自動車産業ニュース

ステランティス、中国合弁の出資比率拡大

欧州自動車大手のステランティスは1月27日、中国自動車大手の広州汽車集団(GAC)と折半出資する合弁会社GACステランティスへの出資比率を50%から75%に引き上げると発表した。経営の主導権を握り、中国市場における「ジー […]

ルノー連合、5年間でEVに230億ユーロ投資

仏ルノーと日産自動車と三菱自動車の3社連合は1月27日、電気自動車(EV)生産拡充計画を発表した。今後5年間で230億ユーロを投資し、2030年までに35車種のEVを投入する。 開発・生産コストを圧縮するため、35車種の

メルセデス、全固体電池開発で台湾企業と提携

独ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは1月27日、台湾の輝能科技(プロロジウムテクノロジー=PLG)と電気自動車(EV)用の次世代全固体電池を共同開発することで合意したと発表した。最先端の電池を自社モデルに速やかに

露商用車大手カマズ、ハンガリーにEV研究開発拠点を開設

ロシアの商用車大手カマズは1月24日、ハンガリー事業強化に向けて、電気自動車(EV)の研究開発(R&D)拠点を設けることで同国の革新・技術省と基本合意書を交わした。年内に開設する。現地生産も視野に入れ、早ければ

TTTech Auto、2.5億ユーロの増資

オーストリアのITエンジニアリング会社ティーティーテック・グループ(TTTech)傘下のTTTech Autoは2月3日、総額2億5,000万ユーロの増資を実施したと発表した。米自動車部品大手のアプティブ(旧デルファイ)

仏ミシュラン、サマータイヤの新製品2種類を発売

仏タイヤ大手のミシュランは1月28日、夏用タイヤの新製品としてスポーツタイヤ「パイロットスポーツ5」とコンフォートタイヤ「プライマシー4+」を発売したと発表した。どちらも旧製品よりグリップ力が高められているほか、競合製品

欧州でコロナ規制緩和広がる、追加接種や低入院率が後押し

欧州で新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための規制を緩和する動きが広がっている。多くの国で伝播性の高い変異ウイルス「オミクロン」による感染拡大が続いているが、デルタなどと比べて重症化しにくいことや、ワクチンの追加接種が

EU域内の旅行めぐるルール、統一的に運用へ

欧州連合(EU)加盟国は1月25日に開いた総務理事会で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて導入した域内間の旅行に関するルールをめぐる新たな勧告を採択した。ワクチン接種などの証明書を持つ人の自由な移動を認める制度を軽視する

ファイザーのコロナ飲み薬、EU当局が販売承認勧告

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は1月27日、米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスの経口治療薬「パクスロビド」の域内での販売承認を勧告した。欧州委員会の承認を経て正式承認される。新型コロナの飲み薬の承

EUが中国をWTOに提訴、リトアニアへの報復措置で

欧州委員会は1月27日、リトアニアに対する中国の差別的な貿易慣行が欧州連合(EU)単一市場にも悪影響を及ぼしているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国は台湾との関係を深めるリトアニアへの圧力を強めてお

欧州委員、域内の半導体産業強化へ「数百億ユーロ投資」

欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)は1月27日、世界的な半導体不足を踏まえ、数百億ユーロを投じて域内の半導体産業を強化する方針を示した。欧州連合(EU)は2030年までに世界の半導体市場におけるシェアを現在の10%

ノキアンタイヤズ、持続可能なコンセプトタイヤを発表

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1月26日、材料の93%をリサイクル素材または再生可能資源とするコンセプトタイヤ「グリーン・ステップ(Green Step)」を発表した。タイヤ製品の持続可能性を高める方針に沿っ

MAN

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手MANトラック・アンド・バス (MAN) は1月24日、巻き込み事故防止システム「オプティビュー(OptiView)」を都市バス向けにオプション販売すると発表した。「

Webasto

独自動車部品メーカーのベバスト はこのほど、ドイツ鉄道(DB)傘下のDBカーゴ・ロジスティックスと運送会社ゲルトナーと共同で、鉄道を活用した部品輸送のパイロットプロジェクトを実施したと発表した。持続可能な輸送環境を実現す

CryoTRUCK

長距離用大型トラック向けの極低温圧縮水素(CcH2)貯蔵システムを開発するドイツの研究開発プロジェクト。約10分で水素タンクを充填し、1回の水素充填で航続距離1,000キロメートルの走行を目標とする。 当該プロジェクトは

英が水際対策を追加緩和、接種者の入国後検査不要に

英政府は1月24日、イングランドで実施している新型コロナウイルスの水際対策の追加緩和を発表した。2月11日からワクチン接種者の入国後のコロナ検査を不要とする。これによって接種の入国規制がほぼ撤廃される。 イングランドでは

エアバス、特大貨物輸送サービスを開始

欧州航空宇宙大手エアバスは1月25日、超大型貨物機「ベルーガST」を活用し、特大貨物の空輸を請け負うサービスを開始したと発表した。これまで同機は、主に欧州のエアバス機生産拠点間の大型部品輸送に使われてきたが、他社にもサー

ボッシュとVW子会社、自動運転技術を共同開発

独自動車部品大手のボッシュは1月25日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のソフトウエア子会社CARIADと自動運転技術の開発で提携すると発表した。両社の協力により、自動運転技術をVWグループのすべてのクラスの車両で

シェフラー、独Melior Motionを買収

独自動車・産業部品大手のシェフラーは24日、自動化システムや産業ロボット用の精密ギアボックスを生産する独Melior Motionを買収し、完全子会社とすると発表した。これにより産業部門のロボット事業の製品ラインアップを

スイスのルクランシェ、観光船にバッテリーシステム供給

スイスの電池メーカー、ルクランシェは19日、同国の鉄道事業者BLSがブリエンツ湖で運行する観光船「MSユングフラウ号」にバッテリーシステムを供給したことを明らかにした。これにより、1954年に建造された同船はディーゼルエ

スイスの自動車部品大手オートニウム、21年は2.3%減収

スイスの自動車部品大手オートニウムが21日発表した2021年通期(1-12月)の売上高は17億40万スイスフランとなり、前年に比べ2.3%の減収となった。世界的な半導体部品の不足により、特に主力の北米市場で自動車生産が停

英との北ア問題巡る交渉、EUは2月末を期限に

英国が欧州連合(EU)と締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドで導入された通商ルールの見直しを求めている問題で、EUが2月末までの合意を目指していることが分かった。5月に北アイルランドで実施される議会選挙で、同問題が

オーストリアが全成人にワクチン接種義務化、2月1日から施行

オーストリアで20日、18歳以上の成人に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける法案が議会の下院(国民議会)で可決された。上院の承認を経て2月1日から施行される。全成人を対象とする接種義務化は欧州連合(EU)で初とな

シーメンスのITS部門、伊アトランティアが買収

イタリアの運輸インフラ会社アトランティアは17日、独シーメンスの高度道路交通システム(ITS)部門であるユネックス・トラフィックを買収することで合意したと発表した。道路などの運営で必要となるITSの強化が狙い。買収額は9

シュコダ自、使用済みペットボトルを使用したシート採用

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は25日、使用済みのペットボトルを原料とするポリエステル繊維を座席のシートに使用すると発表した。シュコダの電気自動車「エンヤックiV」に、内装のカス

独コンチネンタル、自動充電ロボットを墺Volterioと共同開発

独自動車部品大手のコンチネンタルは26日、エンジニアリングサービス子会社のコンチネンタル・エンジニアリング・サービス(CES)がオーストリアの新興企業Volterioと共同で自動充電ロボットを開発していると発表した。CE

Opel/Vauxhall

欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペル は18日、姉妹ブランドの英ボクスホールを含む2021年の乗用車の西欧市場におけるシェアが4.3%となり、前年から0.1ポイント上昇したと発表した。新モデル攻勢が奏功したほか、E

Hella

独自動車用照明・電子部品大手のヘラー は19日、後付けタイプのLEDヘッドライト「ブラック・マジックLED」シリーズを欧州で発売したと発表した。当該ライトは、オフロード車向けで衝撃に強い設計となっている。また、ハウジング

CO2 Insights

スイス連邦材料試験研究所(EMPA)とスイスの大手スーパー、ミグロ(Migros)が共同開発したソフトウエアツール。 さまざまな代替燃料を使用するトラックの二酸化炭素(CO2)排出量を走行ルートに応じて算出することができ

JLRの10-12月世界販売37.6%減、2四半期連続で減少

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)が12日発表した2022/23年度の第3四半期(10-12月期)の世界販売は前年同期比37.6%減の8万126台となり、落込みは前期(18.4%)から19.2ポイント拡大

ルノーが30年までに欧州で完全EV化、90%から目標引き上げ

仏自動車大手ルノーは13日、2030年までに欧州で販売する乗用車を100%電気自動車(EV)にする計画を明らかにした。これまでは同年までに90%をEVにする目標を掲げていた。欧州連合(EU)が35年までにハイブリッド車を

独コンチネンタル、タイヤの夜間配送を開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは19日、独物流サービス会社のnoxと提携し、タイヤの夜間配送を開始すると発表した。午後15時までにコンチネンタルに乗用車タイヤを注文すると商品を翌朝8時までに配達する。また、従来のプラス

海運部門へのEU-ETS適用、環境団体が「抜け穴」指摘

ベルギーの環境団体トランスポート&エンバイロメント(T&E)は13日、2023年から海運業を欧州連合(EU)排出量取引制度(EU-ETS)の適用対象とする欧州委員会の提案について、小型商船や漁船などを対象から除

Daimler

独自動車大手ダイムラー の高級乗用車ブランドであるメルセデスベンツは20日、米テクノロジー会社ルミナー・テクノロジーズと次世代の自動運転技術の開発で提携すると発表した。ルミナー・テクノロジーズが開発するLiDAR(ライダ

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は13日、同社が現在開発中の農機用タイヤ技術「アグロ・コンチシール・テクノロジー」が国際農業機械見本市「アグリテクニカ」においてイノベーション・アワードの銀賞を受賞したと発表した。同技術

VWとボッシュ、電池セルの生産設備事業で協力

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)とボッシュは18日、電池セルの生産設備事業の立ち上げに関する趣意書(MoU)を締結したと発表した。バッテリーの生産システムを供給するほか、電池セルメーカーや電池システムメーカーの工

シュコダ自、世界販売12.6%減に

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は11日、2021年の世界販売が87万8,200台となり、前年から12.6%減少したと発表した。新型コロナウイルスの世界的な流行に加え、半導体部品の

米フォード、独キャンピングカー大手に「トランジット」供給

米自動車大手フォードの欧州法人(独ケルン)は11日、独キャンピングカーメーカーのアーウィン・ハイマーグループ(EHG)と戦略提携を結んだと発表した。モーターホーム(自走式キャンピングカー)などレジャー用車両(RV)のベー

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