電子、電機

電機業界の輸出が3年ぶりに減少、7月-6.6%に

独電気電子工業会(ZVEI)が23日発表した独業界の7月の輸出高は138億ユーロとなり、前年同月比で6.6%減少した。減少はおよそ3年ぶり。今年7月は営業日数が少なかったほか、工場の夏季休業が多かったという事情があり、新 […]

エリクソン、ブダペストで新社屋に着工

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)は20日、ハンガリーのブダペストで新社屋の定礎式を行った。これまで分散していた現地の2つの事業本部と研究開発(R&D)センター、営業サービス部門を集結させ、各部門のより密接

シャープ、スロバキア企業と提携交渉

シャープは21日、スロバキアのテレビメーカー、ユニバーサル・メディア・コーポレーション(UMC)と資本提携を含む関係強化に向けた交渉を進めることで合意したと発表した。台湾の鴻海精密工業による買収を機に欧州家電事業への再参

5G通信網を世界に先駆けて構築へ

ドイツ交通省は27日、次世代移動通信(5G)網の構築に向けた戦略「5Gへの5つの取り組み(5 Schritte zu 5G)」を発表した。車車間・路車間通信(V2X)を利用した自動運転や、つながる工場(インダストリー4.

シーメンス―独で人員削減、エネルギー産業の需要減で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツ本国で人員削減を実施する。対象となるのはプロセス&ドライブ部門。石油安を受けて石油・天然ガス業界からの受注が低迷していることが背景にあり、同業界向けにターボ機械を生産するMANデ

シーメンス―イランにガスタービン納入―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、イランの重電大手マプナ(Mapna)にガスタービンを納入したと発表した。両社の合意に基づく引き渡しの第一弾で、イランの港湾都市バンダレ・アッバースの発電所プロジェクトに投入さ

ABB―高圧電力ケーブル事業を売却―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は21日、高圧電力ケーブル事業をデンマークのNKTケーブルに売却すると発表した。経営改善に向けた事業再編の一環で、売却額は8億3,600万ユーロに上る。 ABBは業績悪化を受けて合理化

ABB、高圧電力ケーブル事業を売却

スイスの重電大手ABBは21日、高圧電力ケーブル事業をデンマークのNKTケーブルに売却すると発表した。経営改善に向けた事業再編の一環で、売却額は8億3,600万ユーロに上る。 ABBは業績悪化を受けて合理化を進めており、

シャープ、スロバキア企業と提携交渉

シャープは21日、スロバキアのテレビメーカー、ユニバーサル・メディア・コーポレーション(UMC)と資本提携を含む関係強化に向けた交渉を進めることで合意したと発表した。台湾の鴻海精密工業による買収を機に欧州家電事業への再参

シーメンス―インフラ整備でアルゼンチン政府と基本合意―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のケーザー社長は14日アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、同国のインフラ整備に向けた趣意書に署名した。エネルギー、輸送、スマートシティの分野で協力する予定で、今後詳細を詰めていく。署名

ボッシュ―東南アジアに8000万ユーロ投資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は19日、東南アジアに今年は約8,000万ユーロを投資すると発表した。同地は人口が6億人超と多いうえ、中間層が拡大するなど市場の可能性が大きく、現地事業の統括責任者は「ボッシ

世界初の燃料電池電車をアルストムが公開

鉄道設備大手の仏アルストムは20日にベルリンで開幕した国際鉄道技術専門見本市イノトランスで世界初の燃料電池電車「コラディアiリント(Coradia iLint)」を公開した。すでに独4州のローカル線に投入することで合意が

急速充電ステーション設置へ、電力大手と休憩所会社が提携

独エネルギー大手のEnBWは19日、アウトバーンの休憩所に急速充電スタンドを設置することで休憩所運営大手のタンク・ウント・ラストと提携すると発表した。連邦経済省の研究プロジェクト「高速道路・大都市圏急速充電網(SLAM)

高速道運転中に10%がケータイ利用

高速道路を走行中のドライバーの10%弱が携帯電話を利用しながら運転していることが、ブラウンシュヴァイク工科大学の研究チームが実施した実態調査で分かった。チームを統括したマルク・フォルラート教授(交通心理学)は「視線がスマ

乗務員が防犯スプレー携帯へ、ドイツ鉄道の安全対策で

ドイツ鉄道(DB)が職員向けの安全対策を強化する。乗客などから暴行を受けるケースが増えているためで、乗務員に防犯スプレーと警報装置を携帯させるほか、警備員の巡回の際は警備犬を同伴させることを検討している。セキィリティ問題

無線LAN無料サービスを二等車に拡大

ドイツ鉄道(DB)は19日、高速鉄道ICEを対象に無線LAN機器の設置作業を開始したと発表した。サービスの質向上に向けたプログラム「ツークンフト・バーン」に基づく措置で、現在は一等車に限られている無線LANの無料サービス

中国企業、ウリヤノフスクで医療機器を生産

中国のシノエナジー・パンアジア・ホールディングスがロシア・ウリヤノフスク州に医療機器工場を設置する計画だ。段階的に総額15億米ドルを投資する。 州当局によると、第1期投資では磁気共鳴画像診断装置(MRT)や超音波検査機、

レオニ、中国のワイヤーハーネスメーカー買収

電線大手の独レオニは12日、自動車用ワイヤーハーネスを製造する中国の武漢恒通汽車線束を買収すると発表した。株式51%を取得する。買収額は非公表。 武漢恒通汽車線束は中国2位の自動車メーカーである東風汽車に製品を供給するこ

BASF―韓国で耐熱性樹脂の生産能力拡張―

化学大手の独BASFは8日、韓国南部の麗水(ヨス)工場で耐熱性の高い特殊樹脂ポリアリルスルホンの生産能力を拡張すると発表した。需要の拡大を受けた措置で、来年末から新生産ラインを稼働させる予定だ。 年産能力6,000トンの

フォルクスワーゲン―環境対応車で安徽江淮汽車と提携へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、環境対応車の分野で中国同業の安徽江淮汽車(JAC)と提携することで基本合意したと発表した。電気自動車(EV)などの販売台数を大幅に増やす目標を実現するため

アウディ―中国IT3社と提携、コネクテッドカーで―

独フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は11日、コネクテッドカーの分野でアリババなど中国のIT大手3社と提携することで基本合意したと発表した。現地法人のヨアヒム・ヴェドラー社長は「中国は

ZFフリードリヒスハーフェン―ソフト会社に40%出資―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは9日、ソフトウエア開発の独ダブルスラッシュ・ネットビジネスに40%出資することで合意したと発表した。ダブルスラッシュはZFのサプライヤーで、昨秋に戦略提携。ZFは今回の出資

レオニ―中国のワイヤーハーネスメーカー買収―

電線大手の独レオニ(ニュルンベルク)は12日、自動車用ワイヤーハーネスを製造する中国企業、武漢恒通汽車線束(Wuhan Hengtong Automotive)の資本51%を取得する契約に調印したと発表した。武漢恒通汽車

オスラム―独・中工場に追加投資、サムスンから長期受注か―

照明大手の独オスラムが独レーゲンスブルクと中国の無錫工場に追加投資を行う。オーラフ・ベルリエン社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、高性能で特殊な半導体製品に対する極めて旺盛な需要に対応する考えだ。投資額は

メルク―有機EL材料工場を開設―

化学大手の独メルクは7日、本社所在地ダルムシュタットで有機EL材料工場の開所式を行った。同工場の開設により有機EL材料分野の競争力を強化。ディスプレー用化学材料市場で世界最大手の地位を一段と強化する。 約3,000万ユー

ピルツ

独オートメーション機器大手のピルツがシンガポールに子会社(Pilz South East Asia)を開設した。自社製品を販売するほか、技術・プロジェクトに絡むコンサルティングや研修など幅広いサービスを提供。急成長する東

デリバリーバンのコンセプトカーをダイムラーが公開

自動車大手の独ダイムラーは7日、小包配達用デリバリーバンのコンセプトカー「ビジョン・バン」を公開した。時代の変化に見合った配達を最新のデジタル技術を用いて支援する「アドバンス(adVANce)」構想に基づくもので、荷物の

電機業界の受注・生産・売上が大幅減少

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比6.1%減と大きく落ち込んだ。生産高と売上高も減少幅が大きく、ZVEIのチーフエコノミストは「独電機業界の景気は勢いが弱まった」との見方を示し

産業連盟が北京に事務所開設、独企業の言えない苦情を代弁へ

独産業連盟(BDI)は12日、北京で駐在員事務所の開所式を行った。中国の政財界とのパイプを強化するとともに、同国の経済政策に対するドイツ企業の苦情を代弁する考え。こうした事情を反映し、中国側の代表は招待状を送付したにもか

高速鉄道ICEの新区間開通、ベルリン~ミュンヘンが4時間に

ドイツ中部のエアフルトとエーベンスフェルトを結ぶ計107キロの区間で9日、高速鉄道ICEの新路線開通を祝う記念走行が行われた。10月中旬から試験走行が始まり、来年末のダイヤ改正後に商業運転を開始する予定だ。これによりベル

ハンガリー企業、エンジニア不足を懸念

ハンガリー企業の多くが、エンジニア不足を経営戦略上の深刻な問題と見ている。組織人事コンサルティング大手の米Aon Hewittがこのほど現地の100社を対象に行った調査によると、エンジニア不足が2017年末までに経営上の

Hitachi Metals;日立金属、チェコで鉄道車両ハーネス組み立て

日立金属は7日、チェコ北西部のジャテツ工場に鉄道車両用電線のハーネス組み立てラインを導入すると発表した。投資額は非公表。英国、ドイツ、フランスなど欧州各国で鉄道網の整備が活発化していることを受け、西欧市場に近い同工場にラ

支援器具の選択肢拡充を公的健保に義務づけ

ドイツ政府は8月31日の閣議で治療・支援機器強化法(HHVG)案を了承した。公的健康保険の適用対象となる歩行器、補聴器、紙おむつなど支援器具の選択肢を拡充することが狙い。同法案は連邦議会(上院)の可決を経て来年3月に施行

ローカル・モーターズ―独で自動運転バス製造へ―

3Dプリンターを利用して自動車を製造する米ローカル・モーターズがドイツの首都ベルリンで自動運転の電気バスを製造する。同社が欧州に生産拠点を構えるのは今回が初めて。世界では4カ所目となる。欧州事業を統括するヴォルフガング・

パナソニック―ベルリン・フィルと協業―

パナソニックは1日、コンサートホールでのライブ体験を高品位かつリアルに家庭や車室内に届けるための技術開発に向けベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と協業することで基本合意したと発表した。協業の詳細は今後、両者で検討していく

独スマートシティにパナソニックが参加

パナソニックは8月31日、ドイツのスマートシティプロジェクト「フューチャー・リビング・ベルリン」に参加すると発表した。同社はこれまで日本、米国、フランスで同様の取り組みを行ってきたが、ドイツでは今回が初めて。同市で2日に

バーチャルリアリティ、2020年には10億ユーロ市場に

独情報通信業界連盟(Bitkom)は8月31日、コンサルティング大手デロイトが作成した調査レポート(コンシューマー・テクノロジー2016)をもとに、ドイツのバーチャルリアリティ市場規模が今年の1億6,000万ユーロから2

上半期の自転車販売減少、天候不順が響く

独自転車製造業連盟(ZIV)が8月30日発表した国内自転車販売台数(電動アシスト付自転車を含む)は前年同期比5.6%減の270万台へと後退した。天候不順が響いた格好で、輸入台数も1.5%減の199万台に落ち込んだ。国内生

チェコと独の研究機関、インダストリー4.0で相互協力

ドイツのメルケル首相とチェコのソボトカ首相はこのほどプラハで会談し、両国の研究機関が製造業のデジタル化(インダストリー4.0)に向けて協力していくことで合意した。会談に合わせて、ドイツ人工知能研究所(DFKI、ザールブリ

スロバキア、スマート産業コンセプトを提案

スロバキア経済省は8月末、国内企業と共同で策定したスマート産業コンセプトを発表した。情報通信や環境分野での先端技術の普及拡大を図ることが狙いで、特に、電力分野でのスマートグリッド構築や、電気自動車(EV)を中心とするeモ

Arm;英アームの株主、ソフトバンクによる買収を承認

英国の半導体設計大手アーム・ホールディングスは8月30日、ソフトバンクによる買収が同日の株主総会で承認されたと発表した。これによって同買収が決定した。 ソフトバンクは7月、アームを約240億ポンド(3兆3,000億円)で

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