企業情報

フォルト―SVF2などから資金調達、評価額10億ドル超に―

デジタル物流ソリューションを提供する独スタートアップ企業フォルトは21日、ソフトバンク・ヴィジョン・ファンド2(SVF2)を中心とする投資家から総額2億4,000万ドルの資金を調達すると発表した。既存と新規の投資家から得 […]

フォルクスワーゲン―5月のグループ販売41%増加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が11日発表した5月のグループ新車販売台数は前年同月比41.2%増の86万300台と急拡大した。増加は4カ月連続。比較対象の2020年5月はコロナ禍の影響で中国を除き販売が激減して

ルフトハンザ―公的支援の早期返済に向け増資―

航空大手の独ルフトハンザは14日、増資の準備を金融機関に委託したと発表した。コロナ禍で悪化した経営を底支えするために国から得た支援を、市場資金で早期に返済。利払いコストを削減するとともに、経営の自由を取り戻す狙いだ。新規

クラリアント―顔料事業を独社などに売却―

スイス特殊化学大手のクラリアントは14日、顔料事業を独同業ホイバッハと米投資会社SKキャピタル・パートナーズのコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。クラリアントはこれにより、事業の整理を完了することになる。

ノースボルト―VWなどから27.5億ドル調達―

スウェーデンのリチウムイオン電池メーカー、ノースボルトは9日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)などから新たに27億5000万ドルを調達したと発表した。電気自動車(EV)の普及に伴う需要拡大に対応するため、生産能力の

ドレクスルマイアー―ルーマニアに車載電池工場―

独自動車部品メーカーのドレクスルマイアーがルーマニア西部に車載電池工場を新設する。建設予定地であるティミショアラのドミニク・フリッツ市長が明らかにしたもので、6年間で2億ユーロを投資する。1,000人強の雇用創出が見込ま

MAN―電気トラック量産の研修施設を開設―

独商用車大手トレイトン傘下のMANは9日、電気トラックの量産に向け本社所在地のミュンヘンに研修施設を開設した。電気トラックはエンジン搭載の従来型トラックと部品やアーキテクチャー、生産工程が大きく異なることから、従業員がリ

ダイムラー・トラック―ポルトガル工場を炭素中立化―

独ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは8日、ポルトガル中部のトラマガル工場で2022年までに炭素中立を実現する計画を発表した。欧州の全工場を同年までに炭素中立化する目標に基づく措置。ホルヘ・ホーザ工場長は「炭素

BMW―中国サプライチェーンのCO2排出を削減―

高級乗用車大手のBMWが中国のサプライチェーンで排出される二酸化炭素(CO2)の量を削減していく意向だ。同国事業を統括するヨッヘン・ゴラー氏は現地イベントで、「サプライチェーンは最大のカーボンフットプリント(CF)だ」と

ランクセス―有機革化学事業を売却―

化学大手の独ランクセスは1日、有機革化学事業を米投資会社ブラック・ダイアモンド・キャピタル・マネージメント傘下の独TFLレーダーテヒニクに同日付で譲渡したと発表した。ランクセスはクロム化学品事業を昨年1月に中国の兄弟科技

ビオテスト―中国の親会社が売却を検討―

血液製剤製造の独ビオテストは1日、親会社である中国の科瑞集団(Create Group Corporation)が同社からの撤退を検討していると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、世界の覇権をめぐる

モルフォシス―米同業を17億ドルで買収―

バイオ製薬の独モルフォシスは2日、米同業コンステレーション・ファルマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。コンステレーションが開発中の医薬品を取得することで事業の拡大を加速する狙い。 コンステレーションを1

オスラム―北米デジタル事業を売却―

墺センサー大手AMSの独照明子会社オスラムは4日、北米のデジタルシステム(DS)事業を米同業アクイティ・ブランズに売却することで合意したと発表した。AMSはオスラムを昨年、買収した際にDS事業を放出する意向を示しており、

セロニス―ドイツ初のデカコーンに―

「デカコーン」に該当するスタートアップ企業がドイツで初めて誕生した。プロセスマイニング分野で高い技術を持つセロニスは2日、投資家からの4度目の資金調達で同社の評価額が111億ドルに達したことを明らにした。 評価額10億ド

フォルクスワーゲン―傘下のランボルギーニに買収の打診―

独フォルクスワーゲン(VW)グループの高級スポーツ車ブランドである「ランボルギーニ」の買収を、スイス企業クアンタム・グループが英投資会社セントリクスと共同で打診した。両社がVW側に送った趣意書をもとに業界紙『アウトモビル

シントス―米社の独ゴム事業買収―

ポーランドの化学素材大手シントス(Synthos)はこのほど、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込む

三井化学―BASFとケミカルリサイクル協業を検討―

三井化学は1日、独同業BASFと日本国内でのケミカルリサイクルの推進に向けた協業の検討を開始したと発表した。バリューチェーン横断的な連携を通じて、廃プラスチックのケミカルリサイクルを事業化する考え。共同ビジネスモデルを含

メルク―培養肉の商業化に向け2大学と提携―

ライフサイエンス大手の独メルクは5月27日、培養肉の開発で米タフツ大学、独ダルムシュタット工科大学とそれぞれ提携すると発表した。培養肉を競争力のある価格で量産できるようにすることが狙い。両大学と3年間に渡って協業する。

ボーダフォン―5G・6GのR&D拠点をドレスデンに構築―

電気通信大手の英ボーダフォンは5月30日、研究・開発(R&D)のグローバルコンピテンスセンターを独東部のドレスデンに構築すると発表した。5G、6G技術のほか、自動運転、コネクテッドカー、スマートな農業・化学・建設などの応

TUI―ホテル事業の軸足を運営に、不動産から撤退―

旅行大手の独TUIは5月27日、計21件のホテル不動産の資本49%を共同出資者であるスペインのリウ家に売却することで合意したと発表した。ホテル事業の経営資源をブランド、運営、販売に集中し、不動産所有からは撤退する戦略に基

デリバリーヒーロー―南東欧事業を西グロヴォに売却―

出前仲介サイトの独デリバリーヒーローは5月26日、南東欧6カ国の事業をスペイン同業グロヴォに1億7,000万ユーロで売却すると発表した。これらの国で最大手になるのは困難と判断し、経営資源をドイツ事業の再開などに集中する。

ダイムラー・トラック―CATLとの電池協業拡大―

ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは20日、中国電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)とのグローバル協業を拡大すると発表した。2024年から量産する電気トラック用のリチウムイオン電池をCATLから調達するほか

BASF―電池材料合弁を中国に設立―

化学大手のBASFは20日、リチウムイオン電池材料の有力企業である中国の寧波杉杉(Shanshan)と同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。欧州、中国を除くアジア、北米に続き中国市場にもアクセス。リチウムイオ

リリウム―ビジネスジェット会社と協業―

電動垂直離着陸(eVTOL)機を開発中の独リリウムは21日、プライベートジェットとヘリコプターの運行会社であるルクセンブルクのルクスアヴィエーションと協業合意したと発表した。欧州で計画する空飛ぶタクシー事業の構築で支援を

BMW―アリババと協業、中国スタートアップの支援で―

自動車大手のBMWは21日、中国IT大手のアリババと共同でスタートアップ企業の支援プロジェクト「ジョイント・イノベーション・ベース」を開始したと発表した。画期的な技術やサービスの実用化をサポートするとともに、自社製品など

ドイツテレコム―TモバイルUSを子会社化―

電気通信大手ドイツテレコムのティモトイス・ヘットゲス社長は20日の投資家説明会で、米移動通信サービス会社TモバイルUSへの出資比率を引き上げ子会社化する考えを明らかにした。前日のメディア報道を追認した格好。TモバイルUS

ヴォノヴィア―競合ドイチェ・ヴォーネンと合併へ―

ドイツ最大の賃貸住宅会社ヴォノヴィアは24日、競合ドイチェ・ヴォーネンと合併合意したと発表した。同国では家賃の上昇に対し市民と左派政党の批判が強まっていることから、合併により規模の効果を実現。コスト削減を図る。 合併は株

BASF―脱炭素化に向けエネルギー大手RWEと協業―

化学大手のBASFは21日、エネルギー大手のRWEから再生可能エネルギー電力の供給を受けることで基本合意したと発表した。BASFは生産の脱炭素化に取り組んでおり、化石燃料を再生エネなどに置き換えていく考えだ。同社のマルテ

RWE―米洋上風力発電事業を英社と共同展開へ―

独RWEは20日、再生可能エネルギー子会社RWEリニューアブルズが英送電大手ナショナル・グリッドと米北西部の洋上風力発電プロジェクトを共同展開することで合意したと発表した。コンソーシアムを結成し、まずはニューヨーク州が実

ダイムラー・トラック―燃料電池トラックの試験開始―

独ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは19日、水素燃料電池トラックの試験を開始したと発表した。今後は年内に公道走行、2023年に顧客による試験運用をスタート。27年から量産車の販売を行う計画だ。ダイムラー・トラ

フォルクスワーゲン―米社と独に全固体電池工場設置の方向―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が出資先の米クアンタムスケープと共同で全固体電池の生産施設をドイツに設置する方向だ。クアンタムスケープが14日明らかにしたもので、パイロット工場の設置拠点を年末までに選定することでV

フォルクスワーゲン―4月のグループ販売75%増加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が14日発表した4月のグループ新車販売台数は前年同月比75.2%増の82万9,800台と急拡大した。比較対象の2020年4月はコロナ禍の影響で中国を除き販売が激減しており、その反動

荏原製作所―オーバーホール工場を独東部で稼働―

荏原製作所は13日、海外グループ会社EBARAプレシジョン・マシナリー・ヨーロッパ(EPME)がドイツ東部のドレスデンにドライ真空ポンプのオーバーホール工場を建設し、4月に稼働を開始したと発表した。EPMEにとって2番目

ライカ―スマホカメラでシャープと技術提携―

高級光学機器製造の独ライカは17日、スマートフォン向けカメラの開発・設計でシャープと長期技術提携したと発表した。内蔵カメラの性能向上に向け、光学技術の分野で連携。革新的なソリューションを開発していく。 協業の第一弾として

ランクセス―業績予測引き上げ―

化学大手の独ランクセスは12日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、特別要因を除く)の予想レンジを従来の「9億~10億ユーロ」から「9億5,000

ドイツテレコム―光ファイバー投資を加速―

電気通信大手のドイツテレコムは17日、光ファイバー通信網の拡充を加速すると発表した。デュセルドルフ、フランクフルト、ハンブルクの3都市の計100万世帯/社以上が2025年末までにFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)の

シュプリンガー―フェイスブックにコンテンツ提供へ―

メディア大手の独アクセル・シュプリンガーは17日、SNS大手の米フェイスブックとグローバル協業の基本合意を締結したと発表した。ニュース専門の「フェイスブック・ニュース」などフェイスブックが提供するスペースにシュプリンガー

AMS―照明子会社オスラムの上場廃止へ―

墺センサー大手AMSは3日、独照明子会社オスラムの上場廃止方針を発表した。新会社AMSオスラムを設立し、オスラムを統合する狙い。これに伴い他の株主が持つオスラム株を買い取る意向だ。 AMSは2019年の株式公開買い付け(

フラポート―航空旅客需要底打ち、夏季には大幅増―

フランクフルト国際空港運営会社フラポートは11日の決算発表で、コロナ禍で激減した航空旅客需要は底を打ったとの見方を示した。シュテファン・シュルテ社長はワクチン接種の進展、PCR検査や簡易検査の拡充、旅行の潜在的な需要の根

ネスレ―植物性ミルク市場に参入―

食品・飲料大手のネスレは5日、植物性ミルクのブランド「ウンダ(Wunda)」を立ち上げると発表した。需要が増大していることから同名の新会社をスウェーデンに設立。先行するスウェーデンのオートリー、仏ダノンなどを追撃する。

コメルツ銀行―株式事業でオッドBHFと協業―

独金融大手コメルツ銀行は11日、株式分野の事業で独仏系金融大手のオッドBHFと協業すると発表した。収益力強化に向けた経営戦略「ストラテジー2024」に基づくもので、企業向けの株式取引と機関投資家向けのリサーチ分野でオッド

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