インドのタイヤ製造・販売大手アポロ・タイヤズ(Apollo Tyres)が、ハンガリー北東部ジェンジェシハラーシに新工場を建設する事業で、銀行のコンソーシアムと総額3億ユーロの融資協定を締結した。8月26日付の現地Web紙『profit.ndtv.com』が伝えた。
コンソーシアムにはオランダのABNアムロ、ハンガリー輸出入銀、オーストリアのライファイゼンバンク、英スタンダードチャータード、伊ウニクレディトの現地子会社ウニクレディト・ハンガリーの計5行が参加している。
アポロ・タイヤズは4月に新工場に着工した。投資額は4億7,500万ユーロで、2017年前半の生産開始を見込む。年産能力は乗用車および小型トラック用タイヤが550万本、大型商用車用タイヤが67万5,000本となる。自社ブランドと蘭子会社フレデステインの両ブランドの製品を生産し、欧州全土に出荷する。