ハンガリー

ハンガリー航空機製造マグヌス、ロシアUACの小型機を受注生産

ハンガリーの航空機メーカー、マグヌス・アエロクラフトはこのほど、子会社アビエーション・エンジニアリングを通じてロシア国営航空機メーカーのユナイテッド・エアクラフト(UAC)からイリューシン「Il-103」型機100機の製造を受注したと発表した。

契約額は3,000万ドルに相当する。

8月の発表によると、アビーション・エンジニアリングはIl-103型機の生産を一手に請け負うことでUACと合意しており、今後も受注が継続する見通しだ。

ロボット導入で危うくなる職場、雇用全体の2割に=ハンガリー

ハンガリー商工会議所の経済ビジネス調査研究所(GVI)が行った調査で、ハンガリーの被用者の2割近くが、機械による自動化が可能な領域で働いていることが明らかになった。

調査では、プログラミング可能な作業を自動化できる作業と位置付ける。

国税庁(NAV)の雇用データ(2018年)を基に計算すると、全被用者374万3,689人のうち、完全に自動化できる職種で働く人は16万4,496人、ほとんどの作業が自動化可能な職種で働く人は56万7,313人に上っている。

ハンガリー8-10月失業率3.5%、若年層で上昇

15~74歳の失業者数は16万3,600人で、前年同期から9,300人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は3%、55~74歳の高年齢層は1.8%で、15~24歳の若年層では前期から1.6ポイント拡大して13%に悪化した。

失業率の増減幅を前年同期比で見ると、25~54歳と55~74歳はそれぞれ0.3ポイント、0.7ポイント減少した。

ハンガリー、中国工商銀と戦略提携

提携合意によると、ICBCはハンガリー政府の人民元建て国債の発行に積極的に関わり、同通貨建ての国際取引やインフラプロジェクトの資金調達を支援する。

ICBCは、中国政府が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」の具現化プロジェクトの資金調達などを視野に、同国に代表事務所を開設することも検討している。

ヴァルガ財務相は9月、ハンガリーの外国直接投資(FDI)で近年、中国が欧州域外で第4の投資国に躍進したことに言及し、「両国の関係で金融提携は急成長分野のひとつ」と強調した。

英GSK、ハンガリーのワクチン工場の拡張完了

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)はこのほど、ハンガリー・ブダペスト近郊ゲデレーにあるワクチン工場の拡張を完了した。

従業員数は300人に倍増した。

GSKは2001年にハンガリーに進出し、14年からは同国政府と戦略提携を結んでいる。

中国遠洋海運、ブダペスト鉄道貨物ターミナルに資本参加

中国国営海運会社の中国遠洋海運集団(COSCO)は20日、オーストリア鉄道物流大手レールカーゴのハンガリー子会社、ブダペスト鉄道貨物ターミナル(BILK)の株式約15%を取得したと発表した。

段(Duan)在ハンガリー中国大使は、中国企業によるハンガリー物流会社への資本参加は両国の関係強化を象徴するものであり、中国政府が同国との協力深化に意欲的であることを強調した。

BILKは2003年、ブダペスト南部の敷地面積22万平方メートル超の拠点で営業を開始した。

ルフトハンザシステムズ、ハンガリーに新拠点

ルフトハンザ・ドイツ航空のソフトウェア開発企業、ルフトハンザシステムズがハンガリー南部のセゲドに拠点を設ける。

研究開発提携を開始したセゲド大学の近くに拠点を置くことで、有能な人材を集め、ノウハウを蓄積する狙いがある。

同社は先ごろ、同大学IT学部と研究開発提携を開始したところだ。

ハンガリー、マレーシアと経済連携協定に調印

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は、アジア経済における「主役の一人」であるマレーシアとの関係強化で貿易高を拡大したい、と意欲を語った。

同相は、今年が両国の外交樹立50周年に当たることに触れ、提携の強化で「両国の互恵関係が拡大することを願っている」と話した。

同相によると、昨年の両国間貿易高は5億8,000万ドルだった。

通信機器大手ノキア、ハンガリーにコンピテンシーセンター開設

エンドツーエンド5G、モノのインターネット(IoT)、クラウド関連の需要に応える狙い。

ノキアはブダペストを選んだことについて、ハンガリーが自社にとって重要な立地であることに加え、ハンガリー人の才能と、仕事に対する姿勢を高く評価しているとコメントした。

新センターの開発の重点は、◇5G製品・ソリューション◇人工知能(AI)◇企業資源計画(ERP)◇サイバーセキュリティ◇人事労務管理(HR)◇品質保証・法令順守関連ソリューション――など。

米制御装置ナショナル・インスツルメンツ、デブレツェン工場で新棟開所

計測器・制御装置メーカーの米ナショナル・インスツルメンツ(NI)はこのほど、ハンガリー東部のデブレツェン工場で、新棟を開所した。

NIのダバーン社長は「新棟が環境に与える影響は微小」とし、エネルギー消費や整備要件が「米国の厳しい環境保護規定に準拠」していることを強調した。

NIハンガリーは昨年、6億5,000万ドルの純売上高を計上した。

ハンガリーの9月鉱工業生産が急拡大、自動車がけん引

ハンガリー中央統計局が13日発表した9月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で11.1%増加し、上げ幅は前月の0.3%から急拡大した。

エネルギー業は4.7%減少した。

製造業では同業生産高の29%を占める「輸送機械(自動車含む)」で上げ幅が前月の2%から22%に急拡大した。

ハンガリーGDP、7-9月は5%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した2019年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比で5%増加し、上げ幅は前期(4.9%)から0.1ポイント拡大した。

季節・暦調整値では前年同期比で4.8%増加した。

ING銀行のチーフアナリスト、ペーター・ビロバーツ氏は、同国のGDPは10-12月期に減速が予想されるものの、通年では5%近くで推移するとみている。

ハンガリー10月インフレ率2.9%、6カ月ぶりに上昇

品目別にみると、自動車燃料を含む「その他の製品」の減少幅が前月の1%から0.6%に縮小したほか、「食品」は前月の5.1%増から5.4%増に拡大して全体を押し上げた。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は4%で、前月から0.1ポイント上昇した。

同国のインフレ率は昨年12月の2.7%から今年4月に3.9%まで上昇したのち、鈍化傾向にあった。

ハンガリー7-9月失業率3.5%、若年層で悪化

15~74歳の失業者数は16万2,500人で、前年同期から1万5,700人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は3%、55~74歳の高年齢層は2.2%で、15~24歳の若年層では前月から1.1ポイント拡大して11.4%に悪化した。

失業率の増減幅を前年同期比で見ると、25~54歳と55~74歳はそれぞれ0.4ポイント、0.5ポイント減少した。

ハンガリーMOL、ドイツ再プラメーカーの買収を完了

ハンガリー石油最大手MOLが独再生プラスチックメーカー、オーロラ(Aurora)・クンストシュトッフェの買収手続きを完了した。

ホルヴァート副社長は「オーロラの買収は、環境的観点からの持続可能性が弊社事業で重要性を増している事実の表れだ。また、自動車部品向け素材メーカーとしての地位を強化するに当たり、コンパウンド事業がカギを握ると認識している」とコメントした。

工場から出るプラスチック廃材を原料別に破砕し、粉砕材、粒材、コンパウンド材として自動車・家具・電機・建設・機械業界企業に出荷している。

ハンガリーLCCのウィズエアー、独レンタカー最大手シクストと提携

中欧格安航空(LCC)最大手のウィズエアー(ハンガリー)と独レンタカー最大手のシクストが提携する。

ウィズエアーの顧客が、フライト予約時に同社のサイト又はアプリから直接、シクストのレンタカーを予約できるようにする。

ウィズエアーはまた、シクストをクレジットプログラムの対象とする。

欧州医療サービス事業者アフィデア、ハンガリー同業を買収

スイス資本の医療サービス事業者アフィデアが、ハンガリーの同業メディカル・サービス・ブダペストを買収する。

アフィデアは欧州16カ国で260の拠点を運営し、画像診断・外来診療・がん治療サービスを提供する。

メディカル・サービス・ブダペストは首都ブダペストにある、3つのショッピングモール(マムート、アールカード、コルヴィンプラザ)で民間診療センターを経営する。

ハンガリー、ファーウェイによる5G構築を容認

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は5日、上海市で開かれた「第2回中国国際輸入博覧会・虹橋国際経済フォーラム」で、国内電気通信企業が次世代移動通信網(5G)の構築で華為技術(ファーウェイ)と提携することを認める姿勢を明確

ハンガリー生産者物価、9月は2.2%上昇

ハンガリー中央統計局が10月31日発表した9月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で2.2%増加し、伸び率は前月の0.9%から1.3ポイント拡大した。

9月の生産者物価指数は国内向けで2.3%増加した。

PPIの上げ幅は2018年7月の8.4%をピークに縮小へと転じ、今年6月は0.1%まで低下していた。

米マスターカード・アドバイザーズ、ブダペストに欧州センターを設置

米クレジットカード大手マスターカードのコンサルティング部門マスターカード・アドバイザーズはこのほど、欧州センターの一つをブダペストに設置すると発表した。

マスターカードは今年初め、地域センターを欧州レベルで組織する戦略を発表した。

地元に限定されたコンサルティング業務から、地域・欧州全体を見通してサービスを提供できる仕組みを構築する目的で、今回のブダペスト欧州センターもその一環だ。

ハンガリー研究開発支出、昨年は27%増の6,540億フォリントに

政府によるR&D支出は28.3%増の2,110億フォリント(約6億4,500万ユーロ)で、R&D支出全体に占める割合は32.3%と、前年から0.5ポイント増加した。

一方で民間支出は25.7%増の3,420億フォリント(約10億4,600万ユーロ)で、全体の52.3%を占めた。

外資によるR&D支出は25.9%増の970億フォリント(約2億9,700万ユーロ)で、全体に占める割合は横ばいの14.8%だった。

ロシュ、ハンガリーに安全性管理センター開設

スイス製薬大手のロシュは17日、ハンガリー・ブダペスト近郊のブダエルシュの拠点で「欧州医薬品安全性管理センター(PV HUB)」を開設したと発表した。

ロシュは1984年にブダエルシュに研究開発センターを設置した。

2006年にはブダペストにサービスセンター及びITセンターを開設している。

ギリシャ化学企業カパキム、ハンガリーに生産拠点

化粧品の基礎原料や家庭用洗剤の材料を生産する。

年産能力は8~10万トンで、製品は米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、英蘭系ユニリーバ、独ヘンケルなどの中東欧生産拠点に供給する。

カパキムは医薬品や石鹸、洗浄剤など家庭用化学製品に使用される基礎材料を生産し、消費財の世界大手に供給している。

ハンガリー9月インフレ率2.8%、4カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.8%増となり、上げ幅は前月から0.3ポイント縮小した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は3.9%で、前月から0.2ポイント上昇した。

同国のインフレ率は昨年10月の3.8%から12月には2.7%まで低下した後、今年4月に3.9%まで上昇していた。

ハンガリー航空機製造マグヌス、ペーチ工場の第2期工事完了

新たに面積5,100平方メートルの複合材部品工場を設置した。

第1期工事では3,000平方メートルの敷地に面積1,900平方メートルの組み立て工場を設置している。

新工場では合成樹脂切断機などを導入しており、生産プロセスの多くを自動化している。

仏製薬大手サノフィ、ブダペストにサービスセンター設置

仏製薬大手サノフィがハンガリーのブダペスト拠点にサービスセンターを設置する。

政府広報によると、同センターでは経理や人事などのバックオフィス業務が7か国語で実施される予定。

同社は2013年以来、ハンガリー政府の戦略パートナーとなっており、国内で2,000人を雇用している。

独軍需大手ラインメタル、ハンガリー陸軍から装備受注

軍需大手の独ラインメタルは9月30日、ハンガリー陸軍と装備近代化の契約を結んだと発表した。

主力戦車「レオパルド2」44両と自走榴弾砲「PzH2000」24両向けに、主要兵装と射撃統制システムを供給する。

当該の「レオパルド2」と「PzH2000」は昨年12月、独同業のクラウス・マッファイ・ヴェークマン(KMW)がハンガリー陸軍から受注したもの。

スイス製薬大手ロシュ、ハンガリーに安全性管理センター設置

スイス製薬大手のロシュがハンガリー・ブダペスト近郊のブダエルシュ工場に医薬品の安全性管理センターを設置する。

ハンガリー投資促進庁(HIPA)が先ごろ明らかにしたもので、バルカン諸国を含む欧州29カ国を対象とする「欧州医薬品安全性管理センター(PV HUB)」を設置し、製品の安全性管理を行う。

ロシュは1984年にブダエルシュに研究開発センターを設置した。

ハンガリー6-8月失業率3.4%、若年層で改善

15~74歳の失業者数は15万6,900人で、前年同期から1万6,200人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は2.9%、55~74歳の高年齢層は2.5%で、15~24歳の若年層では前月から0.8ポイント縮小して10.3%に改善した。

失業率の増減幅を前年同期比で見ると、25~54歳は0.5ポイント減少、15~24歳では0.1ポイント増加した。

CRRC:ハンガリーRCH、中国中車にハイブリッド機関車を発注

CRRCは36カ月以内に列車けん引用と構内入換用の2モデルを開発・製造し、国内と欧州での認可取得を終えてRCHに納品する。

RCHはまず4年間機関車をリースし、成果が確認されれば購入あるいはリースを継続する。

両モデルを各20~22台追加発注することも想定している。

Krones:独包装機械大手クロネス、ハンガリー工場が完成

独包装機械大手のクロネスは18日、ハンガリー東部のデブレツェンで新工場の落成式を行った。

全世界で製造される飲料・液状食品の4本に1本がクロネス製の設備で充填されている。

ハンガリーではこれまでにミネラルウォーターのセントキラーリーやエナジードリンクのヘルに設備を納入した実績がある。

ハンガリー、医療研究向け基金を設立

ハンガリーが医療分野の研究を奨励するため、独立基金の設立を計画している。

同時に、大学の研究環境も抜本的に整備する方針だ。

4校の付設大学病院による委員会も設立する。

Conagen:米バイオメーカーのコナジェン、ハンガリーに工場設置

米国のバイオメーカー、コナジェンがハンガリー東部のカーバに工場を設置する。

コナジェンは、エボニック・アグロフェルムのアミノ酸工場跡地に工場を設置する。

地元のハイドゥ・ビハール県のパイナ県議会議長によると、新工場はフル稼働時に年間最大500億フォリントの農産品を調達する。

Electrolux:エレクトロラックス、ハンガリー生産体制を再編

スウェーデンの家電大手エレクトロラックスは10日、ハンガリーのニーレジハーザ工場に1億ユーロを投資すると発表した。

同時に、ヤースベレーニ工場では生産事業を外注化する。

ヤースベレーニ工場では来年から、掃除機生産を全面外注化するほか、据置型冷蔵庫の生産もほぼすべて外部委託する。

ハンガリーの7月鉱工業生産が急拡大、自動車がけん引

ハンガリー中央統計局が12日発表した7月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で12%増加し、2017年3月(13.9%増)以来の高い伸びとなった。

前月は1.4%減少していた。

製造業では同業生産高の30%を占める「輸送機械(自動車含む)」で上げ幅が前月の1.5%から34.6%に急拡大した。

ハンガリー8月インフレ率3.1%、3カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が10日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.1%増となり、上げ幅は前月から0.2ポイント縮小した。

品目別にみると、自動車燃料を含む「その他の製品」が前月(0.4%)から0.3ポイント減となる0.1%の上昇にとどまったほか、「耐久消費財」は1.4%減少して全体を押し下げた。

同国のインフレ率は昨年10月の3.8%から12月には2.7%まで低下した後、今年4月に3.9%まで上昇していた。

ハンガリー、年内に5Gサービス開始の見通し

ハンガリーで年内に第5世代移動通信システム(5G)サービスが開始される見通しだ。

国際通信連合(ITU)の趙事務総局長が10日、ブダペストで開かれたITU通信世界会議で、オルバン首相の見解を引用する形で発言した。

同大臣は今年6月、2020年から国内の主要産業地区でサービスを開始し、25年ごろまでに大都市と主要交通ルートで利用できるようにするとの方針を示していた。

Femtonics:フェムトニクス、高速3D顕微鏡で急成長

ハンガリーの光学機器メーカー、フェムトニクス(Femtonics)は先ごろ、世界最速で細胞の動きをとらえるという同社の3Dレーザースキャナ光学顕微鏡「フェムト3D」が全世界120超の研究所で導入されていることを明らかにした。

フェムトニクスによると、「フェムト3D」は同業他社の製品をはるかに上回る速度で脳の活動を観察し、可視化することができる。

フェムトニクスは2005年、ハンガリー科学アカデミー実験医学研究所の研究開発チームのスピンオフ企業として誕生した。

ハンガリー5-7月失業率3.4%

15~74歳の失業者数は15万7,900人で、前年同期から8,300人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は2.9%、55~74歳の高年齢層は2.6%だった一方、15~24歳の若年層では前期から0.3ポイント拡大して11.1%に悪化した。

失業率の増減幅は、25~54歳は前年同期から0.4ポイント減少したものの、15~24歳では1ポイント、55~74歳では0.2ポイント増加した。

Ott-One:ハンガリーIT大手オット・ワン、中国市場進出へ

ハンガリーでITセキュリティシステムサービスを手がけるオット・ワン(OTT-ONE)が中国市場に進出する。

ハンガリーのオンライン情報サイトPortfolio.huによると、オット・ワンは合弁会社を設立し販売網を構築する計画だ。

中国進出にあたり、すでに現地での事業許可などを取得している。

XXX Lutz:オーストリア家具量販店XXXルッツ、ハンガリー事業を強化

オーストリアの家具量販店XXXルッツが同国同業キカ・ライナーのハンガリー支店の買収で、ハンガリー競争当局の承認を得た。

XXXルッツは今年5月、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ルーマニアの22支店の買収を発表していた。

XXXルッツはハンガリーですでに家具ディスカウンターの「メマックス」を展開しているが、競争当局は買収によって「市場競争が大きく阻害されることはない」と判断した。

Richter:ハンガリー製薬大手リヒター、骨粗しょう症治療薬のバイオ後発品を発売

ハンガリーの製薬大手リヒター・ゲデオンは20日、欧州で骨粗しょう症治療薬テリパラチドのバイオ後発品「テロサ(Terrosa)を発売したと発表した。適応は、イーライリリーの先発薬「フォルテオ」と同じ「閉経後の女性の骨粗しょう症」、{骨折の危険性の高い骨粗鬆症」、「ステロイド性骨粗しょう症」の3つだ。

リヒターによると、テロサは閉経後の女性の脊椎骨折、非脊椎骨折で投与による有意差を確認した。

テロサは独ヘルムとの合弁会社リヒター・ヘルム・バイオテックが開発した。

Richter Gedeon:リヒターの統合失調症薬、田辺三菱がシンガポールとタイで承認取得

ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは8日、提携先の田辺三菱製薬がシンガポールとタイで統合失調症治療剤「カリプラジン」の製造販売承認を取得したと発表した。

リヒターと田辺三菱製薬は、リヒターの供給するカリプラジンを田辺三菱が両国で販売する契約を結んでいる。

リヒターは承認手続きに関連するマイルストーンのほか、売上高に基づくロイヤリティを受け取る。

ハンガリー6月鉱工業生産1.4%減、9カ月ぶりマイナス

前月は8.7%増加していた。

鉱山・採石業とエネルギー業はそれぞれ25%、5.7%増加した。

製造業では同業生産高の3割を占める「輸送機器(自動車含む)」で上げ幅が前月の17.2%から1.5%に縮小した。

ハンガリー7月インフレ率3.3%、2カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.3%増となり、上げ幅は前月から0.1ポイント縮小した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は3.7%で、前月から0.1ポイント縮小した。

同国のインフレ率は昨年10月の3.8%から12月には2.7%まで低下した後、今年4月に3.9%まで上昇していた。

ハンガリー4-6月失業率3.3%に改善、3カ月連続で低下

前年同期比では0.2ポイント改善した。

15~74歳の失業者数は15万5,500人で、前年同期から9,700人減少した。

失業率の増減幅は、25~54歳は0.5ポイント減少した一方、15~24歳では1.3ポイント、55~74歳では0.3ポイント増加した。

Richter Gedeon:

ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは25日、ヨルダン系の同業ヒクマ・ファーマシューティカルズに、中東・北アフリカ14カ国における抗精神病薬「カリプラジン」の登録・商業化に関するライセンス権を独占的に付与する契約に調印し

Richter Gedeon:ハンガリー製薬大手リヒター、米社への出資拡大

ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンが米同業エベストラに対する出資比率を引き上げる。リヒターがこのほどブダペスト証券取引所に提出した有価証券報告書で明らかにしたもので、同社に対するエベストラの債務150万ドルと引き換えに

ハンガリー鉱工業生産の上げ幅拡大、5月は8.7%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した5月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で8.7%増加し、上げ幅は前月(6.3%)から2.4ポイント拡大した。増加は8カ月連続。 分野別でみると、構成比が9割

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