電子、電機

ファラシス―独工場の建設白紙化も―

中国企業ファラシス・エナジーがドイツに車載電池工場を建設する計画が、少なくとも先送りされることが明らかになった。江蘇省鎮江のメイン工場立ち上げに当面、注力することを決めたためだ。欧州生産拠点の設置計画見直しも進めることか […]

オペル―欧州販売をEVに一本化―

独自動車大手オペルのミヒャエル・ローシェラー社長は8日、親会社ステランティスのイベント「EVデー2021」で、欧州で販売する車両を2028年から電気自動車(EV)に一本化する意向を表明した。ステランティスの電動化戦略に基

コンチネンタル―予知保全のスタートアップに出資―

自動車部品・ゴム製品大手の独コンチネンタルは12日、予知保全分野のスタートアップ企業であるイスラエルのフィーリット(Feelit)にマイノリティ出資したと発表した。フィーリットの技術を自社製品に統合し、IoT分野の競争力

シーメンス―米鉄道公社から大型受注獲得―

電機大手の独シーメンスは7日、全米鉄道旅客公社(Amtrak)が実施した車両入札で落札に成功したと発表した。受注額は34億ドル。同社の鉄道部門が北米で獲得したものとしては過去最大となる。 電力を利用したハイブリッド電車な

クノールブレムゼ

商用車・鉄道車両用ブレーキ大手の独クノールブレムゼは7日、独自動車照明大手ヘラーの買収に向けた協議を打ち切ったことを明らかにした。詳細な分析を行った結果、ヘラーの技術・製品取得に伴うシナジー効果が当初の想定よりも小さいこ

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは9日、中国南西部の重慶にソフトウエアとシステムの開発拠点を開設した。世界最大の市場である同国で開発力を強化。顧客メーカーのニーズと市場のトレンドに迅速に対応できるようにする。年末までにソ

日立など3社、ポーランドのスマートグリッド実証事業が成功

日立製作所は8日、ポーランドで実施してきたスマートグリッドの実証事業が成功裏に終了したと発表した。同事業は再生可能エネルギーの導入拡大に向け、送電系統の設備更新と増強、容量不足の解消を目的に行われた。事業を通じて導入され

ロシアが新国家安全保障戦略を発表、科学・情報技術が焦点に

ロシアのプーチン大統領は3日、新しい国家安全保障戦略に署名した。同戦略の見直しは6年ぶり。同国の安全保障に対する脅威に関する認識が示されている。科学、技術、情報セキュリティを大きく重視しており、とくにIT技術を使った外国

スカニア、AWSと協力しIT業務のCO2削減を目指す

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は1日、IT業務から発生する二酸化炭素(CO2)排出を削減するため、米アマゾンのインターネットサービス部門であるアマゾン・ウェブサービス(AWS)と提携

日産、英にEV用電池工場新設

日産自動車は1日、中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループと共同で、英北東部サンダーランドに電気自動車(EV)向けの超大型バッテリー工場を新設すると発表した。欧州では英国で2030年までにガソリン車とディーゼル車

仏ヴァレオ、印電動三輪車メーカーにパワートレイン供給

仏自動車部品大手のヴァレオは2日、インド複合企業アングリアン・オメガグループ傘下の電動三輪車メーカー、オメガ・セイキ・モビリティ(OSM)と電動パワートレイン供給に関する覚書を交わしたと発表した。OSMの三輪貨物車「RA

緑の党首相候補が反撃

独緑の党のアンナレーナ・ベアボック首相候補(共同党首)は独仏メディアの共同インタビューで、9月の連邦議会選挙で第一党の座を争う与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)を激しく批判した。同首相候補は副収入報告の提出

ポルシェ―サプライヤーに再生エネ100%投入を要求―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェは1日、サプライヤーおよそ1,300社に対し今後は部品生産に100%再生可能エネルギーを投入することを義務付けると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロ

リマック・オートモビリ―VWからブガッティ買収―

電動スーパーカーを製造するクロアチアの新興企業リマック・オートモビリは5日、独フォルクスワーゲン(VW)グループの高級車子会社ポルシェと、高級スポーツ車メーカーの仏ブガッティを合弁会社とすることで合意したと発表した。新会

BASF―ボッシュとのスマート農業合弁を当局が承認―

化学大手の独BASFは6月29日、IoT大手の独ボッシュと共同でスマート農業ソリューションの折半出資会社を設立する計画が、審査を行った世界のすべての独禁当局から承認されたと発表した。新会社は有限会社ボッシュBASFスマー

NEC―ドイツテレコムに5G基地局装置を提供―

NECは6月29日、移動通信ソリューション事業者の米マベニアと共同で電気通信サービス大手ドイツテレコムの商用オープンRANプロジェクト「O-RAN Town」向けに超多素子アンテナを搭載した5G基地局装置を提供すると発表

商用車用充電インフラ構築へ、欧州3社が合弁

欧州商用車大手のトレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボ・グループの3社は5日、大型トラック・バス用の高速充電網を共同構築することで基本合意したと発表した。電気トラックなどを顧客企業が安心して使用できる環境を整え需要を掘

セルビア、「デジタル資産法」を施行

●デジタル資産の利用者や投資家に法的枠組みを示すもの ●仮想通貨取引の拡大を追いかける形で整備 セルビアで6月29日、デジタル資産法が施行された。同法は仮想通貨とデジタルトークン(デジタル形式の無形資産権)をデジタル資産

ウルトラキャパシタのスケルトン、新たに2,900万ユーロを獲得

●総資本は1.2億ユーロ超に ●現在、ウルトラキャパシタの弱点をカバーする新製品を開発中 ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手掛けるエストニアのスケルトン・テクノロジーズは1日、シリーズDの追加ラウン

ブルガリアのシン・カーズ、新興企業向け市場に上場

●6月1日のIPOに続き ●西欧向けに小型EVの量産を計画 ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズ(Sin Cars)が1日、ブルガリア証券取引所(BSE)の新興企業市場BEAMに上場した。同社は6月1日にBE

仏ブガッティ、クロアチア企業の傘下に

●クロアチアのリマックが過半数出資で独ポルシェと合弁化 ●ブガッティのEV化に向け、リマックが経営主導 電動スーパーカーを製造するクロアチアの新興企業リマック・オートモビリは5日、独フォルクスワーゲン(VW)グループの高

セルビア、「デジタル資産法」を施行

セルビアで6月29日、デジタル資産法が施行された。同法は仮想通貨とデジタルトークン(デジタル形式の無形資産権)をデジタル資産と規定して、明確な枠組みを設け、投資家や利用者の安全性を法的に担保する。欧州でフランスやマルタに

ブルガリアのシン・カーズ、新興企業向け市場に上場

ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズが1日、ブルガリア証券取引所(BSE)の新興企業市場BEAMに上場した。同社は6月1日にBEAM市場で新規株式公開(IPO)を実施し、普通株200万株を1株当たり1レフで公

日産、英にEV用電池工場新設

日産自動車は1日、中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループと共同で、英北東部サンダーランドに電気自動車(EV)向けの超大型バッテリー工場を新設すると発表した。欧州では英国で2030年までにガソリン車とディーゼル車

ルノー、EV用電池で2社と提携

仏自動車大手ルノーは6月28日、電気自動車(EV)用電池の生産で中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループ、仏新興企業ヴェルコールと提携すると発表した。エンビジョンAESCは最大20億ユーロを投じ、仏北部にEV用電

NEC、独テレコムに5G基地局装置を提供

NECは6月29日、移動通信ソリューション事業者の米マベニアと共同で、独通信大手ドイツテレコムの商用オープンRANプロジェクト「O-RAN Town」向けに超多素子アンテナを搭載した5G基地局装置を提供すると発表した。N

ステランティス、トタルとの提携を5年間延長

欧米自動車大手のステランティスは6月22日、仏石油大手トタルとの提携関係を5年間延長すると発表した。5つの中核分野を定め、eモビリティや脱炭素の実現で協力していく。延長に伴い、提携の対象ブランドをこれまでのプジョー、シト

クノールブレムゼ―同業ヘラー買収に向け交渉―

商用車・鉄道車両用ブレーキ大手の独クノールブレムゼは29日、独自動車照明大手ヘラーの買収に向け交渉していることを明らかにした。創業者一族のメンバーから株式およそ60%を取得する方向で協議している。交渉は初期段階にあり、成

露ズベル・グループ、6人乗りの無人ロボタクシーを開発

●乗用車と同サイズの「フリップ」、貨物輸送や宅配にも利用可 ●価格などは不明、公道走行試験は今後実施 ロシア金融・テクノロジー大手ズベルのモビリティ技術部門ズベルオートテック(SberAutoTech)はこのほど、6人乗

自律型ロボット開発 エストニア

駐車場の白線表示(ライン塗装)を行う自律型ロボットを開発している。欧州独自の衛星測位システム「ガリレオ」を活用し、誤差1~2センチメートル内の測定精度で塗装作業を行える。一般的な方法の7倍速く作業できるほか、2~4人必要

独コンチネンタル、ハンガリーのR&D拠点を強化

●投資額は約1,200万ユーロ ●センサー関連のソフトと人工知能の開発を強化 独自動車部品大手のコンチネンタルがハンガリーのブダペストおよび西部のヴェスプレームにある研究開発(R&D)拠点を増強する。シーヤールト外務貿易

シュコダ自、新長期戦略を発表

●完全EV3モデルを投入し、欧州販売数で5位以内を狙う ●電動化・デジタル化への対応と、管理職への女性登用も進める 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が24日、2030年に向けた新長期戦略「ネ

シュコダ自、半導体部品不足で3万台超の生産遅延

●パワーウィンドウ制御装置に影響深刻 ●7月には生産調整の予定も、10-12月期には正常化の見通し 世界的な半導体不足による自動車業界への影響は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車にも及ん

経済に本格回復の兆し、企業景況感は2年7カ月来の高水準に

ドイツ経済が明るさを増してきた。新型コロナ危機からの回復を支える柱はこれまで製造業に限られていたが、ここにきて小売・サービス業界を取り巻く環境が改善。労働市場も活性化していることから、成長エンジンはフル稼働状態に近づく見

独のコロナ復興計画を欧州委が承認

欧州連合(EU)欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は22日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相を訪問し、同国の復興計画を承認したことを伝えた。ドイツは新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた経済の再生に向

輸入物価が40年来の上げ幅に、5月は11.8%

ドイツ連邦統計局が28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比11.8%増となり、1981年10月以来およそ40年ぶりの大きな上げ幅を記録した。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた格好。エネルギーを除いたベースでは上

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