ハイデルベルクセメント、世界初の炭素中立工場を開設
独建材大手のハイデルベルクセメントは2日、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル(炭素中立)のセメント工場を建設する計画を発表した。炭素中立のセメント工場は世界初。ドミニク・フォンアハテン社長は「炭素中 […]
独建材大手のハイデルベルクセメントは2日、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル(炭素中立)のセメント工場を建設する計画を発表した。炭素中立のセメント工場は世界初。ドミニク・フォンアハテン社長は「炭素中 […]
スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは5月26日、トルスランダ本社工場が製造工程における「気候中立」(温室効果ガス排出量を実質ゼロ)を実現したと発表した。2018年にシェブデにあるエンジン工場が達成したのに続き2例目とな
英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は5月26日、グーグル「ストリートビュー」の撮影機能を搭載した電気自動車(EV)「Iペース」がアイルランドのダブリン市における大気汚染調査事業に参加すると発表した。車載セ
日本と欧州連合(EU)は5月27日、テレビ会議方式で定期首脳会議を開き、中国による東シナ海などでの一方的な現状変更の試みに強く反対していくことを確認した。双方は台湾海峡の平和と安定が重要との認識で一致。さらに海洋進出を強
オランダ・ハーグの地方裁判所は5月26日、英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルの温室効果ガス削減に向けた取り組みが不十分だとして、同社に対して2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を19年比で45%削減する
ポーランドのサウレ・テクノロジー(Saule Technologies)はこのほど、次世代太陽電池として注目されるペロブスカイト太陽電池セルの商業生産を世界で初めて開始したと発表した。同電池は製造コストが小さくて発電効率
米配車サービス2位のリフトがウクライナの首都キエフに研究開発(R&D)拠点を設ける。同国の高い技術力を活かして、オンライン地図の改善・ナビゲーション精度の向上を目指す。社内技術者20人を配置するのに加え、新たに
ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、同国西部のゴジュフ・ヴィエルコポルスキの交通局から電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」を8台受注したと発表した。受注額は2,500万ズロチ(560万ユーロ)。契約には充電設
トルコのコチ・グループと米フォードの合弁会社フォード・オトサンはこのほど、2050年をめどにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)を達成する目標を明らかにした。フォードグループの戦略に沿うもので
三菱電機は5月27日、トルコ西部マニサの空調機工場を拡張すると発表した。同国と欧州における需要増に対応するもので、ルームエアコンの増産と、ヒートポンプ式暖房・給湯器「Air To Water」の新規生産を行う。投資額は1
ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相兼エネルギー相は5月25日、サウジアラビア政府に対して、水素生産での提携を提案した。同じ資源国として、在来型資源と並び、再生可能エネルギーの開発でも協力できる可能性が高いとみている。
ドイツ政府は5月28日、水素経済実現に向けたプロジェクト計62件を支援することを決めた。欧州連合(EU)の「欧州の共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」の枠組みで州とともに総額83億ユーロの補助金を交付する。
ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは5月24日、二酸化炭素(CO2)を排出しないグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)に資本参加すると発表した。H2GSに出資する乗用車メーカーは同社が初
三井化学は1日、独同業BASFと日本国内でのケミカルリサイクルの推進に向けた協業の検討を開始したと発表した。バリューチェーン横断的な連携を通じて、廃プラスチックのケミカルリサイクルを事業化する考え。共同ビジネスモデルを含
ドイツとノルウェーを結ぶ高圧送電線「ノルトリンク」の開通式が5月27日、行われた。両国は同送電線を通して余剰電力を融通し合い、電力の供給と価格を安定させる考え。独メルケル首相は電力の需給調整で重要な役割を果たす原子力と石
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5月25日発表した1~4月の電動車(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCV)の乗用車新車登録台数は19万3,695台となり、前年同期を188.2%上回った。乗用
EUは25日の首脳会議で、域内で2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも55%削減する目標を達成するための対策について協議したが、各国の排出削減目標を設定する方法についての合意を見送った。EUは50年
日本とEUは27日、テレビ会議方式で定期首脳会議を開き、中国による東シナ海などでの一方的な現状変更の試みに強く反対していくことを確認した。双方は台湾海峡の平和と安定が重要との認識で一致。さらに海洋進出を強引に進める中国を
オランダ・ハーグの地方裁判所は26日、英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルの温室効果ガス削減に向けた取り組みが不十分だとして、同社に対して2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を19年比で45%削減するよう
ドイツとノルウェーを結ぶ高圧送電線「ノルトリンク」の開通式が27日に行われた。両国は同送電線を通して余剰電力を融通し合い、電力の供給と価格を安定させる。独メルケル首相は電力の需給調整で重要な役割を果たす原子力と石炭火力発
三菱電機は27日、トルコ西部マニサの空調機工場を拡張すると発表した。同国と欧州諸国での需要増に対応するもので、ルームエアコンを増産するほか、ヒートポンプ式暖房・給湯器「Air To Water(ATW)」の生産を開始する
独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は18日、コペンハーゲン市に完全電気駆動のごみ収集車「スカニア25L」を15台供給すると発表した。清掃委託事業者であるアマー・リソース・センター(ARC
仏自動車部品大手のフォルシアは18日、中国上海汽車(SAIC)から商用車向けの水素タンクの大型受注を獲得し、2021年の水素モビリティ関連分野の累計売上高が2億5,000万ユーロを超えたと発表した。同社は水素関連事業で年
ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは20日、水素燃料電池トラックを欧州で普及させるためにエネルギー大手のシェルと協業すると発表した。燃料の水素を補給するためのインフラを整備。運送会社などが燃料電池トラックを安心
ドイツの人口に占めるベジタリアンの割合が昨年の5%から今年は10%に倍増したことが、連邦食糧・農業省の委託で世論調査会社フォルサが実施した消費者アンケートで分かった。同国では食肉・肉製品の消費減少と、大豆などの植物を原料
ポーランド政府は18日、同国南東部のジェシュフを拠点に水素ハブを形成するための基本計画書に調印した。今後10年をかけて同市を中心に「ポトカルパチェ水素バレー」を立ち上げ、水素戦略の中核拠点として整備する。 同国のモラビエ
トルコが7月3日以降、プラスチック廃棄物の輸入を大幅に制限する。欧州連合(EU)のごみが国内で違法投棄されている事実が明らかになったためで、昨年の輸入量の74%が禁止対象となる計算だ。 国際的な環境保護団体グリーンピース
米国のアントニー・ブリンケン国務長官は19日、ロシア産天然ガスをドイツに直接、輸送する2本目のパイプラインを敷設中の事業会社ノルドストリーム2 AGと同社のマティアス・ヴァルニヒ最高経営責任者(CEO)への制裁発動を見送
中道右派の与党キリスト教社会同盟(CSU)のマルクス・ゼーダー党首はフンケ・メディアグループのインタビューで、9月の連邦議会選挙で緑の党が第一党となり首相を出す場合、CSUと姉妹政党のキリスト教民主同盟(CDU)は下野す
ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比5.2%増となり、2011年8月以来およそ10年来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は5カ月連続。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた。 エネルギー
化学大手のBASFは21日、エネルギー大手のRWEから再生可能エネルギー電力の供給を受けることで基本合意したと発表した。BASFは生産の脱炭素化に取り組んでおり、化石燃料を再生エネなどに置き換えていく考えだ。同社のマルテ
独RWEは20日、再生可能エネルギー子会社RWEリニューアブルズが英送電大手ナショナル・グリッドと米北西部の洋上風力発電プロジェクトを共同展開することで合意したと発表した。コンソーシアムを結成し、まずはニューヨーク州が実
独自動車大手ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは20日、温室効果ガス排出ゼロに向けた戦略を発表した。2025年までに研究開発資金の大半を電気自動車(EV)、水素燃料電池車(FCV)に開発に投じ、30年までに新車
英中央銀行のイングランド銀行は21日、金融緩和策の一環として実施している社債の買い入れに際し、対象となる企業の気候変動リスクを考慮する方針を打ち出した。イングランド銀は物価安定目標の達成に加え、温室効果ガス排出量の「実質
米国のブリンケン国務長官は19日、ロシア産天然ガスを海底パイプラインでドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム2」の敷設を手がける事業会社と同社の最高経営責任者(CEO)への制裁発動を見送ることを明らかにした。敷設
仏自動車大手PSAの独子会社オペルは12日、小型バン「コンボライフ」の電動(EV)モデル「コンボeライフ」の予約受付を開始したと発表した。新モデルは全長4.4メートルまたは4.75メートルの2タイプがあり、どちらも5シー
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは12日、スペインのマドリード近郊にあるサンタ・クルス・デ・ラ・サルサで新たなタイヤ試験センター「HakkaRing」を稼働させた。既存の2カ所の試験施設と相互に連携し、製品開発サ
欧州議会環境委員会は10日、欧州連合(EU)の包括的な環境政策「欧州グリーンディール」の柱となる「欧州気候法(案)」を承認した。6月に欧州議会本会議で正式に採択される見通し。その後、閣僚理事会の承認を経て、2050年まで
ドイツの自動車業界が匿名かつ安全にデータを交換するプラットホームの構築に乗り出した。参加企業はコストや労力を削減できるだけでなく、部品不足の危機や二酸化炭素(CO2)排出削減などの課題に対応しやすくなり、国際競争で有利な
ポーランドのバス製造大手ソラリスは10日、スペインのバルセロナ交通局(TMB)からハイブリッド(HV)バス「ウルビーノ12」30台を受注したと発表した。年内の納入を予定する。 「ウルビーノ12」のHVモデルは欧州連合(E
オーストリア建材大手ライアーがハンガリー工場の拡張を計画している。同国のシーヤールト外務貿易相が11日明らかにした。投資額65億フォリント(1,820万ユーロ)のうち6億5,600万フォリントを政府の助成で賄う。今年8月
欧州議会環境委員会は10日、欧州連合(EU)の包括的な環境政策「欧州グリーンディール」の柱となる「欧州気候法(案)」を承認した。6月に欧州議会本会議で正式に採択される見通し。その後、閣僚理事会の承認を経て、2050年まで
セルビア政府が今夏までに水素戦略案をまとめ、実現に向けた協議を開始する方針だ。新エネルギー開発戦略の柱の一つとして水素を位置付けるもので、草案によると、再生エネルギーを利用し、2025年までに10メガワット(MW)、30
ドイツ政府は12日の閣議で気候保護法(KSG)改正案を了承した。現行法を違憲とする連邦憲法裁判所の判断と、欧州連合(EU)の温室効果ガス排出削減目標引き上げを踏まえたもので、カーボンニュートラル(炭素中立)実現の時期を前
ドイツの連邦政府と州政府はこのほど、グリーン水素ベースのPtL航空機燃料を実用化するためのロードマップを航空、石油、プラントエンジニアリング業界団体と取り決めた。温室効果ガスの排出削減を図るとともに、PtL燃料生産技術分
荏原製作所は13日、海外グループ会社EBARAプレシジョン・マシナリー・ヨーロッパ(EPME)がドイツ東部のドレスデンにドライ真空ポンプのオーバーホール工場を建設し、4月に稼働を開始したと発表した。EPMEにとって2番目
欧州議会環境委員会は10日、EUの包括的な環境政策「欧州グリーンディール」の柱となる「欧州気候法(案)」を承認した。6月に欧州議会本会議で正式に採択される見通し。その後、閣僚理事会の承認を経て、2050年までにEU域内の
ドイツ政府は12日の閣議で、気候保護法(KSG)改正案を承認した。現行法を違憲とする連邦憲法裁判所の判断と、EUの温室効果ガス排出削減目標引き上げを踏まえたもので、カーボンニュートラル(気候中立)実現の時期を前倒しするほ
オーストリア建材大手ライアーがハンガリー工場の拡張を計画している。同国のシーヤールト外務貿易相が11日明らかにした。投資額65億フォリント(1,820万ユーロ)のうち6億5,600万フォリントを政府の助成で賄う。今年8月
欧米自動車大手のステランティスは3日、伊高級生地メーカーのエルメネジルド・ゼニアと提携し、同社のフリート車両を環境に配慮した「グリーンカー」に刷新する事業を支援すると発表した。2025年までにゼニアが保有する200台以上