ドイツ経済ニュース

物価が3カ月連続で上昇、エネルギーは上げ幅4.8%に

ドイツ連邦統計局が15日発表した3月の消費者物価指数(確定値)は前年同月を1.7%上回った。物価の上昇は3カ月連続。石油価格の上昇とカーボンプライシングの導入、新型コロナ危機対策の一環で引き下げられた付加価値税率が元の水

生産者物価が9年4カ月ぶりの上げ幅に、3月は3.7%

ドイツ連邦統計局が20日発表した3月の生産者物価指数は前年同月を3.7%上回り、上げ幅は2011年11月以来9年4カ月ぶりの高水準となった。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた。 エネルギーは8.0%上昇した。上げ幅

ボッシュ―中国で燃料電池合弁、再来年までに量産開始―

自動車部品大手のボッシュは14日、中国商用車大手の慶鈴汽車と燃料電池の合弁会社を設立したと発表した。世界最大の市場である同国で今後、燃料電池車の需要が大幅に増えると予想。燃料電池モジュールを現地生産し、可能な限り多くのメ

フォルクスワーゲン―車載電池工場の生産能力を大幅拡大―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は15日、独ブラウンシュヴァイク工場で電動車用電池の第2生産ラインを稼働させたと発表した。電気自動車(EV)を中心に電動車の需要が急速に拡大していることを受け、生産能力を拡張した。

トルンプ―電池リサイクルのスタートアップに出資―

機械大手の独トルンプは13日、電池リサイクル技術を手がける米スタートアップ企業バッテリー・リソーシズに資本参加したと発表した。トルンプの工作機械やレーザーは電池製造に投入されることから、リチウムイオン電池のバリューチェー

フォルクスワーゲン―エムデン工場を2週間停止―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)がドイツ北部のエムデン工場で19日から操業を一時停止している。期間は2週間。入荷するはずだった半導体が供給されなかったことから、生産調整を余儀なくされた。 エムデン工場では中型車「パ

ANA―ドローン配送ネットワーク構築に向け独社と提携―

ANAホールディングス(ANAHD)は15日、医薬品や日用品のドローン配送の事業化に向け、ドローン開発・製造の独ウイングコプターと業務提携を締結したと発表した。日本の新たな地域社会インフラとしてドローン配送ネットワークを

IDTビオロギカ―アストラゼネカのワクチン生産を前倒し―

バイオ医薬品製造の独IDTビオロギカは16日、英・スウェーデン系製薬大手アストラゼネカ(AZ)から請け負った新型コロナウイルス用ワクチンの生産を同日付で開始したと発表した。当初は2023年初頭から生産する計画だったが、独

コベストロ

化学大手の独コベストロは14日、2021年12月通期の営業利益(EBITDA)見通しを引き上げた。1-3月期の業績が予想を上回ったためで、通期予測を従来の「17億~22億ユーロ」から「22億~27億ユーロ」へと上方修正し

メルク

化学大手の独メルクは15日、半導体とディスプレー向け材料を手がける静岡県の拠点に2,000万ユーロを投資すると発表した。研究開発と生産能力を拡張。新材料発見から開発、生産に至るプロセスを顧客がこれまでよりも迅速化できるよ

BMW

高級乗用車大手の独BMWは19日、次世代電池の本命とされる全個体電池を搭載した試作車を「2025年よりもかなり前の時点で」公開する見通しを明らかにした。20年代末には現行電池に比べ少なくとも50%程度、エネルギー密度の高

リリウム

電動垂直離着陸(VTOL)機を開発中の独リリウムは19日、同国南部バイエルン州の2空港を空飛ぶタクシーサービス事業のハブ拠点にすると発表した。ミュンヘン空港とニュルンベルク空港の利用者は空港へのアクセスと空港から自宅や出

ヴィルヘルムスハーフェン港を独の水素ハブに、国内需要の10%

エネルギー大手の独ユニパーは14日、ヴィルヘルムスハーフェン港にドイツのグリーン水素ハブを構築する計画を明らかにした。経済脱炭素化のカギを握るグリーン水素は今後、需要の大幅拡大が予想されることから、輸入から生産、輸送、投

独に水素供給網構築へ、燃料電池車普及に向けニコラなど協業

水素燃料電池トラック製造の米ニコラと提携先の伊イベコ、独天然ガス輸送パイプライン会社OGEの3社は14日、水素インフラをドイツに構築することで基本合意したと発表した。水素補給網を拡充することで、燃料電池トラックの普及を促

航空業界とドイツ鉄道が協業、交通分野のCO2排出削減に向け

航空会社や空港運営会社の業界団体である独航空業界全国連盟(BDL)とドイツ鉄道(DB)は15日、鉄道とフライトの連携を強化する行動計画を取り決めた。国内線の代わりに鉄道を利用する乗客を増やすことで交通セクターの二酸化炭素

樹木の伐採量が記録更新、干ばつ続きで害虫被害が急増

ドイツ連邦統計局が15日発表した同国の2020年の樹木伐採量は前年比16.8%増の8,040立方メートルとなり、前年に引き続き過去最高を更新した。18年から続く干ばつで、樹木が弱り害虫被害が急増していることが背景にある。

チェコ国境での入国検査終了声明で市民に混乱

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにチェコ国境で実施してきた入国検査を終了するとしたホルスト・ゼーホーファー独内相の声明が市民の混乱を引き起こしている。発言の趣旨が十分に理解されなかったためだ。国境の小都市ゼルプ

余白一滴

温暖な春の到来にもかかわらず、感染第3波の影響で窮屈な思いをしている人が多いのではなかろうか。そこで今回はフランクフルトのとっておきの憩いの場を紹介することにした(遠方にお住まいの方は出張の空き時間などに足を延ばしてみて

コロナ規制を統一へ、政府が法案了承

ドイツ政府は13日の閣議で、感染防止法改正案を了承した。新型コロナウイルスの新規感染者数が一定基準を超えた地域に全国一律の規制を適用することが柱。州によって規制が異なるというこれまでのちぐはぐな対応を是正し感染防止策の効

独がロシアのワクチン調達を計画

ドイツ政府はロシアが開発した新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」を単独で調達する方向だ。欧州連合(EU)が共同調達しない方針を打ち出したことから、確保に向けて自ら交渉を行う。イエン・シュパーン保健相が8日、ラジ

EMAがアストラ製ワクチンと血栓の「関連性」確認

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は7日、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンと血栓の因果関係について、ごくまれな副作用の可能性があるとの調査結果を公表した。 調査した症例の多くはアストラゼネカのワ

事業所委の共同決定権強化へ

ドイツ政府は3月31日の閣議で事業所委員会近代化法案を了承した。被用者の社内代表機関である事業所委員会の共同決定権を時代の変化を踏まえて拡大することが柱。法案は9月の連邦議会選挙前に可決される見通し。 事業所委員会は法律

製造業新規受注が18年12月以来の高水準に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した2月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.2%上回る107.9(暫定値)となり、18年12月以来2年2カ月ぶりの高水準に達し

鉱工業生産2カ月連続低下

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が9日発表した2月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.6%下回った。減少は2カ月連続。経済省はコロナ禍で先行きが不透明だとしながらも、企業景況感が良好で

2月輸出は前月比で実質増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で前月を0.9%上回った。増加は10カ月連続。世界経済がコロナ禍から回復に向かっていることが背景にあり、輸入高(同)も同3.6%増えた。

輸入物価が1年10カ月ぶりに上昇、2月は+1.4%に

ドイツ連邦統計局が3月30日発表した2月の輸入物価指数は前年同月比1.4%増となり、2019年4月以来1年10カ月ぶりに上昇した。世界経済が新型コロナ危機から回復していることが反映された格好だ。 輸入物価を最も強く押し上

卸売物価が約4年ぶりの上げ幅に、3月は4.4%

ドイツ連邦統計局が13日発表した3月の卸売物価指数は前年同月比4.4%増となり、2017年4月以来およそ4ぶりの大きな伸びを記録した。物価を最も強く押し上げたのは石油製品で、上昇率は13.7%に上った。 上げ幅が特に大き

失業者数が名実ともに減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が3月31日発表した同月の失業者数は前月比7万7,000人減の282万7,000人へと縮小した。気温の上昇で雇用が拡大したという事情があるものの、季節要因を加味した実質でも8,000人減少しており

【4月の法令改正】

・新型コロナウイルスに感染しているかどうかを迅速に調べることができる抗原検査を週に1度、無料で受けることが可能に。検査はテストセンターのほか、病院、薬局で受けることができる(サービスを提供していないケースもあるので事前の

ファルタ―6分でフル充電の電池を開発、車への投入を視野に―

リチウムイオン電池の弱点を克服した新製品を電池製造の独ファルタが開発したもようだ。自動車への投入を視野に入れており、すでに顧客メーカーと協議を行っている。同社が自社サイト上の動画で明らかにした。 「V4ドライブ」と命名さ

トヨタ―欧州ハイブリッド列車向けに燃料電池供給―

トヨタ自動車は8日、欧州連合(EU)の支援を受けて開発するハイブリッド列車向けに水素燃料電池モジュールを提供すると発表した。欧州鉄道セクターの二酸化炭素(CO2)排出削減に寄与すると期待されている。 欧州の鉄道の電化率は

ナカシマプロペラ―独同業BMSを買収―

ナカシマプロペラは13日、船舶用機器を製造する独ベッカー・マリン・システムズ(BMS)を買収したと発表した。船舶の環境規制強化に対応し製品開発力を強化するほか、付加価値の向上や海外事業強化を通してグローバル競争力を高める

ルサール―独社買収へ、「問題なし」と経済省承認―

ロシアのアルミ大手ルサールは9日、独同業アルミニウム・ラインフェルデン(アル・ラインフェルデン)を買収すると発表した。貿易法上の審査を実施した独経済省から取引が承認されたことから傘下に収める。 アル・ラインフェルデンは1

ビオンテック―ワクチンの年内生産を25億回分に拡大―

独バイオ医薬品企業のビオンテックは3月30日、米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの2021年の生産目標を25億回分に引き上げると発表した。これまでは20億回分を目標としていたが、世界的なワクチン

金属労使が合意、構造転換などで経営不振の企業に配慮

自動車や機械、電機など金属業界の雇用者団体ゲザムトメタルと労働組合IGメタルはノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)地区を対象とする新協定の交渉で3月30日に妥結した。合意内容は賃上げや労働時間の短縮を求める労働者と

2月の機械受注+12%に、2ケタ増は18年10月以来

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が8日発表した独業界の2月の新規受注高は前年同月を実質12%上回った。2ケタ増は2018年10月以来で、2年4カ月ぶり。1月は10%減少したが、2月の好転で完全に相殺された。 けん引車となっ

接触なしでも屋内では感染、屋外のリスクはほぼゼロ

ドイツのエアロゾル研究者がドイツ政府と州政府に共同声明を送り、新型コロナウイルスの感染防止策を改めるよう要請した。「(エアロゾル感染に関する)研究で得られた重要な知見が今日に至っても実際の行動へと移されていない」と批判。

労働条件変更は必要不可欠の範囲内で

労働条件を変更するために旧契約を解除し新たな契約を結ぶことを、「変更解約(Aenderungskuendigung)」と言う。この変更解約を巡る係争でハンブルク州労働裁判所が3月に判決(訴訟番号:5 Sa 67/20)を

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