環境

ポーランドで地熱プロジェクトが始動、暖房に活用

●探鉱井の掘削深度は1,600メートル、作業期間は3カ月を予定 ●政府は国内15自治体に対し地熱資源探査費用を助成 ポーランドの首都ワルシャワの約20キロ東方に位置するヴォウォミン郡で地熱プロジェクトが動き出している。地 […]

スペイラ―精錬事業から撤退、電力価格の高騰で―

アルミニウム大手の独スペイラ(ノルスク・ハイドロの元アルミ圧延品部門)は9日、デュッセルドルフ西部のノイスにある「ラインヴェルク工場」の精錬事業を全面停止すると発表した。電力価格の高止まりで採算が取れないためで、今後はア

フォルクスワーゲン―北米の電池工場を優先的に建設か―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が車載電池セル工場の建設計画で欧州よりも北米を優先するとの観測が浮上している。英『フィナンシャル・タイムズ』は8日、VWは米国でインフラ抑制法(IRA)に基づき最大100億ユーロの

シーメンス・エナジー―イラクで発電所メンテナンスを受注―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーがイラクの発電所のメンテンナンスなどを同国エネルギー省から受注した。アンナレーナ・ベアボック独外相の同国訪問に合わせて7日、契約の調印が行われた。受注額は明らかにされていない。

独社がモーリタニアでグリーン水素プロジェクト、欧州に輸出

エネルギー分野のプロジェクト開発を手がける独コンユンクタは9日、同社が参加する国際コンソーシアムがモーリタニアにグリーン水素プラントを設置することで同国政府と基本合意したと発表した。モーリタニアはグリーン水素製造の有力国

独アルミ大手が精錬事業から撤退、電力価格の高騰で

アルミニウム大手の独スペイラ(ノルスク・ハイドロの元アルミ圧延品部門)は9日、デュッセルドルフ西部のノイスにある「ラインヴェルク工場」の精錬事業を全面停止すると発表した。電力価格の高止まりで採算が取れないためで、今後はア

エシティ、量産ベースの水素製紙に成功

スウェーデンのパーソナルケア用品大手エシティは9日、製造工程で二酸化炭素(CO2)を一切、排出せずに製紙を行うことに成功したと発表した。再生可能エネルギー電力に加え、グリーン水素を投入することで実現した。製紙に水素を投入

ガソリン車の販売禁止法案 ドイツの反対で採決延期

欧州連合(EU)議長国スウェーデンは3日、2035年までに域内でガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁止する法案をめぐり、7日に予定していた採決を延期すると発表した。自国に大手自動車メーカーを抱えるドイツが現行案の

印タタ、欧州の鉄鋼加工4社に低炭素鋼を供給

インド鉄鋼大手のタタ製鉄は2月28日、鉄鋼加工メーカーの独ヴッパーマン、ビルシュタイン、EMWスタールサービス、および西アラニアの4社に、二酸化炭素(CO2)の排出を抑えた低炭素鋼を供給する契約を結んだと発表した。タタの

EU公認環境債の規則、加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会はこのほど、EUの基準を満たした環境債「欧州グリーンボンド(EUGB)」の発行に関する規則案で合意した。それぞれが合意案を持ち帰り、承認した上で発効する。グリーンボンドに関する基準を設ける

ドイツ銀行―炭鉱・石炭発電向け融資基準を厳格化―

ドイツ銀行は2日、主に発電に用いる一般炭を採掘ないし使用する企業への融資ガイドラインを改めると発表した。融資のハードルを高め、石炭事業の縮小・廃止へと誘導する狙いだ。5月から新ガイドラインを適用する。 2016年に導入し

トルコ、中国産EVの輸入関税を引き上げ

●関税率を40ポイント引き上げ、実質販売価格を引き上げる狙い ●トルコでは今月、初の国産EVが発売予定 トルコは3日、中国から輸入されるバッテリー型電動車(BEV)の関税率を40ポイント引き上げた。トルコ初の国産EVが近

BASF―中独に香料工場を新設―

化学大手の独BASFは7日、中国とドイツに香料工場を新設すると発表した。世界需要の拡大を受けた措置で、広東省湛江の統合生産施設にシトラール工場、本社所在地ルートヴィヒスハーフェンの統合生産施設にメンソールとリナロールの工

中国メーカー、ウズベキスタン自動車市場に相次いで進出

●中国ブランドは国産製品より高価なのにも関わらず需要が堅調 ●吉利汽車、長安汽車、東風汽車などが続々とEVを投入 国有企業ウズオート(UzAuto)が独占してきたウズベキスタン自動車市場に、中国国有の奇瑞汽車(チェリー)

BEVとPHVの保有台数が大幅増加

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した2023年1月1日時点の国内乗用車保有台数(登録残数)は4,876万3,036台となり、前年同日を0.5%上回った。内燃機関車は減少したものの、電気自動車(BEV)とプラグインハイ

ガソリン車の販売禁止法案 独の反対で採決延期

欧州連合(EU)議長国スウェーデンは3日、2035年までに域内でガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁止する法案をめぐり、7日に予定していた採決を延期すると発表した。自国に大手自動車メーカーを抱えるドイツが現行案の

EU公認環境債で加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会はこのほど、EUの基準を満たした環境債「欧州グリーンボンド(EUGB)」の発行に関する規則案で合意した。それぞれが合意案を持ち帰り、承認した上で発効する。グリーンボンドに関する基準を設ける

メルセデスベンツ―電池リサイクルのパイロット施設を建設―

乗用車大手の独メルセデスベンツは3日、西南ドイツのクッペンハイム工場内で使用済みの車載リチウムイオン電池をリサイクルするパイロット施設の定礎式を行った。廃電池から電池材料を取り出すノウハウを集めたうえで、中長期的にリサイ

ガソリン車の販売禁止法案 ドイツの反対で採決延期

●35年以降は内燃エンジン車に加え、HVやPHVも販売できなくなる ●ドイツの他イタリア、ポーランドも支持しない意向 欧州連合(EU)議長国スウェーデンは3日、2035年までに域内でガソリン車など内燃機関車の新車販売を事

ティッセンクルップ―水素製鉄プラントをSMSに発注―

独複合企業ティッセンクルップは1日、鉄鋼子会社ティッセンクルップ・スチールが水素製鉄プラントを独設備大手SMSグループに発注したと発表した。炭素中立実現に向けた同社初の水素製鉄プロジェクトに投入する。 デュースブルク工場

セルビア、低公害車の購入補助金を倍額に

●予算総額は250万ユーロ、申請受け付けは10月31日まで ●交付額は乗用車やトラックで2,500~5,000ユーロ セルビア政府は今年、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など低公害車の購入補助金を昨

ガソリン車の販売禁止法案 ドイツの反対で採決延期

EU議長国スウェーデンは3日、2035年までに域内でガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁止する法案をめぐり、7日に予定していた採決を延期すると発表した。自国に大手自動車メーカーを抱えるドイツが現行案のままでは支持

EU公認環境債の規則、加盟国と欧州議会が合意

EU加盟国と欧州議会はこのほど、EUの基準を満たした環境債「欧州グリーンボンド(EUGB)」の発行に関する規則案で合意した。それぞれが合意案を持ち帰り、承認した上で発効する。グリーンボンドに関する基準を設けるのは世界初と

北海の送電線を相互連結、電力の安定供給や効率利用に向け

ドイツ連邦経済・気候省は2月27日、北海の洋上風力発電パークと陸地を結ぶ送電線を相互に連結するプロジェクト案を公表した。欧州の電力供給の安定性を高めるほか、送電線の利用効率を高め、電力料金の低下や温室効果ガスの排出削減に

ドイツ銀行、炭鉱・石炭発電向け融資基準を厳格化

ドイツ銀行は2日、主に発電に用いる一般炭を採掘または使用する企業に対する融資のガイドラインを改めると発表した。融資のハードルを高め、石炭事業の縮小・廃止へと誘導する狙いだ。5月から新ガイドラインを適用する。 2016年に

BASF―日揮と共同開発のCO2回収技術をINPEXに提供―

化学大手の独BASFは2月28日、同社が日揮グローバルと共同開発した二酸化炭素(CO2)回収技術「ハイパクト(HiPACT)」をINPEXの「ブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験」に提供すると発表した。同実証試験

シェフラー―米に工場建設へ、インフレ抑制法を活用し―

軸受大手の独シェフラーは米国に工場を建設する意向だ。同国で施行されたインフレ抑制法(IRA)はシェフラーの自動車、産業向け事業に大きなメリットをもたらすため。クラウス・ローゼンフェルト社長は日曜版『ヴェルト』紙のインタビ

フェント―燃料電池トラクターを初公開―

独農業機械大手フェントは2月27日に同国南部のシュトラウビングで開催された地元バイエルン州政府のイベント(水素サミット)で燃料電池トラクターのプロトタイプ第1号を初公開した。同トラクターは独北部ニーダーザクセン州ハーレン

英新興企業、チェコで重力地下蓄電施設を建設

●重力蓄電は揚水発電と同じ原理で、位置エネルギーを応用する ●専門家らは同技術の普及には大きな進歩が必要と指摘 重力を利用して電力を地下に貯蔵する特許技術を持つ英国の新興企業グラヴィトリシティ(Gravitricity)

EV充電ソリューション開発 Lektri.co(ルーマニア)

太陽光発電を活用した電気自動車(EV)の充電ソリューションを提供する。家庭用ソーラーパネルと、ワイヤレスV2G(ビークル・トゥ・グリッド)による双方向充電機能を備えたEVとを組み合わせることで、太陽エネルギーによる充電だ

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