ドイツ自動車部品工業界の動き

ヘラー―フォルシアと戦略協業、車内照明で―

自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は21日、車内照明の分野で仏同業フォルシアと戦略協業すると発表した。自動運転の今後の普及をにらんだもので、搭乗者の多様なニーズに対応したライトソリューションを提供していく。 高 […]

独車部品SEG、ハンガリー・ミシュコルツ大学と提携

ドイツの自動車部品メーカー、SEGオートモーティブのハンガリー・ミシュコルツ工場は先ごろ、現地のミシュコルツ大学と協力協定を結んだことを明らかにした。エンジニアの養成や研究開発などで協力していく。  ハンガリー東部にある

独スタビルス、SUVブームに乗り増収増益に

独自動車部品メーカーのスタビルスは、2018年度(10月末決算)の売上高が前年度比5.8%増の9億6,260万ユーロ、支払金利前・税引前利益(Ebit)は同8.5%増の1憶4,930万ユーロになる見通しだ。11月16日付

ヘルマン、小型電動商用車向けのシャシーを開発

独自動車部品製造のヘルマンは、ダルムシュタット工科大学と共同で小型電動商用車向けの統合シャシーを開発した。開発されたシャシーは楕円型の側面骨格フレームと薄型板金を組み合わせた構造になっており、高い強度が特徴。これにより、

ボッシュ、自動車修理工場検索サイトの運営停止

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、グループのスタートアップMobilityMediaが運営する自動車修理工場を検索・仲介するポータルサイト「Drivelog」を11月末で閉鎖すると発表した。運営停止についてはサイト上

独ノルマ、中国商用車メーカーから大型受注

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは15日、複数の中国商用車メーカーから大型受注を獲得したと発表した。トラック向け尿素SCR用ヒーティングホースシステム(UTS)と排気

コンチネンタル―シンガポールで自動運転開発―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は15日、シンガポール向けの自動運転技術開発を仏スタートアップ企業イージーマイルと共同で行うと発表した。イージーマイルのソフトウエアを搭載したコンチネンタルのロボットタクシー

独コンチネンタル、ルーマニア工場にレーザー溶接設備を導入

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、ルーマニアのティミショアラ工場に210万ユーロを投じ、空調パイプのレーザー溶接設備を設置したと発表した。工場従業員による独自設計で、注入弁を含め、空調用ホースラインの部品すべて

独エーベルスペッヒャー、仏カロリを買収

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは6日、商用車と特殊車両向けの空調システムを手掛ける仏カロリ(リヨン)を完全買収すると発表した。ポートフォリオを拡充して新市場に参入するとともに、卸売り事業

独ZFが本社工場でドローン運用、国内企業で初

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは9日、国内で初めて工場敷地内でのドローンの飛行を公式承認されたと発表した。フリードリヒスハーフェンの本社工場で倉庫から検査工場までの部品運搬に活用する。同社はドローンについ

独マーレ、ハンガリーでEV用電動コンプレッサーの生産開始

独自動車部品大手のマーレはこのほど、ハンガリー北部のバラシュシャジャルマト工場で電動コンプレッサーの生産を開始した。電気自動車(EV)の普及拡大による需要を見込んだもので、同工場はマーレ初の電動コンプレッサー生産拠点とな

自動車内装部品の独バーダー、ブルガリアに工場設置

自動車内装大手の独バーダーがブルガリア北東部のルセ近郊に工場を建設する。レザーシートカバーなどを生産する目的で、来年後半に開所する予定。フル稼働時には700~800人を雇用する。投資規模は明らかにされていない。 バーダー

独シェフラー、英国2工場を閉鎖

独自動車部品大手のシェフラーは11月6日、英国事業を大幅に縮小する計画を発表した。英国にある3工場のうちプリマスとラネリーの2工場を閉鎖するほか、ヘレフォードとサットン・コールドフィールドの2カ所にある物流センターをヘレ

独マーレ、ハンガリー北部に電動コンプレッサー工場を開設

独自動車部品大手のマーレは10月31日、スロバキアとの国境に近いハンガリー北部のバラシュシャジャルマトに電動コンプレッサー工場を開設したと発表した。マーレにとって初の電動コンプレッサー工場となる。すでに複数の自動車大手か

独コンチネンタル、米クーパーの防振システム事業を買収

独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、米同業のクーパー・スタンダードと防振システム事業の買収で合意したと発表した。「騒音・振動・ハーシュネス」(NVH)製品における市場地位を強化するとともに、同分野の知見を取り込んで軽

AKASOL、米ミシガンに新工場開設へ

独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOLは、米国のミシガン州に新工場を開設する。11月1日付け『オートモビルボッヘ』紙が報じた。新工場は2019年末に稼働する予定。従業員数は50~60人、生産能力で年300MW

コンチネンタル―米社の防振システム事業買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は2日、米同業クーパー・スタンダードから防振システム事業を譲り受けることで合意したと発表した。同買収により、防振・防音部品をグローバルに供給できる体制を確立する。取引の成立に

シェフラー―英事業再編、2工場など閉鎖へ―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6日、英国事業の再編計画を発表した。競争力を長期的に確保する目的で2016年に開始したプログラム「アジェンダ4プラス・ワン」に基づく措置で、2工場を含む3拠点を閉鎖

シェフラー

ベアリング大手の独シェフラーは10月30日、2018年12月期の業績予測を引き下げた。米国と中国の通商摩擦や欧州の車両排ガス試験方式変更が響いているためで、為替の影響を除いた実質売上成長率を従来の「5~6%」から「4~5

e.GO Mobile、独燃料電池メーカーと合弁設立

独アーヘン工科大学(RWTH)が設立した電気自動車の開発ベンチャー企業e.GO Mobileはこのほど、独燃料電池メーカーのプロトン・モーター・フューエル・セル(PM)と合弁会社e.GO REXを設立すると発表した。レン

Rheinmetall

独軍需大手のラインメタル は10月30日、子会社Pierburg Pump Technologyが自動車大手からエンジンを冷却する電動ポンプ(Type CWA400)の大口受注を獲得したと発表した。受注規模は全体で2億1

インフィニオン―車へのブロックチェーン投入に向け協業―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は25日、分散型台帳技術ブロックチェーンの自動車分野への投入に向けて独スタートアップ企業のXAIMと協業の基本合意を締結したと発表した。自動車のIoT化を実現するためには高いサイ

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは29日、通信部品製造の独カトラインから車載アンテナ子会社カトライン・オートモティブを買収すると発表した。コネクテッドカーを実現するためには高性能でインテリジェントなアンテナが必要なことか

マグナ、独ズルツバッハ工場でリストラ

カナダの自動車部品大手マグナは、ドイツ・ザールランド州のズルツバッハにある工場で50人を9月末付けでリストラした。ズルツバッハ工場ではスポイラーやフロント・グリルなどの外装部品を生産している。リストラ後の従業員数は580

独レオニ、利益見通し引き下げ

独ワイヤーハーネス大手のレオニは22日、2018年の営業利益(EBIT)見通しを従来予測の2億1,500万~2億3,500万ユーロから1億9,600万ユーロへと引き下げた。中国市場の成長鈍化や世界的な貿易紛争の拡大で需要

BASF―電池正極材工場、フィンランドに正式決定―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、電池正極材工場をフィンランド南西部のハルヤヴァルタに建設することを正式決定したと発表した。同社はすでにアジアと米国市場で正極材の供給体制を構築済み。欧州に新工場を

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは18日、中国の青島中徳生態園(Sino-German Ecopark Qingdao)に建設した自動車用ホース工場の開所式を行った。微粒子フィルターホースや新冷媒「HFO-1234yf」

独ボイゼン、排ガス処理装置工場を新設

排ガス処理システムメーカーの独ボイゼンは、同国西部のバーデン・ヴュルテンベルク州ジンマースフェルドに同社として最大規模の商用車向け排ガス処理装置を一貫生産する工場を新たに開設したと発表した。投資規模は1億3,000万ユー

独ボッシュ、フォーミュラEの公式スポンサーに

独自動車部品大手のボッシュは、ABB FIA Formel E(ABB FIAフォーミュラE選手権)の公式スポンサーになる契約を締結したと発表した。契約期間は3年。同社のスポンサーロゴは、12月にアド・ディルイーヤ(サウ

BMW、バッテリー技術コンソーシアム結成

独自動車大手のBMWは15日、スウェーデンの新興企業ノースボルト、ベルギーの非鉄金属大手ユミコアと共同でバッテリー技術のコンソーシアムを結成したと発表した。欧州における電動車用バッテリーセルの持続可能なバリューチェーン(

独ボッシュ、電動バンのカーシェアを試験運用

独自動車部品大手のボッシュは9日、電動バンを使用したカーシェアリングサービスの試験運用を開始すると発表した。独小売り大手レーヴェ・グループのホームセンター子会社トゥーム・バウマルクトと協力し、2018年12月から、まずは

独ZF、緊急ブレーキアシストシステム2機能を発表

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンはこのほど、新たに開発した2種類の緊急ブレーキアシストシステムを発表した。発表したのは都市部における横断歩道者との衝突を回避するシステムと高速道路における追突事故を回避するシ

独コンチネンタル、ハンガリー新工場が着工

独自動車部品大手のコンチネンタルが、ハンガリー東部のデブレツェンで国内7カ所目となる新工場の建設を進めている。電子部品の増産が目的で、2020年7-9月期期の稼働を予定する。投資規模は1億ユーロ。450人の雇用創出が見込

独車部品レオニ、セルビア第4工場の定礎式を開催

電線大手の独レオニは11日、セルビアのクラリェヴォで、国内4番目の工場の定礎式を行った。セルビア当局によると、投資規模は6,000万ユーロ。従業員数は来年末に1,000人、プロジェクトが完了する2023年に5,000人と

独レオニとディール、電動車向け電池システムで戦略提携

ドイツの電線大手レオニと自動車部品や航空機部品などを製造する複合企業のディールは5日、電気自動車・ハイブリッド車向けの高電圧バッテリーシステムで戦略提携すると発表した。電動車の今後の需要拡大に加え、自動車メーカーが個々の

VWとシーメンス、V2Xプロジェクトで協力

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は4日、独電機大手のシーメンスと車両とデジタル交通インフラの情報伝達による交通環境の改善に関するプロジェクトで協力すると発表した。V2X(車車間、路車間)通信技術の無線通信規格WL

独研究所、華為技術の製品で「LTE‐V2X」技術を試験

ドイツのフラウンホーファーオープン通信システム研究所(FOKUS)はこのほど、無線通信を活用したV2X(車車間、路車間)通信技術「LTE‐V2X」に関するプロジェクトを、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロ

Leoni

独電線大手のレオニ はこのほど、セルビアのクラリエヴォにワイヤリング・システム部門(WSD)の新工場を建設する計画を発表した。2020年初めに開設する予定。これにより、同国におけるWSDの工場は、計4カ所となる。レオニは

レオニ―電動車電池の制御システムでディールと協業―

自動車部品大手の独レオニ(ニュルンベルク)は5日、電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)用電池の制御システムの分野で同業ディールと協業すると発表した。電動車市場の急拡大が見込まれるほか、個々の部品でなくソリューション

後付け用浄化装置投入に向け部品メーカーが準備

ディーゼル車の走行禁止を回避する手段の1つとしてドイツ政府が排ガス浄化装置(尿素SCRシステム)の後付け方針を打ち出したことを受けて、自動車部品メーカーが同システムの販売に向けた準備を進めている。特需を見込めると予想して

独BASF、自動車用塗料研究開発所を拡張・近代化

独化学大手のBASFコーティングス事業部は、ドイツ・ミュンスターにある自動車用研究開発所に2,400万ユーロを投資して拡張・近代化した。新研究開発所はモジュール化された「リーン研究所」コンセプトで改築されており、欧州全体

アリババクラウドとボッシュ、自動運転駐車で協力

中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)のクラウドコンピューティング事業部門であるアリババクラウドは9月26日、独自動車部品大手のボッシュと、自動運転バレットパーキング(AVP:Automated Valet Park

独ボッシュ、中国EV新興企業バイトンと協力

中国の電気自動車(EV)の新興企業バイトン(Byton)と独自動車部品大手のボッシュはこのほど、電動車(エレクトロモビリティ)分野で協力すると発表した。今回の提携は、ドイツのデュッセルドルフで9月24日に開催された中国・

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