2016年2月1日

ロシアの15年成長率、3.7%のマイナスに

ロシア連邦統計局(ロススタット)が1月25日発表した2015年の国内総生産(GDP、速報値)は前年比で3.7%減少した。マイナス成長となるのは2009年以来。下げ幅は市場予測を0.1ポイント下回った。 12月の主要経済指 […]

ポーランド経済が好調、15年は3.6%成長

ポーランド中央統計局(GUS)が1月26日発表した2015年の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで3.6%増加し、上げ幅は前年を0.3ポイント上回った。内需が3.4%拡大して成長をけん引した。政府は今年、3.8%の

欧州委が新車認証制度の改革案発表、抜き打ち検査など提案

欧州委員会は1月27日、新車認証制度の改革案を発表した。域内で販売される自動車の認証制度を抜本的に見直し、欧州委の権限で市場に出回っている車両の抜き打ち検査を実施したり、違反が見つかった場合はメーカーに制裁金を科すことな

スロバキア中銀、経済見通しを上方修正

スロバキア中央銀行は1月26日発表した最新の中期経済予測で、2015年の国内総生産(GDP)予想伸び率を3.5%とし、従来の3.3%から0.2ポイント上方修正した。原油価格の下落で輸入コストが圧縮され、景気を押し上げたと

欧州委が三菱電機と日立に制裁、自動車部品のカルテルで

欧州委員会は1月27日、三菱電機と日立製作所が自動車部品の販売でカルテルを結んでいたとして、総額約1億3,778万ユーロの制裁金を科したと発表した。デンソーもカルテルに加わっていたが、最初に通報して摘発に協力したため、制

ロシア、7500億ルーブルの景気対策計画

ロシアのウリュカエフ経済開発相は1月28日、経済危機の克服に向けて総額7,500億ルーブル(約90億ユーロ)の「危機対応プログラム」を実施する考えを明らかにした。原油価格の低迷や欧米による制裁で疲弊した国内経済を立て直す

露アフトワズ、リストラ実施へ

ロシア自動車最大手アフトワズが年内に従業員2,000人を整理する方針だ。景気低迷に伴う自動車需要の落ち込みを受けた措置で、2月15日からは操業日数も週4日に削減し、賃金を20%引き下げる。賃下げの対象となる従業員は5万人

1月のユーロ圏インフレ率、0.4%に上昇

EU統計局ユーロスタットが1月29日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.4%となり、前月の0.2%から0.2ポイント上昇した。これは2014年10月以来の高水準。ただ、依然として欧州中央銀行(EC

伊政府とEU、銀行の不良債権処理策で合意

イタリア政府とEUは1月26日、イタリアの銀行の不良債権処理策で合意した。銀行が譲渡する不良債権に政府が保証を供与することで買い手のリスクを軽減し、処理が進むようにする。 イタリアの銀行は不況の影響が尾を引き、総額2,0

中国製鋼材に反ダンピング措置発動、関税率最大13%上乗せ

EUは1月29日、中国から輸入されるコンクリート補強用鋼材に対する反ダンピング(不当廉売)関税の適用を開始した。同日から6カ月の暫定措置で、関税率はメーカーによって9.2%~13%。最終的に不当廉売によって域内メーカーが

ボスニア、2月中旬にEU加盟を申請

ボスニア・ヘルツェゴビナ政府は、2月15日にEU加盟を正式申請する予定だ。ドラガン・チョービッチ大統領評議会議長(大統領に相当)が1月26日明らかにした。 ボスニアは2008年に加盟の前段階となる「安定化・連合協定(SA

10~12月の英GDP0.5%増、堅調を維持

英政府統計局が1月28日発表した2015年10~12月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比で0.5%増加し、伸び率は前期を0.1ポイント上回った。世界経済が停滞する中、英経済の柱であるサービス業が堅調で内需を支えた。

1月のユーロ圏景況感、1.7ポイント悪化

欧州委員会が1月28日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は105となり、前月の106.7から1.7ポイント悪化した。同指数の低下は2カ月ぶり。小売業を除く分野で悪化した。 ESIはEU内の企業経営

ユーロ圏住宅価格、7~9月は2.3%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2015年7~9月期の住宅価格は前年同期比で2.3%上昇し、5期連続で値上がりした。上げ幅は前期の1.6%から拡大した。(表参照) EU28カ国ベースでは3.1%上昇。

シーメンス、米産業用ソフト会社を買収

電機大手の独シーメンスは1月25日、米国の産業用ソフトウエア会社CD-アダプコを買収することで合意したと発表した。買収額は9億7,000万ドル。シーメンスは同買収によって、中核に位置づける産業向け事業を強化する。 CD-

シェルのBG買収を株主が承認、15日に統合完了へ

欧州石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが英ガス大手BGグループを買収する計画が1月28日、BGの株主総会で承認された。前日にはシェルの株主が承認しており、同買収は必要な手続きを完了。両社は2月15日付で統合する。 シ

ギリシャ政府、国鉄の売却手続きを再開

ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は1月27日、国営鉄道会社トレノセの売却手続きを再開すると発表した。2月1日に入札を開始。応札期限は4月26日となる。 トレノセはギリシャで唯一の鉄道運営

復星国際、BHF買収を断念

中国の複合企業、復星国際は1月26日、ベルギーに本社を置く独英系金融機関BHFクラインオート・ベンソンの株式28.61%を仏プライベートバンクのオッドに売却すると発表した。復星国際はBHFを株式公開買い付け(TOB)で買

独企業景況感、大幅悪化

ドイツのIfo経済研究所が1月25日発表した同月の独企業景況感指数は107.3となり、前月の108.6から1.3ポイント悪化した。世界経済の先行き懸念の強まりが響いた格好。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツ経済

ドイツ銀行、10~12月期も巨額赤字に

独最大手銀行のドイツ銀行が1月28日発表した2015年10~12月期(第4四半期)決算の最終損益は21億2,500万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(4億4,100万ユーロ)から大幅に悪化した。同行は第3四半期も60億

フィリップス、15年は55%増益

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)が1月26日発表した2015年12月通期決算の純利益は6億4,500万ユーロとなり、前期から55%増加した。医療機器、ジューサーなどライフスタイル製品の販売が好調だったほか、合理化費

サンタンデール銀、15年純利益は3%増

スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールが1月27日発表した2015年12月通期決算の純利益は59億6,600万ユーロとなり、前期から3%増加した。英国での保険商品販売をめぐるトラブルに関連する6億ユーロの引当金計上が

フィアット、15年は増収減益

欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が1月27日発表した2015年12月通期決算の純利益は3億7,700万ユーロで、前期から40%減少した。増収となったものの、リコール費用や安全性に関する情

ノバルティス、眼科部門アルコンを再編

スイスの製薬大手ノバルティスは1月27日、業績不振の眼科部門アルコンを再編することを明らかにした。眼科薬事業を特許薬、後発医薬品部門に移管し、アルコンの経営資源を眼内レンズとコンタクトレンズに集約。また、同部門の投資額を

ロシュが小幅減益、スイスフラン高響く

スイスの製薬大手ロシュが1月28日発表した2015年12月通期決算の純利益は90億6,000万スイスフラン(約81億ユーロ)となり、前期から5%減少した。抗がん剤などの医薬品、診断の両部門で販売が伸びたが、スイスフラン高

エリクソンが好調、10~12月利益67%増

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)が1月27日発表した2015年10~12月期(第4四半期)決算の純利益は70億6,000万クローナ(約7億6,000万ユーロ)となり、前年同期から67%増加した。中国での販

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