中東欧マクロ経済

ロシアからの資本流出が加速

ロシアからの資本流出が加速している。経済発展省のアンドレイ・クレパチ次官は15日、4月の資本流出額が約80億ドルに達したと発表した。経済発展省は以前、昨年から始まった資本流出は今年4月頃に終息するとの見方を示していたが、 […]

中東欧経済に収縮の懸念、外的要因が左右=EBRD

欧州復興開発銀行(EBRD)は18日に発表したリポートで、中東欧経済が今後12カ月で収縮に向かうリスクがあるとの懸念を示した。EBRDは中東欧・中央アジア・中東・北アフリカ33カ国の今年の経済成長率を3.1~3.2%と予

4月CPIは4%増、エネルギー価格高騰で

ポーランド中央統計局が15日発表した4月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比4%となり、3月の3.9%を小幅ながら上回った。国立銀行が上限目標とする2.5%を超えるのは19カ月連続。 \ バンク・ザホドニWBKは

ポーランド、欧州選手権の影響で6月に物価高騰も

6月に開催されるサッカー欧州選手権(ユーロ2012)の影響で、ポーランドでは今年の夏、物価が高騰するとの見方が浮上している。エコノミストらの予測によると、6月のインフレ率(消費者物価指数上昇率)は前年同月を0.1~0.4

3月鉱工業生産は0.6%増、予想外のプラスに

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した3月の鉱工業生産は前年同月比(季節調整済み)で0.6%上昇し、2カ月連続の減少から増加に転じた。専門家らは0.1%の減少を予測していた。 \ 前月比では0.6%増で、やはり2月

チェコ、インフレ率やや減速、4月3.5%

チェコ中央統計局が10日発表した4月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比3.5%で、3月の3.8%から縮小した。前月比では変化はなかった。過去12カ月の平均に基づく4月のインフレ率は2.6%となった。 \ インフ

チェコの3月小売売上、前月比0.4%増

チェコの3月小売売上(自動車関連を含む)は季節・インフレ調整前で前月を0.4%上回った。前年同月比では営業日数調整後で1.5%増となった。今年第1四半期の小売売上は前年同期比0.9%増で、非食品小売が2.9%増と伸びた半

チェコ3月鉱工業生産、労働日数調整後で1.8%増

チェコ中央統計局が10日発表した3月の鉱工業生産は、労働日数調整後で前年同月比1.8 %増となった。労働日数調整前では0.7%減となり、2009年11月以降で初めて前年同月を下回った。前月比では季節・労働日数調整後で0.

スロバキアのQ1鉱工業生産、7.7%増

スロバキア統計局が10日発表した2012年1-3月期の鉱工業生産高は前年同期比で7.7%増加した。主要産業である自動車業界が25%の伸びを記録して全体をけん引した。また、医薬品が29.1%、繊維・衣料品が10.4%、電気

4月のPMIは49.2に、経済減速が明確に

英金融大手HSBCとマークイットが2日発表したポーランドの4月製造業購買担当者指数(PMI)は49.2となり、アナリストの予測を0.2ポイント下回った。景気の分岐点となる50を下回ったのは過去6カ月間で3回めで、経済の減

3月鉱工業PPI、前月比0.2%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が2日発表した3月の鉱工業生産者物価指数(PPI)は前月比で0.2%上昇した。コークス・石油精製品(4.1%増)、化学品・同加工製品(2.6%増)、医薬品(2.3%増)の価格上昇が目立った半

住宅建設低迷、1-3月の新築22%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が3日発表した2012年1-3月期の住宅新築戸数は2,444戸で、前年同期を22%下回った。住宅建設市場は2001年第2四半期から低迷が続いている。建設許可戸数は2,164戸で10.5%減少

スロバキア景況感、4月も上昇

スロバキアの景況感が上向いてきた。中央統計局が発表した4月の景況感指数(過去3カ月の移動平均)は91.7で、3月から0.7ポイント上昇した。2月に前月比で0.4ポイント低下したのを除くと、景況感は昨年末から上昇傾向を強め

チェコ、1‐3月失業率は7.2%

チェコ中央統計局が4日発表した2012年1‐3期の失業者数は37万2,700人となり、前年同期比で3,500人減少した。失業率は同0.1ポイント減の7.2%だった。 \ 失業者数は男女ともに減少したが、学歴の低い人の失業

トルコ、4月の輸出2.9%減

トルコ輸出業者会(TIM)が1日発表した同国の4月の輸出高は114億ドルとなり、前年同期ら2.9%減少した。欧州向けの輸出が減少したことが響いた。 \ 製品別にみると、自動車の輸出が最も多く、16億3,000万ドル。続い

ブルガリア、4月の景況感やや改善

ブルガリアの中央統計局がこのほど発表した4月の景況感指数は、前月から3.2%改善した。 \ 製造業は前月から1.8%上昇。企業のトップは、事業環境が「まずまず」から「良い」に改善したとしている。一方、生産活動は依然「後退

11年の財政赤字、GDP比5.1%

ポーランド中央統計局(GUS)が23日発表した財政統計によると、2011年の財政赤字は約780億ズロチ、国内総生産(GDP)比で5.1%となり、政府目標の同5.6%を下回った。累積債務残高は8,589億ズロチで、GDP比

3月失業率13.3%、5カ月ぶり低下

ポーランド中央統計局(GUS)が25日発表した3月の失業率は13.3%で、2月に比べ0.2ポイント低下した。昨年11月以来、5カ月ぶりに失業率上昇にブレーキがかかった。3月末時点の失業登録者総数は214万2,000人で2

1-3月失業率は11.7%、ほぼ前年同期並み

ハンガリー中央統計局(KSH)が27日発表した2012年1-3月期の失業者数は50万4,000人で、前年同期から1万4,000人増加した。失業率は0.1ポイント増の11.7%。男性の失業率が12%で横ばいだったのに対し、

2月の小売売上高1.4%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が24日発表した2月の小売業売上高は前年同月比1.4%減で、昨年8月以来の落ち込みとなった。特にガソリンスタンドや家具、電化製品専門店の売上減少が際立った。前月比では営業日数調整後で0.5%

チェコ景況感、4月は悪化

チェコ統計局(CSU)が4月24日発表した4月の景況感指数は86.6となり、前月の88.0から低下した。消費者信頼感はやや改善したものの企業景況感がふるわず、前年同月を4.0ポイント下回った。 \ 4月の企業景況感指数は

消費者景況感悪化、2月は3年ぶり水準

ポーランドの景況感が下向いている。国際市場調査会社Ipsosのアンケート調査にもとづくポーランド消費者景気信頼指数は、昨年末にかけ2カ月連続で前月を下回った後、1月に77.2に回復したが、2月には再び73.3に低下。20

トルコ、第2四半期の国外取引が活発に

トルコ経済省がこのほど発表した今年第2四半期の貿易見通し(DTBA)によると、輸入先行指数が115.7となり、前の期の104.6から11.1ポイント、輸出先行指数も115で、同97.9から17.1ポイントそれぞれ上昇した

IMF、今年の予想成長率を4%に上方修正

国際通貨基金(IMF)は19日に最新の世界経済見通しを発表し、今年のロシアの経済成長率予想を年初予測の3.3%から4%に、2012年を3.5%から3.9%に上方修正した。一方、ロシアの経済開発省は投資活動が減速するとの見

中欧3カ国、来年から着実に成長=ゴールドマン・サックス

米投資銀行ゴールドマン・サックスはこのほど、ポーランド、ハンガリー、チェコの中欧3カ国で来年以降、経済が着実に成長するとの予測を明らかにした。西欧の景気回復が追い風になる。ただ、各国の事情やリスクの大きさは異なるという。

ポーランドで企業倒産増加

堅調な経済成長を続けるポーランドで倒産が増え始めている。独保険大手アリアンツ傘下の取引信用保険ユーラーヘルメスの調査によると、2012年第1四半期の倒産申請件数は227社に上り、前年同期比18%となった。昨年同期に裁判所

ポーランド、中小企業の景況感が悪化

ポーランドの中小企業の景況感が悪化している。同国経済省が実施した調査によると、中小企業の半数以上が今年上半期について経営環境の悪化を見込んでいる。 \ 中小企業の56%が賃上げを実施しないとしている。実施するとした企業は

2月の鉱工業生産0.8%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が6日発表した2月の鉱工業生産(速報値、稼働日・季節調整済み)は前月比で0.8%の増加にとどまり、上げ幅は前月の2.2%から1.4ポイント縮小した。稼働日・季節調整前の前年同月比では1.1%

3月インフレ率5.5%、HCIP5.8%はEUで最高

ハンガリー中央統計局(KSH)は11日、3月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比5.5%だったと発表した。前月の5.9%を下回ったものの、引き続き高水準にある。 \ ハンガリーでは年初に付加価値税が25%から27

2月の貿易黒字が縮小

ハンガリー中央統計局が6日発表した2月の貿易収支は6億9,010ユーロの黒字となったが、黒字幅は前年同月から1億7,000万ユーロ縮小した。 \ 輸出は前年同月比1.2%減の66億500万ユーロ、輸入は同1.5%増の59

チェコの3月インフレ率、前年同月比3.8%

チェコ中央統計局が10日発表した3月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比3.8%で、2月の3.7%をやや上回った。3月までの過去12カ月の平均インフレ率は2.4%だった。 \ 価格上昇圧力をかけているのは食品・非

チェコ、2月の鉱工業生産4.7%増

チェコ統計局(CSU)が6日に発表した2月の鉱工業生産(稼働日調整済み)は前年同月比で4.7%増加し、1月の同3.2%増から1.5ポイント上昇した。稼働日調整前では同0.3%増にとどまった。とくに自動車とトレーラーの生産

1月の小売売上、前年同月比0.6%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が26日発表した2012年1月の小売売上は5,615億フォリントに上った。営業日数調整後で前年同月を0.6%上回ったが、昨年12月の1.6%増より小幅な伸びとなった。前月比では0.2%減少し

ハンガリー、失業率が上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)は29日、12月‐2月期の失業率が11月‐1月期比5ポイント増の11.6%に悪化したと発表した。過去10年間で最も高かった11.8%(2010年)に近付いている。 \ 12月‐2月期の就業者

欧州企業、スロバキア景気回復に悲観的

スロバキアに事業拠点を構える欧州企業の多くが今年の景気回復に悲観的なことが、在スロバキア・ドイツ商工会議所が行った景況感調査で明らかになった。現状の景気を良いと見るのは回答した企業212社の2割弱で、今年改善に向かうと見

チェコの国民が最も悲観的=中欧景況感調査

中欧4カ国を対象に中欧世論調査機関(CEORG)が行った景況感調査で、チェコ国民の景気見通しが最も悪いことが明らかになった。 \ 現状評価ではポーランドが最も良好で、チェコ、スロバキア、ハンガリーと続いた。今後についても

大手企業の11年業績、12社が増益

昨年に4.3%の経済成長率を遂げたポーランドでは、国内大手企業の業績も大きく伸びた。現地日刊紙『ジェチポスポリタ』によると、ワルシャワ証券取引所の主要株式指数WIG20の構成銘柄20社の純利益は合計397億ズロチに上り、

スロバキア、予想成長率を2.3%に上方修正

スロバキア財務省はこのほど、今年の国内総生産(GDP)予想成長率を1.1%から2.3%に上方修正した。財政赤字目標はGDP比4.6%から4.4%に引き下げた。昨年の第4四半期のGDP成長率が前年同期比3.4%と堅調だった

投資したい都市ランキングでモスクワが躍進

ロシアの首都モスクワは世界の投資家にとって魅力的な投資先として映っているようだ。19日付けの『ノ-ヴィエ・イズベスチヤ』紙によると、コンサルティング会社KPMGと仏パリ大都市圏投資庁が共同で行った投資環境の都市ランキング

中東欧の経済成長が鈍化、今年は1.5%に=WIIW春季予測

ウィーン国際経済比較研究所(WIIW)が15日発表した最新の景気予測によると、中東欧の欧州連合(EU)加盟10カ国の国内総生産(GDP)は今年、1.5%の拡大にとどまる見通しだ。これは昨年の半分以下の水準。世界経済の減速

2月の消費者物価4.3%増

ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.3%の上昇となり、1月の4.1%から伸びが加速した。食品と燃料の価格上昇が目立った。市場予想は4.2%のプラスだった。 \ 中

2月インフレ率、5.9%に上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比5.9%で、1月の5.5%を大幅に上回った。季節調整後のコアインフレ率(食品、燃料を除く)も5.4%と、前月の4.9%から急上

チェコ、1月鉱工業生産3.2%増

チェコ統計局(CSU)が13日発表した2012 年1月の鉱工業生産は前年同月比3.2%の上昇となり、上げ幅は前月の2.0%から拡大した。労働日数調整後では0.7%上昇。新規受注も好調で、14.9%の大幅増となった。前月比

チェコ貿易黒字、1月は過去最高に

チェコ統計局が8日発表した1月の貿易収支(速報)統計によると、同月は296億コロナの黒字となり、黒字幅は前年同月から117億コロナ増え、過去最高を更新した。輸出と輸入はそれぞれ11%、6.3%増だった。 \ 部門別では、

ルーマニアの11年国内投資は9%増、FDIは13%減

ルーマニア統計局(INS)がこのほど発表した2011年の国内投資額は645億レウ(148億3,600万ユーロ)となり、前年から9.2%増加した。特に投資が拡大したのは第4四半期で、前年同期を22.1%上回った。ただ、外国

2月の新車登録20%増

自動車専門調査会社データハウスが発表したハンガリーの2月の新車(乗用車)登録は4,262台となり、前年同月から20%増加した。1月の伸び率(40%)には及ばなかったものの、好調が続いている。今年1月からオープンエンド及び

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