2022年1月26日

余白一滴

新聞を読んでいて一瞬、目を疑った。ドイツ中央党が連邦議会への再進出を果たしたというのである。確かめてみるとその通り。極右政党AfDを離党したウヴェ・ヴィット議員の中央党入党が18日付で発表されていた。 中央党と聞いてもピ […]

ドイチェ・ベルゼ―排出権分野で広州先物取引所と協業―

フランクフルト証券取引所を運営するドイチェ・ベルゼは19日、広州先物取引所(GFEX)と排出権分野の協業で基本合意したと発表した。中国と世界のその他の地域で二酸化炭素(CO2)排出量取引の先物市場の発展を支援していく。脱

ルフトハンザ―アリタリア後継会社の協働買収を計画―

独航空大手ルフトハンザは24日、コンテナ海運大手のMSC(スイス)と共同で伊アリタリア航空の後継会社イタリア・トラスポルト・アエレオ(ITA)エアウェイズの共同買収を計画していることを明らかにした。ITAに買収を打診済み

メルセデスベンツ

ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは20日、次世代自動運転システムの開発でセンサー技術の有力企業である米ルミナー・テクノロジーズと協業すると発表した。ルミナーが持つライダー(Lidar)センサー技術を一段と発展させ

隔離補償、ブースター未接種者は受給できない恐れ

新型コロナウイルス感染者に濃厚接触し、隔離を命じられた場合、ワクチンのブースター接種を受けていないと隔離で失われた収入の補償を受けられない可能性がある。『ビルト』紙の報道を受けて、連邦議会(下院)が20日に公開した学術サ

オミクロン株特化ワクチン、ビオンテック連合が治験開始

独バイオ医薬品大手ビオンテックと米製薬大手ファイザーは25日、新型コロナウイルスのオミクロン株に特化したワクチンの治験を開始すると発表した。両社が開発した既存のワクチンはオミクロン株に感染した場合でも重症化を防ぐ効果は高

日本がコロナ高リスク地域に

ドイツ政府は23日、日本を含む19カ国を新たに新型コロナウイルス「高リスク地域」に指定した。これに伴い日本から入国する人は以前からの義務である陰性、ワクチン接種、快復のいずれかを証明する文書の提示に加え、搭乗前にデジタル

電池セル製造装置の合弁をボッシュとVWが検討

自動車部品・機械大手のボッシュと自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は18日、電池セル製造装置の合弁メーカー設立を検討することで基本合意したと発表した。電動車が欧州で普及期に入り、電池セルの需要が今後、大幅に増えるのが

自動運転開発でボッシュとVWが協業

自動車部品大手のボッシュは25日、自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループと自動運転技術の開発で協業すると発表した。開発のスピードアップを図り、自動運転機能をすべてのクラスの車両に速やかに搭載できるようにする意向だ

バイオ業界の資金調達、昨年は2番目の高水準

独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が昨年は23億ユーロに達したことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。過去最高となった前年(30億ユーロ)を下回ったものの、これまでで2番目に高い水準となっており、業界の

粗鋼生産4年ぶりに増加

独鉄鋼業界団体シュタールが24日発表した2021年の国内粗鋼生産高は4,006万6,000トンとなり、前年を12.3%上回った。増加は4年ぶり。コロナ禍からの景気回復で生産が大きく伸びた。4年前の17年(約4,330万ト

コベストロ―植物ベースHMDAの量産技術開発―

化学大手の独コベストロは19日、米バイオ企業ジェノマティカと共同で植物ベースのヘキサメチレンジアミン(HMDA)の量産に初めて成功したと発表した。化石資源ベースの従来品に替わる炭素中立の製品を求める顧客が増えていることに

ティッセンクルップ―CO2排出50%削減の電磁鋼板を初出荷―

鉄鋼大手の独ティッセンクルップは19日、製造工程での二酸化炭素(CO2)排出量を50%削減した電磁鋼板を初めて出荷したと発表した。製法は国際的な認証機関の認証を受けていることから、購入企業はカーボンフットプリントのバラン

シェフラー―ロボット向け歯車メーカーを買収―

ベアリング大手の独シェフラーは24日、ロボット向け遊星歯車機構の有力技術を持つ独メリオール・モーションを完全買収することで合意したと発表した。将来性の高いロボット向け事業を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意した

コロナ新規感染14万人に、入院患者数は拡大に転じる

ロベルト・コッホ研究所(RKI)が21日発表した新型コロナウイルスの20日の新規感染者数(報告ベース)は14万160人となり、過去最高を3日連続で更新した。感染力の極めて高いオミクロン株が主流となっていることが大きい。2

PCR検査対象を高齢者などに制限

ドイツのオーラフ・ショルツ首相と国内16州の首相は24日、新型コロナウイルス対策に関する協議をテレビ会議方式で実施し、PCR検査の対象を高齢者や基礎疾患を持つ人、医療・介護施設の職員などに制限することを取り決めた。感染力

ワクチン4回目、「必要な事態に備えて準備」=EU

欧州連合(EU)は21日、オンライン形式で臨時の保健相会合を開き、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種が必要になる事態に備えて準備を進める方針を確認した。感染力の強い変異株「オミクロン」が猛威を振るうなか、EU各国は

墺が全成人にワクチン接種義務化、2月1日から

オーストリアで20日、18歳以上の成人に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける法案が議会の下院(国民議会)で可決された。上院の承認を経て2月1日から施行される。全成人を対象とする接種義務化は欧州連合(EU)で初とな

企業景況感6カ月ぶりに好転、先行き見通しの改善で

Ifo経済研究所が25日発表した1月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は95.7となり、前月を0.9ポイント上回った。同指数の改善は6カ月ぶり。先行き見通しが改善し数値が押し上げられた。クレメンス・フュスト所長

21年インフレ率3.1%に、エネと食品を除くと2.3%

ドイツ連邦統計局が19日発表した2021年の消費者物価指数は前年を3.1%上回り、インフレ率は1993年以来の高水準に達した。比較対象の20年はコロナ禍初年度の景気失速で石油価格が大幅に下落。同年下半期は景気対策で付加価

生産者物価の上げ幅、12月は過去最高の24.2%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比24.2%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の伸びを記録した。同物価の上昇は13カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上

製造業受注残高が11カ月連続で記録更新

ドイツ連邦統計局が19日発表した11月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を1.5%上回る146.5(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を11カ月連続で更新し

フォルクスワーゲン―EUのCO2規制達成―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は24日、欧州連合(EU)域内(非加盟国のノルウェーとアイスランドを含む)でグループが昨年、販売した乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量が許容上限を下回ったことを明らかにした。一昨年

MAN―クラクフ工場拡張、車両・キャブの4分の3を生産―

フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車メーカーMANは21日、ポーランド南部のクラクフ工場で生産施設拡張の定礎式を行った。コストを削減して投資資金をねん出するための措置の一環。同工場は生産能力が3倍となり、MANのトラッ

トヨタ―独で社用車販売を拡大―

トヨタ自動車は19日、ドイツで社用車として新車登録された同社製モデルが昨年は1万9,469台となり、前年を15%上回ったと発表した。同国の社用車新車登録台数が6.5%縮小したなかで、トヨタは台数を大幅に拡大。シェアを2.

超過勤務時間の計算で有給休暇を加味しないのは違法

所定の勤務時間を超えて被用者が超過勤務を行った場合、労使協定や労働契約に基づき通常、手当(割増賃金)が支給される。欧州連合(EU)司法裁判所(ECJ)はこのほど、ドイツの人材派遣業界の労使協定に定められた超過勤務手当規定

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