企業情報

バイヤスドルフ―コスメティック部門の投資拡大―

化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は2月26日、コスメティック部門の投資額を今年から年7,000万~8,000万ユーロ引き上げると発表した。業界が大きな転換期を迎えていることから、重点分野への投資を通して、市場の拡 […]

ZF―ブレーキ製造のWABCO買収に向け協議―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが米・ベルギー資本の商用車用ブレーキ大手WABCOの買収に向けて協議している。協議は予備交渉段階にあり、決裂の可能性があるものの、成立するとZFは売上高が約400億ユーロに達

フォルクスワーゲン―EV専用シャシーを外部にも提供―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、次世代電気自動車(EV)向けシャシー「MEB」をグループ外部の企業にも提供する方針を明らかにした。MEBを利用する車両を増やし、規模の効果でコストを削減す

ダイムラー―バス部門が交通ソフト会社と戦略提携―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は2月27日、バス部門エボバス(EvoBus)が交通向けソフトウエアを開発する独IVUトラフィック・テクノロジーズと戦略提携すると発表した。車両のネットワーク化、電動化、デジタ

ジクスト―移動サービスをアプリで一元化―

レンタカー大手の独ジクスト(プルラハ)は2月28日、レンタカー、カーシェアリング、配車をひとつのアプリで提供するサービスを開始すると発表した。同社はBMWとのカーシェア合弁から昨年1月に撤退したが、同分野の事業に再参入す

ボッシュ―新ベンチャーファンド立ち上げ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は2月27日、同社4本目のベンチャー投資ファンドを立ち上げると発表した。自社の殻の閉じこもらず外部の企業や研究機関と協業するオープンイノベーションが技術革新で重要性を増してい

カゴメ―野菜摂取量の測定器を独社と共同開発―

カゴメは1日、野菜摂取量の充足度を簡単に測定できる機器を光学機器の製造・販売を手がける独バイオズーム・サービシズと共同開発したと発表した。今夏から健康経営を推進する企業や健康増進施策の強化を図る自治体などに販売・レンタル

三菱UFJ―独銀の航空機ファイナンス関連事業を買収―

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は1日、傘下の三菱UFJ銀行がMUFGの持分法適用会社である東銀リースとともに、独信用協同組合の中央機関であるDZバンクの子会社DVBバンクから航空機ファイナンス関連事業を譲

デリバリー・ヒーロー―UAEで買収―

出前注文仲介サイトを運営するスタートアップ企業、デリバリー・ヒーロー(ベルリン)は4日、印同業ゾマト・メディアからアラブ首長国連邦(UAE)事業を譲り受けることで合意したと発表した。デリバリー・ヒーローはドイツ本国の事業

BMW

自動車大手の独BMWは英国が新協定を締結せずに欧州連合(EU)から離脱した場合、英国生産を大幅に見直す意向だ。ペーター・シュヴァルツェンバウアー取締役が5日、明らかにしたもので、少なくとも英オクスフォード工場における小型

フォルクスワーゲン―18年は小幅増益に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が22日発表した2018年12月期決算の営業利益は前期比0.7%増の139億2,000万ユーロと小幅な伸びにとどまった。欧州連合(EU)の新しい排ガステスト方式へ

オペル―業績改善策が奏功、20年ぶり黒字転換―

仏自動車大手PSAは26日の決算発表で、米ゼネラル・モーターズ(GM)から2017年に買収した独英子会社オペル・ボクソール(OV)が営業黒字転換を果たしたことを明らかにした。利益計上は20年ぶり。収益力強化に向けた取り組

ダイムラー―BMWとの移動サービス合弁は5社に―

独高級車大手のダイムラーとBMWは22日、情報通信技術を活用した移動サービス分野の合弁会社5社を立ち上げると発表した。協働することでコストを削減するとともに事業のグローバル化を加速する。ダイムラーのディーター・ツェッチェ

BMW―イスラエルにオフィス開設、スタートアップ発掘加速へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は20日、イスラエル中西部のテルアビブに技術オフィスを開設すると発表した。現地のスタートアップシーンにアンテナを張り、有望な企業・技術をいち早く発掘することが狙い。大学との研究提携も視野

アウディ―管理職1割削減へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)が管理職を2022年までに約10%整理する考えだ。コスト削減の一環で、管理部門のスリム化やモデルバリエーションの削減にも取り組む。ブラーム・ショット新

レーベ―東洋一通商と戦略提携―

高級テレビ製造の独レーベは21日、東洋一通商と戦略提携合意したと発表した。世界的な大手メーカーとの競争を生き残るために策定した経営戦略に基づく措置で、コスト削減と国際市場の開拓を強化する。 東洋一は2015年以降、中国家

カトライン―移動通信向け事業をエリクソンに売却―

アンテナ大手の独カトライン(ローゼンハイム)は25日、主力の移動通信向けアンテナ、フィルター事業をスウェーデン通信設備大手のエリクソンに譲渡することで合意したと発表した。カトラインは事業売却を進めており、手元に残るのは衛

BASF―18年は2ケタ減益に―

化学大手の独BASFが26日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前期比16.9%減の63億5,300万ユーロと大きく落ち込んだ。自動車業界の低迷や米中通商摩擦のほか、ルートヴィヒスハーフ

コベストロ―中国自動車産業の需要減など響く―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)が25日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比6.8%減の32億ユーロへと落ち込み、バイエルからの独立後、続いてきた利益の拡大にストップがかかった。ポリウ

ロシュ―遺伝子治療薬の米スパークを買収―

スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)は25日、遺伝子治療薬を手がける米スパーク・セラピューティクスを買収することで合意したと発表した。遺伝子治療薬部門の強化が狙いで、買収額は43億ドルに上る。 1株当たりの買い取り価格は1

トム・テイラー―復星国際がTOB―

中国投資大手の復星国際は19日、経営再建中の独アパレル大手トム・テイラーに対する株式公開買い付け(TOB)方針を発表した。トム・テイラーの経営陣はTOBを支持するかどうかの最終的な態度を決定していないものの、同日付のプレ

アリアンツ―デジタル投資ファンド規模を2倍以上に―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は20日、同社のデジタル投資ファンド「アリアンツX」の資金規模を従来の4億3,000万ユーロから10億ユーロへと引き上げると発表した。同ファンドと出資先企業の協業が成果を上げ、アリアン

コメルツ銀行―純益7倍に、3期ぶり復配―

独コメルツ銀行(フランクフルト)が14日発表した2018年12月期決算の純利益は8億6,500万ユーロとなり、前期実績(1億2,800万ユーロ)の6.8倍に拡大した。比較対象の17年12月期はリストラ費用で業績が圧迫され

アリアンツ―営業利益が過去最高に―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が15日発表した2018年12月期決算の営業利益は前期比3.7%増の115億1,200万ユーロとなり、過去最高を更新した。損保部門が好調だったことが大きい。純利益も9.7%増えて74億

スカウト24―元親会社が買収―

不動産と自動車の売買仲介ポータルを運営する独スカウト24(ミュンヘン)は15日、投資会社ヘルマン・アンド・フリードマンとブラックストーンが同社を共同買収する計画を明らかにした。ヘルマン・アンド・フリードマンはスカウト24

ダイムラー―乗用車部門のCO2排出量が大幅増加―

自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)は15日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズ(MBC)の二酸化炭素(CO2)排出量が昨年は走行1キロメートル当たり平均134グラムとなり、前年の125グラムから7%増加したと発表し

フォルクスワーゲン―1月グループ販売2%減に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が15日発表した1月のグループ販売台数は前年同月比1.8%減の88万2,200台へと落ち込んだ。最大の市場であるアジア太平洋の不振が響いた。同社は「世界全体で市場

三協立山―VWのEVに部材供給―

三協立山は13日、独子会社STエクストルーデッド・プロダクツ・グループ(STEP-G)が独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループから受注を獲得したと発表した。VWの次世代電気自動車(EV)向けシャシー「MEB」で使

エアバス―超大型機「A380」の生産停止―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループ(仏ツールーズ)は14日、超大型旅客機「A380」の生産を打ち切ると発表した。需要が低迷しているうえ、同機の最大の顧客である中東エミレーツ航空が発注を大幅に削減したためだ。2021年の納

ゾンネン―シェルに身売り、日本市場参入へ―

一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴォルトポルツリート)は15日、石油大手の英シェルが同社を買収することで合意したと発表した。大手企業と競合しながら事業を拡大、グローバル化していくには世界的

オスラム―投資会社が買収も―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は13日、米投資会社ベインキャピタルとカーライル・グループが同社の共同買収を検討していると発表した。ブルームバーグ通信の報道を追認したもので、同投資2社はオスラム株を最大100%取得する

バイエル―米社からがん治療薬取得―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は15日、開発・販売提携先の米バイオ企業ロクソ・オンコロジーからがん治療薬2種類の権利を取得すると発表した。米製薬大手イーライリリーが1月にロクソを買収することで合意したことから、バ

エボニック―新ファンド設立でベンチャー投資を2.5倍に―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は13日、同社2本目のベンチャー投資ファンドを設立すると発表した。資金規模は1億5,000万ユーロで、これまでのファンドと合わせた総額は2.5倍の2億5,000万ユーロへと拡大する。

ドイツ銀行―中国HNAが出資比率引き下げ―

ドイツ銀行(フランクフルト)の筆頭株主である中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)が同行への出資比率を一段と引き下げた。米証券取引委員会(SEC)にHNAが提出した資料で明らかになったもので、従来の7.64%から6.

日本電産―独2社を買収―

日本電産は2月上旬、独メーカー2社の買収を発表した。同社は事業拡大にドイツメーカーの買収を積極活用する姿勢を示しており、その一環で、プレス機用周辺機器製造のズィステーメ・シュトイエルンゲン(Systeme+Steueru

京セラ―セラミック製造の独社買収―

京セラは4日、セラミック製品の製造・販売を手がける独エイチ・シー・スタルク・セラミックス(HCSC)を完全子会社化することで合意したと発表した。セラミック製品の製造拠点を欧州に獲得して現地事業を強化するとともに、製品ライ

インフィニオン―投資額引き下げ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は5日の決算発表で、2019年9月通期の投資額を引き下げると発表した。市場の冷え込みが鮮明になっているためで、従来計画の「16億~17億ユーロ」から「約15億ユーロ」へと下方修正

レオニ―20年目標を撤回―

電線大手の独レオニ(ニュルンベルク)は7日、中期目標を撤回した。業績悪化を受けたもので、2020年まで売上高を年5%拡大するとともに、同年までに売上高営業利益率(EBITベース)で5%以上を実現するとした目標は達成できな

マン・ウント・フンメル―コスト削減へ―

フィルター大手の独マン・ウント・フンメル(ルートヴィヒスブルク)は5日、コスト削減方針を発表した。「2018年の利益が満足できるものでなかったため」と理由を説明している。コストを6,000万ユーロ圧縮する考えで、広報担当

ダイムラー―18年は純益29%減少―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が6日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比22%減の111億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。米国と中国の関税合戦やディーゼル車のリコール、欧州連合

ダイムラー―EV共同生産に向けテスラと協議―

自動車大手の独ダイムラーが同社製バン「スプリンター」の電気自動車(EV)モデルを米EVメーカー、テスラと共同生産する可能性が出てきた。ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は6日の決算記者会見で、共同生産に向けて協議して

ボッシュ―印にAI研究拠点開設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は6日、インド工科大学マドラス校(IITM)内に人工知能(AI)の研究拠点「ロバート・ボッシュ・データサイエンス・アンド・アーティフィシャル・インテリジェンス」を開設した。現

シーメンス・ヘルシニアーズ―レントゲン事業など移管―

シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズは11日、レントゲン装置とX線発生装置の開発・製造事業を本社所在地である独南部のエアランゲンから近隣のフォルヒハイムに移管すると発表した。エアランゲン拠点は手狭で生産能

ドイツ鉄道―スペイン企業に長距離列車発注―

ドイツ鉄道(ベルリン)は5日、長距離列車の調達に向けた入札でスペインメーカーのタルゴが落札したと発表した。最大100編成をタルゴから調達する計画で、第一弾として23編成を5億5,000万ユーロで発注。2023年から運行を

ロシュ―医薬品認可業務を英から独に移管―

スイス製薬大手のロシュが欧州の医薬品登録・認可業務を英国からドイツに移管した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、

ヤマハ―UC販売業務を米子会社から欧州に移管―

ヤマハは1月30日、これまで米子会社ヤマハ・ユニファイド・コミュニケーションズ(YUC)で行ってきたユニファイドコミュニケーション(UC)製品の販売業務を4月から、楽器・音響機器の欧州販売統括会社である独ヤマハ・ミュージ

バイエル―京大と研究提携、肺疾患の新薬開発に向け―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は1月31日、京都大学と肺疾患の新薬開発に向けて研究提携を締結したと発表した。特発性肺線維症(IPF)という疾患の新しい創薬標的を特定する。バイエルは提携の成果を独占的に使用するオプ

メルク―がん免疫治療薬開発でGSKと協業―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は5日、同社が開発中のがん免疫治療薬「M7824」を英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)との共同開発に切り替えると発表した。非小細胞肺がんなど治療が困難な複数のがんを対象に協働す

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