ドイツ

Bayer CropScience AG―GM作物に期待―

Bayerの農業科学部門Bayer CropScience(BCS、モンハイム)は9日の年次記者会見で、事業の先行きに自信を示した。特に遺伝子組み換え(GM)作物に期待をかけており、新品種開発で中国油脂作物研究所(OCR […]

年金受給開始年齢、6年で12カ月延びる

ドイツ老人問題センター(DZA)は8日、全国高齢者調査の最新結果を発表した。それによると、被雇用者の2008年の公的年金の受給開始年齢は平均63歳で、6年前(02年)に比べ12カ月遅くなった。また、中高年層の経済状況は全

Eon Climate & Renewables GmbH―事業を順調に拡大―

独エネルギー最大手Eonの再生可能エネルギー子会社Eon Climate & Renewables(EC&R、デュッセルドルフ)が事業を順調に拡大している。設立当時の3年前に400メガワット(MW)だった発電能

ドイツの競争力5位に上昇=世界経済フォーラム

世界経済フォーラム(WEF)が9日発表した「2010年版世界競争力レポート」で、ドイツの競争力ランキングは前年の7位から5位へと上昇した。インフラの充実などが評価された。1位は2年連続でスイスが獲得。昨年初めて2位に転落

10万社以上が支払い能力に問題

信用調査機関のCreditreformは7日、ドイツ企業10万社以上が経済危機後の現在も支払い能力に問題があるとする調査結果を発表した。景気は今年上半期に大幅に回復したものの、支払い能力はそれほど改善しておらず、景気が再

バーゼル3でドイツの特殊事情考慮

主要27カ国の銀行監督当局で構成されるバーゼル銀行監督委員会は12日、新しい自己資本規制(バーゼル3)案で合意した。ドイツは自国の特殊事情を新規制にある程度、反映させることに成功。協議に参加した独連邦銀行(中央銀行)のア

Hypo Real Estate Holding AG―公的保証400億ユーロ追加―

ドイツ政府傘下の金融市場安定化基金(Soffin)は10日、金融危機で完全国有化された不動産金融大手のHypo Real Estate(HRE、ミュンヘン)に対する公的債務保証を400億ユーロ追加すると発表した。今秋に予

ザラツィン連銀理事が辞表

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は9日、ティロ・ザラツィン理事が今月末で辞任すると発表した。同理事はイスラム系移民に対する差別的な発言で物議をかもし、退任を求める声が政界などから強く出ていた。ザラツィン理事が退任することで、連

Axel Springer AG―仏ポータル会社買収へ―

メディア大手の独Axel Springer(ベルリン)は9日夜、不動産ポータルサイトを運営する仏SeLoger.comに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。案内広告市場の重心が新聞などのプリントメディアからイ

1MWh当たり9ユーロ課金、原発稼働延長で政府と電力4社合意

ドイツ政府は原発の稼働延長に伴い電力会社に課す特別税の額を発電量1メガワット時(MWh)当たり9ユーロとする方針だ。政府と電力大手4社の合意文書をもとに『南ドイツ新聞(SZ)』など複数のメディアが9日報じ、政府関係者が追

HHLA

ハンブルク港運営会社のHHLAが黒海北岸オデッサ港の処理能力を強化する。2012年までに約7,000万ユーロを投資して橋型クレーンを増設、コンテナ処理能力を現在の年55万本から120万本に引き上げる。投資の大部分はオデッ

雇用主に転勤命令権あり

サラリーマン生活に転勤は付きものという考えは、日本であれば常識に属するだろう。だが、ドイツでは事情がかなり異なる。家族を中心とする交友関係が地域社会に張りめぐらされているため、転勤命令を喜んで受ける人は少ないのだ。 \

高速料金値上げを独政府が凍結

ドイツ政府は9日の閣議で、2011年1月に予定していたトラック高速道路料金の引き上げを凍結した。昨年秋の政権協定を履行したもので、ラムザウアー連邦交通相は「現政権の期間中は値上げを行わない」との立場を表明した。今回の決定

Villeroy & Boch

陶磁器・衛生タイル大手の独Villeroy & Bochはカルテル容疑に伴い欧州連合(EU)の欧州委員会から制裁金支払いを命じられたことを不服として異議申し立てを行った。フランク・ゲーリング社長は「談合を行った

独が原発稼働延長へ、新型炉で14年

独政府与党は5日、原子力発電所の稼働延長期間を1980年までに建設された旧型原発で8年、81年以降の新型原発で14年とする方針を決定した。今回の合意により稼働延長期間をめぐる与党内の争いは決着したことになる。ただ、稼働延

ドイツ商用車新車登録、2010年8月は前年比19%増

独自動車工業会(VDA)は7日、2010年8月の国内商用車新車登録が2万890台となり、前年同月に比べ19%拡大したと発表した。特に6トン超の大型トラックが41%増の5,966台と大幅に増えた。同カテゴリーは特に、金融危

ドイツと日本が協力、EV用バッテリーの研究で

ドイツの連邦教育研究省(BMBF)は6日、電気自動車(EV)向けのバッテリー研究でドイツと日本が協力すると発表した。両国は同日、覚書(MOU)に署名、具体的な計画を検討するため、両国の研究者は近く、協議を開始する予定とい

ダイムラー、バス部門でシェア奪回を狙う

独自動車大手ダイムラーのバス部門(メルセデス・ベンツ、セトラ、オリオン)を統括するハルトムート・シック部長は6日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙とのインタビューで、今年の世界シェアを経済危機が起こる前の2008年水

独部品会社アンゲル・デンメル、「需要急増」で倒産

アルミ製デザイン部品の製造・開発を手がける独アンゲル・デンメル・ヨーロッパ(リンダウ)は会社更生手続きの適用を申請し、事実上倒産した。自動車市場の回復にともなう需要急増で生産が追い付かず期間労働者を大量投入したことで不良

独ミンダ・シェンク、製品ポートフォリオを拡充

独自動車用樹脂部品メーカーのミンダ・シェンク・プラスチック・ソリューション(エスリンゲン)は、将来の技術トレンドを捉えた製品開発に取り組んでいる。リクライニングスイッチやオーディオコントローラーを組み込んだリアアームレス

独A.カイザー、ボッシュから生産ラインを取得

独自動車部品メーカーのA.カイザー・オートモーティブ・システムズはこのほど、独ロバート・ボッシュのガソリンシステム事業から、カットオフバルブ、電空変換器、電空制御器の生産ラインを取得した。ボッシュからカイザーの本社工場(

ダイムラー、IT業務をTシステムズに委託

独自動車大手のダイムラーは、ドイツテレコムの法人サービス部門であるTシステムズにIT業務を委託したもようだ。Tシステムズは今後、ダイムラーの自動車開発、生産から納品に至る60余りのITシステムのメンテナンス業務を引き受け

スマートとMINI、電動スクーターをパリオートサロンに出展

独自動車大手ダイムラーの超小型車ブランド、スマートはこのほど、10月開催のパリオートサロンに、電動スクーターのプロトタイプを出展すると発表した。独高級車メーカーBMW傘下の小型車ブランドMNIも電動スクーターの出展を計画

ダイムラー、相乗りサービス「car2gether」を試験始動

独自動車大手のダイムラーは9月18日から、自動車の相乗りを仲介するサービス「car2gether」のパイロットプロジェクトをドイツのウルム市でスタートする。期間は2011年7月まで。利用者の反応をみて事業化するかどうか検

Daimler

独自動車大手ダイムラーの高級車ブランドであるメルセデス・ベンツ は約15m先の路上の穴やでこぼこをカメラでとらえ、路面状況に合わせてエアサスペンションを調整するシステムを開発している。カメラはフロントガラスの裏面に設置す

ebi-tec

独自動車用測定・計測装置メーカーのebi-tec はこのほど、全地球測位システム(GPS)と携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を使った盗難車両追跡システム「GPS-Alarm」を開発した。車に取り付けたセンサ

DEVK

独保険大手のDEVKや独デュースブルクエッセン大学などが主催する環境に優れた技術を表彰する「エコ・グローブ(OEkoGlobe)」の表彰式が9月7日、ケルンで催された。12の受賞企業・機関のうち、自動車メーカーが7社を占

BMW

独高級車メーカーのBMWはこのほど、ウエブサイト「dontblogabouthis.com」を開設し、「6シリーズ」をベースとして開発しているプロトタイプの写真や動画を公開している。新モデルは2012年に発売される予定で

グリメ・ラントマシーネンファブリック

ドイツの農機メーカー。ジャガイモの大型栽培・収穫機で世界トップクラスを誇る。本社はドイツ北部のダンメに置く。従業員は約1,100人。世界約100カ国で事業を展開する。 \ \ 同社は1861年に鍛冶工場として創業した。1

ドイツ乗用車新車登録、2010年8月は27.0%減

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した2010年8月の同国の乗用車新車登録は、20万885台となり、前年同月に比べ27.0%減少した。前年同月は新車購入補助金制度の効果で販売が急増していた背景があるが、2008年8月と

糖尿病患者用食品廃止へ

州の代表で構成される連邦参議院は6日の農業委員会で、糖尿病患者向け食品制度を廃止することを全会一致で可決した。同制度に定める食品の成分規定が最新の研究成果に照らして不適切になっているため。最終的には9月下旬の同院本会議で

IFA2010開幕、出展数・展示面積とも過去最高に

世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展「IFAベルリンショー」が3日、ベルリンで開催された。50回目の節目となった今回の出展者数は前年を23%上回る1,423社、総展示面積は11%増の13万4,000平方メートルと

Schaeffler Gruppe―Continentalとの合併先送り―

ベアリング大手のSchaeffler(ヘアツォーゲンアウラハ)は傘下の自動車部品大手Continentalとの合併を先送りする意向だ。同社のユルゲン・ガイスラー社長は1日の決算発表で、「これまで提示してきた2011年末と

独化学業界、2010年予測引き上げ

ドイツ化学工業会(VCI)は2日発表した第2四半期化学産業レポートの中で、独業界の2010年生産成長率を従来予測の8.5%から約11%に上方修正した。景気が急速に回復しているためで、業界売上高についても従来の10%増から

Bayerische Motorenwerke AG―小型モデル拡充へ―

高級車大手の独Bayerische Motorenwerke (BMW、ミュンヘン)が小型モデルの種類を拡充する方針だ。二酸化炭素(CO2)の排出規制強化や燃料価格の上昇、環境意識の高まりを背景に高級車市場でもスモール、

機械受注の好調続く、7月は48%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した2010年7月の業界受注高は前年同月比で実質48%増加し、これまでに引き続き大きく拡大した。国外受注が54%、国内も38%増えた。 \ 大型受注による統計上のブレが少ない3カ月

Daimler AG―バス事業好調、1-7月期販売は25%増に―

Daimler(シュツットガルト)のバス事業が好調だ。1-7月期の販売台数は前年同期比25%増と大幅に拡大。2010年通期では世界市場シェアを前年の13%から経済危機前の08年に記録した15%まで回復させる意向だ。バス部

独産業用バルブ業界、上期受注が14%増

ドイツ機械工業連盟(VDMA)はこのほど、国内産業用バルブメーカーの今年上半期の受注高が前年同期比で14%(名目)増加したと発表した。世界的な景気回復を受けて、昨年通期の17%減から大きく持ち直した。 \ 一方、業界売上

Adam Opel GmbH―黒字化の早期達成目指す―

米General Motors(GM)の独子会社Opel(リュッセルスハイム)のニック・ライリー社長は1日付『ハンデルスブラット』紙掲載のインタビューで、同社の経営再建計画を加速する方針を表明した。GMが2月に発表した計

8月乗用車新車登録27%減に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した2010年8月の乗用車新車登録台数は前年同月比27.0%減の20万885台で、これまでに引き続き大きく落ち込んだ。昨年実施された新車買い替え補助金の反動で小型車の販売が特に振るわな

Behr GmbH & Co. KG―社長退任、Mahle役員が後任に―

自動車部品大手の独Behr(シュツットガルト)は6日、マルクス・フリック社長が9月17日付で退任すると発表した。同社は競合Mahleに買収される取り決めを7月に結んでおり、退任はこれに伴う措置とみられる。後任にはMahl

企業の25%がコンピューター犯罪の被害に

国際会計・コンサルティング大手のKPMGがドイツ企業の経営者500人を対象に4~6月に実施したアンケート調査によると、過去3年間にコンピューター犯罪の被害に遭った企業は全体の25%を占めた。経営者の86%がこの問題を深刻

Siemens AG―調達網エコ化へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は6日、環境にやさしいサプライチェーンの構築方針を明らかにした。納入事業者に省エネと二酸化炭素(CO2)排出削減を推奨。自社工場のエコ化も進め、環境負荷の軽減とコスト削減を図る。同

フロントガラス凍結防止技術開発

主にフラットパネルディスプレー用の透明導電膜として使用される酸化インジウムスズ(ITO)を自動車のフロントガラスに応用する技術を、フラウンホーファー被膜・表面技術研究所(IST)の研究チームが開発した。ITOの電導性を利

Deutsche Bahn AG―ICEでロンドン乗り入れへ―

Deutsche Bahn(DB、ベルリン)のリューディガー・グルーベ社長は1日、高速鉄道ICEのロンドン乗り入れ計画を明らかにした。前日行われた独仏鉄道サミットでフランス側が自国の鉄道市場の開放を確約したため、フランス

新しい鋼板鋳造技術をSalzgitterが開発

独鉄鋼大手Salzgitterの鋼板製造部門Salzgitter Flachstahl(SF)がプラントメーカーSMS Siemag(旧SMS Demag)と共同で、新しい薄版鋳造技術の開発に成功した。独自のベルト式鋳造

Allianz SE―自動車保険販売でメーカーとの提携強化へ―

保険大手の独Allianz(ミュンヘン)が自動車保険の販売で自動車メーカーとのグローバルな協力関係を強化する。自動車ディーラー経由の保険料収入の規模を今後3~5年で現在の年15億ユーロから20億ユーロへと拡大する。Vol

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