企業情報

BMW―調達コスト削減へ、部品以外で最低10億ユーロ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は部品以外の調達コストを2019年までに最低10億ユーロ圧縮する考えだ。電気自動車(EV)や自動運転車の開発コストが膨らんでいることに対応する狙い。部品分野の調達コスト削減も検討している […]

ダイムラー―中国合弁で車載電池生産へ―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、北京汽車(BAIC)との中国合弁、北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)に両社合わせて約50億人民元(6億5,500万ユーロ)を投資することで枠組み合意した。電気自動車

フォルクスワーゲン―「テスラ」キラー投入へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は低価格の電気自動車(EV)を市場投入する計画だ。VWブランド乗用車事業を統括するヘルベルト・ディース取締役がdpa通信に明らかにしたもので、航続距離の長い低価格

ボッシュ―ロボットタクシー導入を18年に前倒し―

自動車部品大手のボッシュ(シュツットガルト)がロボットタクシーを2018年に投入する計画だ。シャシー・システム・コントロール部門の統括責任者であるゲルハルト・シュタイガー氏が専門誌『オートモビルボッヘ』に明らかにしたもの

サンデン―CO2冷媒コンプレッサーをダイムラーに供給―

サンデンは7日、二酸化炭素(CO2)冷媒を採用したカーエアコン用新型コンプレッサーを欧州高級車大手のダイムラーに5月から供給を開始したと発表した。CO2冷媒コンプレッサーを量産車向けに本格供給するのは世界で初めて。CO2

コンチネンタル―星ナビソフト会社を買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7日、ナビゲーションソフトの開発を手がけるシンガポールのクアンタム・インベンションズを買収すると発表した。高度道路交通システム(ITS)分野のポートフォリオを拡充する考え。

フォルクスワーゲン―77万台リコールへ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は6日、グループブランドの車両、合わせて76万6,000台をリコール(無料の回収・修理)することを明らかにした。ブレーキ制御システムのソフトウエアを入れ替える。d

ワッカーノイソン―農機販売で米ジョン・ディアと提携―

建機・農機大手の独ワッカーノイソン(ミュンヘン)は6日、農機の販売で米同業ディア・アンド・カンパニー(ジョン・ディア)と戦略提携すると発表した。ジョン・ディアの流通網を活用して自社製品の販売を加速させる考え。独禁当局の承

エアバス・グループ―中国から旅客機140機を受注―

欧州航空機エアバスのトム・エンダース最高経営責任者(CEO)は5日ベルリンで、中国航空器材集団公司(CAS)から旅客機140機を受注する基本合意書に署名した。署名式にはドイツのアンゲラ・メルケル首相と訪独した中国の習近平

シーメンス―中国のデジタル化支援へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は5日、製造工程のデジタル化や技術革新の分野で中国政府と企業に協力することを取り決めたと発表した。同国製造業の近代化を支援する。中国の習近平国家主席の訪独に合わせてベルリンで契約に調印

シーメンス―蓄電ソリューションで米AESと合弁―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は11日、蓄電ソリューションの合弁会社を米電力大手AESと共同で設立すると発表した。今後の市場の拡大を見据えた取り組みで、世界160カ国以上で両社の製品とサービスを提供していく。第4四

東京電力―電力取引事業を独で開始―

東京電力は10日、電力直接取引(P2P)のプラットフォーム事業を独電力大手イノジーと共同で立ち上げ、ドイツで開始したと発表した。自家発電したソーラー電力を売電するプロシューマー(生産消費者)と電力消費者の直接取引を、ブロ

シュターダ―投資会社が再度TOB―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は10日、投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表した。ニッダ・ヘルスケア

カッチェス―伊2位メーカーを買収―

製菓大手の独カッチェス(エメリヒ・アム・ライン)は6日、イタリア甘味菓子市場2位のクロエッタ(Cloetta)からブランド製品事業を買収すると発表した。国際事業の強化戦略に基づく取り組み。買収金額は明らかにしていない。

ジャックウルフスキン―ヘッジファンドが経営権取得―

アウトドア用品大手の独ジャックウルフスキン(イトシュタイン)は6日、債務整理に伴いヘッジファンド3社が同社の新たなオーナーになることを明らかにした。同社はこれまでのオーナーである投資会社ブラックストーンの下で進めた事業の

三井住友フィナンシャルグループ―独に現法2社設立へ―

三井住友フィナンシャルグループは3日、欧州拠点戦略の見直し計画を発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた取り組みで、ドイツの金融都市であるフランクフルトに現地法人を2社設立。英ロンドンにも1法人を開

BASF―欧州に電池正極材工場、原料確保に向け露社と交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

フォルクスワーゲン―イラン市場に17年ぶり参入―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、イランでVWブランド乗用車の販売を再開すると発表した。VWブランド乗用車を同国で販売するのは17年ぶり。 現地企業マムート・ホドロ(Mammut Khod

ダイムラー―ケニアでバス生産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は3日、ケニアでバスを生産することを明らかにした。快適で安全性の高いバスのニーズが同国で高まっていることに対応。現地の販売提携先であるDTドビー・ケニアと共同でナイロビ郊外で車

ハルデックス―競合の買収計画への支持撤回―

スウェーデンの商用車用ブレーキメーカー、ハルデックス(ランズクルーナ)は6月29日、独競合クノールブレムゼの同社買収計画に対する支持を撤回すると発表した。同計画の独禁審査を行っている欧州連合(EU)の欧州委員会が強い疑念

シェフラー―利益見通し引き下げ―

軸受大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6月26日、2017年の売上高営業利益率(特別費計上前のEBITベース)が従来予測の12~13%から11~12%に低下する見通しを明らかにした。第2四半期(4~6月)の業

東芝―スイス子会社の上場を計画―

東芝は3日、スイス子会社ランディス・ギアの新規株式公開(IPO)計画を発表した。公開益を財務の強化に充てる考えで、9月末までにスイス証券取引所に上場する方向だ。第三者への売却などIPO以外の選択肢も検討しており、IPOを

シーメンス―機械装置事業を分社化―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6月29日、機械駆動装置(MD)事業を独立企業フレンダー(Flender)として分社化すると発表した。独立企業とすることで効率的かつ柔軟に事業を展開できるようにする。 新年度が始まる

ABB―独社から事業買収、通信ソリューション事業強化へ―

スイス重電大手のABB(チューリヒ)は3日、ドイツの通信機器メーカー、キーマイル(Keymile)からミッションクリティカルシステム向け通信ネットワーク部門を買収すると発表した。通信ソリューション事業を強化する狙い。第3

フィリップス―米医療機器メーカーを買収―

医療機器大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は6月28日、米同業スペクトラネティクスを買収することで合意したと発表した。買収額は負債引き受けも含めて19億ユーロ。心臓病、血管疾患の治療機器で強みを持つ同社の買収により、

ティッセンクルップ―鉄鋼事業から撤退か―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が伝統ある鉄鋼事業から撤退するもようだ。同社は現在、鉄鋼事業の合弁化に向けてタタ製鉄と協議中。合弁で成立する新会社には50%未満しか出資しない考えという。独経済紙『ハンデル

アップル―アイトラッキングの独社を買収か―

IT大手の米アップルがアイトラッキング分野のハード・ソフトウエアシステムを手がける独センソモトリック・インスツルメンツ(SMI)を買収したもようだ。アップルは拡張現実(AR)分野のポートフォリオを拡充する狙いとみられる。

バイエル―業績見通し引き下げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は6月30日、2017年12月期の売上高と営業利益(EBITDA、特別項目を除く)の見通しを引き下げると発表した。ブラジルでの農薬販売の不振と、一般医薬品事業の低迷を受けた措置

BASF―鎮痛剤イブプロフェンの生産能力増強―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月28日、解熱鎮痛剤イブプロフェンの生産能力を拡大すると発表した。世界的に需要が増え供給不足が発生していることに対応する。投資額は約2億ユーロ。生産能力拡大の規模は明ら

プロジーベンザット1―体験プログラム商品券事業者買収―

独民放大手プロジーベンザット1(ウンターフェーリング)は21日、スカイサーフィンや気球飛行など体験プログラムの商品券事業を手がける独ヨッヘン・シュヴァイツァーGmbHの過半数資本をヨッヘン・シュヴァイツァーグループから譲

シュターダ―投資会社の友好TOBが失敗―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は26日、同社を対象に投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合が実施した友好的な株式公開買い付け(TOB)が失敗に終わったことを明らかにした。シュターダは同企

住友化学―バイエルと協業、混合殺菌剤開発で―

住友化学は27日、ブラジルのダイズ病害防除を目的とした混合殺菌剤の開発で独バイエルと協業することで合意したと発表した。両社それぞれが混合剤を開発し、年末にブラジルで登録申請を実施。農薬登録と関連当局の承認取得後に市場投入

フォルクスワーゲン―深層学習でエヌビディアと協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は27日、半導体大手の米エヌビディアと戦略協業すると発表した。機械が物事を理解するための学習方法である深層学習分野のコンピテンスを強化する。 両社は深層学習をVW

パイオニア―地図サービスでヒアと基本契約―

パイオニアとデジタル地図サービスの蘭ヒア(HERE)は26日、グローバルな地図ソリューションの実現に向けた基本契約を締結したと発表した。両社は2月に戦略提携合意して協業の可能性の検討を開始。グローバルな標準地図サービスと

マイタクシー―ルーマニア同業を買収―

独自動車大手ダイムラーの子会社で、アプリを用いたタクシー配車サービスを手がけるマイタクシーは22日、ルーマニア同業クレバータクシー(Clever Taxi)を買収したと発表した。取引額は明らかにしていない。当面はクレバー

アウディ―EV第二弾もブリュッセルで生産、独従業員が反発―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)が同社2番目の電気自動車(EV)モデルをベルギーのブリュッセル工場で生産するとした決定が、ドイツ本国の従業員の間に波紋を広げている。同社は初のEVもブ

EAS―経営破たん―

リチウムイオン電池セル製造の独EAS(ノルトハウゼン)が会社更生手続きの適用を裁判所に申請したことが分かった。地元紙『テューリンガー・アルゲマイネ』が報じ、管財人事務所が追認した。経営破たんに至った事情は不明。 同社は潜

シーメンス―鉄道向け予防保全サービス事業者を買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、鉄道メーカーと運営事業者向けのサービス事業者である豪MRXテクノロジーズ・グループを買収すると発表した。機械や部品の状態に関するデータをセンサーなどで収集・分析し故障する前に

シーメンス―三菱重工との提携模索か、ガスタービン分野で―

電機大手の独シーメンス(シーメンス)がガスタービン分野で三菱重工業との提携を模索しているとの観測が浮上している。経済誌『マネージャー・マガチン』が消息筋の情報として22日に報じたもので、開発協力から合弁化までの幅広い可能

ティッセンクルップ―プラント部門でコスト削減―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが業績不振のプラント部門(インダストリアル・ソリューション)でコストを大幅に削減する計画だ。経済誌『マネージャー・マガチン』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は「これまでの措置に

コメルツ銀行―第2四半期赤字転落、リストラ費計上で―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は23日、2017年第2四半期(4~6月)期の最終損益が赤字に転落する見通しを明らかにした。従業員の削減費用およそ8億1,000万ユーロを計上する見通しが固まったため。市場が低迷し

ドイツ銀行―スペインの個人顧客事業売却か―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)がスペインの個人顧客事業を売却するために入札手続きを進めているもようだ。現地紙『エル・コンフィデンシャル』が消息筋の情報として21日報じたもので、7月18日まで応札を受け付けるとい

アリアンツ―傘下の地銀を売却―

保険大手のアリアンツ(ミュンヘン)は23日、独事業会社アリアンツ・ドイチュラントが北ドイツの地銀子会社オルデンブルギッシェ・ランデスバンク(OLB)を米投資大手アポロ傘下の独ブレーマー・クレディトバンク(BKB)に売却す

ゴールドマン・サックス―フランクの行員を2倍以上に―

米金融大手ゴールドマン・サックスは英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を受けて独フランクフルト拠点の行員数を現在(200人)の少なくとも2倍に拡大する考えだ。欧州事業を統括するリチャード・ノダ副会長が日曜版『フラン

武田薬品工業―独に新製造施設―

武田薬品工業は16日、独東部のオラニエンブルクにある工場で新しい製造施設の竣工式を行った。式典には地元ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ州首相や八木毅駐独大使のほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席。来賓

JSR―スイスのバイオ企業買収―

JSRは14日、スイスのバイオ企業セレクシスを完全買収することで合意したと発表した。バイオ医薬品の受託サービス事業を強化する狙い。取引金額は明らかにしていない。 JSRはバイオプロセス事業を強化しており、2015年にはバ

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