欧州自動車部品工業界の動き

仏フォルシア、豊和繊維工業とメキシコに合弁設立

仏自動車部品大手のフォルシアは1月29日、豊和繊維工業(愛知県春日井市)とルノー・日産アライアンス向けの自動車内装部品を生産する合弁会社を設立することで合意したと発表した。両社は2012月4月にも合弁会社の設立を発表して […]

商用車・部品ラーバ、独キルヒホフから車体部品受注

ハンガリーの商用車・部品メーカー、ラーバはこのほど、独キルヒホフ・グループと受注契約を結んだと発表した。年間60万個の車体用プレス部品を5年間にわたって供給するという内容で、年間売上高は5億フォリント(170万ユーロ)を

SKF、現代自動車からベアリングユニット受注

スウェーデンのベアリング大手SKFはこのほど、韓国の現代自動車から3億7,000万クローナ相当の受注を獲得したと発表した。現代自とその子会社である起亜自動車のモデルにマクファーソンサスペンションベアリングユニット(MSB

スイスのオートニウム、13年は5.8%の増収

スイスの自動車部品大手オートニウムは16日、2013年の売上高が20億5,330万スイスフランとなり、前年から5.8%増加したと発表した。 売上高を地域別で見ると、欧州が前年比0.1%増の9億170万フランと伸び悩んだ一

伊ソゲフィ、中国で2工場開設

伊自動車部品大手ソゲフィは16日、中国・蘇州市の呉江区に二つの工場を開設したと発表した。サスペンション部品とエンジンシステム部品を生産する。 二つの工場は呉江経済開発区内に近接して建設された。サスペンション部品工場は1万

SKF、欧州に2つの新グローバル技術センターを建設

スウェーデンのベアリング大手SKFは1月20日、同国のイエーテボリとオランダのニューウェハインに新たに技術センターを建設すると発表した。研究開発への投資を拡大する同社の戦略の一環であり、2つの技術センターを合わせて欧州グ

独自動車部品ゲディア、ポーランド拠点を拡張

独自動車部品メーカーのゲディアは、ポーランドの生産拠点を拡大する。経済ニュースポータル「Nov-osy.info」が報じたところによると、コシチン-スウビツェ特別経済区内のノヴァ・スルに2017年までに倉庫を新設するほか

オートニウム、中国の合弁会社に資本参加

スイス自動車部品大手のオートニウムはこのほど、日本特殊塗料(東京都北区)と中国の広東時利和汽車実業集団有限公司(TPGM)による合弁会社に資本参加したと発表した。日本特殊塗料から合弁会社の持ち分の25%を取得した。同合弁

GKNドライブライン、ロシアに生産進出

英自動車部品大手のGKNドライブラインは15日、ロシアのサマラ州トリヤッチに工場を建設する計画を発表した。等速ジョイントサイドシャフトを生産し、複数の自動車メーカーに供給する。工場は2015年初めに稼働する予定。 GKN

仏ヴァレオ、米CESに初出展

仏自動車部品大手のヴァレオは、米ラスベガスで7日に開幕した国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に初参加する。より直観的でよりインテリジェントな運転の実現を目指す同社の戦略に沿った技術として

オスラム、ヴァレオとの北米合弁事業から資本撤退

仏自動車部品大手のヴァレオは6日、独照明大手のオスラムと北米に設立した合弁会社ヴァレオ・シルヴァニアからオスラムが資本撤退すると発表した。 オスラムが保有するプットオプション権を実施するもので、持ち分のすべて(出資比率5

ロスネフチ、伊ピレリなどとアルメニアに合弁設立

ロシアの石油大手ロスネフチは12月27日、伊タイヤ大手のピレリおよびアルメニアのオイルテクノとスチレン・ブタジエンゴム(SBR)を生産する合弁会社をアルメニアに設立する覚書(MoU)に署名したと発表した。SBRは燃費向上

ブレンボ、欧州投資銀から5,500万ユーロの融資

伊自動車部品大手ブレンボはこのほど、ブレーキシステムの環境負荷低減や重量削減に関する研究開発プロジェクトに対して欧州投資銀行(EIB)から5,500万ユーロの支援を受けることで合意したと発表した。 プロジェクトはベルガモ

ミシュラン、新研究開発センターのメイン棟の建設開始

仏ミシュランはこのほど、クレルモン=フェラン近郊ラドゥーで新研究開発センターのメイン棟となる「キャンパスRDI(研究、開発およびプロセスエンジニアリング)」の建設に着手した。 キャンパスRDIは8万300平方メートルの床

仏フォルシア、フォード向け内装部品をタイで現地生産

仏自動車部品大手のフォルシアはこのほど、タイでフォードの小型SUV「エコスポーツ」の内装部品の生産を開始した。現地企業サミット・オート・シーツ(Summit Auto Seats)との合弁会社を通して、ドアパネル、センタ

米ボルグワーナー、独EGR部品メーカーを買収

米自動車部品大手のボルグワーナーは17日、排気ガス再循環装置(EGR)バルブやEGRチューブ、サーモスタットのメーカーである独グスタフ・ヴァーラーの全資本および同社の関連会社を買収する合意書に署名したと発表した。同取引は

リチウム空気電池、正極材を炭化チタンにすることで耐久性向上

リチウムイオン電池をしのぐ次世代の高容量二次電池として注目されているリチウム空気電池において、安定した正極材として炭化チタンが有望だとする研究結果を英セント・アンドルーズ大学と墺グラーツ工科大の研究チームが明らかにした。

Plastic Omnium

仏自動車部品大手のプラスチック・オムニウム は12月9日、上海から約30キロメートルの距離にある中国の安亭に自動車用外装部品の開発センターを開設したと発表した。同センターには現在、エンジニアおよび技術者が約300人勤務し

仏サンゴバン、独樹脂部品メーカーを買収

仏ガラス大手サンゴバンは4日、高性能ポリマーコンポーネントを手がける独LSクンストシュトフテヒノロギーを買収したと発表した。取引金額は公表されていない。サンゴバンは、LSクンストシュトフテヒノロギーを米オハイオ州樹脂部門

伊マニエッティ・マレリ、印ヒーローと合弁設立で合意

イタリアの自動車部品大手マニエッティ・マレリは3日、インドの二輪車最大手ヒーロー・モトコープと、二輪車用パワートレインシステムの開発・生産を手がける合弁会社をインドに設立することで合意したと発表した。 \ 合弁会社にはヒ

ピレリ、ロシア2社とタイヤ素材の共同研究開発で合意

伊タイヤ大手ピレリは11月26日、ロシアの国営石油会社ロスネフチおよび国営ハイテク企業ロシア・テクノロジー(ロステク)とタイヤ素材の共同研究開発で合意し、覚書を交わしたと発表した。 \ 研究開発の対象となるのは合成ゴムや

Brembo

伊自動車部品大手ブレンボ は、独ダイムラーと共同開発した新型軽量ブレーキディスクをダイムラー以外の自動車メーカーにも販売していく方針だ。ブレンボの戦略的事業開発を担当するロベルト・ヴァヴァッソーリ氏が独業界紙『オートモビ

フォルシア、武漢にカーシート生産拠点を開設

世界6位の自動車部品メーカーである仏フォルシアは13日、中国の湖北省武漢市にカーシートの生産拠点を開設した。 \ 6万平方メートルの敷地に建設された新工場には、武漢にあるフォルシアの2つのシート工場(FGWおよびFWAC

仏フォルシアと伊マニエッティ・マレリ、HMI分野で提携

自動車部品大手の仏フォルシアと伊マニエッティ・マレリは19日、自動車内装部品生産のヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)分野で協力すると発表した。設計、開発、生産を対象とした包括的な協力により、新たな操作コンセプ

トレルボルグ、伊産業車両用タイヤ販売会社を買収

スウェーデンのゴム・自動車部品大手トレルボルグは11日、子会社トレルボルグ・ホイールシステムズを通じて産業車両用タイヤの販売とサービスを手がけるイタリアのピルチャー・アルフレッド(Pilcher Alfred)を買収する

マニエッティとイヴェコ、軽商用車部品のAM事業で協力

イタリアの自動車部品大手マニエッティ・マレリと商用車大手イヴェコはこのほど、軽商用車向けの部品のアフターマーケット事業における協力に関する合意に調印した。これにより、マニエッティ・マレリの二つの製品ライン「バリューライン

英政府、エンジン研究開発に総額7,500万ポンド交付

欧州連合(EU)と韓国の首脳会議が8日、ブリュッセルで開催されるのを前に、欧州の主要な自動車業界団体は7日、共同声明を発表し、韓国市場の参入障壁撤廃に向け一層努力するようEUの欧州委員会に要請した。 \ 共同声明を発表し

伊ピレリ、中国の販売店を17年までに倍増へ

伊タイヤ大手ピレリは6日発表した2013~17年の経営計画で、中国での販売店を現在の2,000カ所から17年までに4,500カ所に引き上げる方針を明らかにした。 \ ピレリのボルゴ事業本部長は、中国での事業展開にあたって

印タタ・スチール、英国で耐デント鋼板などの供給開始

印鉄鋼大手タタ・スチールは7日、英国の自動車メーカーに対して耐デント性(くぼみなどの変形を防ぐ強度)に優れた鋼板「BH260」の供給を開始したと発表した。 \ BH260はサウスウェールズで生産される。タタ・スチールによ

ミシュラン、第3四半期は5.8%の減収

仏タイヤ大手ミシュランが10月28日発表した2013年第3四半期(7~9月)の売上高は、前年同期比5.8%減の51億2,300万ユーロだった。 \ 売上高を部門別で見ると、乗用車・軽トラック部門が3.3%減の27億200

中国でボルボ「S60L」への部品供給開始

スウェーデンのベアリング大手SKFは10月30日、自動車大手ボルボ・カーズが中国・成都工場で生産する「S60L」に部品の供給を開始すると発表した。ホイールハブベアリングユニット(HBU)とマクファーソンサスペンションベア

オートリブ、7-9月期は増収も営業減益に

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが10月24日発表した2013年7-9月期決算は、売上高が前年同期比9%増の21億1,190万米ドルとなり、第3四半期としては過去最高を記録した。主力の欧州市場で高級車向け製

伊ソゲフィ、1-9月期は増益

伊自動車部品大手ソゲフィがこのほど発表した2013年1-9月期連結決算は、売上高が前年同期比0.6%増の10億1,060万ユーロ、営業利益が13%増の7,970万ユーロ、純利益が9.4%増の2,380万ユーロだった。 \

欧州自動車部品工業会、CO2排出規制案の見直しに懸念

欧州自動車部品工業会(CLEPA)のジャンマルク・ゲールズ会長はこのほど、独業界紙『オートモビルボッヘ』に対し、二酸化炭素(CO2)排出規制案の見直しは技術面での競争力を弱める恐れがあるとの見解を明らかにした。 \ この

米TRW、フェラーリのハイブリッド車にパワステ供給

自動車部品大手の米TRWは15日、伊フェラーリ初のハイブリッド車「ラ・フェラーリ」向けに電動油圧パワーステアリング(EPHS)システムを供給すると発表した。同システムは現在主流の油圧式に比べ走行100km当たりの燃料消費

仏ヴァレオ、7-9月期は2.2%の増収

仏自動車部品大手ヴァレオは18日、2013年7-9月期の連結売上高が29億500万ユーロとなり、前年同期から2.2%増加したと発表した。 \ 売上高の内訳は、OEMが前年同期比2.8%増の24億6,100万ユーロ、アフタ

米デルファイ、ルクセンブルクの技術センターを拡張

米自動車部品大手のデルファイ・オートモティブは9日、ルクセンブルクのバシャラージュで拡張工事が完了した技術センターを開所した。従来のガソリン燃料の燃焼研究に加え、ディーゼル燃料の噴射技術に関する研究を同センターに移管した

英自工会、サプライヤー支援イベントの第1弾を来月開催

英自動車工業会(SMMT)は10日、サプライヤー支援イベント「オープンアクセス」の第1弾をエセックス州ダントンのフォード・モーターの拠点で11月19日に開催すると発表した。 \ オープンアクセスはメーカーとサプライヤーの

Valeo

仏自動車部品大手のヴァレオ は9月30日、ノルウェーのEltek から自動車事業(Eltek Electric Vehicles)を買収すると発表した。Eltek Electric Vehicles(従業員数:16人)は

中国合弁工場の拡張工事を開始

英自動車部品大手GKNドライブラインは17日、中国合弁会社GKN重慶ドライブシャフト(GDC)が、重慶工場の拡張工事に着手したと発表した。 \ 拡張工事には4,390万米ドルを投資。2014年の完工時には工場の面積は約1

新型電動トランスミッションを公開

英自動車部品大手GKNドライブラインは先ごろ開催されたフランクフルトモーターショーで、新型電動トランスミッション「GKNマルチモードeトランスミッション」を初公開した。 \ 三菱自動車「アウトランダーPHEV」に搭載され

仏ヴァレオ、次世代の全自動駐車システムをIAAで紹介

仏自動車部品大手のヴァレオは、今年のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に新開発した全自動駐車アシストシステム「Park4U」を出展している。Park4Uは、ドライバーが駐車場の入り口でクルマから降りた後、スマート

オートリブ、新型アダプタブル・シートベルトを発表

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは11日、新型アダプタブル・シートベルトを発表した。乗員の体の大きさや衝突の衝撃の度合いに合わせてリトラクターの拘束力をセンサーを用いずに調整できるのが特徴で、特に子供の安全

オートリブ、第3世代の「ナイトビジョン」を発表

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは11日、夜間運転支援システム「ナイトビジョン」の第3世代バージョン「ナイトビジョン・フュージョンシステム」を発表した。遠赤外線カメラと近赤外線カメラを併用することで、夜間走

ブレンボ、新型軽量ブレーキディスクを発表

伊自動車部品大手ブレンボはこのほど、独ダイムラーと共同開発した新型軽量ブレーキディスクを発表した。 \ この新型ブレーキディスクは、軽量化という市場の要請に応えるために鋳鉄とスチールという異素材を組み合わせているのが特徴

デンソー、英工場の生産能力強化

デンソーは、英テルフォード工場の生産能力を強化する。大手自動車メーカーから相次いで受注を獲得したことを受け、1,000万ポンドの設備投資を実施するほか、従業員を今後1年間で140人増員する。 \ テルフォード工場は、オッ

「欧州タイヤ市場は来年正常化」=コンチネンタル役員

自動車大手の独コンチネンタルは長期低迷する欧州のタイヤ市場が来年、持ち直すと予想している。同社のニコライ・ゼッツァー取締役(タイヤ事業担当)は11日dpa通信に対し、成長率が2~3%になるとの見方を示した。 \ 同社のタ

上部へスクロール