電子、電機

ファルタ―米競合から欧州家庭用電池事業を買収―

スイス複合企業モンタナ・テック・コンポーネンツの独電池製造子会社ファルタ(エルヴァンゲン)は5月29日、米競合エナジャイザー・ホールディングスから欧州家庭用電池子会社ファルタ・コンシューマー・バッテリーズを取得することで […]

スマート・バッテリー―投資会社が買収―

電池スタートアップ企業の独スマート・バッテリー・ソリューションズ(SBS、クラインオストハイム)は5月28日、ベルギーに本社を置く欧州投資会社Gimvが同社の過半数資本を取得し子会社化したと発表した。SBSはGimvの支

昭和電工―スイスのコーティング剤メーカー買収―

昭和電工は5月28日、ノンスティック・コーティング剤(NSC)を製造・販売するスイス企業ILAGインダストリーラックの全株式を現地の投資会社ヘルベチカ・キャピタルから取得する契約を締結したと発表した。収益性と安定性を高レ

カザフ原子力公社、PV事業を国際企業連合に売却

カザフスタンの原子力公社、カズアトムプロム(KazAtomProm)は5月末、太陽光発電(PV)事業をロシアのヤドラン・ソーラー、仏ECMグリーンテック、中国カセン/カナディアン・ソーラーからなる国際企業連合に売却したと

ダイムラー―商用車部門で自動運転分野の新組織設立―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5月29日、商用車部門ダイムラー・トラックが自動運転分野の活動を統合すると発表した。開発効率を高め、米自動車技術会(SAE)が定める「レベル4」の自動運転車(運転をシステムに

DFS―ドローン用プラットホーム合弁をテレコムと設立―

独国営航空管制会社DFS(ランゲン)は5月29日、電気通信大手のドイツテレコムと共同でドローン専用のプラットホームを運営する合弁会社を設立したと発表した。企業などがドローンを安全に運用するための基盤を提供するもので、ドロ

太陽エネルギー開発 ウクライナ

電動ブラインドとソーラーパネルを組み合わせたスマートブラインドを製造・販売している。家庭用ブラインドで発電できるようにしたもので、同種の製品としては世界初となる。ブラインドの遮光性と電力の自給により最大で70%の節約効果

業務用スマホから華為製品排除=独テレコム

電気通信大手のドイツテレコムは社員が用いる業務用スマートホンから中国の華為技術の製品を可能な限り排除する意向だ。同社はイントラネットで「華為製品は現時点で好ましくない」として、「投資保護のために他のメーカーの製品へと回避

昭和電工、スイスのコーティング剤メーカー買収

昭和電工は5月28日、ノンスティック・コーティング剤(NSC)の製造・販売を手掛けるスイス企業ILAGインダストリーラックの全株式を現地の投資会社ヘルベチカ・キャピタルから取得すると発表した。収益性と安定性を高レベルで維

独シュテアグ、森精機子会社の再生エネ事業買収

火力発電大手の独シュテアグ(エッセン)は5月27日、DMG森精機の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)から再生エネルギー分野のサービス事業を取得することで合意したと発表した。太陽光発電分野のポートフォリオを拡充

オペル「コルサ」のEVモデル、航続距離330キロ

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは5月23日、新型「コルサ」の純粋電気自動車(EV)モデル「コルサ-e」の概要を明らかにした。第6世代にあたる新「コルサ」は全長4.06メートルの5人乗り。室内空間を確保しつつ天井高を従

英アームがファーウェイと取引停止、米の規制措置に追随

ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスは5月22日、同社が中国の華為技術(ファーウェイ)との取引を停止すると英メディアなどが報じたことを受け、「米政府の規制を順守できるよう、関連機関と継続的に

フォルクスワーゲン―セアトを中国市場に投入―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は27日、同社最大の市場である中国での事業強化に向けて現地合弁先の安徽江淮汽車(JAC)などと契約を締結したと発表した。傘下の小型車ブランド「セアト」を同国市場に

ドイツポスト―燃料電池搭載EV開発へ、20年から配達に投入―

ドイツポスト(ボン)は24日、傘下の小荷物配達部門DHLと電気自動車(EV)製造子会社ストリートスクーターが水素燃料電池搭載のEVを共同開発すると発表した。純粋なEVでは航続距離が短く配達が制限されることから、燃料電池を

小糸製作所―LiDARのヘッドランプ搭載で独社と協業―

小糸製作所は21日、光を用いた測定技術であるLiDAR(ライダー)のヘッドランプ搭載に向けて独スタートアップ企業ブリックフェルトと協業すると発表した。小糸の自動車照明技術とブリックフェルトのLiDAR技術を組み合わせるこ

住友電工―欧州焼結部品メーカー2社を買収―

住友電工は22日、独持ち株会社シンターヴェルケ・ホールディングから焼結部品子会社2社を完全買収したと発表した。欧州でのプレゼンスを強化し、現地自動車・自動車部品メーカーへの販路拡大を目指す。買収金額は明らかにしていない。

シュテアグ―DMG Moriから再生エネ事業買収―

火力発電大手の独シュテアグ(エッセン)は27日、DMG森精機の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)から再生エネルギー分野のサービス事業を取得することで合意したと発表した。太陽光発電分野のポートフォリオを拡充する

独検察がボッシュに過料命令、排ガス不正で

独シュツットガルト検察当局は23日、自動車部品大手のボッシュに総額9,000万ユーロの過料支払いを命じたと発表した。同社が顧客の自動車メーカーに販売したディーゼルエンジン制御装置などに排ガスを不正に操作するソフトウエアが

ロシアのEVベンチャー、小型車「ZETTA」を年内に販売開始

ロシアのベンチャー企業、ゼッタ(ZETTA)が小型電気自動車(EV)「ZETTA」の実証試験を終え、年内に販売を開始する計画だ。シュフロフスキー社長が現地メディアに明らかにしたもので、10月までに認可手続きを終え、複数バ

工作機械業界の受注、第1四半期は21%減少

独工作機械工業会(VDW)が22日発表した独業界の第1四半期(1~3月)の新規受注高は前年同期比21%減と大幅に落ち込んだ。VDWは4月の時点で同13%減としていたが、今回、大幅に下方修正した。比較対象の2018年第1四

ハンガリー通信大手ディジ、携帯電話サービスを開始

ハンガリー通信大手のディジ(DIGI)は27日、独自回線を利用した携帯電話サービスを開始したと発表した。同社は2014年に事業ライセンスを取得したものの、ローミング・サービスの条件で他の事業者との合意が難航したことから大

電機業界の輸出、第1四半期は5.8%増加

独電気電子工業会(ZVEI)が22日発表した独電機業界の第1四半期(1~3月)の輸出高は前年同期比5.8%増の541億ユーロとなり、伸び率は前期(10~12月)の同5.1%を上回った。世界経済の減速や通商摩擦を受けて新規

チェコ、AI戦略で独バイエルン州と協力

チェコ商工会議所のハヴリチェク会頭と独バイエルン州のアイヴァンガー経済相は21日プラハで会談し、両者が欧州の人工知能(AI)研究開発ハブ(コンペテンスセンター)としての地位を確立するため相互協力することで合意した。欧州で

セルビア、華為技との取引を継続

米国による中国通信機器大手・華為技術への制裁発動で、同社製品の採用や保安上の懸念が世界的に議論される中、セルビアは同社との提携を継続していく方針だ。リャイッチ通商・観光・通信相は「グーグルと華為技の争いの巻き添えにはなら

ロシア初の国産スパコン発表

ロシア国営のハイテク企業体ロステックのIT子会社であるアフトマティカ(Avtomatika)は23日、「ロシア製造業におけるデジタル産業」会議で、国内初のスーパーコンピューターを発表した。高性能計算(HPC)・データセン

電子機器の開発・販売 ポーランド

「色」で残り時間を知らせるミーティングタイマー「タイムキューブ」(Timeqube)を開発・販売する。「ストレスをかけず、会議の生産性を上げる」ため、時間を数値で表示せずに色の変化で表すのが特徴。人の持つ周辺視野を応用し

輸入物価の上げ幅3カ月ぶりに縮小、4月は1.4%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比1.4%増となり、上げ幅は3カ月ぶりに縮小した。エネルギーの上昇率が前月の6.7%から3.3%へと狭まったことなどが反映された格好。エネルギーを除いた輸入物価

ボッシュなど独3社が華為との取引見直し

米国の制裁対象となった中国の通信機器大手、華為技術との取引を停止・縮小するドイツ企業は増える見通しだ。24日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙によると、自動車部品大手のボッシュ、電機大手のシーメンス、ソフト

アウディ―電動車攻勢、25年までに30モデル以上を投入―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は23日の株主総会で、2025年までに電動車のモデル数を30以上に拡大する方針を明らかにした。販売車両に占める電動車の割合を同年までに40%へと引き上

フォルクスワーゲン―サムスンからのセル調達見直しも―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が電動車用電池セルをサムスンSDIから調達する計画を見直す可能性が出てきた。ブルームバーグ通信などが報じたもので、サムスンからの調達規模が当初計画を大幅に下回る可

住友電工、欧州焼結部品メーカー2社を買収

住友電工は22日、ドイツの持ち株会社シンターヴェルケ・ホールディングから焼結部品子会社2社を完全買収したと発表した。欧州の事業基盤を強化し、現地自動車・自動車部品メーカーへの販路拡大を目指す。買収金額は明らかにしていない

ロシアのEVベンチャー、小型車「ZETTA」を年内に販売開始

ロシアのベンチャー企業、ゼッタ(ZETTA)が小型電気自動車(EV)「ZETTA」の実証試験を終え、年内に販売を開始する計画だ。シュフロフスキー社長が現地メディアに明らかにしたもので、10月までに認可手続きを終え、複数バ

英アームがファーウェイと取引停止、米の規制措置に追随

ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスは22日、同社が中国の華為技術(ファーウェイ)との取引を停止すると英メディアなどが報じたことを受け、「米政府の規制を順守できるよう、関連機関と継続的に協議

小糸製作所、ライダーのヘッドランプ搭載で独社と提携

小糸製作所は21日、光を用いた測定技術であるライダーのヘッドランプ搭載に向けて独新興企業ブリックフェルトと提携すると発表した。小糸の自動車照明技術とブリックフェルトのライダー技術を組み合わせることで、ライダーをヘッドラン

インフィニオンが華為への供給を部分停止、米国の制裁受け

半導体大手の独インフィニオンが中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への製品供給を一部停止した。華為を対象とした米国の制裁を踏まえた措置で、広報担当者は20日、英字誌『ニッケイ・アジア・レビュー』の報道を半ば追認す

ベラルーシの電気バス、アゼルバイジャンで生産開始

アゼルバイジャン西部にあるギャンジャ自動車工場でこのほど、ベラルーシの電動輸送機器大手ベルコムンマシュ(BelkommunMash)の電気バス「E-321」の組み立てラインが稼働を開始した。ベラルーシ国営通信社ベルタが1

生産者物価の上げ幅6カ月ぶりに拡大、4月は2.5%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比2.5%増となり、上げ幅は6カ月ぶりに拡大へと転じた。最大の押上げ要因はこれまでに引き続きエネルギーで、6.6%上昇。エネルギーを除いた物価は1.3%増だっ

ポーランド、ハイパーループ開発企業に1,650万ズロチ助成

ポーランド経済省に付属する国家研究開発センター(NCBR)はこのほど、超高速の次世代交通システム「ハイパーループ」を開発するハイパー・ポーランドに1,650万ズロチ(380万ユーロ)の助成金を支給することを決定した。 ハ

中国照明具メーカー、ルーマニアで工場開所

中国の照明器具メーカーであるライティング(Liting)・ユニバーサルが16日、ルーマニア東部のブライラで新工場を開所した。欧州生産の幕を切るもので、今後5年で欧州生産センター・欧州事業統括拠点に育てる。初期投資は1,7

エーオン―全車両の電動化に配電網の対応可―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は21日、国内を走行する車両がすべて電動車になっても同社の配電網は対応できるとの調査結果を発表した。 同社はエネルギー分野のコンサルティングを手がける独コンセンテックと共同で調査を実

米ATM大手のNCR、セルビア開発拠点に着工

米ATM・金融システム大手のNCRは14日、セルビアの首都ベオグラードでキャンパス型開発拠点(コーポレートキャンパス)の鍬入れ式を行った。3万平方メートルの敷地に地上8階・地下2階のオフィスビルを建設する。投資額は約9,

吉利汽車―独にR&D拠点開設―

中国自動車大手の吉利汽車は16日、ドイツに研究開発(R&D)拠点を開設したと発表した。電動車分野の新技術開発に取り組む。 フランクフルト国際空港に近いラウンハイムに「ジーリー・オート・テクニカル・ドイチュラント

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