企業情報

日立化成―再生医療製品の独社買収―

日立化成は1月31日、再生医療等製品を受託製造する独アプセス・バイオファーマ(アプセスバイオ)の全株式を取得し子会社することで合意したと発表した。米国に次ぐ世界2位の再生医療市場である欧州で事業を拡大する狙い。買収金額は […]

シムライズ―米社買収でペットフード添加剤事業強化へ―

香料大手の独シムライズ(ホルツミンデン)は1月31日、プロテイン製品製造の米ADF/IDF(アメリカン・ディーハイドレイテッド・フーズ/インターナショナル・ディーハイドレイテッド・フーズ)を買収することで合意したと発表し

ドイツ銀行―コメ銀との合併観測を頭取が否定―

独最大手銀のドイツ銀行(フランクフルト)は1日の決算記者会見で、同行が独同業コメルツ銀行と合併するとの観測を否定した。ドイツ政府は両行の合併を強く促しているとされるものの、ドイツ銀のクリスティアン・ゼーヴィング頭取は「わ

メッセフランクフルト―日本で保育博開催へ―

独見本市大手メッセフランクフルトは1月31日、日本初の保育見本市「保育博(チャイルド・エデゥ・アンド・ケア・ジャパン)」を開催すると発表した。保育施設の需要が日本で拡大していることから、同分野の製品、サービスを一堂に集め

CATL―独電池工場の生産能力100GWhに拡大も―

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)はドイツに建設予定のリチウムイオン電池セル工場の生産能力を当初計画から大幅に引き上げる見通しだ。欧州連合(EU)が乗用車の二酸化炭素(CO2)排出規制を大幅に強化する方向

東レ―自動車分野の開発拠点を独に開設―

東レは1月下旬、独ミュンヘン近郊で「オートモーティブセンター欧州(以下「AMCEU」)」の開所式を行った。環境規制で先行する欧州で、同社の自動車向け高機能素材、先端技術を活かしたグリーンイノベーション事業を拡大するための

ボッシュ―AI開発要員を4倍に、グーグルなどに対抗―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は1月30日の決算発表で、人工知能(AI)開発要員の大幅拡大方針を明らかにした。米国や中国のIT大手が同分野で先行していることに危機感を持っているためで、現在1,000人にと

シーメンス―「EU競争法は時代遅れ」=社長―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のジョー・ケーザー社長は1月30日の株主総会で、欧州連合(EU)の競争法は現在の市場環境に見合わない時代遅れの規制になっているとの見方を示した。同社と仏アルストムの鉄道事業の統合計画に対

ダイムラー―乗用車部門が新調達方針、CACEなど踏まえ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は24日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズの新しい調達方針を発表した。車両の電動・IoT化や通商摩擦などの政治リスク、資源問題を踏まえ、技術革新や柔軟性、環境・人権保護をこれ

ボッシュ―ダイムラーとのモーター合弁を完全傘下に―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は24日、自動車大手の独ダイムラーと共同運営する電動車用モーターの合弁会社EMモーチブを完全子会社化すると発表した。ダイムラーとの合弁だとEM製モーターの調達を嫌がる自動車メ

ボッシュ―中国のスタートアップに出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は24日、投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタル(RBVC)を通して「クルマのインターネット(IoV)」分野で活動する中国のスタートアップ企業オートAIに資本参

グラマー―インドに合弁開発センター開設―

自動車内装部品大手のグラマー(独アムベルク)は22日、インドの開発サービス会社アライグロー・テクノロジーズと共同で同国に合弁開発センターを開設したと発表した。乗用車・商用車向けの製品・ソリューションを共同開発し、自社のグ

オスラム―10-12月期売上15%減少―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は24日、2018年10-12月期(第1四半期)の売上高(継続事業ベース)が前年同期比で実質およそ15%減の8億2,800万ユーロ(暫定値)へと大幅に後退したことを明らかにした。市場の縮

日立製作所―風力発電機販売を独社製に集約―

日立製作所は25日、風力発電機の分野で自社製品の開発と製造を停止し、今後は独エネルコンの製品に販売品目を絞り込むと発表した。市場の変化を踏まえたもので、エネルコン製品に日立のデジタル技術を組み合わせたソリューション事業の

シーメンス―サウジからの巨額受注、契約を見合わせ―

独電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がサウジアラビアからの巨額受注契約の締結を見合わせている。ジョー・ケーザー社長が経済紙『ハンデルスブラット』のインタビューで明らかにしたもので、サウジアラビアの反体制記者ジャマル・カシ

ハイデルベルク―中国企業が戦略安定株主に―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドゥルックマシーネンは23日、中国の紙加工機械大手マスターワークを戦略安定株主として迎え入れる計画を発表した。デジタル化の加速などに向けた事業資金の確保や財務強化のほか、包装材印刷分野の

BASF―上海に抗酸化剤工場開設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は23日、上海化学工業区で抗酸化剤工場の竣工式を行った。アジアは世界最大の抗酸化剤市場であるうえ、中長期的に高い成長が見込まれることから、同市場の65%を占める中国に新工場

BASF―テイラーメイド化粧品で仏社と戦略協業―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は28日、テイラーメイド化粧品分野で仏企業B2Bコスメティクスと長期独占戦略パートナーシップを締結したと発表した。世界的に需要が高まっているテイラーメイド化粧品の分野で事業

ビオンテック―提携先の抗体産生事業を買収―

バイオ医薬品開発の独ビオンテック(マインツ)は23日、事業提携先の独MABディスカバリーから抗体産生事業を譲り受けることで合意したと発表した。医薬品として用いられるモノクローナル抗体候補の産生効率を高めることが狙い。買収

SAP―従業員削減へ、クラウドの成長鈍化受け―

ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は29日の決算発表で、人員整理計画を発表した。成長のけん引車であるクラウド事業の勢いが競争激化を背景にここにきて鈍ってきたためで、従業員9万6,500人のうち4,400人を削減する。リ

ヨーロピアン・デパートメント―カウフホーフで人員削減―

オーストリアの投資会社シグナとカナダの小売大手ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)が両社の独デパート子会社などを統合する形で昨年11月末に設立した新会社ヨーロピアン・デパートメント・ストア・ホールディング(エッセン)は

ゲリー・ヴェーバー―民事再生手続き申請―

婦人服の製造・販売を手がける独ゲリー・ヴェーバー・インターナショナル(ヴェストファーレン州ハレ)は25日、民事再生手続きの適用をビーレフェルト区裁判所に申請した。資金調達に向けた交渉が決裂したため。事業資金については20

MS&ADインシュアランス―独インシュアテックと提携―

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスは15日、傘下の三井住友海上火災保険株式会社(社長:原 典之)が独インシュアテックのエレメント・インシュアランスと業務提携合意したと発表した。エレメントが持

BASF―インドでアクリル合弁生産へ―

化学大手のBASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、インドの複合企業アダニ・グループと同国に合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。現地需要が高まっているアクリル製品を生産する計画。実行可能性調査を年末までに

コンチネンタル―インドにパワートレイン工場―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は17日、インド西部のタリーガアンでパワートレイン工場の定礎式を行った。グローバル成長戦略で重要市場と位置づける同国で市場開拓を強化する狙い。 約3,000万ユーロを投じて工

フォルクスワーゲン―開発センターを印に開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)とチェコ子会社シュコダ自動車は19日、インド西部のプネーに技術センターを開設した。シュコダが中心となってインド市場に投入するVWグループの車両を開発する。 VWは昨年、2019~2

ダイムラー―ポーランドに車載電池工場―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は22日、ポーランド南西部のヤボルに乗用車用電池の生産施設を建設すると発表した。同社は2022年までにすべてのモデルで電動車を市場投入することを計画しているため、電池の世界生産

ブリヂストン―トムトムの車両管理事業買収―

ブリヂストンは22日、ナビゲーション機器大手の蘭トムトムから車両管理事業を譲り受けることで合意したと発表した。車両管理サービスを通してデジタル事業を強化する狙い。 欧州子会社ブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー

フォイト―公共交通機関向けITシステム会社を買収―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム)は17日、スウェーデンのIT企業パイロットフィッシュを買収すると発表した。公共交通機関向け事業を強化する狙い。パイロットフィッシュ株56%を取得する。買収金額は公表しないことで合意し

オスラム―米サービス子会社を売却―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は16日、米サービス子会社シルバニア・ライティング・ソリューションズ(SLS)を現地卸売大手のウエスコ・インターナショナルに売却することで合意したと発表した。事業絞り込み戦略の一環。1-

シーメンス―DB貨物子会社から機関車受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は18日、ドイツ鉄道(DB)の貨物輸送子会社DBカーゴに機関車100台を供給する枠組み契約を締結したと発表した。まずは「ベクトロンMS」40台を納入する。納入期間は2月から来年6月まで

エボニック―3Dプリンター材料分野で買収―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は17日、3Dプリンター(積層造形)用樹脂材料の製造技術を手がける米スタートアップ企業ストラクチャード・ポリマーズを買収すると発表した。積層造形材料を顧客ニーズに合わせて「オーダーメ

ヘンケル―今期は利益率低下見込む―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は21日、投資額を今年から年およそ3億ユーロ上乗せすると発表した。事業の拡大やデジタル化の加速に充てる考え。これに伴い2019年12月期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み

DSV―スイス同業に買収提案―

デンマークの物流大手DSV(ヘデフセン)は16日、スイスの同業パナルピナに対して約40億スイスフランの買収案を提示したと発表した。両社の取引が成立すると、貨物輸送で世界5位のDSVは同3位の独DBシェンカーに迫る事業規模

博報堂―独英同業2社と業務提携―

博報堂は15日、欧州広告大手の独サービスプラン・グループ、英アンリミテッド・グループと業務提携したと発表した。欧州・米国での競争力を強化する狙い。 欧米では近年、販売実績や顧客情報などのデータを総合的に分析して意思決定や

データ・アーチザンズ―アリババが買収―

ソフト開発の独スタートアップ企業データ・アーチザンズが中国IT大手アリババに身売りする。ネット情報サイト『ドイチェ・スタートアップズ』が報じ、同社が8日に追認したもので、創業者はアリババが提供する「巨大な可能性」に惹かれ

Tシステムズ―IBMに事業売却―

ドイツテレコムのITサービス子会社Tシステムズ(フランクフルト)が大型コンピューター(メインフレーム)関連サービス事業を米IT大手IBMに売却する。同子会社のアデル・アルサレー社長が経済紙『ハンデルスブラット(HB)』に

N26―グローバル化に向け3億ドル調達、上期に米市場参入―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N24(ベルリン)は10日、米ベンチャー資本インサイト・ベンチャー・パートナーズとシンガポール国営投資ファンドGICから総額3億ドルの資金を調達したと発表した。調達資金を事業

タリア―同業マイヤーシェを買収―

実店舗型書店でドイツ最大のタリア(ハーゲン)は10日、独同業マイヤーシェ・ブーフハンデルングを吸収合併すると発表した。書籍販売最大手のアマゾンに対抗するとともに、街中の本屋が消えゆく現状に歯止めをかける考えだ。 タリアは

フォルクスワーゲン―米でEV生産へ、背景に政府の圧力も―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は14日、米テネシー州チャタヌーガ工場で電気自動車(EV)を生産する計画を発表した。電動車の販売を今後、世界的に急拡大していく戦略に基づく措置。ドイツ車の輸入関税

フォード―欧州事業再編、大規模な人員削減へ―

自動車大手の米フォードは10日、欧州事業の再編方針を明らかにした。赤字体質からの脱却が狙い。競合の米ゼネラル・モーターズ(GM)は欧州生産事業を仏PSAに売却し撤退したが、フォードは構造改革を通して安定的に利益を稼げるよ

フォルクスワーゲン―車充電子会社を設立―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(ヴォルフスブルク)は8日、電動車向け充電サービスを手がける子会社を設立すると発表した。同社は電動車を2020年から本格導入する計画のため、充電インフラを自らから提供することで電動車が普及

フォルクスワーゲン―グループ販売18年も記録更新―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が11日発表した2018年のグループ販売台数は前年比0.9%増の1,083万4,000台となり、これまでに引き続き過去最高を更新した。欧州連合(EU)の排ガス検査

マーレ―技術サービス会社買収―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は9日、自動車業界向けの技術サービスを手がける独ZGツァーンレーダー・ウント・ゲトリーベ(ZG-Zahnräder und Getriebe)を買収すると発表した。マーレはパワ

コンチネンタル―AIスタートアップと協業―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は9日、自動運転(AD)と先進運転支援システム(ADAS)の開発で独ITスタートアップ企業オートモティブ・アーティフィシャル・インテリジェンス(AAI)と協業すると発表した。

コンチネンタル―2期連続の利益率低下見込む―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は14日、2019年12月期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)が約8~9%になり、2期連続で低下する見通しを明らかにした。自動車市場の低迷が続くと予想されるため。

ダイムラー―カーシェア利用者、昨年は21%増加―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10日、同社のカーシェアリングサービス「カー2ゴー」の利用者数が昨年は360万人に達し、前年比で21%増加したと発表した。企業顧客が37%増の5万8,000社強と大幅に伸びて

エーオン―北欧で充電ステーション合弁―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は8日、デンマークの充電ステーション運営会社クレバーと合弁会社を設立したと発表した。北欧の高速道路に超高速充電施設を設置して運営。電動車を電池切れの心配なく運転できる環境を整える。

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