2月生産者物価6.4%上昇
ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年2月の生産者物価指数は前年同月比で6.4%上昇し、08年10月以来の大きな上げ幅となった。エネルギーが最大の物価押し上げ要因で、エネルギーを除いたコアの上昇率は4.5%だった。生 […]
ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年2月の生産者物価指数は前年同月比で6.4%上昇し、08年10月以来の大きな上げ幅となった。エネルギーが最大の物価押し上げ要因で、エネルギーを除いたコアの上昇率は4.5%だった。生 […]
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は21日、ロシア主導の天然ガスパイプライン計画「サウス・ストリーム」に参加することで基本合意した。露国営ガス会社Gazpromとの協力関係を強化。南東欧のガス販売事業を加速
建物内エネルギー効率フォーラム(VdZ)が15日発表した暖房設備に関するアンケート調査で、過去2年に古い暖房設備を全面ないし部分的に入れ替えた家主は5人に1人に過ぎないことが分かった。家主の9割は暖房の改修で省エネ・省コ
ロシア石油最大手、ロスネフチとの提携計画をめぐり、英BPへの風当たりが強まっている。ロシア合弁事業TNK-BPで提携する投資家グループAARが、合弁契約に抵触するとして同計画に真っ向から反対しているためだ。12日のTNK
独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハルと露ガスプロムは10日、西シベリアのガス田で新たな鉱区を開発することで基本合意した。両社はすでに同地域のユジノ・ルスコエガス田とウレンゴイガス田の採掘で提携しており、今
ロシアの独立系ガス最大手ノバテクは先ごろ、仏石油大手トタルと資本・業務協定を発表した。北部ヤマル半島でのガス田開発や液化天然ガス(LNG)の輸出に向け、トタルの技術や資金を導入するのが狙い。ヤマルでの生産が本格化すれば、
プーチン首相は9日、欧州向け天然ガスを液化天然ガス(LNG)に変えてタンカーで輸送することを視野に入れ、黒海沿岸での液化工場建設が可能かどうかを調査し、1週間以内に結果報告するようシュマトコ・エネルギー相に依頼した。露英
福島原発の放射能漏れ事故はドイツにも大きな衝撃をもたらしている。与党3党は14日、昨秋の法改正で実現した原発の稼働延長を3カ月間、凍結することで合意した。凍結期間中は国内の全原発(17基)の安全性を徹底検証。ビブリスAな
BASFのエネルギー子会社Wintershall(カッセル)と露Gazpromは10日、シベリアのガス田で新たな鉱区を開発することで基本合意した。両社はすでにシベリアのユジノ・ルスコエガス田とウレンゴイガス田の採掘で提携
エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)が同業Vattenfall(スウェーデン)のフィンランド事業買収に意欲を示している。Eonの現地子会社社長が10日、フィンランド国営放送(YLE)に対し明らかにした。「Vatt
エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)が9日発表した2010年決算の最終利益は58億ユーロとなり、前年から30%減少した。南欧事業を中心に26億ユーロの減損処理を行ったほか、天然ガス調達価格の高止まりが響いた。前年
天然ガスパイプラインを運営するポーランド国営のガス・システム(Gaz-System)は9日、パイプライン拡張と液化天然ガス(LNG)基地建設からなる大型プロジェクトの資金調達について、大手5銀行と合意した。蘭ING、スウ
欧州連合(EU)とドイツ政府の環境・エネルギー戦略を受けて1月に導入されたバイオエタノール混合ガソリン「E10」の販売が著しく低迷している。ドライバーの大多数がエンジン故障を恐れて給油を見合わせているためだ。政府は事態の
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は7日、海底油田・ガス開発分野の特殊部品メーカー2社をノルウェーのSubsea Technologyグループから買収すると発表した。海底資源の開発が急速に拡大していることに対応。自
ドイツ機械工業連盟(VDMA)の産業バルブ部会は3日、2011年の業界売上高が前年比で4%増加するとの予測を発表した。昨年の同9%に比べると成長率は鈍るものの、化学、石油化学、石油・ガス採掘向けを中心に業績拡大が続くとし
中東・北アフリカの政情不安に対するロシアの立場は複雑だ。原油価格の高騰で経済がうるおうのは確かだが、同じ理由で、政府が標榜する資源依存経済からの脱却が遅れる可能性があるためだ。メドベージェフ大統領が原油高騰を新経済発展の
英BPのロシア合弁会社でロシア石油業界第3位のTNK-BPが2010年決算で過去最高の業績を達成した。売上高は前年比28%増の447億米ドル、純利益は同17%増の58億米ドル。原油価格の上昇を追い風に、2010年は「創業
ロシア国営ガス企業ガスプロムはこのほど、英石油大手ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)のロシア合弁会社TNK-BPから東シベリア(イルクーツク州)のコビクタ・ガス田を取得した。買収額は223億ルーブル(7億7,700万米
天然ガス世界最大手のガスプロムが主導するバルト海ガスパイプライン計画「ノルド・ストリーム」がさらに一歩前進した。2本目のパイプライン敷設費用として、24銀行で構成するコンソーシアムから25億ユーロの融資を確保した。このパ
仏石油大手トタルは2日、ロシアの独立系ガス最大手ノバテクと資本・業務提携することで合意したと発表した。中東や北アフリカの騒乱が広がりエネルギー供給への不安が高まる中、豊富な鉱物資源を有するロシアで資源開発を加速させ、エネ
独エネルギー水道産業連合会(BDEW)が2月21日発表した統計によると、2010年の国内総発電量に占めるエコ電力の割合は17%となり前年から1ポイント増大した。発電源の内訳は風力が6.2%、バイオマスが4.7%、水力が3
ドイツ製紙事業者連盟(VDP)が2月23日の年次記者会見で発表した2010年の業界生産・出荷高は2,320万トンとなり、前年から10%増加した。輸出が好調だったほか、国内販売も増加。経済危機前の08年の水準を上回った。売
ドイツ連邦統計局が2月28日発表した2010年の鉄道貨物輸送量は3億5,57万トンとなり、前年から14.0%増加した。過去最高(3億7,130万トン)となった2008年に比べると4.2%少ないものの、金融・経済危機に伴う
英石油大手ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)のロシア合弁会社TNK-BPは、ポーランド2位の石油会社グルーパ・ロトスの経営権取得を狙っている。2月21日付けのロシア日刊紙『ベドモスチ』が、TNK-BPとポーランド政府の
ルーマニアの石油最大手ペトロムが2月24日発表した2010年決算は、売上高が前年比16%増の186億レウ、純利益は163%増の約22億レウの大幅増収増益となった。2009年に続き景気後退に陥ったルーマニアでは燃料の需要が
天然ガス世界最大手のガスプロムが、米国市場での事業拡大に意欲的だ。米国子会社ガスプロム・マーケティング・アンド・トレーディングのハッテンバーガー社長が先ごろロイター通信に明らかにしたところによると、今年は液化天然ガス(L
ドイツ連邦統計局が2月28日発表した2011年1月の輸入物価指数は前年同月比で11.8%上昇した。上げ幅は前月の12.0%をやや下回ったものの、3カ月連続で10%を突破。今後、川下の生産物価や消費者物価を押し上げていくこ
ドイツ連邦統計局が2月25日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比の上げ幅が2.0%(速報値)となり、前月(2.0%=修正値=)と同水準を記録した。これまで同様、灯油と自動車燃料、電力が物価を強く押し上げた格好。欧州連
英石油大手のBPは21日、インドの石油化学最大手リライアンス・インダストリーが国内に保有する油田・ガス田のうち23鉱区の権益30%を72億ドルで取得すると発表した。さらにBPはリライアンスと組み、インドでの油田開発を拡大
ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は21日、リビア情勢の悪化を受け、同社の現地子会社Polish Oil and Gas Company Libya(POGC)の従業員約30人を同国から退避させたと発表した。PG
ポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトス(Grupa Lotos)が15日発表した2010年10-12月期決算は、売上高が前年同期比43%増の57億4,000万ズロチ、営業利益は同3倍の2億2,970万ズロチに拡大
チェコの電力最大手CEZが計画しているテメリン原子力発電所の新たな原子炉2基の完成は、当初予定から5年遅れの2025年になる見通しだ。同拡張工事の入札希望者に送付される入札文書の情報をもとに現地メディアが報じた。一方、C
仏石油大手トタルがロシアのオフショア鉱区開発に参加することを狙っている。ロシア子会社のPierre Nerguararian代表によると、トタルは現在、露石油最大手ロスネフチと北極圏バレンツ海および黒海の石油資源開発を共
米石油大手のエクソンモービルが、ウクライナ国営エネルギー企業のナフトガスと提携し、同国におけるシェールガス探索に乗り出す。ナフトガスの18日発表によると、炭坑メタンガス(CMM)の利用でも協力を予定している。 \ ウクラ
ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年1月の生産者物価指数は前年同月比の上げ幅が5.7%となり、前月の同5.3%から0.4ポイント拡大した。上昇率は2008年10月以来の高さ。エネルギーが9.3%上昇し全体を強く押し
二酸化炭素(CO2)を原料に樹脂を合成するパイロット施設が17日、レバークーゼンの化学工業団地(CHEMPARK)で稼働を開始した。化学大手バイエル、アーヘン工科大(RWTH)などの産学チームが開発したもので、地球温暖化
英蘭系国際石油資本のロイヤル・ダッチ・シェルは、ロシア・サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」を拡大する見返りとして、アジア太平洋地域の資産をロシアの政府系天然ガス企業ガスプロムに譲渡する方針だ。米通信社ブルー
天然ガス世界最大手のガスプロムは12日、今年の欧州向けガス価格が15%強上昇する見通しを明らかにした。景気回復で需要が増加する傾向にあるためだ。一方、長期供給契約を結ぶ欧州顧客数社については、要望に応えて販売価格を引き下
ドイツ連邦統計局が11日発表した2011年1月の卸売物価指数(2005年=100)は前年同月比9.4%増の117.3となり、リーマンショック前の08年7月に記録した過去最高を更新した。景気回復を背景に金融経済危機後の落ち
エタノールを10%混合したガソリン(E10)の販売が今年から始まったドイツで、消費者の間に混乱が広がっているようだ。独ガソリン販売最大手Aralのシュテファン・ブローク社長は10日の記者会見で「多くのドライバーがマイカー
ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)とロシアの天然ガス大手ガスプロムは、天然ガス発電所の共同プロジェクトに関する協議を近く開始する。ポーランド経済紙『Parkiet』が8日報じた。 \ PGNiGのラドスワフ・ドゥ
ポーランドの石油最大手PKNオルレンが10日発表した2010年10-12月期の純利益が5億4,100万ズロチ(1億8,900万米ドル)となり、前年同期から79%増加した。原油高を背景にした製品価格の上昇や精製マージンの改
ハンガリーの石油・ガス大手MOLが14日発表した2010年10-12月期連結決算は、純利益が330億フォリントとなり、前年同期から79%増加した。営業利益は前年同期比18%増の629億フォリント。原油販売価格の上昇に加え
油田掘削大手の英エンスコは7日、米同業プライド・インターナショナルを買収することで合意したと発表した。買収総額は73億ドル。これによりエンスコは海洋掘削でスイスのトランスオーシャンに次ぐ世界2位となる。 \ エンスコは北
ロシア最大の石油会社、ロスネフチが4日発表した2010年10-12月期の純利益は前年同期比79%増の30億5,600万米ドルに急増した。原油価格の上昇が追い風となった。売上高は19%増の173億8,400万ドル、営業利益
英石油メジャーのBPは、1月中旬に発表したロシア石油最大手ロスネフチとの株式交換取引を延期する。ロシア合弁会社TNK BPで提携する現地株主Alfa-Access-Renova(AAR)による同取引の差し止め請求に対し、
国営ロシア鉄道(RZD)は、日本や韓国の企業と共同でモンゴル南東部のタバントルゴイ炭田開発の国際入札に関する事前提案書を提出した。同社の広報担当者が2日、米ダウジョーンズ通信とのインタビューで明らかにした。 \ タバント
ロシアの新興実業家ゲンナジー・ティムチェンコ氏はこのほど、同国バレンツ海沿いのムルマンスク商港を2億5,000万ドルで買収することで、同港を運営する民間投資家グループと合意した。7日付け『モスクワ・タイムズ』紙によると、
ウズベキスタンのカリモフ大統領の8日の来日を控えた7日、両国政府はウランやレアメタルなどの資源開発で協力することで合意し、海江田経済産業相とサイドヴァ対外経済関係投資貿易相が覚書に署名した。 \ 経済産業省所管の独立行政
2010年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は67億9,000万ドルで、前年同期の19億6,000万ドルから急増。原油高に加え、6%増産、製油部門の黒字転換により大幅増益を達成した。売上高は24%増の1,000億ド