マクロ経済

ムーディーズ、ハンガリーを「投資適格級」に格上げ

大手格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこのほど、ハンガリーの長期信用格付けを投資不適格級の「Ba1」から「投資適格級」のBaa3に引き上げると発表した。見通しは「安定的」とした。 ムーディーズは格上げ […]

ロスネフチ、7-9月は大幅減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが11日発表した2016年7-9月期の最終利益はアナリスト予想を下回る260億ルーブル(4億米ドル)となり、前期比で71%の大幅減益となった。石油輸出税の負担増加が主因だ。一方で年内に予定

ロシアの7-9月GDP、前年同期比0.4%減

ロシア連邦統計局(ロススタット)が14日発表した2016年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期に比べ、実質ベースで0.4%減少した。依然として減少が続いているが、マイナス幅は縮小している。 今

ユーロ圏の17年成長率、1.5%に下方修正=欧州委

欧州委員会は9日発表した秋季の経済予測で、ユーロ圏の2017年の域内総生産(GDP)伸び率を1.5%とし、前回(5月)の1.8%から0.3ポイント下方修正した。同年に英国のEU離脱交渉が開始されることで、景気の先行き不透

欧州中銀の金融緩和を政府諮問委が批判

政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は2日に発表した秋季経済予測で、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和政策を批判した。欧州経済の下支えに寄与するというプラス効果はあるものの、金融市場の不安定化という副作用も大きくなっ

製造業受注3カ月ぶりに減少、9月-0.6%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した9月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%減となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。9月としては大型受注が少なかったことが影響

輸出成長率が大幅鈍化、9月0.9%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した9月の輸出高は前年同月比0.9%増の1,064億ユーロとなり、伸び率は前月の同9.9%から大幅に縮小した。欧州連合(EU)域外向けが1.0%減の430億ユーロに縮小。ユーロ圏(2.3%増の3

工作機械業界受注、7-9月期は8%増加

独工作機械工業会(VDW)が2日発表した独業界の7-9月期(第3四半期)の新規受注高は前年同期比で8%増加した。国外が22%増と大きく伸びて全体を押し上げた格好。国内は14%減と振るわなかった。10月の工場稼働率は90.

機械受注9月は横ばいに

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の9月の新規受注高は実質ベースで前年同月と同水準にとどまった。ユーロ圏外がやや落ち込んで足を引っ張った格好。国内は2%増加し、ユーロ圏(ドイツを除く)もわずかに拡大した。

化学業界が売上予測引き下げ、今年4度目

独化学工業会(VCI)は2日、独業界(製薬を含む)の今年の売上高を従来予測の「前年比1.5%減の1,860億ユーロ」から「同3%減の1,830億ユーロ」へと引き下げた。下方修正は3月、5月、7月に次いで4度目。出荷価格が

中東欧の人材難、成長阻害要因に

イタリア最大手銀行ウニクレディトの英国法人はこのほど、中東欧経済に関する報告書を発表した。それによると中東欧諸国における人口減少や労働力の質の低下によって生産性や潜在成長率が後退しており、将来の投資にブレーキがかかる可能

トルコ新車販売、10月は約30%増

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した10月の新車販売台数(乗用車および小型商用車)は8万3,000台となり、前年同月から29.2%増加した。1-10月期は前年同期比1.1%減の71万9,499台だった。 10月は

トルコ、10月インフレ率7.16%

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.16%となり、前月の7.28%から0.12ポイント低下した。インフレ率の低下は3カ月連続。エコノミストは7.50%を予想していた。

ユーロ圏失業率、9月も10%

EU統計局ユーロスタットが3日発表した9月のユーロ圏の失業率(速報値・季節調整済み)は10%で、3カ月連続で同水準となった。8月の失業率は速報値で10.1%となっていたが、10%に下方修正された。 ユーロ圏の雇用は緩やか

ユーロ圏生産者物価の下落縮小、9月は1.5%低下

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の9月の生産者物価(建設業を除く)は、前年同月比で1.5%低下したが、下げ幅はエネルギーの価格下落に歯止めがかかっていることで、前月の1.9%から縮小した。 分野別ではエネル

ユーロ圏GDP、7~9月も0.3%増

EU統計局ユーロスタットが10月31日発表したユーロ圏の2016年7~9月期の域内総生産(GDP、速報値)の前期と比べた実質伸び率は0.3%となり、前期と同水準だった。英国のEU離脱決定の影響が懸念されたが、14四半期連

英中銀総裁が任期延長、EU離脱に対応で

英国の中央銀行であるイングランド銀行のマーク・カーニー総裁は10月31日、任期を1年延長し、2019年6月末まで留任する意向を表明した。英国がEUと離脱交渉を行っている途中の総裁交代を避け、離脱を円滑に進めることが理由と

ポーランド9月失業率8.3%、過去最低を更新

ポーランド中央統計局(GUS)が10月26日発表した9月の失業率は前月を0.1ポイント下回る8.3%だった。低下は7カ月連続。失業率は今年1、2月に10.2%まで上昇したが、その後7月に8.6%まで改善し、統計を取り始め

ポーランドR&D投資額、GDP比1%に拡大

ポーランド中央統計局(GUS)がこのほど発表した国内の2015年の研究開発(R&D)投資は、国内総生産(GDP)比1%に相当する180億6,000万ズロチ(約41億6,600万ユーロ)だった。R&D投

ハンガリー中銀、金融緩和策を継続

ハンガリー中央銀行は10月25日、翌日物貸出金利を0.1ポイント引き下げ、1.05%に設定した。主要政策金利の3カ月物固定預金金利は0.9%、翌日物借入金利はマイナス0.05%に据え置いた。預金準備率については12月1日

トルコ、農業・食品産業に成長の可能性

トルコの食料品市場は大きな成長可能性が見込まれており、今後投資が進むと期待されている。食料品の売上増の背景には年率1.4%の勢いで増加し続ける人口がある。またシリアやイラクから新たに流入した難民の数は300万人に上る。生

ウクライナ最低賃金、来年は120%引き上げ

ウクライナ政府は10月27日、最低賃金を来年1月1日付で月額3,200フリブナ(約113ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。現行の1,450フリブナから120%以上の増加となる。同国では国内総生産(GDP)が今後、拡

インフレ率が2年来の水準まで回復、10月0.8%に

ドイツ連邦統計局が10月28日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.8%増(速報値)となり、2年ぶりの高い伸びを記録した。最大の物価押し下げ要因となっているエネルギーの下落幅が1.4%まで縮小したことが大きい。物価

輸入物価の下げ幅5カ月連続で縮小、9月1.8%に

ドイツ連邦統計局が10月26日発表した9月の輸入物価指数は前年同月を1.8%下回ったものの、下落幅は5カ月連続で低下した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きく、直近のピークである4月(6.6%)に比べると輸入

消費者景況感、7カ月ぶりの低水準に

市場調査大手のGfKが10月26日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は9.7となり、7カ月来の低水準を記録した。10月の確定値(10.0)からは0.3ポイントの低下。インフレ率が上昇基調にあることが響いた。

EU・カナダが包括貿易協定に調印、来年初めに暫定発効へ

EUとカナダは30日、ブリュッセルで包括的経済貿易協定(CETA)に調印した。当初は27日に首脳会議を開いて調印する予定だったが、ベルギー政府が協定に反対する地方政府を説得できずに延期を余儀なくされ、3日遅れの調印となっ

7~9月の英成長率、前期比0.5%

英政府統計局が27日発表した2016年7~9月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.5%増となり、15四半期連続でプラス成長となった。伸び率は前期の0.7%から鈍化したものの、市場予想の0.3%を上回った。前年同期

10月のユーロ圏景況感、10カ月ぶり高水準

欧州委員会が28日発表したユーロ圏の10月の景況感指数(ESI、標準値100)は106.3となり、前月の104.9から1.4ポイント上昇した。景況感の改善は2カ月連続。昨年12月以来10カ月ぶりの高水準となった。 ESI

来年は1.2%に成長鈍化、世界経済低迷と石油価格底打ちで

独商工会議所連合会(DIHK)は20日発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、ドイツの国内総生産(GDP)成長率が来年は実質1.2%となり、今年の1.9%から鈍化するとの予測を明らかにした。世界経済の低迷を受けて

企業景況感2年半ぶりの高水準に

Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月比1.0ポイント増の110.5となり、2年半ぶりの高水準に達した。改善は2カ月連続。今後6カ月の事業の見通しを示す期待指数が特に大き

生産者物価の下げ幅1.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き落ち込んだものの、下げ幅は前月の同1.6%から0.2ポイント縮小した。物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーの下落幅が

9月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が14日発表した9月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(3万2,653台、前年同月比19.8%増)が最も多く、チェコ(1万9,946台、10.5%増)、ルーマニア(9,3

チェコ自動車生産台数、1-9月は7.3%増

チェコ自動車工業会(SAP)が19日発表した2016年1-9月期の自動車生産台数は前年同期比7.3%増の99万6,376台で、同期の実績としては過去最高を更新した。国内の需要が伸びたほか、西欧への輸出が好調で増産となった

チェコ鉱工業生産、8月は13.1%増

チェコ統計局が先ごろ発表した8月の鉱工業生産高は前年同月比で13.1%増加した。同業生産高の増加は2カ月ぶり。前月は14.1%減少していた。前月比(季節調整済み)では12.1%の増加。新規受注高も前年同月比で18.7%増

スロバキア、最低賃金7.4%引き上げ

スロバキアのフィツォ首相は17日、法定最低賃金を来年1月から月額435ユーロに引き上げる法令に署名した。今年の405ユーロから7.4%の賃上げとなる。 フィツォ首相は国営TASR通信に対して、最低賃金を19~20年には5

ブルガリア、9月のインフレ率マイナス0.6%

ブルガリア国家統計局(NSI)が先ごろ発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.6%となり、下げ幅は前月のマイナス0.3%から拡大した。インフレ率のマイナスは8カ月連続。 最も価格が下がったのは運輸

トルコの7月失業率、10.7%に悪化

トルコ統計局(TUIK)が17日発表した7月の失業率は10.7%となり、前年同月から0.9ポイント悪化した。季節調整値では11.2%で前月から0.2ポイント上昇した。 15~24歳の若年失業率は前年同月比で1.5ポイント

欧州中銀が量的緩和延長へ、12月の理事会で判断

欧州中央銀行(ECB)は20日にフランクフルトで開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。一方、ドラギ総裁は量的金融緩和について、12月の理事会で延長の是非を判断する方針を示し、期限となっている2017年3月以

9月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.4%

EU統計局ユーロスタットが17日発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.4%で、14年10月以来約2年ぶりの高水準となった。前月は0.2%だった。(表参照) 価格変

ユーロ圏貿易黒字、8月は184億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した8月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は184億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の112億ユーロから拡大した。輸出が前年同月比8%増の1,603億ユ

ユーロ圏建設業生産高、8月は0.9%増

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の8月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.9%増となり、3カ月連続で伸びた。ただ、上げ幅は前月の4.1%から大きく縮小した。(表参照) 分野別では建築が0

苦境にあえぐ露自動車メーカー、積極策も

ロシアの自動車産業の苦境が続いている。同国の欧州ビジネス協議会(AEB)によると、乗用車と小型商用車の今年の販売台数は前年比10.3%減の144万台に減少する見通しだ。今年上半期の販売台数は前年同期に比べ14.1%減の6

ポーランドの基礎インフレ率、9月もマイナス0.4%

ポーランド中央銀行が12日発表した9月の基礎インフレ率(価格変動が激しい食品・燃料を除いたインフレ率)は前年同月比マイナス0.4%で、前月と同水準だった。 中銀はインフレ動向の把握で、基礎インフレ率を注視している。今年に

ハンガリー鉱工業生産、8月は3.5%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が12日発表した8月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で3.5%増加した。同業生産高の増加は3カ月ぶり。輸送機器や薬品・医薬化学品の拡大が追い風となった。前月は4.7%減少

ハンガリー、9月のインフレ率0.6%

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.6%となり、前月のマイナス0.1%からプラスに転じた。インフレ率の上昇は5カ月ぶり。市場は0.7%のプラスを予想していた。 品

チェコ、9月のインフレ率0.5%

チェコ統計局(CSU)が10日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.5%の上昇にとどまり、上げ幅は市場予測の0.6%を下回った。インフレ率の低下は3カ月ぶり。 品目別でみると、アルコール・たばこが4.4

スロバキア鉱工業生産、8月は17.5%増加

スロバキア統計局が11日発表した8月の鉱工業生産高(速報値、稼働日調整済み)は前年同月比で17.5%増加した。同業生産高の増加は2カ月ぶり。前月は14.3%減少していた。 製造業が18.9%と大幅に拡大したほか、鉱山・採

外資・国外政府からの企業防衛を政財界が検討

国内企業を国外の企業・政府から防衛するための検討がドイツの政財界で行われているもようだ。保護主義など経済エゴイズムの潮流が世界的に強まり、ドイツの有力企業が巨額の制裁金を科されて経営危機に陥ったり、互恵主義に反した“不当

9月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.2%に

ドイツ連邦統計局は13日、9月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.7%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

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