トランスネフチ、パイプラインに57億ドル投資
ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは今年、パイプライン建設に総額1,616億ルーブル(57億米ドル)を投資する計画だ。アジアや欧州向けの石油・天然ガス輸送を強化する。3月29日付けの『モスクワ・タイムズ』が伝 […]
ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは今年、パイプライン建設に総額1,616億ルーブル(57億米ドル)を投資する計画だ。アジアや欧州向けの石油・天然ガス輸送を強化する。3月29日付けの『モスクワ・タイムズ』が伝 […]
チェコ国営電力のCEZは25日、北ボヘミアのポチェラディで同国初の大型天然ガス複合発電所が着工したと発表した。投資額は200億コルナで2013年7月に稼働する予定だ。現地のCTK通信が28日付で伝えた。 \ 複合発電所は
チェコで太陽光発電の普及ペースが鈍化している。エネルギー規制庁(ERU)は20日、国内に設置された太陽光発電プラントの総出力が3月1日時点で1,958メガワット(MW)と、1月1日時点からわずかに6MWの増加にとどまった
ロシアの天然ガス最大手ガスプロムは22日、スロベニアのガス供給会社Geoplin Plinovodiと合弁会社を設立することで合意したと発表した。ロシア産天然ガスを黒海経由で南欧に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム
ブルガリア政府は22日、同国唯一の原子力発電所であるコズロデュイ原発の安全性を点検する「ストレステスト」の実施に向けた準備作業に着手したと発表した。 \ 欧州連合(EU)は15日に開催されたエネルギー担当閣僚会議の緊急会
ブルガリアの独禁当局(競争保護委員会/CPC)は23日、市場での独占的立場を乱用したとして、独電力最大手エーオンのブルガリア子会社に320万レフ(約160万ユーロ)の制裁金の支払いを命じた。 \ CPCによると、エーオン
中東・北アフリカの政情不安や福島第一原子力発電所の事故で、天然ガスの世界最大手であるガスプロムの商機が拡大している。第一の理由は、新たな調達先として注目を集めていた北アフリカ諸国の治安が悪化し、ロシアが「より確実な供給源
英石油大手BPがロシア国営ロスネフチとの包括提携計画をめぐって、さらなる窮地に立たされている。ストックホルム商工会議所の仲裁機関は24日、判決日の来月7日まで計画を差し止める仮処分を延長する判断を下した。訴えているのはB
ポーランドのトゥスク首相は23日、福島第1原子力発電所の事故を受けて原発の安全性に対する懸念が高まっていることを受け、同国が計画している原発建設計画の是非を問う国民投票を実施する可能性を示唆した。 \ 環境負荷の大きい石
ドイツとの国境に近いポーランド北西部の港湾都市シフィノウイシチェで23日、液化天然ガス(LNG)ターミナルの建設が開始された。カタールなどからタンカーでLNGを輸入し、ロシアの天然ガスへの依存率を減らすのが狙いだ。投資総
ポーランド国家財産省は24日、国内2位の電力会社タウロンの持ち株11.9%を売却したと発表した。売却はブックビルディング方式で行われ、売却価格は12億8,000万ズロチ(1株当たり6.15ズロチ)。売却益は財政赤字の補て
ポーランド政府は28日、国内石油第2位ロトスの政府保有株53.2%の買収価格を9月か10月に決定すると発表した。政府は昨年10月にロトスの民営化手続きを開始。当初は今年3月までにロトス株を売却する方針を示していたが、拘束
ポーランドの国営ガス石油会社PGNiGが21日発表した2010年決算は、売上高が前年比10%増の213億ズロチ、純利益が前年のほぼ2倍の24億6,000万ズロチだった。ガス事業が好調だったことに加えて、子会社の資産損失償
ハンガリーの石油ガス大手MOLは25日、イラク北部のクルド自治区にあるAkri-Bijeel鉱区でBekhme第一試掘井の掘削を開始したと発表した。昨年11月に坑井調査を完了したBijell第一試掘井に続いて同鉱区で2番
ボヘミア南部のテメリン原子力発電所で計画されている原子炉2基の新設工事入札に関し、フランスの原子力大手アレバは、自社が落札すればチェコで約5,000人の雇用が生まれるとの見解を発表した。チェコ政府に雇用創出効果をアピール
チェコ電力最大手CEZがドイツの原発政策修正で予定外の利益を手にする可能性が出てきた。反原発運動が盛んなドイツでは、政府が日本の原発事故に敏感に反応。15日には昨秋決定した国内原発の稼働期間延長措置を3カ月間凍結するうえ
伊電力最大手エネルは、2015年までにルーマニアに5億ユーロを投資して、風力発電ファームを建設する計画だ。15日付け現地紙『ルーマニア・インサイダー』(電子版)が、エネルのフルビオ・コンティ最高経営責任者(CEO)の話と
福島第一原子力発電所の事故をきっかけに欧州諸国などで脱原発の議論が活発化するなか、トルコ政府は従来の原子力政策を堅持する姿勢を明らかにした。地中海沿岸のアックユと黒海沿岸のシノップに原発を設置する方針で、アックユについて
ロシアが15日、ベラルーシと共同で同国に原子力発電所を建設することで合意したことに、隣国リトアニアが警戒感を強めている。同日付けのオーストリア紙『ヴィルツシャフツブラット』が伝えた。 \ リトアニアによると、原発が建設さ
ロシアのプーチン首相は15日、東北関東大地震により発生した福島第1原子力発電所事故の問題が深刻化したことを受けて、エネルギー省、環境省、国営原子力企業ロスアトムに対し、国内全ての原発施設の検査と、核エネルギー計画の再検討
ロシア石油大手ロスネフチは、北極圏での資源開発プロジェクトを進めるに当たり、中国とインドの石油会社との提携を模索している。エドゥアルト・クダイナトフ最高経営責任者(CEO)が16日、記者団に対し明らかにした。 \ クダイ
天然ガス世界最大手のガスプロムがチェコ製油最大手Ceska Rafinerskaへの資本参加を検討している。イタリアのエニが持つ株式32.455%が対象。チェコのニュースサイトCeska Poziceが15日、政府および
カザフスタン政府は原子力発電所の建設計画を堅持する方針だ。ツルガノフ産業・新技術副相は16日にアスタナで開かれた専門家会議で、カザフスタンに原発設置の前提条件がそろっているのは「アラーの思し召し」とし、東日本大震災に起因
ロシアは15日、隣国ベラルーシに原子力発電所を建設することで同国と合意したと発表した。北西部フロドナ州アスタラベッツに94億米ドルを投じて原子炉2基を建設、2018年の稼働を目指す。 \ 原発を巡っては、日本の福島第1原
日本の震災と原発事故を受け、ロシア政府が対日ガス輸出の拡大を計画している。プーチン首相は20日、エネルギー不足に陥っている日本への液化天然ガス(LNG)輸出の緊急拡大について、ロシアが欧州連合(EU)向けにパイプライン経
ロシアのガスプロムがイタリアのエニなどと共同で推進するガスパイプライン・プロジェクト、サウス・ストリーム計画をめぐり、ロシアとトルコの間に不協和音が響いている。ガスプロムによる調査報告の未提出を理由に、トルコ政府が黒海海
ポーランドの国営送電会社PSEは14日、独同業50ヘルツ・トランスミッションと送電網の相互接続で合意したと発表した。2020年までの接続完了を目指す。 \ ポーランドは、電力需要が年間3%増加するとの予測に基づき、周辺国
ポーランドの市場調査会社SMG/KRCが福島原発の放射能漏れ事故後に実施した同国の原発政策に関するアンケート調査によると、47%が原発に賛成、46%が反対と回答した。2008年に実施した調査でも42%が賛成、48%が反対
独通信機器メーカーのPeiker Acusticは、米半導体大手クアルコムと共同で自動車内にある携帯端末を無線で充電する技術(ワイヤレス・チャージング)を開発した。 \ 当該技術の特長は、(クアルコムの技術により)充電す
ロシア政府は、東北地方太平洋沖地震で甚大な被害を受けた日本に対し、救助隊派遣やエネルギーの追加供給などの支援を実施することを決めた。昨秋、メドベージェフ大統領が北方領土の国後・択捉島を訪れたことを機に両国間の関係画冷却化
東欧諸国は日本の福島原子力発電所の放射漏れ事故もかかわらず、これまでの原発政策を堅持する方針だ。ポーランド、チェコ、ハンガリーの政府、原発関係者が複数メディアに対し明らかにした。ドイツの与党3党が15日、昨秋の法改正で実
スウェーデンの国営エネルギー会社バッテンファールのポーランド事業買収に現地企業が関心を示している。石油・ガス採掘公社(PGNiG)のトーマス・カラス取締役はこのほど、現地のPAP通信の取材に対し、買収への関心を表明。チェ
天然ガスパイプラインを運営するポーランド国営のガス・システム(Gaz-System)は9日、パイプライン拡張と液化天然ガス(LNG)基地建設からなる大型プロジェクトの資金調達について、大手5銀行と合意した。蘭ING、スウ
チェコのエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合が昨年8%に達したことが、エネルギー規制庁(ERU)のまとめで明らかになった。8日付けの現地日刊紙『リドヴェ・ノヴィニ』の報道が伝えた。 \ ERUの統計によると、再
ブルガリアの風力発電会社ウィンズロー・ウィンド・パワーが、同国北東部に風力発電所を建設する。環境省は9日、同プロジェクトに対する環境アセスメントの実施を指示した。 \ ウィンズロー・ウィンド・パワーは英国資本のブルガリア
ロシア石油最大手、ロスネフチとの提携計画をめぐり、英BPへの風当たりが強まっている。ロシア合弁事業TNK-BPで提携する投資家グループAARが、合弁契約に抵触するとして同計画に真っ向から反対しているためだ。12日のTNK
ロシアの独立系ガス最大手ノバテクは先ごろ、仏石油大手トタルと資本・業務協定を発表した。北部ヤマル半島でのガス田開発や液化天然ガス(LNG)の輸出に向け、トタルの技術や資金を導入するのが狙い。ヤマルでの生産が本格化すれば、
プーチン首相は9日、欧州向け天然ガスを液化天然ガス(LNG)に変えてタンカーで輸送することを視野に入れ、黒海沿岸での液化工場建設が可能かどうかを調査し、1週間以内に結果報告するようシュマトコ・エネルギー相に依頼した。露英
ロシア国営ガス企業ガスプロムはこのほど、英石油大手ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)のロシア合弁会社TNK-BPから東シベリア(イルクーツク州)のコビクタ・ガス田を取得した。買収額は223億ルーブル(7億7,700万米
天然ガス世界最大手のガスプロムが主導するバルト海ガスパイプライン計画「ノルド・ストリーム」がさらに一歩前進した。2本目のパイプライン敷設費用として、24銀行で構成するコンソーシアムから25億ユーロの融資を確保した。このパ
仏石油大手トタルは2日、ロシアの独立系ガス最大手ノバテクと資本・業務提携することで合意したと発表した。中東や北アフリカの騒乱が広がりエネルギー供給への不安が高まる中、豊富な鉱物資源を有するロシアで資源開発を加速させ、エネ
日立GEニュークリア・エナジー(GEH)は1日、ポーランドの原子力発電所建設計画について、「2020年の稼働を目指すなら14年に着工する必要がある」との見解を示した。GEHはポーランド国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネル
ポーランド3位の電力会社であるエネアが1日発表した2010年10-12月期決算は、最終利益が7,340万ズロチとなり、前年同期から9.2%増加した。PAP通信がまとめたアナリスト6人の予想中央値である1億2,050万ズロ
英BPのロシア合弁会社でロシア石油業界第3位のTNK-BPが2010年決算で過去最高の業績を達成した。売上高は前年比28%増の447億米ドル、純利益は同17%増の58億米ドル。原油価格の上昇を追い風に、2010年は「創業
チェコ電力最大手で国営のCEZが2月24日発表した2010年12月期の純利益は前期比9%減の471億5,800万コルナに落ち込んだ。減益の理由として同社は、金融危機の影響がまだ残っていることを挙げた。売上高は1%増の1,
チェコの太陽光発電新規設置容量は2010年に1ギガワット(GW)超となり、ドイツ、イタリアに次いで3位だったことが、欧州太陽光発電産業協会(EPIA)が2月22日発表した報告書で明らかになった。 \ チェコでは手厚い補助
ルーマニアの石油最大手ペトロムが2月24日発表した2010年決算は、売上高が前年比16%増の186億レウ、純利益は163%増の約22億レウの大幅増収増益となった。2009年に続き景気後退に陥ったルーマニアでは燃料の需要が
天然ガス世界最大手のガスプロムが、米国市場での事業拡大に意欲的だ。米国子会社ガスプロム・マーケティング・アンド・トレーディングのハッテンバーガー社長が先ごろロイター通信に明らかにしたところによると、今年は液化天然ガス(L
ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は21日、リビア情勢の悪化を受け、同社の現地子会社Polish Oil and Gas Company Libya(POGC)の従業員約30人を同国から退避させたと発表した。PG
ポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトス(Grupa Lotos)が15日発表した2010年10-12月期決算は、売上高が前年同期比43%増の57億4,000万ズロチ、営業利益は同3倍の2億2,970万ズロチに拡大