消費者信頼感4カ月ぶりに改善、本格回復にはほど遠く
市場調査大手GfKとニュルンベルク市場決定研究所(NIM)が28日に共同発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-28.3ポイント)を0.5ポイント上回るマイナス27.8ポイントに上昇した。改善 […]
市場調査大手GfKとニュルンベルク市場決定研究所(NIM)が28日に共同発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-28.3ポイント)を0.5ポイント上回るマイナス27.8ポイントに上昇した。改善 […]
ポーランドのアナ・モスクヴァ気候相は24日、同国2番目の原子力発電所の建設計 画について原則決定を発給した。同決定は原発建設と関連事業への投資計画に対す る政府の承認を表明するもので、これらの事業は、エネルギー政策など公
ポーランドの石油大手オルレンは23日、国内発電設備メーカーのホルス・エネルギ アと共同開発したマルチ燃料熱電併給システム(CGS)の稼働試験が成功裏に完了 したと発表した。天然ガス・水素専焼、水素と天然ガスの混焼のいずれ
カザフスタン中央銀行と国立決済会社(NPC)は21日、通貨テンゲのデジタル通貨 (CBDC)発行を開始したと発表した。CBDCプラットフォームのバイロット稼働に伴 うもので、すでに15日に初めて決済手段として利用されたと
独シーメンス・エナジーが率いる企業連合が、ポーランドの発電事業者ZE PAKから 天然ガス熱電併給プラント(CHP)の建設を受注した。中部にあるアダムフ石炭火 力発電所の敷地内に設置するもので、年内に着工し、2026年末
チェコのシュコダ自動車は27日、ディーラー網に新しいコーポレート・アイデン ティティ(CI)の導入を進めていると発表した。ディーラーの意義と価値を再定義 し、訪れた人に満足度の高い体験を提供する目的。ブランドの伝統とモビ
ドイツ連邦ネットワーク庁は27日、一般世帯で用いる電動車用充電器やヒートポンプ暖房への給電を電力会社が一時的に抑制できるようにするルールを来年1月1日付で導入すると発表した。これらの機器は通常の家電に比べ出力が大きく、特
軸受大手の独シェフラーは27日、独パワートレイン大手ヴィテスコに対する株式公開買い付け(TOB)の買い取り提示額を引き上げた。TOB価格が低すぎるとの批判がヴィテスコとその株主から強く出されていたことを受けたもの。ただ、
Ifo経済研究所が27日に発表した11月の独製造業輸出期待指数(DI)はマイナス3.8ポイントとなり、前月(マイナス6.3ポイント)を2.5ポイント上回った。改善は2カ月連続。ただ、同指数は6カ月連続でマイナスの領域に沈
中国政府は24日、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国を対象に15日以内の短期滞在についてビザの取得義務を免除すると発表した。期間は12月1日から差し当たり1年。厳しいコロナ規制で激減した国
フィットネスクラブ向けERP(企業資源計画)ソフトウエアの有力企業である独スポーツ・アライアンスは27日、米投資会社PSGエクイティが同社に1億ドルを出資すると発表した。PSGからは21年にも6,500万ドルの出資を受け
ドイツ連邦統計局が24日に発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前期を0.1%下回った。減少は3四半期ぶり。エネルギー高や高インフレ、世界的な景気の低迷を
Ifo経済研究所が24日に発表した11月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.4ポイント上回る87.3へと上昇した。改善は3カ月連続。同指数の8月の85.8を直近の底に緩やかな上昇が続いている。クレメン
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は中国市場向けモデルを現地で開発するとともに、地場系サプライヤーからの調達を強化する意向だ。開発の短期化・低コスト化と車両の低価格化を通して競争力を強化する狙い。地政学リスクに対応
独化学大手BASFの石油・天然ガス採掘子会社であるヴィンタースハル・デーエーアーの買収を、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と英独立系石油・ガス会社ハーバー・エナジーがそれぞれ検討しているとの観測が浮上している。ブルーム
半導体製造用成膜装置の有力メーカーである独アイクストロンは23日、同国南部のヘアツォーゲンアウラハでイノベーションセンターの建設を開始したと発表した。約1億ユーロを投じて、1,000平方メートルのクリーンルームと、計測設
トルコ中央銀行は23日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利 を5ポイント引き上げ、40%とすることを決めた。利上げは6会合連続。市場は0.25 ポイントの上げ幅を予想していた。インフレ率が高止まりする中
欧州中央銀行(ECB)の利上げに伴う市場金利の上昇が、銀行の財務を悪化させる懸念が浮上している。ドイツ連邦銀行(DB)のクラウディア・ブーフ副総裁は23日、金融機関が保有する債権が持つ潜在的なリスクに注意を促した。経済紙
独連邦経済省は22日、国の主導で立ち上げたベンチャーキャピタル(VC)ファンド「ドイツ成長ファンド」の資金規模が目標の10億ユーロに達したと発表した。ロベルト・ハーベック経済相は、厳しい経済環境下にもかかわらず短期間で目
化学大手の独BASFは23日、中国大手銀行のシンジゲート団から400億人民元(約50億ユーロ)の融資を受けることで合意したと発表した。金利が世界的に上昇するなか、中国の金利は相対的に低いことから、人民元建てで資金を調達す
コロナ禍で受けた痛手から飲食業界が立ち直っていない。最悪期に比べると改善したものの、売り上げと雇用は新型コロナウイルス感染症の流行前を今なお大きく下回っている。 ドイツ連邦統計局の発表によると、9月の業界売上高は物価・営
需要の減少とエネルギー価格の高騰を受けて6月に経営破たんしたガラス製保存容器製造の独ヴェックを投資会社アウレリウス・グルッペが買収する。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が報じ、管財人が23日に追認した。取引価格は明らかに
企業が請求書を受け取ってから支払いを行うまでの期間が短くなっている。信用調査機関クレジットリフォームの23日の発表によると、第3四半期の支払い遅延日数は平均7.6日となり、前年同期の10.5日から大幅に短縮した。同機関が
トルコの電気ヒーターメーカー、シャターム(Sahterm)は北マケドニアの首都ス コピエにある技術産業開発区(TIDZ)に工場を設置する。同社にとり初めてのトル コ国外の生産拠点となる。同開発区が23日に明らかにした。
自動車部品大手のボッシュは21日、自動運転車が市街地を安全に走行することを証明する手法を、同社などが主導する独自動車業界のコンソーシアムが開発したと発表した。市街地での自動運転システムの安全性を証明する世界初の検証・妥当
日立エナジーは22日、燃料電池製造のスウェーデン企業パワーセル・グループと、燃料電池技術を活用した水素発電機「ハイフレックス」の実証機を開発したと発表した。今後は開発で得られた知見を生かし、可搬型で一時的な利用に適した4
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは21日の投資家説明会で、経営不振の風力発電機子会社シーメンス・ガメサの再建計画を発表した。組織と製品ポートフォリオの簡素化や、固定費の削減を通してコストを4億ユーロ圧縮。202
独複合企業ティッセンクルップが22日に発表した2023年9月通期決算の純損益は20億7,200万ユーロの赤字となり、前期の黒字(11億3,600万ユーロ)から大幅に悪化した。営業減益のほか、鉄鋼部門で評価損21億ユーロを
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは22日、がん治療薬の開発を手がけるスイスのスタートアップ企業T3ファーマシューティカルズを買収すると発表した。がん治療薬分野の開発パイプラインを拡充するとともに、既存の研究・開発
ハンガリー中央銀行は21日、政策金利を0.75ポイント引き下げ11.5%に設定した。 利下げは2会合連続。国際レベルでインフレリスク要因が増していることを踏ま え、大幅な引き下げは見合わせた。 政策金利の下限となる翌日物
ボイラーの燃焼効率向上に役立つ低温プラズマ支援燃焼技術を手がけるエストニア のエフェンコ(Efenco)はこのほど、投資家連合や欧州連合(EU)から450万ユー ロを調達した。自社技術のさらなる開発に資金を投じる。来年か
ロシアの非金属大手ノリリスク・ニッケルは先ごろ(13日)、シベリアのノリリス ク工業地区における小型モジュール炉(SMR)の設置を検討することで、ロシア原 子力公社(ロスアトム)と基本合意したと発表した。適した立地を探す
ハンガリー外務省は17日、中国のギアメーカー、浙江双環伝動機械が、ブダペスト の東約60キロメートルに位置するヤースフェーニサルに390億フォリント(1億300 万ユーロ)を投じて工場を新設すると発表した。政府から70億
自動車大手ステランティスは21日、中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)と協業することで基本合意したと発表した。欧州で生産する電気自動車(BEV)向けにCATLからリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池セルとモジ
スウェーデンの電池新興企業ノースボルトは21日、ナトリウムイオン電池を開発したと発表した。同社はすでにリチウムイオン電池、リチウム金属電池の技術を持っており、製品ポートフォリオを拡充したことになる。 同国の電池材料メーカ
独機関士労組GDLはクリスマスの期間中は鉄道ストライキを控える意向だ。クラウス・ヴェゼルスキー委員長が地方紙『ライプツィガー・フォルクスツァイトゥング』に明らかにしたもので、「GDLがクリスマス期間中にストを実施したこと
独鉄鋼業界団体シュタールが21日に発表した10月の粗鋼生産高は、前年同月比8.8%減の287万6,000トンに落ち込んだ。前月は4カ月ぶりに拡大したが、エネルギー価格の高止まりと需要の低迷を背景に再び減少へと転じた。 電
半導体大手の米オン・セミコンダクター(オンセミ)は21日、スロバキア西部のピ エシチャニにシリコン(Si)およびシリコンカーバイド(SiC、炭化ケイ素)半導 体ソリューションの開発試験センターを開設したと発表した。同セン
ポーランド南部のカトヴィツェにある中央鉱業研究所(GIG)が産業廃棄物を道路 舗装用の混合骨材としてリサイクルする新しい技術を開発した。従来の方法と異な り、1,200度以上の高温で処理する必要がなく、コストを抑えること
韓国SKグループで環境・エネルギー事業を手がけるSKエコプラントと電子廃棄物処 理子会社のテスが、カソード材料大手のエコプロと提携し、ハンガリーにバッテ リー・リサイクリング工場を設置する。バッテリー大手や電動車メーカー
ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比11.0%減の147.0へと低下した。下げ幅は統計開始後で最大となった前月(-14.7%)を下回ったものの、比較対象である22年10
独砂糖大手ジュドツッカーのバイオ燃料子会社クロップエナジーズは20日、食品廃棄物系のバイオ燃料メーカー、エタテックを買収することで合意したと発表した。食料と競合しないバイオ燃料事業を強化する戦略に基づく取り組み。新設した
タイヤ大手の米グッドイヤーは16日、ドイツ中部のフルダと東部のフュルステンヴァルデにある工場を閉鎖すると発表した。生産能力を市場ニーズに見合った水準に引き下げる。 フルダ工場を2025年第3四半期末、フュルステンヴァルデ
ポーランドの石油大手オルレンは20日、グループ会社のPGNiGアップストリーム・ ノルウェー(PUN)を通じ、クウェート海外石油開発会社(Kufpec)のノルウェー 子会社Kufpecノルウェーを完全買収すると発表した。
製薬大手の米イーライリリーは17日、独西南部のアルツァイに工場を建設すると発表した。ドイツはエネルギー価格の高騰や社会の高齢化に伴う専門人材不足などを背景に産業立地競争力の先行き懸念が強まっていることから、注目を集めてい
住友商事は17日、英領北海南部で設定されている二酸化炭素(CO2)貯留権益2件を取得したと発表した。英国のCO2貯留権益を直接獲得するのは日系企業で初めて。英子会社サミット・エナジー・エボリューション(SEEL)を通じて
東京ガスは17日、英新興エネルギー企業オクトパスエナジーの洋上風力発電投資ファンドに出資すると発表した。着床式プロジェクトや浮体式の社会実装準備など洋上風力発電分野の取り組みを、同ファンドへの投資を通して加速する意向だ。
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が17日に発表した10月のグループ新車販売台数は前年同月比10.7%増の76万5,500台となり、これまでに引き続き拡大した。これまで低迷していた中国を含むすべての地域で増加した。
ドイツ連邦統計局が17日に発表した9月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価調整後の実質に営業日数・季節要因を加味したベースで143.6(暫定値)となり、前月を0.8%下回った。同指数の低下は3カ月連続。世界的
中国コンピューター大手レノボ(聯想集団)は16日、ハンガリーにデータセン ター・ソリューションの実証実験(PoC)サービスを提供するグローバル・イノ ベーションセンターを開設したと発表した。複数のサーバーを接続して処理性