余白一滴
感染者急増のスピードに驚いている。秋が深まって気温が下がり、屋内での接種が増えれば感染が拡大することは分かっていたが、これほど速いとは思っていなかった。デルタ株恐るべし。 感染防止策の強化を求める声は専門家だけでなく、市 […]
感染者急増のスピードに驚いている。秋が深まって気温が下がり、屋内での接種が増えれば感染が拡大することは分かっていたが、これほど速いとは思っていなかった。デルタ株恐るべし。 感染防止策の強化を求める声は専門家だけでなく、市 […]
新型コロナウイルス新規感染者数の急増が止まらない。ロベルト・コッホ研究所(RKI)が15日発表した人口10万人当たりの直近7日間の新規感染者数(7日間の発生数)は前日の289.0人から14人増の303.0人となり、初めて
ドイツの次期政権を樹立予定の社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)は9日、新型コロナウイルスの感染防止に向け職場に「3Gルール」を導入する方針を明らかにした。同規定を盛り込んだ感染防止法改正案を議会で速やかに
新型コロナウイルスの感染が再拡大している欧州で、再びロックダウン(都市封鎖)の動きが広がってきた。オランダ政府は12日、全土で部分的なロックダウンを13日から3週間にわたって実施すると発表。オーストリア政府はワクチン未接
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は11日、スイス製薬大手ロシュと米バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズが共同開発した「ロナプリーブ」など2種の新型コロナウイルス感染症向け抗体治療薬の承認を勧告し
欧州で行われる鉄道分野の入札に参加する欧州連合(EU)域外の企業に最低50%の現地調達比率を義務付けることを、独鉄道産業連盟(VDB)と独金属労組IGメタルが要求している。国家助成を受けた中国メーカーが安値で応札して落札
ドイツ連邦統計局が10日に発表した10月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は4.5%となり、1993年8月(同4.6%)以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍で石油製品の価格が急落していたうえ、7~12
ドイツ連邦統計局が12日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比15.2%増となり、1974年3月以来47年7カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は9カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復
ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは10日、欧州連合(EU)域内での水素燃料電池トラック普及に向け仏エネルギー大手トタルエナジーズと協業合意したと発表した。ダイムラー・トラックは同様の合意を英国でエネルギー大手
ベアリング大手の独シェフラーは9日、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減するグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から鉄鋼を調達することで合意したと発表した。サプライチェーンの脱炭素化に向
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が12日発表した10月のグループ新車販売台数は前年同月比33.5%減の60万900台となり、下げ幅は前月の同32.9%から拡大した。減少は4カ月連続。6月までは5カ月連続で増加して
欧州半導体最大手の独インフィニオンが10日発表した2021年9月通期決算の純利益は11億6,900万ユーロとなり、前期(3億6,800万ユーロ)から約3.2倍拡大した。世界的な半導体不足で出荷価格が上昇したことが大きい。
電機大手の独シーメンスが道路信号子会社ユネックスの売却手続きを進めている。経済紙『ハンデルスブラット』の報道によると、売却先候補を5社に絞り込んだもようだ。関連各社は報道内容へのコメントを控えている。 ユネックスは交通料
化学大手の独ランクセスは11日、高機能材料(HPM)事業ユニットを法的に独立させると発表した。車両電動化のトレンドを踏まえた措置で、来年上半期に手続きを開始する。 HPM事業ユニットでは強度や耐熱性の高いエンジニアリング
化学大手の独BASFは11日、デンマークのエネルギー大手オーステッドから洋上風力発電で作る電力の供給を受けることで合意したと発表した。BASFは生産の脱炭素化に取り組んでおり、すでに独RWE、スウェーデンのバッテンフォー
特殊化学品大手のシーカ(スイス)は11日、独建設用化学品メーカーのMBCCグループを買収することで合意したと発表した。建設用化学品事業の強化が目的。買収額は55億スイスフラン(約6,800億円)に上る。 MBCCの前身は
自動車部品大手の独コンチネンタルは11日、スウェーデンの工業用ポリマー製品大手トレルボルグから印刷用ブランケット事業を買収することで合意したと発表した。表面加工ソリューション・印刷技術分野のポートフォリオを拡充するととも
航空大手の独ルフトハンザは12日、コロナ禍に伴う経営悪化を受けて国から受けていた支援のうち決議権のない出資を同日付で完済したと発表した。国の政策金融機関KfWから受けた融資10億ユーロは2月に全額返済していることから、国
独海運大手ハパックロイドのロルフ・ハッベン社長は12日ロイター通信に、物流のひっ迫は来年も続くとの見方を示した。状況が抜本的に改善する兆しは出ていないと明言。コロナ禍の終息が視野に入り感染防止のための規制が大幅に緩和され
電機大手の独シーメンスが11日発表した2021年9月通期決算の純利益は前期比53%増の61億6,100万ユーロと大幅に伸びた。中核事業の好調のほか、周辺事業の売却で水準が押し上げられた。売上高は13%増の622億6,50
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは10日、シーメンスからの分社化後初の通期決算を発表した。それによると、2021年9月期の純損益は5億6,000万ユーロの赤字となったものの、赤字幅は前期の18億5,900万ユー
自動車大手の独ダイムラーは10日、仏同業ルノーの全保有株を機関投資家に売却したことを明らかにした。ルノーも今春、保有する全ダイムラー株を売却しており、両社は戦略出資関係を解消したことになる。事業分野の協業は継続する。
ドイツ連邦ネットワーク庁は16日、ロシア産天然ガスの輸送パイプライン「ノルドストリーム2」の認証手続きを凍結すると発表した。同パイプライン運営会社が提出した書類を検討した結果、同手続きの要件を満たしていないことが判明した
自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは10日、燃料電池バスの実用化に向け同業フロイデンベルク、長距離バス大手フリックスブス、温暖化防止の非営利団体アトモスフェアとプロジェクトを実施すると発表した。旅行バスへの燃料
独情報通信業界連盟(Bitkom)は10日、デジタル技術を活用することで建造物部門の二酸化炭素(CO2)排出削減目標の3割を達成できるとの見解を発表した。断熱リフォーム・暖房交換支援など政府が重視する従来型の政策はコスト
独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで
ドイツ連邦統計局が16日発表した鉱工業の昨年の有形固定資産投資額は608億4,200万ユーロとなり、前年に比べ13.9%減少した。コロナ禍の発生で景気が急速に冷え込んだうえ、資金繰り確保の重要性が高まったことが反映された
独電気電子工業会(ZVEI)は16日、同国の電子部品市場が今年は前年比14%強増の185億ユーロとなり、コロナ禍前の2019年水準をほぼ回復する見通しを明らかにした。欧州市場規模も17%強増の560億ユーロ弱に拡大すると
フランクフルト空港を利用する乗客が10月は前年同月比218.5%増の約340万人となり、コロナ禍発生後の最高を記録した。同空港運営会社フラポートが11日に明らかにしたもので、欧州の観光地向けのフライト需要が全体を強く押し
インターネットで出前を仲介するフードデリバリーの配達員に対し雇用主は業務で必要な自転車とスマートフォンを支給しなければならないのかを巡る裁判を7月7日号の本コラムで紹介した。この裁判で最高裁の連邦労働裁判所(BAG)が1