米自動車部品大手ビステオンは3日、仏ルノーと共同開発したコクピットエレクトロニクス・ソリューションを米ラスベガスで7日から10日まで開催される国際展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出展すると発表した。
ビステオンが昨年12月にパリで開催されたイベントITイベント「LeWeb’13」で初披露した「コクピット・デモンストレーター」は自動運転モードで走行しながらドライバーや同乗者が音声とタッチ操作によってビデオ通話や先進ディスプレイにアクセスすることを可能にする。同社はこのほか、オープンアーキテクチャによるコネクティビティ(接続性)およびインフォテインメント関連ソリューションもCESで紹介する予定だ。
ビステオン・エレクトロニクスのThall会長は、「コクピット・デモンストレーターは、革新的なユーザーエクスペリエンスを提供するというビステオンの強みを示すのもだ。柔軟なハードウエアとオープンなソフトウエアソリューションを組み合わせることで、我が社は顧客にイノベーションと先進的な開発プロジェクトのための強力なプラットフォームを提供することができる」と語っている。