企業情報

シェフラー―従業員を追加削減、車両電動化の加速受け―

軸受大手の独シェフラーは8日、従業員8万3,000人のうち1,300人を2026年までに整理すると発表した。内燃機関車から電動車への移行が予想を上回るスピードで進んでいることを受けた措置。同社は自動車業界の構造展開を踏ま

大和ハウス工業―独に工場、鉄骨ユニットを生産―

大和ハウス工業は2日、ドイツに工場を確保したと発表した。同国の住宅需要拡大を踏まえた措置。中国、オランダに次ぐ海外3カ国目の製造拠点となる。 施設管理や運営を手がけるルクセンブルクのキャピタルベイグループと共同でオランダ

ニコン―独金属AM企業株86%を確保、公開買い付けで―

ニコンは4日、金属アディティブマニュファクチャリング(AM)の有力企業である独SLMソリューションズ・グループに対する株式と転換社債の公開買い付けで、期限の1日までに計86.17%の株式(転換社債を含む)を確保したと発表

フォード―ケルン工場で内燃機関車の生産終了を前倒し―

自動車大手の米フォードが独ケルン工場での小型車「フィエスタ」の生産終了を従来計画の2024年から23年6月に前倒しする。英メディアが報じ同社が10月26日に追認したもので、独法人のマルティン・ザンダー社長は「新たな電気自

フォルクスワーゲン―不振BEVカーシェア事業を売却―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は1日、「ウィシェア」ブランドで電気自動車(BEV)専門のカーシェア事業を手がける子会社UMIアーバン・モビリティ・インターナショナルをドイツ最大の独立系カーシェア企業マイルズ・モ

メルセデス―ロシアから撤退、工場などを現地企業に売却―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは10月26日、ロシアの販売子会社と工場を現地の販売会社アフトドーム(Avtodom)に売却する計画を明らかにした。メルセデスはロシアのウクライナ進攻直後に露事業を停止しているが、現地の

スヴェヴィント―カザフでグリーン水素事業―

ドイツ・スウェーデン系の再生可能エネルギー開発企業スヴェヴィント(SVEVIND)はこのほど、カザフスタン西南部のマンギスタウ県で再生エネを活用したグリーン水素製造プロジェクトに着手した。最大20ギガワット(GW)の製造

日立建機―欧州販売・マーケティング機能を強化―

日立建機は10月25日、欧州販売・マーケティング機能の強化に向け同地の代理店である独キーゼルの子会社キーゼル・テクノロジーと基本合意を締結したと発表した。キーゼル・テクノロジーはマーケティング、生産、販売・サービス機能を

三菱商事―独社と合弁、素材産業向けにサービス提供へ―

三菱商事は10月27日、独FEVグループ傘下のFEVコンサルティングと合弁会社を設立したと発表した。素材産業向けにコンサルティング・エンジニアリングサービスを提供していく。 折半出資の新会社ビヨンド・マテリアルズを東京都

ヘンケル―患者遠隔モニタリングで開発協業―

化学大手の独ヘンケルは10月27日、ベルギーのスタートアップ企業バイトフライズ(Byteflies)と遠隔医療分野で協業の基本合意を締結したと発表した。ヘンケルが持つ医療用接着剤とプリンテッド・エレクトロニクス(印刷技術

ガレリア―民事再生を再び申請、店舗を3分の1以上削減へ―

独デパート大手ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ(GKK)は10月31日、民事再生手続きの適用を裁判所に申請した。同社はコロナ禍初期の2020年にも民事再生手続きを利用しており、今回で2度目。国の経済安定化基金(W

フォルクスワーゲン―BEVへの一本化を33年までに前倒し―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのVWブランド乗用車は欧州で販売する車両を遅くとも2033年までにすべて電気自動車(BEV)に絞り込む意向だ。同ブランドを統括するトーマス・シェーファー氏が10月26日にベルリ

BMW―米でのBEV生産に17億ドル、セルはAESCから調達―

高級乗用車大手の独BMWは19日、米国に総額17億ドルを投資すると発表した。電気自動車(BEV)の現地生産に向けた措置。車両に搭載するリチウムイオン電池セルは中国企業エンビジョンAESCから調達する。 サウスカロライナ州

セルフォース―生産能力を10倍の1GWhに―

高級スポーツ車大手ポルシェの車載電池セル子会社セルフォース・グループは18日、西南ドイツのマーデン産業地区で同社初の工場の定礎式を行った。ポルシェの一部車両向けにセルを供給することになっている。 セルフォースはポルシェが

BMW―塗装乾燥工程に水素投入―

自動車大手のBMWは20日、燃料に天然ガスと水素をともに投入できるフレキシブル塗装乾燥炉のパイロットプロジェクトを、独東部のライプチヒ工場で開始した。二酸化炭素(CO2)を大量に放出する天然ガスから、炭素中立のグリーン水

INDUS―傘下の自動車部品メーカーSMAが経営破たん―

中堅メーカーを数多く傘下に持つ独投資会社INDUSホールディングは24日、自動車部品子会社SMAメタルテヒニクが民事再生手続きの適用を裁判所に申請すると発表した。経営改善に向けてSMAが大口顧客と進めてきた契約見直し交渉

ヘラー―ルーマニア工場を拡張―

仏自動車部品大手フォルビアの独子会社ヘラーはルーマニアのティミショアラ近郊ギロダにある工場を拡張する。南東欧情報誌『Seenews』が20日に伝えた。投資額は約2,000万ユーロ。1万3,000平方メートルの生産棟を新設

エボニック―TAA誘導体事業を伊SABOに売却―

化学大手の独エボニックは21日、TAA誘導体事業を伊同業SABOに売却することで合意したと発表した。特殊化学分野のポートフォリオを整理し収益力を強化する戦略に基づく措置。取引金額は明らかにされていない。来年初頭の取引完了

コベストロ―7-9月期利益が激減―

化学大手の独コベストロが25日発表した2022年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は1,200万ユーロとなり、前年同期を97.5%下回った。原料・エネルギーコストの上昇分を顧客に部分的にしか転嫁できなかったこと響いた。

ボーダフォン―光ファイバー網を独で合弁敷設へ―

英電気通信大手ボーダフォンの独法人は17日、光ファイバー通信網の敷設に向け蘭同業アルティスと合弁会社を設立すると発表した。ドイツの光通信網を共同出資で拡大することでコスト負担を軽減。同分野で先行するドイツテレコムを追撃す

メルセデス―MSと協業、クラウドで世界の工場をネット化―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは12日、生産の効率化、レジリエンス強化に向け米IT大手マイクロソフト(MS)と協業すると発表した。自社の新たなデジタル生産システム「MO360データプラットフォーム」を投入して世界の約

ランクセス―車載電池用の樹脂ケース開発―

化学大手の独ランクセスは12日、電動車用電池の樹脂ケースを自動車部品会社カウテックス・テクストロンと共同開発したと発表した。衝突や揺れ、落下などのメカニカルなテストと、耐熱テストをすべてクリア。すでにテスト車両を用いて公

SMS―水素製鉄プラントをH2GSから共同受注―

機械大手の独SMSグループは17日、子会社ポールワースが神戸製鋼の米子会社ミッドレックスと共同でスウェーデンのスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から大型受注を獲得したと発表した。世界初の本格的な水素製鉄

シーメンス・エナジー―露ガスタービン合弁から撤退―

発電設備大手のシーメンス・エナジーがロシア同業パワー・マシンズとの現地ガスタービン合弁会社から資本撤退する。ロシア市場からの撤退に向けた取り組みの一環。インターファックス通信が報じ、同社が追認した。 同合弁の資本65%を

トランスネットBW―世界最大の電力需給調整用電池を設置へ―

電力の需要と供給のバランスを保つための蓄電池を西南ドイツの送電網事業者トランスネットBWが設置する。出力は250メガワット(MW)で世界最大。再生可能エネルギー発電の増加に伴い複雑化している需給調整を簡単かつ低コストで行

ドイツ鉄道―グリーン水素などで機関車を運行―

ドイツ鉄道(DB)は4日、炭素中立のモビリティ実現に向けオーストラリアのエネルギー大手フォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズ(FFI)と包括協業の基本合意を締結したと発表した。2040年までの炭素中立実現に向け

インフィニオン―ハンガリー拠点に新工場―

半導体大手の独インフィニオンは6日、ハンガリー中部ツェグレードの拠点に新工場を開設したと発表した。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)で使用されるハイパワー半導体モジュールの生産およびテストを行う。以前の報道による

シーメンス―台湾の無人運転電車向けにCBTC受注―

電機大手の独シーメンスは7日、同社とスイスの鉄道車両大手シュタットラー、シンガポールのエンジニア大手STエンジニアリングからなるコンソーシアムが台湾の鉄道事業者、高雄捷運公司から鉄道路線の敷設を一括受注したと発表した。「

BASF―韓社と合弁、非イオン系界面活性剤を生産へ―

化学大手の独BASFは6日、韓国の化学大手ハンノン・ケミカルズと合弁会社の設立を計画していると発表した。需要が増加している非イオン系界面活性剤を生産する。 新会社BASFハンノン・ケミカルズ・ソリューションズを韓国西部の

ビオンテック―豪ビクトリア州と戦略協業―

独バイオ医薬品大手ビオンテックは7日、オーストラリアのビクトリア州と戦略パートナーシップを締結することで基本合意したと発表した。メッセンジャーRNA(mRNA)をベースとするワクチン・医薬品の研究・開発で協業。プロジェク

ハパックロイド―ラテンアメリカで10億ドル規模の買収―

海運大手の独ハパックロイドは4日、チリの物流大手SM SAAMから子会社SAAMポーツとSAAMロジスティクスを完全買収することで合意したと発表した。ラテンアメリカ市場でのプレゼンスを高めるとともに、港湾ターミナル事業を

RWE―米再生エネ企業を買収、インフレ抑制法追い風に―

エネルギー大手の独RWEは1日、米同業コン・エジソンの再生可能エネルギー子会社コン・エジソン・クリーン・エナジー・ビジネス(コン・エジソンCEB)を完全買収することで合意したと発表した。買収が実現するとRWEは米国の再生

BASF―CCUSソリューション開発で韓社と協業―

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意

ヴィテスコ―サプライチェーンの短縮を計画―

パワートレイン大手の独ヴィテスコ・テクノロジーズがグローバルに展開しているサプライチェーンの短縮を計画している。コスト削減を最重視する部品調達の脆弱性がコロナ禍をきっかけに露呈したうえ、独裁国家で事業を展開するリスクが強

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