医療品

ノバルティス―がん免疫治療薬「キムリア」を欧州でも製造へ―

患者から取り出したT細胞の遺伝子を操作し、がん細胞を認識・攻撃するようにした製品だ。

同社は需給のひっ迫を緩和するためにシュタイン工場内にキムリアの製造施設を開設した。

市場では同薬の売上高が10億ドルを突破すると予想されているものの、今年1~9月の実績は1億8,200万ドルにとどまった。

「50年のカーボンニュートラルは可能」=化学業界団体、19年生産高は-7.5%に

VCIは当初、19年の業界生産高が前年比で1.5%増加すると予想していた。

製薬は2%増加する。

VCIは今回、独業界が排出する二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの量が1990年からこれまでに半減したことを明らかにしたうえで、温室効果ガスの排出量を差し引きでゼロにする「カーボンニュートラル」を50年までに実現することは可能だとの調査結果も明らかにした。

シュターダ―ウクライナ企業から事業買収―

製薬大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は2日、ウクライナ同業のバイオファーマから処方薬・一般医薬品事業を取得することで合意したと発表した。

シュターダは東欧事業を強化しており、11月にもチェコ同業ヴァルマルクの買収と、武田薬品からのロシア・独立国家共同体(CIS)諸国事業の部分買収を明らかにしていた。

バイオファーマとの取引金額は明らかにしていない。

独製薬大手シュターダ、ウクライナ企業から事業買収

製薬大手の独シュターダは2日、ウクライナ同業のバイオファーマから処方薬・一般医薬品事業を取得することで合意したと発表した。シュターダは東欧事業を強化しており、11月にもチェコ同業ヴァルマルクの買収と、武田薬品からのロシア

ノバルティス、米バイオ企業を97億ドルで買収

スイス製薬大手のノバルティスは11月24日、米国のバイオ医薬品会社メディシンズ・カンパニーを買収することで合意したと発表した。

心血管系疾患治療薬事業を強化する狙い。

その後は心血管系疾患分野でこの穴を埋める治療薬がなく、苦戦してきた。

メルク―肺がん治療薬が日本で希少病薬に指定―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は20日、非小細胞肺癌(NSCLC)の治療薬として開発中の低分子MET阻害剤テポチニブ塩酸塩水和物が厚生労働省から「MET遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌」を対象とした「希少疾病用医薬品」に指定されたと発表した。

METは肝細胞増殖因子(HGF)と結びつくことで、細胞の増殖や運動性を増加させるシグナルを活性化させ、腫瘍の形成や悪性化に関連すると考えられている。

テポチニブ塩酸塩水和物は肝細胞増殖因子依存性および非依存性のMET活性を低ナノモルの濃度で阻害する能力を持つ。

被用者用「口座」設置で化学労使が合意、独自の介護保険も導入へ

被用者1人1人に「将来口座」という企業負担の貯蓄口座を付与したうえで、被用者が自由に使えるようにすることと、公的介護保険を補完する「追加介護保険」を企業の負担で導入することが最大の柱。

化学業界の労使は昨年9月に協定を締結した際、勤務時間を被用者のニーズに合わせて柔軟化するよう求める労組側の要求を、今年の交渉で協議し具体化していくことを取り決めた。

具体的には◇被用者が獲得する必要のある技能などを判定するためのソフトウエアを会員企業に提供する◇連邦雇用庁(BA)の協力を受けて化学・製薬業界に特化した研修・職業教育のコンサルティングサービスを行う◇今後に重要性が高まるスキルおよび必要性の低下するスキルを具体的に示す見取り図「フューチャー・スキルズ・マップ」を労使が共同作成する――予定だ。

ノバルティス―米バイオ企業を97億ドルで買収―

スイス製薬大手ノバルティス(バーゼル)は24日、米国のバイオ医薬品会社メディシンズ・カンパニーを買収することで合意したと発表した。

心血管系疾患治療薬事業を強化する狙い。

その後は心血管系疾患分野でこの穴を埋める治療薬がなく、苦戦してきた。

英GSK、ハンガリーのワクチン工場の拡張完了

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)はこのほど、ハンガリー・ブダペスト近郊ゲデレーにあるワクチン工場の拡張を完了した。

従業員数は300人に倍増した。

GSKは2001年にハンガリーに進出し、14年からは同国政府と戦略提携を結んでいる。

メルクの肺がん治療薬、日本で希少病薬に指定

独製薬大手のメルクは20日、非小細胞肺癌(NSCLC)の治療薬として開発中の低分子MET阻害剤テポチニブ塩酸塩水和物が日本の厚生労働省から「MET遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌」を対象とした「希少疾病用医薬品」に指定されたと発表した。

METは肝細胞増殖因子(HGF)と結びつくことで、細胞の増殖や運動性を増加させるシグナルを活性化させ、腫瘍の形成や悪性化に関連すると考えられている。

テポチニブ塩酸塩水和物は肝細胞増殖因子依存性および非依存性のMET活性を低ナノモルの濃度で阻害する能力を持つ。

鉱工業の有形固定資産投資、昨年は7.5%増加

ドイツ連邦統計局が15日発表した国内鉱工業の有形固定資産投資額は昨年684億3,400万ユーロとなり、前年比で7.5%増加した。

同投資額が最も大きかったのは自動車・自動車部品で、166億4,000万ユーロに上った。

2位は機械(82億7,000万ユーロ)、3位は化学(54億7,500万ユーロ)、4位は金属製品(47億5,900万ユーロ)。

院内感染の死者は最大2万人

病院内での感染が原因で死亡する患者の数はドイツで年に推定1万~2万人に上ることが、ロベルト・コッホ研究所(RKI)の調査で分かった。

院内感染者の数は年40万~60万人に上る。

ただ、人口10万人当たりの院内感染者数は年500~650人で、EU平均の450~500人を上回っている。

米メルクのエボラワクチン、欧州委が販売承認

エボラウイルスは血液や体液を介して感染し、進行すると皮膚から出血して致死率は90%に上ることもある。

Erveboは西アフリカで1万1,000人以上が死亡した2014年の流行時に開発された注射型のワクチンで、効果は99%に上るとされる。

欧州委員会のアンドリュカイティス委員(保健衛生・食の安全担当)は声明で「5年前に西アフリカでエボラ出血熱が流行して以来、できるだけ早く有効なワクチンを開発することが国際社会にとって最優先課題だった。Erveboの販売承認は多くの命を救う上で大きな一歩になる」と強調した。

ノバルティス、アスペンの日本事業を買収

スイス製薬大手ノバルティスは11日、南アフリカ同業アスペン・ファーマケアの日本事業を買収することで合意したと発表した。

買収額は最大4億ユーロ。

合意した条件に沿って、最大1億ユーロを追加で支払う。

化学・製薬業界の売上、第3四半期は2.4%減少

独化学工業会(VCI)が15日発表した独化学・製薬業界の第3四半期(7~9月)の売上高は営業日数・季節要因調整後の実質で前期比2.4%減の454億ユーロとなり、これまでに引き続き落ち込んだ。

ベンゼンは695ユーロで、0.5%上昇した。

生産高で前年比6%減、出荷価格で同1%の上昇、売上高で5%減の約1,930億ユーロを見込む。

独医薬品大手シュターダ、武田のロシア事業を部分買収

独医薬品大手のシュターダは5日、武田薬品からロシア・独立国家共同体(CIS)諸国における一部の医薬品事業を買収したと発表した。

対象事業に関連する約500人のスタッフはシュターダに移る。

両社はまた、対象製品を武田が引き続き製造してシュターダに供給することでも合意した。

シュターダ―武田のロシア事業を部分買収―

独医薬品大手のシュターダ(バート・フィルベル)は5日、武田薬品からロシア・独立国家共同体(CIS)諸国における一部の医薬品事業を買収すると発表した。

対象事業にかかわる約500人のスタッフがシュターダに移籍する。

両社はまた、対象製品を武田が引き続き製造してシュターダに供給することでも合意した。

独医薬品大手シュターダ、武田のロシア事業を部分買収

独医薬品大手のシュターダは5日、武田薬品からロシア・独立国家共同体(CIS)諸国の一部の医薬品事業を買収したと発表した。一般用医薬品と医療用医薬品の計20種類が対象となる。取引額はシュターダにとって過去最高の6億6,00

シュターダ―チェコ同業を買収―

独医薬品大手のシュターダ(バート・フィルベル)は4日、投資会社ミッド・ヨーロッパ・パートナーズ(MEP)から、チェコに本拠を置く同業ヴァルマルク(Walmark)を買収すると発表した。

シュターダのヴァーグナー欧州事業部長は買収に当たり、東欧以外の地域におけるヴァルマルク製品の営業を活発化させる方針を明らかにした。

シュターダは、2017年に投資会社の米ベイン・キャピタルと英シンベンに買収された際、事業・企業買収の実施を予告していた。

欧州後発医薬品大手ゼンティバ、米同業から中東欧事業を買収

欧州後発医薬品大手のゼンティバ(チェコ)は25日、米同業のアルボジェンから同社の中東欧事業を買収する契約に調印したと発表した。

ゼンティバのハガー社長は「弊社は中東欧における地位を強化しつつ、新市場参入・製品レンジの拡大を進める戦略を掲げており、今回の買収はこれを前進させるもの」と話した。

また、ゼンティバに籍を移すアルボジェンの従業員1,000人を歓迎する立場を明確にし、「質の高い医薬品を手の届く価格で提供するという使命の実現に力を合わせて取り組めば、弊社をさらに強くすることができる」と期待感を示した。

英製薬大手GSK、2つのワクチン事業を売却

製薬大手の英グラクソ・スミスクライン(GSK)は21日、2つのワクチン事業をデンマークのバイオ製薬会社ババリアン・ノルディックに売却すると発表した。

両ワクチンの今後の販売実績によって最大4億9,500万ユーロ、棚卸資産の売却で1億5,900万ユーロが上乗せされる。

本体は医療用医薬品とワクチンに集中している。

メルク―中国でスタートアップ掘り起こしへ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は18日、スタートアップ企業を支援するためのファンドを中国に設立した。

資金規模1億人民元(1,300万ユーロ)のファンドを設立した。

ヘルスケア、ライフサイエンス、機能材料分野のスタートアップ企業に資金を提供する。

ザルトリウス

医薬品製造機器や実験室用機器の有力企業である独ザルトリウスは21日、米医療機器大手ダナハーからライフサイエンス事業の一部を現金およそ7億5,000万ドルで取得することで合意したと発表した。

市場が急成長するバイオ分析、生体処理工学分野でポートフォリオを拡充する狙い。

取引の成立は、ダナハーによるゼネラル・エレクトリック(GE)のバイオ医薬品向け機器事業買収計画が当局から承認されることを前提としている。

ロシュ、ハンガリーに安全性管理センター開設

スイス製薬大手のロシュは17日、ハンガリー・ブダペスト近郊のブダエルシュの拠点で「欧州医薬品安全性管理センター(PV HUB)」を開設したと発表した。

ロシュは1984年にブダエルシュに研究開発センターを設置した。

2006年にはブダペストにサービスセンター及びITセンターを開設している。

バイエル

ライフサイエンス大手の独バイエルは16日、動物薬子会社バイエル・アニマルヘルスがスペインのスタートアップ企業VLPbioとグローバルな研究・開発で合意したと発表した。

VLPbioの技術を活用して次世代の免疫薬を開発する。

ロシュ、ハンガリーに安全性管理センター開設

スイス製薬大手のロシュは17日、ハンガリー・ブダペスト近郊のブダエルシュにある拠点に「欧州医薬品安全性管理センター(PV HUB)」を開設したと発表した。

ロシュは1984年にブダエルシュに研究開発センターを設置した。

2006年にはブダペストにサービスセンター及びITセンターを開設している。

バイエル―オープンイノベーション拠点を英に開設―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は10日、社外の知識や技術を積極的に取り込むオープンイノベーション型の事業拠点「ライフハブUK」をロンドン近郊のレディングに開設したと発表した。

ライフハブUKでは差し当たり、臨床分野のAIで有力な技術を持つ英スタートアップ企業センサイン・ヘルスと共同で造影ソリューションを開発する。

社外のほか、各ライフハブ間の連携も重視する。

ビオンテック―ナスダックでIPO―

新株を1株15ドルで公開し、1億5,000万ドルを調達した。

同社はこれまでも積極的に資金を調達しており、7月には既存と新規の投資家から事業資金3億2,500万ドルを獲得。

IPO前に調達した資金の累積額は約13億ドルに達していた。

仏製薬大手サノフィ、ブダペストにサービスセンター設置

仏製薬大手サノフィがハンガリーのブダペスト拠点にサービスセンターを設置する。

政府広報によると、同センターでは経理や人事などのバックオフィス業務が7か国語で実施される予定。

同社は2013年以来、ハンガリー政府の戦略パートナーとなっており、国内で2,000人を雇用している。

バイエル理研と創薬分野で共創契約

バイエルと理研鼎業は創薬基盤技術や治療手段の創出、理研の研究からもたらされる疾患メカニズムに関する知見を活用した新規病態メカニズムの解明、革新的な創薬標的の探索に取り組む。

具体的には◇研究会議を開催して理研の研究者による研究実績紹介とそれをベースとする議論を行う◇経営者間でも会議を持ち、中長期の観点から研究構想と社会実装について意見交換を行う◇これらの会議を通して、共同研究の実施など具体的な連携検討に進んだ場合、理研鼎業は推進役としてさらに必要な調整を行う――方針だ。

理研鼎業は産学連携に関する業務を担う理研の外部法人として9月5日に設立された。

バイエル―独従業員4500人削減―

競争力強化に向けて昨秋に打ち出した組織再編に伴い国内従業員2万人強のうち4,500人を削減するとともに、国内拠点に投資を実施する。

同社は昨年11月、収益力の向上に向けて世界の従業員11万8,200人のうち約1万2,000人を削減することを明らかにした。

ドイツの人員削減で最大の対象となるのは管理部門で、約3,000人を整理する。

ノバルティス、ペニシリン生産をスロベニアからオーストリアに移管

スイスの製薬大手ノバルティスがスロベニアでのペニシリン生産を停止する。

ノバルティスは当初、スロベニアでペニシリンの生産を拡大する予定だったが、プレバリェ工場を同社のグローバル事業の中核拠点として整備する方針に伴い変更された。

ノバルティスはスロベニア子会社のレクを通じて経口タイプのペニシリンを生産してきた。

スイス製薬大手ロシュ、ハンガリーに安全性管理センター設置

スイス製薬大手のロシュがハンガリー・ブダペスト近郊のブダエルシュ工場に医薬品の安全性管理センターを設置する。

ハンガリー投資促進庁(HIPA)が先ごろ明らかにしたもので、バルカン諸国を含む欧州29カ国を対象とする「欧州医薬品安全性管理センター(PV HUB)」を設置し、製品の安全性管理を行う。

ロシュは1984年にブダエルシュに研究開発センターを設置した。

バイエル―理研と創薬分野で共創契約―

バイエルと理研鼎業は創薬基盤技術や治療手段の創出、理研の研究からもたらされる疾患メカニズムに関する知見を活用した新規病態メカニズムの解明、および革新的な創薬標的の探索に取り組む。

具体的には◇研究会議を開催して理研の研究者による研究実績紹介とそれをベースとする議論を行う◇経営者間でも会議を持ち、中長期の観点から研究構想と社会実装について意見交換を行う◇これらの会議を通して、共同研究の実施など具体的な連携検討に進んだ場合、理研鼎業は推進役としてさらに必要な調整を行う――意向だ。

理研鼎業は産学連携に関する業務を担う理研の外部法人として9月5日に設立された。

Bayer:バイエル、独従業員4500人削減

競争力強化に向けて昨秋に打ち出した組織再編に伴い、国内従業員2万人強のうち4,500人を削減するとともに、国内拠点に投資を実施する。

同社は昨年11月、収益力の向上に向けて世界の従業員11万8,200人のうち約1万2,000人を削減する意向を表明した。

ドイツの人員削減で最大の対象となるのは管理部門で、約3,000人を整理する。

Novartis:ノバルティス、ペニシリン生産をスロベニアからオーストリアに移管

スイスの製薬大手ノバルティスがスロベニアでのペニシリン生産を停止する。

ノバルティスは当初、スロベニアでペニシリンの生産を拡大する予定だったが、プレバリェ工場を同社のグローバル事業の中核拠点として整備する方針に伴い変更された。

ノバルティスはスロベニア子会社のレクを通じて経口タイプのペニシリンを生産してきた。

JLR:英JLRが3Dプリントで作業用グローブ製作、筋骨格系障害の予防目的

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は9月24日、工場労働者の負傷防止に3Dプリントの作業用グローブを作製したと発表した。

筋肉疲労を軽減するため格子構造の軽量設計とし、8時間の勤務シフトを通して快適に装着できるようにしている。

JLRでは同グローブが必要とされる職場全てで早期に導入する方針だ。

EVOTEC:エボテック、武田薬品と開発提携

バイオ医薬品開発の有力企業である独エボテックは24日、武田薬品工業と戦略開発提携すると発表した。

両社はすでにアルツハイマー治療薬の開発で協力しており、協力を拡大することになる。

少なくとも5件の新薬開発プログラムを実施する。

Evotec:エボテック―武田薬品と開発協業―

バイオ医薬品開発の有力企業である独エボテック(ハンブルク)は24日、武田薬品工業と戦略開発協業すると発表した。

両社はすでにアルツハイマー治療薬の開発で協力しており、協働を拡大することになる。

少なくとも5件の新薬開発プログラムを実施する。

Huvepharma:ブルガリア医薬品メーカーのビオヴェト、新工場開設

16日の政府広報によると、投資額は1億5,000万ユーロ。

新工場では200人を雇用し、医薬品のほか飼料添加物、酵素、プロバイオティクスなどを生産する。

ビオヴェトの2018年の売上高は2億8,550万レフ(1億4,600万ユーロ)で前年から16.2%増加、純利益も2,890万レフ(1,480万ユーロ)となり25.7%増加している。

Bayer:バイエル―デジタル健康ソリューションのIDSに出資―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は17日、デジタル健康ソリューション分野で定評のある米インフォームド・データ・システムズ(IDS)と協業・ライセンス契約を締結したと発表した。

IDSは糖尿病患者向けのセルフケア・プラットホーム「ワン・ドロップ」を開発・運営する企業。

バイエルはワン・ドロップを糖尿病以外の様々な慢性疾患の患者も利用できるプラットホームへと発展させるための資金を提供する。

CastPrint:医療用3Dプリントサービス ラトビア

骨折患者向けに3Dプリントによるギプスの成形サービスを提供している。

3Dスキャナーで怪我の箇所をスキャンし、その画像をもとに3Dプリンターで出力するため、個々の患者にフィットしたギプスの成形が可能になる。

同社を紹介した米経済誌『フォーブズ』によると、医療用3Dプリントは急成長している産業で、市場規模は2024年までに約12億ドルに拡大する見込み。

Nanolek:露ナノレク、GSKとワクチン製造で戦略提携

第1段階として国内西部キーロフ州のオリチにあるナノレクの工場にGSKの風疹ワクチン製造技術を移転し、2021年から製造を開始する。

ナノレクはGSKのワクチンが国内全域に供給できるようになることを目指すとともに、中期的にGSKの他のワクチンもロシアで生産することを視野に入れている。

蘭ビルトホーフェン・バイオロジカルズと不活化ポリオワクチン(iPV)で、仏サノフィ・パスツールと5種混合ワクチンですでに製造提携している。

Lundbeck:デンマーク製薬大手ルンドベック、米アルダーを買収

デンマーク製薬大手のルンドベックは16日、米同業アルダー・バイオファーマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。

アルダーは偏頭痛に有効とされるモノクローナル抗体「エプチネズマブ」を開発中で、2月に米食品医薬品局(FDA)に認可を申請した。

製品群を拡充するため、アルダー買収を決めた。

Bayer:バイエル、デジタル健康ソリューションのIDSに出資

製薬大手の独バイエルは17日、デジタル健康ソリューション分野で定評のある米インフォームド・データ・システムズ(IDS)と提携・ライセンス契約を締結したと発表した。

IDSは糖尿病患者向けのセルフケア・プラットホーム「ワン・ドロップ」を開発・運営する企業。

バイエルはワン・ドロップを糖尿病以外の様々な慢性疾患の患者も利用できるプラットホームに発展させるための資金を提供する。

Nanolek:露ナノレク、GSKとワクチン製造で戦略提携

第1段階として国内西部キーロフ州のオリチにあるナノレクの工場にGSKの風疹ワクチン製造技術を移転し、2021年から製造を開始する。

ナノレクはGSKのワクチンが国内全域に供給できるようになることを目指すとともに、中期的にGSKの他のワクチンもロシアで生産することを視野に入れている。

オランダのビルトホーフェン・バイオロジカルズと不活化ポリオワクチン(iPV)で、仏サノフィ・パスツールと5種混合ワクチンですでに製造提携している。

「合意なき離脱」で医薬品の不足や食品高騰の恐れ、英政府が文書公表

英政府は11日、英国が合意のないまま欧州連合(EU)を離脱した場合の影響をまとめた文書を公表した。

文書には8月2日時点の分析であることが明記されており、ジョンソン政権が発足した直後に作成されたとみられる。

「合意なき離脱」の準備を担当するゴーブ国務相は「最悪のシナリオ」を想定したものだと強調しているが、ジョンソン首相はこれまで「適切な対策を講じれば国民への負担は最小限で済む」と説明していただけに、同氏の強硬離脱姿勢に対する批判が今後さらに高まりそうだ。

Fresenius:フレゼニウス―輸血用品事業の売却を取り止め―

総合医療大手のフレゼニウス(バート・ホンブルク)が輸血用品事業の売却に向けた手続きを停止した。

競合が仮に買い取っても事業の部分転売が避けられず手間がかかることから、フレゼニウスが希望する価格での売却合意が実現しなかったもようだ。

同社は投資会社にも接触したが、売却合意には至らなかった。

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