傘下の米電池メーカー、チェコ工場を開所

中国自動車部品大手の万向集団傘下の米電池メーカー、A123システムズが2日、チェコ工場の開所式を行った。東部オストラヴァに設置したリチウムイオン電池工場で欧州自動車メーカー向けにバッテリーを製造する。当初の年産規模は60

チェコのケーブルメーカーが印合弁設立

チェコのケーブルメーカー、レイ・サービス(Rayservice)は先ごろ、印同業のエルコンポニクスと合弁で新会社エルコンポニクス・レイ・システム・インド(エル・レイ)を設立すると発表した。同国の陸・空軍、民間航空機産業に

米ゴープロ、ルーマニアにR&D開設

ウェアラブルカメラ大手の米ゴープロは2月27日、ルーマニアの首都ブカレストに研究開発(R&D)センターを開設すると発表した。新施設では主にソフトウエアやオンライン通販用のプラットフォームを開発する。投資額は明らかにしてい

ABBの高圧電力ケーブル事業売却、欧州委が承認

欧州委員会は2月27日、スイスの重電大手ABBが高圧電力ケーブル事業をデンマークのNKTケーブルに売却する計画を承認したと発表した。NKTケーブルは事業を拡充するが、欧州の高圧電力ケーブル市場では強力なライバル会社が存在

パナソニック、欧州市場にCO2冷媒冷凍機を投入

パナソニックは1日、小型店舗やプレハブ冷凍・冷蔵庫に対応した二酸化炭素(CO2)冷媒を採用した冷凍機を欧州市場に投入すると発表した。環境に優しい小型CO2冷凍機の需要拡大を見込んだもので、5月から販売を開始する。 呼称出

企業景況感が2カ月ぶりに改善

Ifo経済研究所が2月22日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は111.0となり、前月から1.1ポイント上昇した。同指数の改善は2カ月ぶり。現状判断と今後6カ月の見通しを示す期待指数がともに上昇して

VW

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は2月28日、次世代車両に必要な半導体の開発に向けて独半導体大手のインフィニオンと協働すると発表した。コネクテッドカーや電気自動車、自動運転など今後のカギを握る技術分野ではエレクト

電機業界の輸出が3年連続で記録更新

独電気電子工業会(ZVEI)が2月23日発表した同国電機業界の昨年の輸出高は前年比4.4%増の1,821億ユーロとなり、3年連続で過去最高を記録した(グラフ1を参照)。中国向けが8.3%増の163億ユーロとなり、米国向け

電線大手の独レオニ、セルビア第3工場に着工

電線大手の独レオニは2月24日、セルビア南部のニシュに建設する同国第3工場の起工式を行った。8月からBMW向けにケーブルシステムを生産する。投資規模は2,200万ユーロ。政府から550万ユーロ規模の助成を受ける。 定礎式

高級白物家電の独ミーレ、ポーランドに工場を設置

高級白物家電メーカーの独ミーレは先ごろ、同社で2番目となる洗濯機工場をポーランドに設置すると発表した。ギュータースロー本社工場の生産能力が限界に近付いているためで、新工場の整備で成長を維持する。投資額は数千万ユーロ。具体

ラインメタル―米同業レイセオンとグローバル提携―

独軍需大手のラインメタル(デュッセルドルフ)は17日、米同業のレイセオンとグローバル提携することで基本合意したと発表した。両社の強みを持ち寄って幅広い分野のソリューションを一手に提供。市場開拓力を強化する。 ラインメタル

シーメンス―風力発電用ブレード工場を閉鎖―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は15日、風力発電用のブレードを製造するデンマークのエンゲスヴァン工場を閉鎖すると発表した。風力発電のローターは大型化しているが、同工場では大型ローター用のブレードを生産できないため、

クーカ―営業減益に、受注は20%以上増加―

産業ロボット・自動化機器大手の独クーカが15日発表した2016年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は1億6,600万ユーロとなり、前期比で15.0%減少した。中国の家電大手・美的集団が同社を対象に実施した株式公開買い

シーメンス

電機大手のシーメンスは16日、ギヤードモーターを生産する独テュービンゲン工場の従業員集会で、同工場の人員削減計画を発表した。価格競争の激化を受けて同モーター事業で赤字が続いていることから、モーター組み立て業務をチェコの工

インフィニオン

半導体大手の独インフィニオンが有機EL大手の米クリーから子会社ウルフスピードを買収する計画を断念した。米国政府の対米外国投資委員会(CFIUS)から指摘されていた安全保障上の懸念を取り除くことができないと判断したため。こ

ICT業界の最重要テーマ、今年はセキュリティ

独情報通信技術(ICT)業界でITセキュリティが最も重要なテーマと考えられていることが、情報通信業界連盟(Bitkom)の業界企業アンケート調査で分かった。Bitkomのベルンハルト・ローレーダー専務理事は、デジタル化の

独東部の中堅企業、相次いでチェコ増強

ドイツ東部ザクセン州の中堅企業が相次いでチェコでの事業拡充に乗り出している。特に同州に隣接するチェコのウースチー州には自動車関連メーカーなどが進出、工場の拡張や従業員数の増加を図っている。その背景には同国の人件費がドイツ

MAN―配達用電気トラックの実用試験、墺で実施―

独フォルクスワーゲン(VW)のトラック子会社MANトラック・アンド・バス(ミュンヘン)は20日、都市部での配達に用いる電気トラックの商品化に向けオーストリアの企業コンソーシアム「持続可能な物流(CNL)」と協力することを

DMG MORI―3Dプリンター会社買収―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター、ビーレフェルト)は14日、金属3Dプリンターの有力企業である独リアライザー(REALIZER)を買収すると発表した。デジタル化の進展を受けて製造業のあり方が大き

BMW―3Dプリンターのスタートアップに出資―

3Dプリンター製造の米スタートアップ企業デスクトップ・メタルは6日、自動車大手の独BMWが同社に資本参加したことを明らかにした。デスクトップ・メタルは小規模な企業でも購入できる低価格の金属3Dプリンターを開発しており、調

ボッシュ―パワートレイン事業を新部門に統合―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は7日、パワートレイン事業の統合計画を発表した。電気自動車(EV)などの今後の普及拡大をにらんだ措置で、顧客ニーズや市場の変化に柔軟かつ速やかに対応できるようにする考えだ。パ

パイオニア―地図・位置情報でヒアと提携―

パイオニアとデジタル地図サービスの蘭ヒア(HERE)は8日、グローバルな地図ソリューションと、自動車などの各種業界向け次世代位置情報サービスで戦略提携合意したと発表した。両社は2015年、自動運転・高度運転支援向け高度化

ソーラーワールド―経営資源を集約、多結晶製品から撤退―

経営不振の独太陽電池大手ソーラーワールド(ボン)は10日、経営資源を単結晶シリコン製品分野に絞り込む方針を明らかにした。単結晶シリコン製の太陽電池は発電効率が高く寿命も長いことから競争力を保つことができると判断。発電効率

シャープ―スイスの複写機販社を買収―

シャープは8日、スイスの複写機販売会社フリッツ・シューマッハーを独子会社シャープ・エレクトロニクス(ヨーロッパ)を通して同日付で完全買収すると発表した。同国の複合機市場は成熟していることから、大手販売代理店である同社の買

BASF―ディスプレー材料分野で買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8日、液晶・有機ELディスプレー用光配向材料の有力企業であるロリックを買収したと発表した。電機産業向け材料事業を強化することが狙い。取引金額は公表しないことで合意した。

アルディ・ジュド―米国で巨額投資、店舗照明にLED採用―

独ディスカウントスーパー大手アルディ・ジュド(ミュールハイム・アン・デア・ルール)は8日、米国での巨額投資計画を発表した。既存店舗を増改築・近代化するとともに、新規店舗を開設。同国で展開する店舗を約2,000カ所へと拡大

シュコダ・プラハ、GEとモンテネグロ火力発電所建設で提携

チェコ国営電力CEZのエンジニアリング子会社であるシュコダ・プラハは先ごろ、モンテネグロ北部のプリエブリャに第2火力発電所を建設する計画について、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携した。新発電所は出力254メガワッ

オスラム

照明大手のオスラムが独南部のレーゲンスブルク工場で従業員を拡大する。スマートフォンの虹彩認識に用いる赤外線チップの需要が旺盛なためで、今後数年で最大1,000人を新規採用。同工場の従業員数を1.5倍へと引き上げる。ロイタ

電力損失を半分以下に、新ブレーカーの技術基盤を確立

半導体大手の独インフィニオンは10日、同社を中心とする研究チームが送電網や電気機器の電力損失を半分以下に抑える直流電力ブレーカー(遮断機)の技術基盤を確立したと発表した。同ブレーカーは特別に開発した半導体を搭載しており、

電機業界受注、昨年は1%減少

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の2016年の新規受注高は前年比で1.0%減少した。比較対象の15年は大型受注が多く水準が押し上げられており、その反動があったという。地域別ではユーロ圏外が2.2%減少。国

陸上風力発電の新設容量、昨年は24%増加

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は7日、国内陸上風力発電の昨年の新設容量が前年比24%増の4,625.25メガワット(MW)となり、政府目標の2,500MWを大きく上回ったと発表した。再生可能エネルギー由来の電力を固定

石油と野菜が物価押し上げ、1月インフレ率1.9%に

ドイツ連邦統計局は14日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.9%、前月比がマイナス0.6%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが物価を強く押し上

エレクトロラックス、米スマート調理器具メーカーを買収

欧州家電最大手のエレクトロラックス(スウェーデン)は6日、スマート調理器具の製造・販売を手がける米アノバを買収すると発表した。スマート家電部門の強化が目的で、買収額は最大2億5,000ドルに上る。 アノバはスマートフォン

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