電子、電機

VW、EV電池用リチウム供給で中国企業と契約

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは5日、中国のリチウム製品大手ガンフォンリチウム(GFL)から電気自動車(EV)用電池向けのリチウムを調達することで基本合意したと発表した。リチウムの需要が世界的に拡大し、 […]

コンチネンタル、サイバーセキュリティでテレコムと提携

自動車部品大手の独コンチネンタルは4日、自動車向けのサイバーセキュリティで国内通信最大手ドイツテレコムと提携すると発表した。外部とネットワークでつながるコネクテッドカーと自動運転車はサイバー攻撃の標的となることから、車が

ヤマト運輸―独社製EVトラック500台を調達―

ヤマト運輸は3月27日、ドイツポストの電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター(STS)から、宅配に特化した日本初の小型商用EVトラックを調達する契約に調印した。物流全体の課題である環境負荷を軽減するとともに、安心・

三菱ふそう―DB物流子会社にeキャンター納入―

独ダイムラー傘下の三菱ふそうは2日、電気小型トラック「eキャンター」をドイツ鉄道(DB)の物流子会社DBシェンカーに納入したと発表した。DBシェンカーはベルリンで試験投入している同車両を高く評価。新たに4車両を調達した。

三協立山―独アルミ鋳造メーカーを買収―

三協立山は3月29日、独子会社STエクストルーデッド・プロダクツ・グループ(STEP-G)がアルミニウムビレット鋳造・押出形材製造の独アルヴェルク・ヘットシュテット(AWH)を、販売子会社を含めて買収すると発表した。押出

SGL―18年営業益が61%増加―

炭素製品大手の独SGL(ヴィ―スバーデン)が3月27日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前期比61.1%増の6,460万ユーロと大幅に拡大した。過去数年間の事業再編で景気変動への耐性を

インフィニオン

半導体大手の独インフィニオンは3月27日、2019年9月通期の業績見通しを引き下げた。需要の低迷と世界経済の先行き不透明感を受けたもので、売上高営業利益率を2月に提示した17.5%から16%へと下方修正。売上高についても

トヨタ自動車

トヨタ自動車は3月28日、ドイツで販売した「トヨタ」「レクサス」ブランド車に占めるハイブリッド車(HV)の割合が昨年は約54%に達し、前年から10ポイント拡大したと発表した。両ブランドの昨年の独販売台数は8万3,930台

BMWとMSが産業用オープンプラットホームを立ち上げ

自動車大手の独BMWとIT大手の米マイクロソフト(MS)は2日、世界最大の産業見本市「ハノーバー・メッセ」の会場で、産業用のオープンプラットホームを立ち上げると発表した。機械や設備によってシステムが異なるためにデータを有

ハノーバー産業見本市開幕、AIと5Gがテーマに

世界最大の産業見本市「ハノーバー・メッセ」が1日、開幕した。「製造業の統合―産業インテリジェンス」をメインテーマに掲げる今回は特に、製造業におけるモノのインターネット(IoT)利用のカギを握る人工知能(AI)と第5世代移

ハンブルク港がドローン投入を検討

ハンブルク港運営会社HHLAは3月27日、港内のコンテナ輸送へのドローン(無人機)投入を検討していることを明らかにした。同社は自動運転トラックやハイパーループの利用も視野に入れるなど、港湾作業の効率化と新しい事業モデルの

機械業界が生産予測引き下げ

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は1日、独業界の今年の生産成長率を従来予測の実質2%から1%へと引き下げた。米国と中国、欧州連合(EU)などの通商摩擦を受けて新規投資抑制の動きが強まっているため。受注残は8.5カ月と高い水

セルビア、EV購入補助金を検討

セルビア政府が電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)に対する購入補助金を検討している。トリヴァン環境相が3月28日に明らかにした。年内は財政面で余裕がないため、2020年から導入する予定だ。 セルビアは2017年末、

チェコ、電動アシスト自転車の人気上昇

チェコで電動アシスト自転車が売れている。昨年の売上高はネット通販だけでも1億ユーロ(390万ユーロ)を超え、前年から10%増加した。マウンテンバイクやトレッキングバイクが人気だ。 人気が出始めたころの平均購入価格は2万8

充電インフラに補助金10億ユーロ、交通省が予算要求へ

ドイツ連邦交通省は充電インフラの拡充に向けて2020年度予算で総額10億ユーロの上乗せを要求する方針だ。充電スタンドの不足が電動車の普及の大きな足かせとなっているためだ。電動車の利用が大幅に広がらないと同国の二酸化炭素(

伊業務用冷蔵庫大手エプタ、ルーマニア同業を買収

ルーマニアの競争当局はこのほど、イタリアの業務用冷蔵庫大手エプタが国内同業ダース・インプレックスを買収する計画を承認したことを明らかにした。これによってエプタはダース株の90.02%を取得。残りはルーマニアの企業家が保持

輸入物価の上げ幅4カ月ぶりに拡大、2月は1.6%に

ドイツ連邦統計局が3月29日発表した2月の輸入物価指数は前年同月比1.6%増となり、上げ幅は4カ月ぶりに拡大した。エネルギーの上昇率が前月の同1.4%から7.5%へと拡大したことが反映された格好。エネルギーを除いた輸入物

エストニアの宅配ロボットメーカー、工学アカデミーを開設

小包宅配ロボットの製造を手掛けるエストニアのクレヴェロン(Cleveron)がエストニア応用工学起業大学と提携し、南部のヴィリャンディ市にロボット工学アカデミーを開設する。国内で不足する情報通信技術(ICT)・工学分野の

ダイムラー―スマートを吉利との合弁に、生産は中国に移管―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は3月28日、超小型乗用車ブランド「スマート」を筆頭株主である中国同業・浙江吉利控股集団との合弁会社へと改めることで両社が合意したと発表した。スマート事業は乗用車部門の足かせと

ZF-商用車ブレーキ製造のWABCO買収で合意-

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは3月28日、米蘭資本の同業WABCOを買収することで合意したと発表した。商用車ブレーキ分野の事業を獲得することで、乗用車だけでなく商用車分野でも総合的なソリューションを提供

シーメンス、中国電力大手SPICと戦略提携

電機大手の独シーメンスは3月26日、中国国有電力会社の国家電力投資集団公司(SPIC)と包括的な戦略提携を締結した。SPICに対しては昨年、大型ガスタービンの研究・開発を支援することなどで基本合意しており、協力関係を大幅

ヤマト運輸と独ポスト、EVトラックを共同開発

ヤマト運輸は3月27日、ドイツポストの電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター(STS)と共同開発した宅配に特化した日本初の小型商用EVトラックを調達する契約に調印した。物流全体の課題である環境負荷を軽減するとともに

VW、産業用クラウドをアマゾンと共同構築

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは3月27日、産業用クラウドを米IT大手アマゾンと共同構築すると発表した。工場の生産性を大幅に引き上げることが狙い。将来的にはサプライヤー網も同クラウドに統合する計画

セルビア、EV購入補助金を検討

セルビア政府が電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)に対する購入補助金を検討している。トリヴァン環境相が3月28日に明らかにした。年内は財政面で余裕がないため、2020年から導入する予定だ。 セルビアは2017年末、

伊業務用冷蔵庫大手エプタ、ルーマニア同業を買収

ルーマニアの競争当局はこのほど、イタリアの業務用冷蔵庫大手エプタが国内同業ダース・インプレックスを買収する計画を承認したことを明らかにした。これによってエプタはダース株の90.02%を取得。残りはルーマニアの企業家が保持

仏ルノーが世界最大のV2G実証事業、EV「ゾエ」15台を使用

仏自動車大手ルノーは3月21日、電気自動車(EV)を使った世界最大規模のヴィークル・トゥ・グリッド(V2G)の実証事業を開始すると発表した。大規模なシステムの実現可能性と収益性の調査が目的。年内にオランダのユトレヒトとポ

シーメンス―三菱重工と大型タービン事業を合弁化か―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が大型タービン事業の合弁化に向けた協議を三菱重工業と再開したもようだ。大型ガスタービン市場は再生可能エネルギー市場の拡大を背景に縮小し、シーメンスの業績を圧迫していることから、同社は合

シーメンス―中国電力大手SPICと戦略提携―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は26日、中国の国有電力会社、国家電力投資集団公司(SPIC)と包括的な戦略提携契約を締結した。SPICに対しては昨年、大型ガスタービンの研究・開発を支援することなどで基本合意しており

三井ハイテック、ポーランドのモーターコア工場着工

三井ハイテックは19日、ポーランド南部オポーレ県のスカルビミエシュ(Skarbimierz)でモーターコア工場の定礎式を行った。1億6,000万ズロチ(約3,730万ユーロ)を投じ、電気自動車(EV)やハイブリッド車(H

メルク―半導体材料のバースームに敵対的TOB―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は26日、半導体材料の有力メーカーである米バースームの株主に株式買い付けの提案を送付したと発表した。バースームの経営陣がメルクによる買収を拒否し、米特殊化学大手インテグリスとの

中国バス製造大手、セルビアで電気バス生産へ

中国のバス製造大手、銀隆(YinLong)グループが、買収を予定しているセルビア同業イカルバス(Ikarbus)の工場で電気バスを生産する計画だ。イカルバスのヴィチェンティッチ社長が22日明らかにした。 イカルバスは1月

車載電池セルの欧州研究連合、VWなどが形成へ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは21日、車載電池セルを研究する欧州コンソーシアムを同社とスウェーデン電池メーカーのノースボルトが中心となって設立すると発表した。セル製造の包括的な知識や技術を確保し、欧州

ポーランド電子部品メーカー、クラクフに拠点を移動

ポーランドの電子部品メーカー、SMAマグネティックスが南部のクラクフ近郊で新拠点の開設を計画している。不動産コンサルティングのカッシュマン・アンド・ウェイカーフィールドの先ごろの発表によると、SMAは工場だけでなく事務を

CO2排出削減に向けた自動車業界の論争に幕

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)、BMW、ダイムラーの3社の社長と独自動車工業会(VDA)のベルンハルト・マッテス会長は20日、電話会談し、乗用車の二酸化炭素(CO2)排出削減強化に向けて欧州連合(EU)が打ち出し

独ポストが一部EVの使用見合わせ、発火事故で

電気自動車(EV)メーカーのストリートスクーターが生産した車両の使用を親会社のドイツポストが一部、見合わせている。車両の発火事故が起きたためだ。公共放送ARDが報じ、ドイツポストが20日、追認した。 発火事故は昨年11月

エネマルタ、モンテネグロの風力発電所が試験稼働

マルタ電力公社(エネマルタ)が月末にもモンテネグロ南部のモジュラ風力発電所(出力46メガワット:MW)を試験稼働する。8,900万ユーロを投じて整備しているもので、出力2MWのタービン23基を擁する。 同発電所の整備はエ

協働ロボットで独製造業の雇用30万人減少

ドイツの工場で協働ロボットが本格導入される結果、製造業の雇用は2025年までに最大30万人失われる――。ボストンコンサルティンググループ(BCG)は世界のメーカー1,300社強を対象に実施したアンケート調査を踏まえこんな

1月電機輸出5%増加、日本向けは+23%に

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した同国の1月の電機製品輸出高は前年同月比4.8%増の180億ユーロへと拡大した。電機業界の受注、生産、売上高が減少するなかで輸出が伸びたことについてZVEIのエコノミストは「景気

ZF、オランダの自動輸送システム企業を買収

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、自動輸送システムの開発・製造を手がけるオランダの2ゲットゼアの株式60%を取得し、子会社化したと発表した。自動運転分野での有力メーカーとなることを目指す戦略に沿った

オペル、「ザフィーラ」新モデルの受注販売を開始

仏自動車大手PSA傘下の独オペルは14日、ミニバン「ザフィーラ」の新モデル、「ザフィーラ・ライフ」の受注販売を開始したと発表した。新モデルは9人乗りで、3種類の異なるボディサイズ(全長4.6メートルのS、4.95メートル

フォルクスワーゲン―デジタルサービス会社を中国に設立―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は19日、同社と第一汽車の中国合弁である一汽大衆と共同でコネクテッドカー向けデジタルサービスの開発会社モバイル・オンライン・サービシズ・インテリジェント(MOSI)

電子機器受託製造の米ジェイビル、ウクライナ拠点を拡張

米電子機器受託製造サービスのジェイビルサーキットは15日、ウクライナ西部ザカルパチア州のウジホロドにある生産拠点に第2工場を設置したと発表した。欧州連合(EU)向けに携帯電話や再生機器、パソコンを生産する。投資額は1,6

ZF―自動輸送システムの蘭2ゲットゼアを買収―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、自動輸送システムの開発・製造を手がける蘭2ゲットゼア(2getthere)の資本60%を取得し子会社化したと発表した。自動運転分野で主導的なメーカーになるための措置

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